秋の訪れと気持ちの違い
2024年9月8日、日曜日。
今日の声日記です。
中東イラクのドホークからお届けしています。
今日は、職場の帰りに歩いて帰りながら収録しています。
まだ6時ぐらいですけれども、
こんなに涼しくなって歩いて帰れるぐらいなんて
感慨深いです。
夏の間はとてもではないですが、
まだ明るい時間に外を歩くなんていうことは考えられませんでしたが、
非常に空気も爽やかで雲もあって、とても秋らしい気持ちの良い天気です。
で、職場でこの間、1週間ぐらい前に
夏が終わるよね、秋になったよねっていう話を
地元の人たち、ローカルスタッフとしてたら
秋はみんな好きだっていうことで、そこが意見が共通したんですけれども、
私は夏が好きなので、秋になると秋はすごい良いけれども、
同時に少し悲しいというか寂しい気持ちになるんだよねって、
夏が終わっちゃうっていう焦りみたいな気持ちを
日本にいるときはすごい感じたし、
この気候になると、
イラクにいても同じようになんか物悲しい感じに感じるんだよねって話をしたら、
そのとき一緒にいた人たちは、えーみたいな感じで、
いやそんな夏なんて長くて暑いので、
夏が終わったら嬉しいけど、物悲しいなんてちょっとよくわからないみたいな感じだったんです。
そうなのか、やっぱり気候がだいぶ違うから、
そういう感覚も違うよねって思ってたんですけど、
今日別の人と全く同じ話をして、
最近の天気はすごい良いねっていう話をして、
この天気だけじゃなくて、ちょっとセンチメンタルな雰囲気もいいんだよねっていうことを言ったら、
今日の人はそうそう、それがいいよねって、
すごくこの秋の、あの少し物悲しい感じ、
なんかこの、なんていうんでしょうね、
こう空気に隙間がある感じ、
そして何か心が情緒が少し揺り動かされるような感じを感じていたようなので、
そうか結局夏が長かろうが、なんだろうが、
人によって情緒的な性格かどうかで、
この秋のセンチメンタルを感じるかどうかは人によるんだなということが分かりました。
だから安易に、イラクの人は秋のセンチメンタルが分からないなどというふうに判断しなくて良かったです。
ファラーフェルサンドイッチの魅力
今日何食べたんですけども、
今日は珍しくお昼ご飯を外に出て、
食堂みたいな安い軽食屋さん、
オフィスから徒歩5分ぐらいのところにある食堂で、
ファラーフェルサンドイッチを食べました。
ファラーフェルというのが、ひよこ豆のコロッケです。
ひよこ豆は説明しないけど、ひよこ豆を茹でて、
ひよこ豆はすごく中東で一般的な食べ物で、
このファラーフェル以外にもホンモスというとてもメジャーな料理、前菜があったり、
ひよこ豆はスープに入れたり、とても大切な豆なんですけども、
ファラーフェルサンドイッチというのもイラクだけではなくて、
シリア、レバノン、ヨルダンなど中東で非常にメジャーな食べ物です。
ひよこ豆を茹でて潰して、小さなコロッケ型、小さなハンバーグ型というのかな、
平べったい形にして揚げたもの。
それが2個ぐらい入っていて、さらに重要なのが揚げたナスとか、
パセリ、玉ねぎ、トマトなどのお野菜が入ったサンドイッチを食べました。
1個1000ディナール、100円です。安い。
それに飲み物もちょっと飲んでも、お昼ごはん150円。
これはですね、今までお昼に、特に夏は暑くてお昼に外出するのがとても嫌なので、
お昼ごはんを食べないで続けて働いて、夕方になったらタクシーで家に帰って、
すごくお腹が空いた状態で家に帰ってから食べていましたが、
この気候だとお昼の間外に出られるので、
これはお昼休みを必ずとって、お昼ごはんを外で食べることに習慣を変えたいと思います。
職場での仕事の様子
オフィスアワーは9時、5時で、一応昼休み1時間ということになっているんだけど、
私を含めほとんどの人がその昼休みは取らずに、一応続けて仕事をして、
早く帰れたら4時ごろ、昼休みを仕事の一番最後の時間に取るみたいな感じで、
9時から4時まで働くみたいな感じにしています。
ほとんど残業をする人はいませんので、日本で働いているときよりはずっと楽です。
ちょっと車の多い通りに出ちゃったなので、ちょっと1回止めます。
はい、住宅街の中の車の少ない通りに来ました。
声日記だから、今まだいろいろ調整中です。
紹介モードみたいに話し方になると、声日記っていう感じじゃないし、
自分のことを話すというよりは、誰かに何か物事を説明しなきゃっていう、
そういう感じになるので、何となくそれだとネタが途切れて、
どこかで続かなくなる気がするんですよね。
なのでもう少し日記モードに変えます。
昼ごはんを外で食べました。
仕事は9時から5時ぐらいで、私は普段昼ごはんを食べなくても、
9時、5時で続けて働いているので、もちろん軽くおやつとかを食べますが、
結局すごくお腹が空いて、タクシーで家に帰る。
朝と帰りのタクシー代、それぞれ3000ディナール、300円ずつ。
まあ安いですが、お昼ごはんがさっき言ったように今日、
飲み物込みで150円だったので、お昼を食べないでお腹が空いて、
タクシーで帰ることにお金を使うより、
お昼休みをしっかりとって、お昼ごはんを食べることにお金を使った方が良いような気がしてきました。
そして、ちょっと遅くまで働いたとしても、歩いて帰るのもより涼しくて、
そういうふうにしようかなというふうに、今日やってみて思いました。
今日は仕事は、ちょっとほどほどに忙しく、
監査の書類準備みたいなことがありまして、締め切りがある仕事だったので、
私以外にも少しだけ、30分だけ残業で残って、一緒にやってくれたりですね。
帰る前にそれを報告する、ヨーロッパの本部に報告するメールを一緒に考えて書いたりですね。
そういう、ちょっと誰かと一緒に仕事をするみたいなことがあまりないタイプの仕事なので、
普段はローカルスタッフもプロジェクトごとに担当者が決まっていて、黙々と仕事をして、
それで本部の担当者の人に報告をしたりはするんですけど、
横で連携することがそんなにはない職場なので、
今日は締め切りが迫っていたので、一緒に仕事をして、
ちょっと大変だけど、それは楽しかったです。
そういうふうに、みんなで何かをするみたいな機会ももう少しあると本当はいいですよね、と思っています。
で、日記としては、そんな感じかな、今日の話は以上です。
今から昨日も行ったセントラルカフェに向かっています。
ちょっとカフェでお茶をしてから帰ろうと思います。
こうやって歩くとか、職場の帰りにちょっと寄り道をするというのは、
日本で働いていたときはすごく必要としていましたね。
脳をクールダウンしなきゃならないので、
そういう時間がないと家に帰った後も仕事のことを考え続けちゃったり、
ということで、もうだいぶ前ですけど、
日本で働いている頃は夜9時とか10時まで働いて、
その後も少し一駅分歩いて帰ったりしていました。
なんとなくその感じを久しぶりに思い出したりもしつつ、
でも全然今日も30分残業したと言っても5時半なので、
そして明るいうちに歩いて帰っているので、
良かったなというのは、
あのまま日本でガーッと働いていないでそこを逃げ出す決断を、
もうちょっと前と言っても10年ぐらい前ですけれども、
その頃にして良かったなという風に感じております。
はい、では今日は以上です。
またお会いしましょう。ありがとうございました。