サマリー
もりっしぃさんの安否確認に感謝しつつ、イラク・ドホークからの近況を報告。イラン関連の未曾有の事態に強い懸念を抱き、報道によるストレスや、高戸名穂子さんとの連携で予測が現実となる中東情勢の悪化に心を痛めている。また、職場では本部と現場の断絶から生じる不満を抱え、それが世界の分断と戦争の構造に繋がると考察しつつも、ラマダンのイフタールで人々の喜びを観察することで気分転換を図ろうとしている。
冒頭と近況報告
こんにちは。3月5日、木曜日、17時23分、今日の声日記です。
はい、お久しぶりです。朝のライブ配信シリーズを連続でして終わったっきり、声日記が止まっておりました。
そうしたら、今日、もりっしぃさんが、とっても親切ですね、ありがとうございます。
大丈夫かなって心配してくださって、はい、もりっしぃさん、大丈夫です。
ただ、やっぱり元気ですとは言えないです。
イラク・ドホークの状況と懸念
イラクのドホークにおります。はい、ドホークというのは、まあ、なんというか、のどかな町で、はい、あれですね、空港のあるような町ではないですし、
イラクの中でも、クルド自治区というところにあるんですけれども、ずっと、ここ、20年ぐらいも治安が安定していて、
人道支援の人たちが拠点にするようなところですから、ここにオフィスや住居を置いて、ここからどこかに支援を届けに行くような場所なので、基本的にはドホークにいる限り、安心、安全という状況ではあるんですけれども、
はい、ちょっと今回起こっていることは、私は生まれてこの方、見たことがないレベルのことが起こっており、それゆえ、まあ、イランのことですね、はい、それゆえ、今回はかなり心配をしています。
報道とストレス
そして、報道を見たりする時間も長いですし、すると、やっぱりまずそれだけで結構ストレスですよね。
ニュースとかセキュリティ情報にいつも気を配っていて、それでピコーンって連絡が来たときに、また何かあったかな、そういうその注意の気の配り方が非常に良くないので、まあ、抑えてはいますね。
前回のシリアの同僚たちのいる場所が、はい、一時的に非常に不安定な状態になった1月の末に比べると、そんなにずっと心配しているという感じではないんです。
高遠菜穂子さんとの連携と中東情勢の悪化
しかし、やっぱり、なんかね、結構つらいのは、予測をして、私、今、高遠菜穂子さんって、イラク支援をイラク戦争の頃から長くやっていて、それで一緒に団体をしてるんですよね。
小さなNGOを、彼女が創設で、私も理事として入っていて、私の収入をもらっているNGOの仕事っていうのは、シリアの仕事だし、ヨーロッパの団体で、それではないんです。それとは別なんです。
ただ、お金は、仕事としては、そちらでヨーロッパのNGOでお仕事をして、フルタイムで働いて稼いで、理事というかプロボノというかという形で、高遠さんが創設した団体。
あとは、ポッドキャスターのプロデューサーとして関わっているということで、彼女は今、国外にいるんですよ。なので、毎日話します。
高遠菜穂子さんって聞いて、名前を聞いたことあるなって思う方はいらっしゃると思うんですけど、2005年ぐらいだったかな。
イラクで日本人が武装勢力に誘拐されて1週間ぐらい、人質になった事件の高遠菜穂子さんです。私は年齢が同じぐらいなので、こちらのドフォークで出会いまして、4年ぐらい前ですかね。
そしてお友達になって、猫友ですね。まずは猫ともになって、今は家もシェアハウスみたいにして、猫をごにゃんを共に助け合いながら育てるという日々でございます。
その菜穂子と、ある意味、武装の経験とかイラクの状況が、彼女も経験の中からいろいろ心配することがあって、こんなことになっちゃったらどうしよう、こうなったら嫌だねっていう話をするわけですよ。
こういう動きがあったってことは、次はこうなったらどうしますっていう話をすると、翌日ぐらいに何かそれが起こってしまうんですよね。悪いことですよ。
例えば、トルコ、中東のドバイとかドーハとかの空港やホテルが攻撃を受けたと、イランから米軍基地、アメリカに対するアメリカイスライルに対する報復攻撃として、
中東の空港や、中東の米軍施設や、中東の高級資本主義を象徴するような高級ホテルなどが、イランからの攻撃を受けていると。そこに関しては全く予想できなかったんですけど、前回6月も米軍基地まではありましたけどね。
空港やホテルを攻撃してくるなんて、そんな予測はしてませんでしたが、そういうことが起こって、まさかトルコには来ないだろうって。でも、中東でそこまで来て、トルコに来ないって言い切れますか?
