1. LIFE UPDATE │ YOHEI HAYAKAWA
  2. #27:至高の空間 │ 杉山央さん..
2022-01-11 29:44

#27:至高の空間 │ 杉山央さん(森ビル 新領域企画部)

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/Rkft2QFxsW4

【杉山央さんへのインタビュー】
〈1月4日(火)公開〉Talk.1|世界最大規模のデジタルアートミュージアム https://youtu.be/da2KsDVRnU8
〈1月7日(金)公開〉Talk.2| 都市「東京」の可能性 https://youtu.be/_ouBdWLLjzw
〈1月11日(火)公開〉Talk.3| 至高の空間 https://youtu.be/Rkft2QFxsW4
〈1月14日(金)公開〉Talk.4| 最も価値あるアドバイス https://youtu.be/9u12xWZnKZI
杉山央さんへのインタビュー再生リスト|https://bit.ly/3EpFikc

「森ビル デジタルアートミュージアム エプソン チームラボボーダレス|MORI Building Digital Art Museum EPSON teamLab Borderless」https://borderless.teamlab.art/jp/

【杉山央プロフィール】すぎやま・おう/森ビル株式会社 新領域企画部。
学生時代から街を舞台にしたアート活動を展開し、2000年に森ビル株式会社へ入社。タウンマネジメント事業部、都市開発本部を経て六本木ヒルズの文化事業を手掛ける。 2018年「MORI Building DIGITAL ART MUSEUM: EPSON teamLab Borderless」企画運営室長として年間230万人の来館者を達成。世界で最も優れた文化施設等におくられるTHEA Awards、日経優秀製品サービス賞 最優秀賞等を受賞。 現在は、2023年に開業予定の「虎ノ門麻布台プロジェクト」及び「虎ノ門ヒルズ」エリアでの新しい文化・発信施設の企画を担当している。一般社団法人MEDIA AMBITION TOKYO 理事。

▶Spotify(音声/毎週お気に入りの楽曲も流します) https://bit.ly/Spotify_INTERVIEW_YH
▶︎早川洋平のお気に入り楽曲再生リスト https://spoti.fi/3GF2Y6j
▶Apple Podcast(音声) https://bit.ly/Apple_INTERVIEW_YH

【目次】
OPトーク
現在進行中のプロジェクト
プロジェクトへの関わり方
街づくりで大切にしていること
アーティストから転身した理由
最も影響を受けた空間
最も影響を受けた世界の都市
東京を1フレーズで表すと?
EDトーク

▼「会う力」養成講座 https://www.auchikara.com/

▼「月末LIVE」開催
日時:1/26(水)
URL:確定後にお知らせします
アーカイブ:https://bit.ly/3Dw3rWE

▼番組への感想・早川洋平・堀真菜への質問募集中です。
(いただいた質問は月末のYoutube Liveでお答えいたします!)
https://bit.ly/INTERVIEW_QandA

▼「QR CAFE」(毎月開催)
日時:1月19日(水)
お申し込みURL:https://www.life-upd.com/cafe/index.html
早川選書:『世界一素朴な質問、宇宙一美しい答え』(ジェンマ・エルウィン・ハリス/河出書房新社)https://amzn.to/30jly3O
(※事前に本書を読まなくてもご参加頂けます。お気軽にご参加ください。)

▼【聞き手・早川洋平プロフィール】 はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】 ほり・まな/現在、早稲田大学3年生。 コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。 現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、 対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎
https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#杉山央
#森ビルデジタルアートミュージアム
#チームラボボーダレス

