00:02

「まん中ぐんま元気情報」この時間は、ぐんま県伊勢崎行政県税事務所の提供でお送りします。
「まん中ぐんま元気情報」この時間は、ぐんま県の情報をお伝えします。
本日は、伊勢崎市出身、上州和牛や野菜などを生産する農家の4代目。「かがやきいちご園」の齋藤大輝さんにお越しいただいております。よろしくお願いいたします。

よろしくお願いします。

はい、よろしくお願いいたします。それでは早速ですが、まずは私の方から「かがやきいちご園」さんをちょっとご紹介させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

はい、お願いします。

改めて齋藤大輝さん、伊勢崎市出身、これ間違いないでしょうか。

はい、伊勢崎市出身です。

はい、(伊勢崎市)赤堀生まれということでよろしいですか。

はい。

上州和牛や野菜などを生産する農家の4代目として現在存在しているということで。

そうですね、私はもう「いちご」一本に。

いちご一本と。
はい、わかりました。で、その後大学卒業後、アイスメーカーに就職。農家からちょっと離れたということですね。
そのお子さんが生まれるのを機に農家に行きまして、そしてイチゴに興味を持ち、いちご農家で1年半修行。そして家庭菜園で育てた10本の苗が今や2万本以上。

はい。

2万本、すごい数ですよね。

そうですね、増えるに増えたなと。

はい、最初10本からのスタートですもんね。

はい。

はい、そして香林町にいてこだわり抜いた「いちご」を5棟のハウスで生産する「かがやきいちご園」をオープンいたしました。
そして昨年1月には第40回群馬県イチゴ品協会にて金賞。そして今年は産直通販サイトにて全国のおいしいイチゴの中から「総合大賞」を受賞いたしました。
いやもうそんなね、すごい農家さんでもあります「かがやききいちご園」の斎藤大輝さんに改めてお話を伺いしたいと思います。
まずはこの「かがやきいちご園」さん、ご紹介お願いできますでしょうか。

はい、「かがやきいちご園」なんですけれども、今年が創業2年目のイチゴ観光の園になります。

2年目。

はい、「ご自宅用のイチゴ」から「ご贈答用のイチゴ」まで「イチゴの直売」をはじめですね、「イチゴ狩り」もやっておりまして、あとスムージーなどの加工品の販売もしております。
「高品質のイチゴを作る」っていうのをモットーにしているいちご園ですので、伊勢崎の名所になっていけるように頑張るぞと今意気込んでいるようないちご園ですね。

はい、ちなみになんですがこの産直通販サイトにてこの間総合大賞を受賞ということなんですけれども、やっぱり反響とかありましたか。
03:06

反響がすごくありましたね。
今までネット販売もやってはいたんですけど、1日2,3件とか3,4件、それでもよく来ている方だなと思いながらやったんですけど、やっぱり総合大賞を取ったときに一気に100件。

注文が?

注文が来るっていうのが続いて、急いで受注上限構えまして、注文受けられる数をちょっと減らしながらですね。
でもネット販売だけじゃなくて、実際店舗に足を運んでくださるお客様も。

もちろんいますよね、ファンの方がいらっしゃいますもんね。

それも一気に増えたなっていうところもあって。

なんかもうすごいやっぱり反響が大きかったということなんですね。

そうですね。

分かりました。そんなかやきいちご園さんなんですが、このイチゴに興味を持ったというところですよね。
初めてまだ2年目ということなんですが、そのきっかけ、なぜイチゴを始めようと思ったのか。

きっかけなんですけれども、最初今の7歳の長男がいるんですけれども、当時長男が2歳だった頃に一番好きな食べ物はイチゴっていうぐらい。
イチゴが好きだったので。
私も農家なので、息子がイチゴ好きならば、新鮮で完熟の一番おいしい状態のイチゴを息子に食べさせてあげたいと。

なるほど。

っていうふうに思って、ホームセンターでイチゴの苗を10本買ってきて。

それって「やよいひめ」じゃないですよね?ホームセンターで売ってるやつ。

「とちおとめ」の苗ですね。
10本買ってきて家庭産園に植えたっていうのが始まりですね。

改めて2年で苗を一気に増やしたわけでもありますけれども、そもそも「やよいひめ」やりたいなって思った他のきっかけとかもあるんですか。

そうですね。「やよいひめ」じゃなかったらいちご農家にはなってなかったんじゃないかなっていうのも思ってまして。
やっぱり県外の他の品種のイチゴを食べたとき、もちろんありますけど。「やよいひめ」を初めて口にしたときに「こんなにおいしいイチゴ」ってあるのっていうふうに思ったのもきっかけとしてはありまして。