というのはね、ちょっといろいろ帰国の心配をしてあげなきゃいけない人がいて、トルコまで行けば安心なんて言ってたので、それをちょっと説得して、トルコに出ても、中東だからトルコも、トルコに行ったから安心って言うんじゃないよっていう説得をしたときにね、そういう話をしたんです。
そしたらもうその翌日ですよ。トルコの米軍基地にミサイル発射されて、迎撃されたということで、実際には被害はあまりなかったようではありますが、トルコまでと、そんなことになったと。
そんなことはちょっと全然、今までイラクに住んでいても一回も起こったことがないし、想像もしたことがない。地域全体を巻き込んでっていう騒ぎになっており、もうこんな話をしたいと思って声に聞き取り始めたんじゃないのに、やっぱりね、こうなっちゃうじゃないですか、録音すると。
重い話題と声日記の録音困難
それで録音できなかったんですよね。やっぱり心に引っかかっていることを話してしまうから、声日記き録音すると。
あんまり、別に私報道機関ではないから、現状のアップデートを声に聞き出す気ないですし、ニュースとかで話されているようなレベルの話をする意図は全然ないので、特にドホーク事態に関して言えば、巻き込まれているという感は非常に少ないために。
声に聞きという中で、今起こっている戦争の話をあまりしたくないなと思ったので、という感じもあって、録音できなかったんですけど、やっぱり録音したら気にかかっていることだから話しちゃいますよね。
アーモンドの花と気分転換の試み
今日はね、全然関係ないアーモンドの花。アーモンドの花が今季節なんですよ。アーモンドの花って日本の梅の花とかの季節に咲く、春の本当に初めで、花の感じも梅の花にすごい似てます。桜よりは梅。
アーモンドの花が綺麗だから、先日どこか歩いてアーモンドの花を見つけて、アーモンドの花を見つけて、それの写真を撮って、アーモンドの花が綺麗だよという声にアップしようと思ったのに、仕事の帰り道なんですけど、アーモンドの花は見つからなかったんですよね。
なんかそういう感じですよ。やっぱりちょっといろいろ憂鬱だし、アーモンドの花見つけたいなって思ったのに見つからないみたいな。あんまり声に張り切って撮りたいムードではないですね。
明日アーモンドの花、いっぱい咲いているとこ知ってるんで、何本も。そこちょっと遠いので今日行くにはあれですけど、明日のお天気が良かったら暖かい昼間にアーモンドの花見に行きたいな。アーモンドの花すごい綺麗なんですよ。見たことある人いますか?
日本には咲いてないか、アーモンドの花。薄ピンクで、もう本当に桃の花にすごく似ているかもしれない。でも花の感じは桃の花、でも花の色は桜の花、あの薄い白かピンクかどっちかなぐらいの感じの色です。
職場での不満と本部と現場の断絶
アーモンドの花見つからないし、正直今日は仕事でも最後に会った会議が嫌な会議がありましたね。それもさ、それもさ、それも話していいかな。
ちょっとね、なんか残しておきたいという感じの要素もあるので、気をつけて話します。
1月の後半にシリア国内で、ダマスカスの政権が北東シリアに、用語が難しいんですけど、侵攻してきて、勢力地図が変わったということがあって。
まあ報道などでは、シリアの統一が進みましたとして、喜んでシリアの旗を振っている人たちの写真などの方が多く報道されていますし、実際にそういう側面もあるので、それは必ずしも軍事侵攻を受けて人々が苦しんだという事象ではないんですけど。
ただやはり、今になったら落ち着いてますけどね、まあ元々シリアは一つのシリアだったので、私の同僚の北東シリアに住んでいるローカルスタッフの人たちもだいぶ落ち着いた様子ではありますが、それがその侵攻が進んでいるとき、
