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2023-06-16 10:55

#59 "ガラケーのメール" と "スマホのLINE" を、おじいちゃん視点で比較する - Inputalk Design

【平日朝9時配信】「Inputalk Design」は、デザイナーのイワイ(@iwi_des)とりゅー(@ryuki_kyoto)が、最近インプットしたことについて、10分くらい話していくPodcastです。

#59のトピックは「"ガラケーのメール" と "スマホのLINE" を、おじいちゃん視点で比較する」です。

ちょっとしたスキマ時間のゆるいインプットにどうぞ。

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Inputalk Designです。この番組は、現役デザイナーのIwaiとRyuが、 最近インプットしたことについておしゃべりするラジオ番組です。
共、UI, UXを中心にいろんなデザインをしているIwaiです。
メンタルヘッドのセルフキュアアプリ、 アメリカのデザイナーをしているRyuです。お願いします。
はい、お願いします。じゃあ、今日のトピックは僕から。
ノートで、ISIDUXデザインセンターという方が書いていたノートで、
デザイナーがシニアのスマホデビューから得たUIの気づきというのが面白かったので、紹介したいなと思いました。
面白そう。
フィッシャーは、82歳のソフト、80歳の祖母が携帯を買い替えたらしいのね。
超アナログ人間だったので、見てきたと。
祖母のほうは柄本で、祖父のほうはAndroidスマホを買ったらしいんだけど、
柄系と電話のかけ方が違うんだって。
電話がかけにくいと、お機嫌斜めだったそうで。
内容を聞いていくと、連絡先をグループから絞れないから使いづらいっていう風に言ってたのね。
もともと柄系は、連絡先に行って、グループ、カテゴリ、仕事先とか家族とか友達とかっていうところから名前を検索して、
一覧から選んで電話をかけるっていうことをしてるんだけど、
LINEとか相手を検索して、テキスト検索して、その人の先に行くみたいな項目があるんだけど、
それが使いづらい。使ってたのと合ってないっていうのがあって、
ここであるカテゴリ検索のメリットとしては、テキスト入力しなくていいっていうのがあってですね。
タップとスクロールだけで動作が完結できるっていうことは、
やっぱり慣れてない人とかシニアの方とかは使いやすいんだなっていう印象がありましたね。
もう一つ言ってたのは、安心して押せるボタン感があるUIは超大事って言ってて。
ハンバーガーメニューがあるじゃないですか、三本線。
これが何でボタンなのか分かんない。
画面を触ると変なことが起こるのではって警戒させてしまったかもしれないって言ってて、
ハンバーガーメニューを説明させることによって。
だからアイコンを何も押す説明を置かずに置いとくんじゃなくて、
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ちゃんとドロップシャドウをつけて、アイコンと名前、電話するボタンみたいな。
電話するってテキストを書くみたいなことをきちんとして、
かつ見やすい色と大きな文字で読みやすさも確保することが
シニアの方が安心して動作させることには大事だって言ってました。
これ非常に面白いなと思って。
確かに説明なしで置いてあるボタンも多すぎるよね。
アイコンだけ置いてあるみたいな。
中級者向けにデザインするじゃないけどさ、
慣れた人なら分かるでしょっていう感じのが多すぎて、
確かに今から参入するのは、
知識ゼロの状態で遊戯を始めるくらい難しいだろうなっていう感じはしましたね。
聞いてて思ったのさ、
人類も最初はそうだったじゃん。
みんなガラ系だったじゃん。
10年前はもうありがたいけど。
最初の頃ってスキュアモーフィズみたいな立体感があるやつだったじゃん。
そのおばあちゃんにはその時のiPhoneを渡せば学習してもらえるんだろうかとか考えたっていう。
人類の辿った道を最初からちゃんと。
スマホというかボタンじゃないインターフェース初心者向けだったってこと。
ボタンじゃないインターフェース。