斎藤さん自身もやっぱり「こんなおいしいイチゴないな」って思った時があったってことですね。

そうですね。「やよいひめ」って本当においしいイチゴだと思ってるので。
濃厚な甘みとまろやかな酸味とコクもあって、こんなイチゴを自分で作れたら息子も喜ぶだろうなっていうふうになるほど。

そこからもう今は「完全なるいちご園」さんになっているような状況ではございますもんね。

そうですね。人生どうなっていくかわかんないですね。
そしてこの「かがやきいちご園」という名前なんですが、これ名前の由来っていうのはあるんでしょうか。
06:03

私が名前は斎藤大輝って言うんですけれども、大きく輝くって書いて大輝と言うんですけど、
その輝くのところから取って「かがやきいちご園」と付けまして、実は当園のロゴのマークなんですけれども、
星型みたいな形にはなってるんですけど、こちら実は星型ではなくて大輝の大の字。

そうなんですか。今声だけしか聞いてらっしゃらない方はわかんないと思うんですけど、
実は五角形みたいな感じでね。

そうですね。

星型みたいな感じにイチゴが5つ並んでるんですよね。円形にね。
それで「星みたいだね」っていう風に思ってたんですけど、あれはじゃあ大輝さんの「大」と。

そうですね。それも含めて大輝がやってるいちご園みたいなところも踏まえて。

ちなみにこれ名前考えたのはあれですか。ご結婚なさってると思うんですけど、奥様とか息子さんとかなんかそういうんでみんなで案出して。

そうですね。妻とも話したり、母や父や家族で何という名前にしようかなって話してて、
家族で話してる中で「かがやきいちご園」なんていいんじゃないかなっていう。
案を出したのは母だった気がしますね。

じゃあお母さんがいらっしゃらなかったら。

そうですね。だから父に私の名前つけてもらって、母にいちご園の名前つけてもらったみたいなところはあるかもしれませんね。

いやもうね、いちご園の名前についてもつけてもらえたというようですね。

そうですね。

はい、わかりました。そしてですね、今や2万本以上のイチゴ苗を栽培していると思うんですけども、ご苦労や栽培のこだわりというのはあるんでしょうか。

はい。苦労っていうところで言うとなんですけど、いちご農家ってちょっと特殊で、
他の農家ですと、この時期は例えば茄子を栽培して、茄子が終わったら大根を栽培して、大根が終わったらトウモロコシを栽培してとか、

はいはい、いろんな種類栽培しますよね。

年間通して常に収入があるような形で作物回していくみたいな形態をとるんですけど、イチゴはですね、12月から5月は栽培期間になるんですけど、

これ販売時期も一緒ですか。

一緒ですね。

12月から5月は販売、収穫。

はい。だから半年は収入があると。
でも残りの半分はずっと苗を育てるんだけど。

じゃあずっと作業は全然普通にあるよと。

そうなんです。1年の半分は収入はないけど仕事はあるっていう。
で、イチゴのことをずっと考えているっていう1年になるので、それが楽しいところでもあるんですけど、

苗作りも非常に大事な仕事なので、なかなか気が抜けないというか、緊張感のある作物だなというふうに思うということですね。
09:03

NHKさんなんかでもインタビュー受けられたと思うんですけども「土の中の栄養素」それを毎日測ってらっしゃるとか。

そうですね。厳密に言うと土の中っていうよりも土から染み出てきた水、排液っていうんですけど、排出されてくる液。

それ集めてるんですか?

集めてるんです。集めて毎日確認するんですけど。
その土からどれぐらいの水が染み出てきてるかなっていうその量と、
あとその染み出てきた水の中の「肥料濃度ってどれぐらいあるんだろうな」っていうのを毎日測ってまして、
その「肥料の摂り具合」と「水の摂り具合」っていうのをチェックしながら、毎日体温計で熱測るみたいなものだと思うんですけど。

健康チェックだね。

健康チェックですね。

血圧測るみたいな感じにもなんか似てますけど。

そうですね。

それをいわゆるその排液っていうんですか、土から染み出た残りの液をチェックして健康チェックしてらっしゃると。

そうですね。

なんかもうね、そのお話聞くとすごいなんか「こだわり」ながら苺を生産されてるんだななんていうのを感じますね。

そうですね。本当愛情だけは賭けに賭けまくってるみたいな。

もうじゃあそしたら本当に一粒食べるのもなんかこう「愛がいっぱい詰まってるんだな」って思いながら食べてほしいですね。

「愛を食べてる」と思って。

そういうことですね。分かりました。
そしてですね「かがやきいちご園」さん。
そんな栽培の苦労もありつつ、高品質の苺を栽培されてると思うんですが、販売についてもすごく静寂的だななんて私思っております。
ちょっと簡単に紹介すると、まず有名イラストレーターの方にイラストを頼んだりとか。
また和風で高級感のある包装紙。他のないね。そんな包装紙を作ったりとか。
あとキッチンカーで苺のスムージーの提供されてると。
これはなぜ苺スムージーやろうと思ったんですか。