Videographer/Editor : Kimi

00:01
こんにちは、堀間奈です。
インタビュー、この番組はYouTubeとポッドキャスト各プラットフォームよりお送りしています。
YouTubeのチャンネル登録、ポッドキャストの番組のフォロー、皆様よろしくお願いいたします。
ということで、1月11日、1月もだいぶ半ばになってきましたが、
最近私、コンビニでハマっているものがあって、
セブンイレブンが私、コンビニの中で一番好きなんですけど、
最強だよね。
最強です。
スポンサードいただいてませんが、意外関係はありませんが。
だから言いたいこと言おうと。
お惣菜とか、いろいろ美味しいし、全部好きなんですけど、
最近セブンイレブンがスムージー始めたの。
知らない。そうなんだ。
そうなんです。カフェラテみたいなのは有名でよくあったじゃないですか。
コーヒーはね、あるよね。
あそこにあんの?もう一個作るのができてるのか。
そうなんです。都内だけだと思うんですけど。
僕、田舎者なんで、マナさんみたいに境内の人じゃない。
私も千葉だから、全然田舎なんですけどね。
本当?
そうそう。アイスコーナーみたいなところに、
フルーツが凍って入っているカップがあって。
じゃあ、アイスコーヒー作る時も、アイスコーヒーの元があるから、
あの辺の並びにあるってことか。
そうそう。それでスムージー専用の機械に入れると、
こうやって入れて?
うん。そのまま。ケースのまま差し込むの。
でもさ、いわゆるアイスボックスみたいな、
その中に固まった果物が入っているんですか?
そうです。冷凍のフルーツが入っています。
フルーツが入っていて、それをかき混ぜないとスムージーにならないですよね。
ごめんなさい。最後まで話聞きます。
ちょっと言葉だけで説明してください。音声で分かる方にも。
もしかしたら、たぶん蓋を開けるか開けないかは、
いや、えっとですね。そのままですね。そのまま入れると、
カポッてなんか機械が降りてきて、
ゴーみたいなゴー音とともに、中身がシークされていくんですよ。
水が入ってきて。
そうなんだ。あ、すごい。そんな機械が。
じゃあやっぱりその果物がちゃんと溶けて、その場でスムージーができるってことか。
そうです。
それはすごいし、なんか楽しいですね。
そうなんですよ。この間ね、初めて都会のセブンに行った時に発見して、
お気に入りでよく、それから東京行った時は。
それはいいね。
でもスムージーって美味しいけど、やっぱりちょっと高いイメージがあるんですか?
そこはセブンさんが頑張ってくださって、どんな感じですか?
300、400ぐらいだった気がします。
またスムージー美味しいんでね。
絶妙な。
絶妙な。ちょっと高いけど、でもちょっと一回とりあえず試して美味しければね、みたいな。
03:01
今スムージーって本当に高いのどんどん高くなってね。700円とか800円とかあるもんね。
ありますあります。あと暗示機用のスムージーとかだと、セットで1万いくらとかで売られてたりするから。
そこまでいくとね、ちょっとなかなか気軽にじゃないですけど。
そうか、それは知らなかったな。
それ何?スムージー今は1種類?
マナさんが知る限り。
いや、5種類ぐらい出てます。
ベリーミックスとかなんとかミックスみたいな。
あと野菜的なのもあるんですよ。ケールとか。
ちっぽいな。
そうか、ちょっと僕は田舎に住んでるんであるかわかんないけど、
それ都内だけかわかんないよね。都内からなんだろうけど、全部の店舗じゃなさそうだね、どう見ても。
私が出会ったのは結構前で、それが新運転みたいな時期だったんですよね。
それが東京の何店舗かで、今は多分もっと拡大はしてると思うんですけど。
僕が住んでる田舎でもある可能性はありますか?
絶対田舎じゃないでしょ。
いやいや田舎ですよ、都外ですからね。
ちょっと早川さん健康志向、そうだから。
冬にスムージーっていうのもちょっとどうなのかなってあるんですけど、
今ちょっと見たら、配信時はこれがあるのかわかりますが、
ケールほうれん草パイン、マンゴーパイン、なんかいろいろありますね。