画面デバイスのインターフェースをボタンっぽく見せることで、
既存のメンタルモデルを使って操作できるようになったじゃん。
メンタルモデルを進化させちゃったが故に、
途中のステップを経てない人はそれが壁になっちゃってるんだよね。
階段を3段ぐらい飛ばしちゃうデザインになってるから壁になっちゃって登れないってなっちゃってる。
確かに初心者向けのUIみたいなのあってもいいけどね。
なるほどね。スキュアモーフィズムバージョンみたいな。
ダークモード的な感じでスキュアモーフィズムモードみたいな。
スキュアモーフィズムもあれはシニアに特化してるのかな?
どうなんだろうね。シニアに特化してるとまでは言えないかもしれないけど、
少なくとも既存のボタンに慣れてる人とか現実のものになるべく寄せた
をコンセプトにしてるから、どの程度かはわかんないけど。
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今のフロットよりかは、あ、これはボタンだなとか、
これは電話のダイヤル、なるほどねとか。
ああ、なんか怪しい気もするな。
当時の、出た時さ、そのシニアの人はどう捉えたかみたいなの、
なんかどっかにありそう?
いや、そうね。
いやーけど、当時のAppleからしてもさ、全世界のインフラにすることは目的にしてたかもしれないけど、
やっぱギークを最初にターゲットとしていたと思うんだよね。
で、それはそこのギークが慣れ親しむことによって
そこのハードルを低くするための隙間を歪むデザインだと思うんだけど
結構飛ばすところ飛ばしてるなっていう印象があって
例えばホームボタンに何も説明ないのとかすごいじゃん。
画面左端からスワイプすると戻ることができるとかさ。
そこら辺は結構その
デザインの文脈として実際のモタンというメンタルモデルを使うっていう風には言ってるけど
それでもめちゃくちゃ飛ばしてると思うんだよね。
ハンバーガーメニューって当時からあったっけ?
どうなんだろう、ハンバーガーメニューは別にアップルが作ったかがない気もする。
どうなんだろうね。あと最初はグーグルだったっけな、わかんないけど。
怖いけど、ホームボタンは確かにいたことがあるけど
戻るやつはジェスチャーだから
それは知ってる人は使えばいいし。
シニアは別に使わなくても、ガイドラインにも絶対左上に戻れるボタンを
ボタンだけどね、左側っていうアイコン
当時はちゃんとシャドウとか付いてて
ボタンみたいなのがあったから、それがどうなるか
かなーって思ったっていう。
そこのハードルは
僕もシニア向けのデザインを全職でやってたから
そこは難しいなって思って
今はUIのメンタルモデルの話がメインだったけど
結構認知負荷が高いのがきついんだろうなって思って
連絡先に関しても認知負荷の問題じゃ多分
検索するとなると検索ボックスを探して
自分で入力してっていう濃度的なアクションが求められるじゃない
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そこが結構認知負荷かかる気がしてて
そのスクロールして
あ、この人、この人、この人、この人、この人、この人
何なら苗字が思い出せないとかもあると思うんだよね
聞いてて思ったのが
連絡先を探す時の
なんだろうね、ごめんまたメンタルモデルって感じだけど
探し方が多分この会社のこんな感じの人みたいな
そういうイメージがあって
LINEだと急にバイネームで
その人を想起しなきゃいけないのが
慣れてないのか、それこそ名前を忘れちゃう
顔は出てくるけど名前が出てこない
みたいな感じもありそうって思ってた
そういうのもあると思うんだよね
そういうのもあると思うんだよね
そういうのもあると思うんだよね
世代の風習とかもありそうだし
で、そのデジタルネイティブな俺たちが
50代とかになって認知力が弱まった時に
今のLINEの形で対応できるっけも
ちょっと不安ではある
そうだね、そうだね、確かに
はい、ちょっと面白い話題だったのでたくさん話しました
皆さんもシニア向けのデザインするときは
いろいろ考えることがありますので
ぜひ苦しんで考えてください
今日も一日頑張っていきましょう
ありがとうございました
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