そうですね。やはりもともとアイスの会社に勤めてたっていう経験もありまして。

言ってらっしゃいましたね。

苺農園やるっていうのを決めた時から加工品は絶対やりたいと。

もう「作る気いたんだ」ということなんですね。

やっぱり今までの経験を生かした何かは作りたいみたいなのがあったので。
アイスの会社で培った経験というか、商品作りというか。
っていうのを生かして何かを作りたいって思った時についたのがスムージーだったんですけど。
アイスと当時いた会社でフラペチーノというかスムージーというかそれっぽい商品を作ってたので。
12:01

他のショップとか外食チェーンとか有名なお店とかのスムージーとかフラペチーノみたいなものの長所とか。
こういうポイントあったらいいよねみたいなのは色々勉強したりもしてたので。

もともと前職でですね。

前職の時はやっぱり商品化する時にコストこれぐらいの単価で商品を仕上げたいみたいなラインがあって。

条件がね。

その中でベストを作るみたいな感じだったんですけど。
イチゴ農園やったらやっぱりイチゴの部分はだいぶ融通効くところがあるので。
ここはなかなか食品メーカーとかでは実現できない理想の商品を作ろうと。

なるほど。じゃあ大輝さん自身でもうこれこそ本当の苺のスムージーだと。

そうですね。

思うような夢の一品を提供したいっていうのでもこの苺のスムージー作られたと。

そうですね。だから外食チェーンとか大手さんとかだと外国産のイチゴを使って。

そうですね。「やよいひめ」なかなか使うなんてね。

そうですね。

できないですよね。

はい。含有量のところも結構厳しかったりはしますけど。
うちはですね。「かがやきいちご園」の「やよいひめ」を40%使って濃厚な滑らかなスムージーを。

ほぼイチゴじゃないですか。40ってこと。

そうですね。40%っていうのがスムージーって考えたときにすごくおいしいバランスになるのかなって。

なるほど。

考えて作ったところはありますね。

じゃあ夢のスムージーを作ったと。

そうですね。イチゴの園じゃなきゃ作れない夢のスムージーになってるかなと思います。

はい。わかりました。ありがとうございます。今後どのようにしていきたいとか目標とかありますでしょうか。

はい。総合大賞を受賞したときなんですけど。

すごいですよね。お話聞くともう100件くらい毎日注文がいきなり増えちゃったみたいな。

そうですね。

そんな状況だったんですけど。

受賞の知らせもらったときはですね。ほんと飛び上がること嬉しくて。
でもパートさんたちは泣いて喜んでくれて。

嬉しいですね。

受賞したことも嬉しいんですけどパートさんたちがこんなに喜んでくれてるっていうのがすごく嬉しくて。

自分たちも一緒になって育てたやつが選ばれたっていう気持ちになってくださったってことですね。

大人になっていくとやっぱり何かで感動できるみたいな機会もだんだん減ってくると思うんですけど。

確かにそうですね。

この年になってこんなに仲間と一緒に感動を分かち合えるというか。
こんな一緒に盛り上がって喜べるみたいな機会も少ないので。
それがもうすごくいい経験させてもらったなと。
15:00

っていうのが一番にありまして。
あとはもう注文と実際に来てくれるお客さんの数がすごく増えたので。
これで流行りになって終わってしまわないようにこういう時こそ襟元を正して品質の良いイチゴをきれいに提供するんだと。
っていうのは心がけてやっていかなきゃいけないなっていうのは。
うちが赤堀なので近隣の方にしっかり愛してもらえるような地域に目指したいちご園っていうのをまずは目指していきたいんですけど。

もっと高品質なイチゴをずっと続けて送っていきたいなというところがあるってことですね。
まだまだしゃべり足りないんじゃないかなというところがありますけど。
最後一言言いたいことありますか。

イチゴの旬なんですけど。
イチゴの収穫自体は5月いっぱいまで続くんですけれども。
4月イチゴもまだまだ美味しくて収穫量もたくさんございますので。

5月までって言ってましたよね。

はい。
お彼岸も過ぎるとイチゴの需要のピークも過ぎていくので。
お客さんの行列の長さとかも減ってきたりはするのかなとは思っておりまして。

今そんなにすごい行列があって。

そうですね。ありがたいことに毎日行列でみたいな感じではあるんですけど。
お買い求めしやすい状況にはなってきていると思いますので。
これからもまだまだ美味しいイチゴ楽しんでいただけますので。
ぜひ「かがやきいちご園」までお越しいただければなと思います。

はい。分かりました。ありがとうございます。
というわけで本日は「かがやきいちご園」代表の斉藤大輝さんにお話をお伺いさせていただきました。
本日はありがとうございました。

ありがとうございました。