冷凍ケースからスムージーをレジまでお持ちくださいって。
なんかCM出しちゃいましたけどね。
そうそう、本当にすごいんですよ。
いいですね。夏にも出てるから。
そうですね、夏とかが一番売れるんだろうけど、でもありかもしれない。
ちょっと探してみます。
ぜひ、ちょっと皆様にも、
私、あんまりこれ人に話して、え、そうなんだって言われたことなくて、
もしかしたら、え、そうなんだじゃない、
知ってるみたいな言われたことがなくて、
もしかしたら知らない方も多いかなと思って、
皆様もよかったら探してみてください。
ありがとうございます。
ちょっと流行からすぐ遅れてしまうんで、
山田さんのことを何とか知りについていきたいと思います。
そんなところで今回も本編に入っていきたいんですけど、
今回も前回に引き続き杉山大さんのインタビューの第3回ですね。
なんか私、杉山大さん、
もう無知であれなんですけど、知らなくて、
調べてみたら、
本にもしかしたら言われたくないかもしれないんですけど、
ご親族がものすごい早々とある。
全然多分言われたくないわけじゃないと思うんですよ。
東京新聞か中日新聞にもね、
まさにご親族のことを書かれてインタビューされてますからね。
今回本編ではあえてそんなに触れませんでしたけど。
三島幸男さんとか。
そうなんです。三島幸男の大いになんですよね。
だからアーティストとか、
そういう突き抜けた才能になる人は、
やっぱりもしかして知能あるのかとか。
06:00
前回のヌカガさん、
ギャラリストのヌカガ小太郎さんにしろ、
松山智一さんにしろ、
そういう環境の中で育たれてるっていうのがあるから、
もしかしてそういう共通点とかあるのかなとか思ったりしたんですけど。
どうなんでしょう体感的に。
どうでしょうね。今マナさんいいこと言って。
血もないことないと思うんですけど、
やっぱり個人的には校舎で今環境って言いましたよね。
だから血が関係あるというより、
当然逆説的ですけど、
そういう環境に言いやすいじゃないですか。
血がつながってると。
そっかそっかそっか。
だからよくあるように、
そういう意味では、
やっぱり血縁や環境っていうと、
元野球選手で有名な高木豊さんという方がいらっしゃいますけど、
僕野球全然詳しくないんで、
逆に後から知ったんですけど、
息子さんが何人かいてですね。
逆に息子さんはみんなJリーガーになってるんですけど。
へー。
そうなんですけど、
面白いのが、
やっぱりジャンルは違いどね、
お父さんがプロで大活躍した人が普通にいたら、
やっぱりその家の環境って想像ですけど、
やっぱりプロになるのが当たり前なんだみたいなね。
そういうものって出てくると思うんですよ。
そういう意味では今ちょっと思い出しましたけど、
もうちょっと世代的にはどうだろうな。
僕やっぱりサッカーが好きなんで、
福西さん、サッカーの福西さんって、
元ジュビロ岩田ですね。
日本代表にもなって、
まだ43歳の方ですけど、
ワールドカップ2回出てて、
お子さんもサッカーとかやってると思うんですけど、
やっぱり彼とも最近仕事で知り合わせていただく機会があって、
何回かいろいろ話しましたけど、
やっぱりその環境にいるというのは言ってましたね。
それが多分子供にとっては普通になるんじゃないかっていう。
当然その遺伝的な体格だったり、
そういうものもあると思いますけど、
それ以上に環境なんじゃないかなっていうふうに思います。
つまり、全然話がミニマムになっちゃいますけど、
僕はやっぱり起業する前にこうやっていろんな、
自分の遥か雲の上の人にインタビューし続けることで、
マナさんなんかそういう意味ではすごいと思いますけど、
学生の時なんて起業なんて、
起業の木の字も考えてなかったけど、
こうやってインタビューしていく中で、
ひょっとしたら自分もできるんじゃないかな、
みたいなことだったり、アイディアだったり、
いろいろいっぱいいいインプットをすることで、
自然と人間って変わってくるのかなっていう。
だから才能とか知識も大事だと思いますけど、
やっぱりどこにいるか、