明日どこまで来るっていうような時、その勢力地図が動いていたときは、本当にすごくみんな心配をして、まあ国内避難民もたくさん出ましたし、それから機材や書類を私のいるドホークに避難させることまでしました。
そういう混乱に乗じて、政府がしないにしても混乱に乗じていろいろ盗難にあったりということが起こりかねないので、安全を期して大切なものを私のいるオフィスに、コンピューターとかね、あとデータとかもこのようにして守りましょうなんていって、
そういうことがあったんです、1月の末に。で、そのときね、もう本当に私がコミュニケーションを取るような人たちは、シリアにいる同僚の中でもマネージャーレベルの人たちなんで、オフィスにまず行けなくなった。
で、オフィスを閉めますと、本当にオフィスを閉めるというか、外出禁止だったので、政府の。外出禁止令が出て、なので安全が確保できないので、オフィスも閉めますと。
それで、まあそれぞれ自己判断で自宅から働いたりもしますけど、パンを買うのも大変みたいなことがあったんで、パン屋にもすごい並ばなきゃ買えないとか、インターネットも接続が悪くなったし、水や電気も途切れるという状況であったので。
まあまあ、その在宅勤務って言っても、もちろん働いている人もいれば、仕事をできなくなった人もいるんですよね。それはよくみんなわかっています。
で、なんで今私が結構今日怒っているかというと、まあ怒ってますね。
怒っているのは、そのヨーロッパの本部の人が、今ヨーロッパの本部がちょっと財政的危機にあり、普段だったらスタッフが辞めるときに有給休暇を10日まで買い戻すというルールがありますと。
しかし、2月、3月の辞める人に関しては、その有給休暇の買い戻しができないくなりますので、休暇を使ってください、みたいな話し合いだったんですよ。
そこまではいいですし、仕方ないですよね。で、実際にその有給休暇を貯め込むためにあるんじゃなくて、その使い必要があるときに使うためにあるので、まあ休暇を使うように奨励するのは大切なことだし、
あとまあその休暇を取っている人が、もし休暇届を出さなかったりしたら、それをちゃんと発言して、仕事をしませんでしたよね、休暇届を出しましょう、みたいな。
一般的な話としては、団体としてはそういうことをやらなきゃならない。そこまでは全然わかっている。みんなわかっているんです、それは。
ただ、その、今日の会議での言い方は、まあその3月末に辞める人について、その休暇買い取りできませんと。
ところで、その人たち1月の末に本当に働いてたんですかと。それで働いてなかったとしたら、その分有給休暇削減する、削減しなきゃないんじゃないですか、みたいな。
そういう言い方をしてきたんですよ、本部の人がね。それで、まあ、そのね、シリア側のマネージャーの人たちなんかは、まあだってマネージャーだから彼らは本当にそういう時も一番働く人たちで、まあもちろん人によるんですけど、
人によるとはいえ、そんな中でも必死でインターネットも繋がらないのに必死で繋いで、自分の身の安全を心配しながら、パンが買えるかを心配しながらも必死で仕事をしていた人たちがいっぱい参加している会議で、
そういうことを言うかとね、有給休暇の買取ができませんまででいいじゃないですか、十分、もうそれで十分なのに、ところで買取ができませんって言えばいいじゃないですか、もういいじゃないですか、そこで。
なのにあなたの有給休暇多いのって、ところであの時仕事しなかったからもっと減らさなきゃなんないんじゃないですかって言おうっていう話なんですよ。それを3月になってから2ヶ月後に、しかもそういうオフィスに来れなかった事情がそういうことだったっていう時に、そんなこと言います?