行き続けるかっていうのは非常に重要かな。
それが家だったらやっぱり、
よくも悪くもですけどね、
影響を受けて叱るべきかなというふうに思います。
そういう環境に自ら飛び込むだったり、
そういうのがあるからこそのっていうことですよね。
そうですね。僕の場合は、
あんまりそういう環境を最初からあったわけではないので、
僕はその後からっていう感じですかね。
09:01
それでは杉山大さんのインタビュー第3回をお聞きください。
なんか今ここまでお話聞いてきて、
当然、建物、空間、アートの話してきて、
あれですけど、なんかいい意味で、
これよく言われるかもしれないですけど、
森ビルの型だけど森ビルの型らしくないというか、
ですけど、僕ももちろん森ビルの型を知ってるわけじゃない。
なんかやっぱりステレオタイプなイメージだと、
もちろんアートもやってるし、
いろいろかなり面白いことできそうなフィールドだなと思いつつ、
でもやっぱり伝統のある森ビルみたいなイメージがある中で、
今、新領域企画部ということですけど、
今は何やってるんですか?
はい。ありがとうございます。
今はですね、実は3つ新しい時代の文化施設を作っています。
美術館というカテゴリーに入るものもあれば、
従来の美術館というカテゴリーをちょっと抜き出すようなものもあるんですけども、
2023年に2つの大きな街が東京にオープンします。
1つがトラドモン・アザブダイプロジェクトという、
イークラ型町とイークラの間にあるところですね、神谷町のところ。
8ヘクタール以上の大きな町がドーンと大きくオープンします。
そこのエリアに2つ文化施設を今企画しています。
あともう1つがトラドモン・ヒルズエリアに、
今3棟のビルが建ってますけども、
一番最後に桜田通りの反対側ですね、ステーションタワーっていうのができますが、
そのトップフロアに次の時代の新たな文化施設っていうのを作るべく企画をしています。
それが、あともう2年もないので、今それの準備をしている感じです。
これもう今年、これ今撮ってるのは12月ですけど、
流れんのは多分来月、年明けてますんで、
もう来年の順が来年ってことですね。
そうなりますね。
そもそもですけど、お見受けするにしても初対面なんですけども、
多分会社の中でもいたんでずっとやられてきた感じするんですけど、
そういうプロジェクトが当然森ビルの中で、
実際やるものやらないものものすごい動いていると思うんですけど、
3つの中で1つでもいいし、3つ全部でもいいんですけど、
どういう感じ、杉山さんはジョインしていったのか、
発案自分がしたのか、どういう感じの形になっていくんだろうと思って。
1つありがたかったのは、このデジタルアートミュージアムが成功したことによって、
もともと森ビルっていうのは当然ですけども、不動産事業がメインですから、
土地を床を貸すことによってビジネスをしていくというのがメインです。
それはそれでずっとこれからもやっていくことになるんですけども、
これは不動産デベロッパー全体が描いている課題だと思うんですけども、
街を作る時にどうやって差別化するかって考えると、
床を貸してるだけですと、なかなか差別化することは難しくて、
例えばある素晴らしいコンセプトを持った街ができます。
12:02
他の会社が作った街ができます。
商業のテナントとしてリーシングをしていった場合、
必ずこの街に行っても同じ店舗あるよねと、
この街に行っても同じ店舗あるよねって言って、似てきちゃうんですよね。
そうじゃなくて、一番リスクを取れるのが、
王者である不動産デベロッパーですから、
あとは森美術館は森ビルがやってますけれども、
一番家賃が高いトップフロアの高層階に、
ああいう文化施設を作るっていうのって、森ビルだからできるんですね。
ここだけで収益を見てるわけじゃなくて、
そこが本当は一番収益出るわけですよね。
ただ、この森美術館があることによって、
六本木の全体が良くなっているということで、
自分たちでリスクを取っていけるんですよ。
という形で、新たな街の価値を生み出す時に、
床を貸しつけるだけじゃなくて、床を自ら活用し、
新たなお客様に評価されるサービスなり、
エンターテイメントなり、アートなりを作り出そうということで、
今回このチームラボと一緒にやらせてもらった、
この美術館がスタートしたんですよ。
それの延長で、これがうまく成功したので、
また新たな街でも同じような形で、
森ビルが持っている土地なんだけれども、
その土地を自分たちで活用して、
一般のお客様から評価されるエンターテイメントサービス、
アート、文化などをどう作っていくかということを考えて、
やらせていただく部署を立ち上げたので、
そういった形で今スタートしたというのがキーですね。
なるほど。
もちろんね、成功があって、その中で学んだこといろいろあって、
今延長線上できちんとあると思うんですけど、
森ビルの中でもそうですし、
それこそ街を作るわけですから、
いろんな社外の人も含めていろいろ関わるじゃないですか。
その中で今ふと交流もあると思うんですけど、
松山智一さん側と逆側の話をしたことがあって、
松山智一さんは結構パブリックアートをされるじゃないですか。
その時に、いわゆる建設をする方とも話をすると。
つまり言語がある意味違うと。
同じものを作る人。
だからその伝え方とか、いろいろ自分でも必然的に、
彼本人は言ってませんけど、
あれだけ伝えられるアーティストの方ってそんなにいないと思うんですけど、
そういう意味で、その逆サイドというか、
イコールかもしれないですけど、杉山さんも街を作るにあたって、
森ビルの中でも当然クリエイティブ寄りの人もいれば、
ビル寄りってちょっとわかんないですけど、
あと社外の人も。
そういう巻き込む中で、やっぱり成功していく中でというか、
今まで成功を導いたような、当然失敗というか苦労したこともあると思うんですけど、
その中でやっぱり今改めてこの3つの街を作っていく中でも、
何か最も大切にしていることって何でしょう?
松山さんみたいな方とかって、
自分で不動産デベロッパーだったりとかと交渉できると思うんですね。
15:02
僕が今すごく心がけていることって、
もともと僕が森ビルに入るきっかけにもなった自分の出来事としては、
自分が当時アーティスト活動をしていて、
街を使ってさまざまなイベントを仕掛けてたんですよ。
特許も持ってますよね。
そうです、特許とかも取りましたね。
その時に感じたことが、
自分が何か空間とか街を使って表現したいと思った時に、
すごいいろんな方々の合意形成を取ったりですとか、
了承とか確認とかを取らないと進まないんですよ。
それってなかなかしんどいことで、
クリエイターとかアーティストとかって、
もう少し自分がピュアな創作活動に専念できればいいんだけど、
そこの前段のところが重すぎちゃって、
超ドロドロですよね。
クリアできなくなってしまうと。
そうであれば、自分がもう街側に入ってあげて、
クリエイターやアーティスト側に立って、
サポートしてあげることによって、
街が楽しくなるんじゃないかなと思ったんですね。
すごい役じゃないですか。
僕のマネージメントって違いますか?
なので僕はなるべく、
クリエイターとかアーティストがやりたいこととかを、
街側の立場ですけれども、
寄り添って実現できるようなことってやってきてるつもりです。
なのでチームラボと一緒にやってるっていうのもそうですし、
あと年に1回、
メディアミューショントーキョーっていうメディアートのイベントをやってるときも、
もともとクリエイターやアーティストは表現の場所が欲しいと。
でも表現の場所ってならないので、
それを街を開放して、
クリエイターやアーティストに自分たちの表現の場所を作ってあげようと思って、
やってますので、
当然会社ですから、
経済条件的には、
すべてオッケーだよってわけではないんですけども、
ある程度、
街としても使わない換算機ですとか、
使ってない場所とかってのもあるんですけども、
そういうところを、
クリエイターやアーティストの表現の場所として開放するようなことはずっと心がけてやってました。
まさになんかその、
ちょっと肩書きわかんないですけど、