今日のやっぱりフォロワー限定にしよう、話すぎですよね。私、それで結構怒ってますね。しかもそこにね、なんていうのかな、断絶が、この人たちは、本部にいる人たち、現場の状況が全然見えてないんだっていうことにすごく。
っていうのは言った人そんなにひどい人じゃないんですもん。人事部の人で。普段は優しい人なんです。配慮のある人なんです。だからきっと彼女にはあの時どういうふうになって、でもそんな中でも、今日の会議に出てた人たちがどれだけ一生懸命になって働いたかが全然わかってないんですよ。
だからそんなこと言っちゃうんですね。本当だったら、この私みたいな立場の国際スタッフってそういうことをつないで伝えるための役割なんですけど、それも私も十分できてないし、なんかどんどん断絶していくんですよ。そこが現場と本部が、あの断絶がもう本当に広がっていく。
で、それをひどいと言って、私も嫌ですけど文句を言ってる場合じゃなくて、それをつなぐ、その断絶をなんとか埋めるのが役割なのに、本当にちょっとどうしたらいいかわかんない。もうだからちょっと本当にだからお手上げって言って、私最近もう今年で辞めますなんて公言してるのもそういうとこもあるんですけど。
ああ、これだよ、こういうことだよ。なんでこうなっちゃうのかなって思いました。
でもこういうことが、だからこんな人道支援団体でさえ、言った本人は現場に一回も来たことがないんです。それで本当だったら、その本部の人でそういう状況をつないであげる役割の人とかも結構最近つなげるはずの人もいっぱいいるはずなのに現場来れてないんですよね。
やっぱり自分でその場に行って足で立って見て話をしてっていうことをやっぱり重ねないと、そういうことの感覚ってずれちゃいますよね。
でもね、こうやって今みたいにもう戦争になっちゃったでしょ。なっちゃったら来れないじゃないですか、みんな。
日本の若い人なんて来ないほうがいいですよね。止めますよ、私は。今来るって言ったらね。
のようにして、もう遅いんですよね。戦争になっちゃってからその水を埋めようって思ったって、もう埋められないんですよ。
で、そんな人道支援団体の中、内側でさえ、そうやってそのヨーロッパと中東の断絶っていうものが反映されて広がっていくわけです。
世界の分断と戦争への考察
どうしたらいいんでしょうね。どうしたらいいんですか、もりっしぃさん。
もりっしぃさん名指しで聞いてますけど。
今日私が元気がない理由は主にそれです。
今日要するにミーティングで嫌なことがありましたっていうことだけではなくて、その断絶を私も埋めることが役割なはずなのに全然できません。もうお手上げです。できません。
自分の団体の中でさえ。
っていうことと同じようになりませんか。世界の今起こっていることも同じじゃないですか。
言ったことのある国、想像しやすい国の方の味方になる。しかもそっちが強い方だったらそれは簡単ですよね。そちら側のロジックの報道ばっかり出てくるし。
言ったことのない国はなんとなく怖いし、やはりみんな強い方に流れるので、弱いものはどんどん孤立していき、キュースを猫を噛むみたいになればより暴力的になっていく。
そういうふうにして、テロリストとかも出始めはそういうふうにして生まれるわけですよね。テロリストを擁護したいわけでは全然ないが。
こうやって戦争って始まって分断が深まっていくんだなっていうことを学ぶ機会がある場所にいることは、選んでそれをやっているとはいえ、結構つらいですね。それはつらいです。
個人的な葛藤
かといって日本に帰って、安全なところに行って自分はストレスなくのんびりゆったり暮らせるかというと、一度足を踏み入れた者としてはそういうふうにもなれないですよね。
すいません、本当にこんな話をしたいんじゃ全然ないんですけど。
はい、そんな話になりました。
ラマダンとイフタールの観察
今日は今17時46分です。そしてラマダンです。ラマダン明けのイフタール。夕日が沈んでイフタールのアザーンが鳴ってご飯が食べれる時間っていうのは多分あと20分後ぐらいです。
昨日実はあるレストランにイフタールを食べに行きましたところ、そのみんなが楽しみに早くご飯が食べたいなって言って、スプーンとかを持って、本当にスプーンを10分くらい前から持って、パンやスープを配られたりして、そろそろかな、そろそろかなってウキウキしながら待っている人たちを見て、
それではい食べていいよっていう時間になった時にすぐ食べる人もいたり、なんかいや俺別にそんな待ってないしみたいな感じでこうわざと、わざとかしないですけど、なんかすぐには食べ始めないで落ち着いた威厳を醸し出す人もいたりとか、
そのイフタールが始まる前のレストランに行って、そこから人々を観察し始め、人々が嬉しそうにご飯を食べ始める様子というのが、見るのが非常に楽しいということに、はい昨日気づきましたので、
はい今日もそうですね別のレストランに行きますかね、今日もレストランに行って、はい人々がスプーンとフォークを両手に持って、そこまでお皿を叩きはしなかった、まだかなまだかなチンチンチンってお皿を叩きはしなかったがもうほぼそれぐらいの感じの、はい早くご飯ご飯って言って楽しみにしている人たちがいっぱいいました。
はいそれを見学しに行こうと思います。
気分の変化と前向きな姿勢
はいやっとそれで今明るい気持ちになりましたね。
結構気分なんていうのは簡単に明るい気分になったり落ち込んだり変わりやすいものです。
はいそうですねだからこういうこと時だからこそちょっとあの楽しい笑っちゃうことを探していきたいと思っております。
締め
はいではどうもありがとうございました。
ではまた今度。
25:49
スクロール