中会社であり、翻訳社であり、通訳社でありというか。
でもなんか今ね、
もともとのお話出ましたけど、
学生時代ね、
ご自身もどちらかというとアーティストというか、
そっちの方で、
だからこそ敬語だとは思うんですけど、
両方できる人ってなかなかいないと思うんですけど、
どこでそういう、ある意味、
話を今聞けば点と点が線になってすごい納得なんですけど、
アーティストで逆サイドというか、
モリビル側に、
どういう風にして入るに至ったんだろうと。
つまりアーティストとしてそのまま行くみたいな感じじゃなかったんでしょうか。
まあ正直言うと、
喧嘩を感じていたと思うのもあるんですよ。
それこそ同年齢のチームラボとか、
ライドマティックスとかと、
一緒に当時遊んでいて、
いろんなフェスティバルとかで一緒にやったこともありますし、
でもまあやっぱり自分としては、
街を表現の場所にしたいと思った時に、
最初自分がサポート役っていうよりも、
半分ちょっともう自分がやっちゃいたいなって思ったんですよ。
当時ロッポン・ヒルズを作っている、
2000年に僕モリビル入ったんですが、
18:00
2003年にロッポン・ヒルズ竣工ですから、
当時もうだだっぴろい建設工事の始まる前の街があったんですね。
そんなところがあったんだ、想像つかないですね今。
そうですよね。
それを見てまあこんな大きな街ができるんだと、
じゃあこの街を使っていろんなイベントとかを企画できたら楽しいなと思って、
入ったっていうのが半分の気持ちで。
半分の気持ちはアーティストのサポートをしたいなっていう気持ちと、
言ってまいりましたね。
そうすると、今はその延長線上で割と自然に来てるっちゃ来てる。
そうですね。
ありがたいことにやりたいことをやらせていただいてるっていう感じではありますね。
なるほど。
なんかでも今、いろいろ話を伺ってきて、
さっきもいろいろキーワードが出てきましたけど、
やっぱりアートとか建築、空間で出てきましたけど、
そのアートも建築も目に見えるものと、
同じかそれ以上そこにある空間が大切だと思うんですよ。
さっきもちょっとありましたけど。
最も今まで影響を受けた空間ってどこですか?
プライベートの話になっちゃうんですけれども、
僕は親戚に建築をやってる親戚がいるんですね。
建築をやっている叔父が作った金沢にある
鈴木大説という。
えっ、おじさんが作られたんですか?
僕鈴木大説大好きで金沢も行ったら必ず。
あそこです。おじさんが設計したんですけど。
もう一個ですか?
そうそうそうそう。
あのところぐらいですか?
いや、中入って離れみたいなところ。
うわ、すごいな。
あの谷口、もともと僕のおじいさんが金沢出身で、
金沢にいろいろとおじいさんとおじいさんが建築を作ってるんですけど、
この中で鈴木大説のミュージアムをおじいさんが設計して、
あそこはやっぱりちょっと特別ですよね。
あそこのために金沢に行くみたいなのありますよ。
嬉しいです。僕も同じです。
あのなんか、何も考えなくていい、
いわゆる景色を見てるんだけど、半分自分と向き合ってるみたいな空間ですよね。
しかも切り取られたその額縁の中に見える景色みたいなものも美しいので、
あの空間はすごく自分としてもすごいなって思って。
大説さんの難しい禅の本読まなくても、禅を感じるってことですよね。
あ、よかった。早かったね。杉でいらっしゃって。
いや、そうなんですね。
そうですね。
でもそういう意味で、空間ってとこで出していただきましたけど、もっと言うと、
せっかくなんでやっぱり相当海外も行っていらっしゃいますし、
そういう意味では東京も建築いっぱいありますけど、東京自体が都市か。
ずばり最も今まで人生の中でインスパイアされた世界の都市ってどこですか?
もちろん日本でもいいですけど。
僕はニューヨークも好きだったんですが、
ちょっと本当かよって言われるかもしれないけど、東京が好きなんですよ。
21:01
いいですね。
本当に東京が好きなんですよね。
こんな居心地のいい都市がないなと思ってはいるんですけど、
東京に住んでる人って、僕もそうですけど、
みんな東京はそんなにいいとは言わないじゃないですか。
本当はいいと思ってるんじゃないですか。
いいと思ってるんですかね。
わかんないですけど。
東京が一番いいような気がしますけどね。
ただまあ、不便なとことかもありますけれども。
不便なとこってなんですか?逆に。
不便なとこなんだろう。
いいですよ。愛してるわけだから遠慮なく言っちゃっていいですけど。
だって自然もないって言われてたら別にあるじゃないですか。
空間的には。面積的にはないかもしれない。
いいとこいっぱい実はね。一番その辺知ってそうですけど。
確かに電車も便利だしな。
一番便利ですよね。
便利ですよね。
世界屈指ですよね。混むけど。
美味しいですしね、ご飯もね。
家賃だって世界の国と比べると、大都市と比べるとこんなにですからね。
東京が一番いいとは思うんですけどね。
外見れば見るほどってやっぱりありますよね。
今まで本当に東京でしか定住って意味がない?
そうですね。定住は本当に東京だけですね。
うちの親がカナダに住んでるときがあったんで。
カナダ。どこですか?
小田原っていう場所に住んでいて、数ヶ月間ぐらいはありましたけど。
住むのは本当に東京しかないですね。
脱東京を考えたこともないと。
二拠点っていうのは一時期憧れましたけれども。
カルイザーとかは時々行きますが、
どうしてもやっぱりね、行き来するのはめんどくさいじゃないですか。
そうですね。
めんどくさいじゃないですか。
2日間時間があったとしても、往復の時間を考えると、
なんなら都内でゆっくりしてる方がいいなみたいな。
東京のことよくわかってますしね。
そう思っちゃうしね。すみません、いい答えができなくて。
むしろ東京が好きだったっていう。
いいんじゃないですか?
でも東京を外国人に答えるわけないですけど、
東京をワンフレーズで答えるとなんですか?
杉山大成に。
すごい難しいな。そういう質問は考えたことなかったな。
さっきキーワードに出たんで、ガラパコスにしましょうか。
ですね。今後も含めてね。
今後も含めて。ガラパコスになってほしいなっていう思いも含めて。
面白いですね。
グローバル化はやめたほうがいいんじゃないですか?
そうだと思う。もともと島国ですね。
グローバル化はやめて、いい意味でのガラパコスを追求する東京になってほしいですね。
それはいいかもしれない。
それはもしかすると、文化も含めてですね。
文化も含めて。
やっぱり日本って、すごい長い伝統的な文化を持ってるじゃないですか。
それも守っていくべきですし、伝統の革新はされていくんでしょうけれども、
24:02
いい意味でのガラパコス化することによって、そこが個性になって、
世界からまた注目されるっていうことになると思うんですけどね。
エンディングのお時間です。
インタビューでは皆様からの早川さんへのご質問や、
番組への感想、取り上げてほしいテーマなどを募集しております。
エピソード説明欄のURLからどしどしお寄せください。
またいただいたご質問等は、月末のYouTubeライブにてお答えしていく予定です。
今月のライブは1月26日水曜日、夜19時からです。
たくさんのご質問募集しております。
そうだ、これ今までライブ配信が、
アウチからライブと、この月末のライブ、1ヶ月に2個やってたんですけど、
そうなんです、私たちも混乱してしまうということで。
そうですね、話もね、結局いろんなフリートークだったり、
Q&Aやってましたけど、やっぱりどんな質問をいただいても、
僕自体はね、どうしてもインタビュー、アウチからに、
やっぱり関連していくっていうね、いい意味ですけどなっていったりもしますし、
逆にね、アウチからのライブの中でも、
ゆるく楽しくみたいなね、フリートーク的なものもあったので、
これ一つにした方がいいんじゃないかということで、
今月からね、一つにまとめることになりました。
その月末ライブが1月26日の水曜日の夜19時からですね。
皆様のご参加お待ちしております。
また、早川さんと参加者の方がお気に入りの本をシェアし合うQRカフェも、
1月19日水曜日19時からZoomにて開催されます。
今月の早川さんがセレクトされた本、めちゃくちゃ面白そうな本でしたね。
そうですね。ジェンマ・エルウィン・ハリスさんの
世界一素朴な質問、宇宙一の美しい答えということで、
海外の本なんですけども、これ現代画ですね。
Big Questions from Little Peopleということで、
この英語もいいんですけど、また翻訳のタイトルもいいですよね。
このタイトルだけで実は気になって買ったというところなんですけど、
この本はですね、科学、哲学、社会、スポーツなどですね、
子どもたちが投げかけた身近な疑問に、世界の第一人者、
その道の第一人者たちがどう答えていくかというですね、
僕もこの企画に乗っ張って一緒にインタビューしたいなぐらい、
すごく魅力的な本なんですけども、続編も出ているぐらい人気の本でですね。
今回はこの本を使って、まさにQRカフェクエスチョンとリーディングですので、
いろいろと皆さんと楽しんでいきたいなというふうに思っています。
なんか私もQRカフェ参加してるんですけど、参加して面白いなって思うのが、
一番最初に自己紹介というか多個紹介タイムみたいな。
そうですね、自己紹介ではなく多個紹介ですね。
Zoomで参加者の方がペアになって、ルームに分かれて、
ブレイクアウトルームに入ってね。
お互いのことを質問し合って、それを皆さんの前で発表するっていう。
27:04
なんか交流も深まるし、質問力も上がるし、なんかそういうところも面白いですよね。
そうですね、特に今の話聞いてワクワクする方もいるかもしれないし、
逆にビビる人もいるかもしれないですけど、全然ビビる必要はなくてですね。
逆にね、リアルもオンラインでもですけど、
やっぱり自己紹介とかってちょっと逆に緊張するじゃないですか。
マジでオンラインってなんで初めて会った人みたいな。
僕自身がすごく苦手なので、やっぱりいつも話したように僕喋るの、
まあこれだけベラベラ喋ってますけど、基本的には苦手で好きじゃないんですけど、
人に聞いていくっていうのはすごくね、当然好きなので、
その時に思ったのがこれ自己紹介じゃなくて、
相手をインタビューするってことだったらすごく気楽だし、
まあもちろん楽しいよなっていうところから、
このQRカフェでもね、よくそういうイベントでアイスブレイクって言いますけど、
意図的にってわけじゃないですけど、これ第1部第2部とかいろいろ本の紹介ありますけど、
第0部で参加した方がみんな最初硬いじゃないですか。
確かに空気もね。
なのでそこで1対1でね、インタビューって言っちゃうとみんな思いっきり考えますけど、
いろんなね、どっから来たんですか、何してるんですかみたいなことを聞いてね、
楽しく、例えば5分10分2人で部屋に入ってもらって、出てくるとね、
まなさんも経験したでしょうけど、ご自身もそうですけど、みんなも表情が赤くなってね。
空気がね、一気に温まりますよね。
そこをね、それがある意味このQRカフェの、そういう意味では第0部なんですけど、
クエッションってことでね、別にインタビューとか構えなくても実は質問することの楽しさ、
対話することの楽しさ、もっと言うと、これがインタビューの楽しさということで、
なんかインタビューって言うとね、いつもみんな遠く考えちゃうと思うんですけど、
実は誰にでもね、しゃべってる限り全てが個人的なインタビューかな、
会話はインタビューかなというふうに思っているので、そういう意味でも楽しんでもらえたらなというふうに思います。
1月の19日水曜日の19時からなので、皆様のご参加をお待ちしております。
さあ、そんなところでお別れの時間が近づいてまいりましたが、
最近ね、もうより一層寒い日が続いていますが、皆様どうか体調崩すことなくお過ごしください。
ということでまた次回、皆様とお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。さようなら。
29:44

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