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2023-10-13 10:41

#101 初めてのジモティー体験で気づいた、サービスにおける曖昧さの重要性 - Inputalk Design

【月水金 朝9時配信】「Inputalk Design」は、デザイナーのイワイ(@iwi_des)とりゅー(@ryuki_kyoto)が、最近インプットしたことについて、10分くらい話していくPodcastです。

#101のトピックは「初めてのジモティー体験で気づいた、サービスにおける曖昧さの重要性」です。

ちょっとしたスキマ時間のゆるいインプットにどうぞ。


【告知】

2023/12/16に下北沢 BONUS TRACKにて開催の「Podcast Weekend」に出展が決定!

当日はブースにて、Inputalk Designのグッズなどを販売予定です。リスナーの皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。

サマリー

ジモティーを使った体験から、アプリケーションにおける曖昧さの重要性について考えています。

00:01
Inputalk Designです。この番組は、現役デザイナーの IwaiとRyuが最近インプットしたことについておしゃべりするラジオ番組です。
UI UXを中心にいろんなデザインをしているIwaiです。
メンタルヘルスのセルフキュアアプリ、ファミアファイナルのデザインをしているRyuです。お願いします。
はい、お願いします。じゃあ、今日のトピックはね、僕からさせていただきたいと思います。
初めてのジモティー体験
ニュースとかそういうことじゃないんだけど、この間初めてジモティーを使って、すごかったなって思ったっていう話なんだけど。
結構前にさ、椅子を買い替えたっていう話をしたような気がする。
星の話ね。
そうそうそうそう。それで、それまで使っていた椅子がずっと家にあったんですよ。
ずっと、何ヶ月も前だよね多分。
そうだね。2、3ヶ月ぐらい前なんじゃないかな。
ずっと部屋の隅に置いてあって、空間を圧迫してたんですよ。
で、僕っていうのが本当になんかね、めんどくさい家事みたいなのが本当にできないの。
なんかそれこそ粗大ごみだってさ、めちゃくちゃめんどくさいじゃん。
特定の時間に出しておけばいいとかじゃなくて、区に電話して、サイズを縦横行き測って、
それで電話口で品目を伝えて、何月何日に出してくださいって言われて、
コンビニかなんかで、点数にあった粗大ごみ用の金券みたいなの買って貼っておいて、
で、それで当日になったら部屋から出してみたいなことがさ、
なんかもう想像するだけでめんどくさくて。
本当後回し、後回しにしてたんですよ。
で、どうしたもんかなって思って、後回しにしてたんだけど、いよいよどうにかしないと嫌だなって思って。
めんどくさいなって思ってた時に、先輩っていうか友達が新しく一人暮らしを始めたんですよ。
で、その時にこのベッドと机はジモティでもらったみたいなことを言ってた。
え、すげーみたいな、俺がリサイクルエコノミーですよみたいなこと言ってて、
あ、そんなあるんやなって思ってたのを思い出して、
あ、そういえば、なんかジモティとかでやるんだったら、
その、粗大ごみでかかる値段もかかわらずに0円で引き渡しできるなと思って。
で、パッと写真を撮ってあげたら、0円で引き取り手募集みたいなこと言ったんですよ。
で、そうしたらすぐ10分以内に7通ぐらい返事が来て。
そういう感じで、しかも7通みたいな。即完成じゃなくて、一旦でなくなったね。
あ、そうだね。購買システムじゃないからね、なんか。
ジモティーの便利さ
たぶん、人を選んでっていう感じかなって思ったけど。
で、うわって思って、最初俺は怪しいなって思ったのよ、なんか。
なんかこんなすぐ連絡来るのってずっと張り付いているやつじゃない?おかしいだろって思ったんだけど。
それこそ転売目的じゃないけど、転売なら転売で別にいいんですけどね。僕はそこを主眼としてないから。
で、なんか一番大丈夫そうな人に連絡して、
あ、これあれですよ。ジモディさんから一切お金もらってないので、全然広告案件とかじゃないんですけど。
そう、大丈夫そうな人に連絡したら、まずその人からね、何日、日曜日だったら何時でも別にお伺いできますよみたいな、最初のメッセージが来て。
あ、そっか、取りに来てもらえるんだって思って。
なんか薄々その、自分が持って行くのではないなと思ってたけど。
僕は車の免許も持ってないから、中古屋にも出すにもめんどくさいなと思ってたんだけど、取りに来てくれるんだと思って。
で、スラスラスラスラ話が進んで、ここら辺に来てくださいって言って、で当日になって、椅子下ろして、
あ、連絡させていただいた岩井ですみたいな感じで、そのまま椅子を引き取ってもらって、で、終わった。
うわー、楽ーって思って。
そう、なんか本来、なんか、なんだろうな、
あのー、素材を出すにもお金がかかって手続きめっちゃするっていうのが、なんか全部、なんかスマホ上できて、
うーん、なんかしかも取りに来てくれるなんて思って。
マジで最高だなって思ったんだよね。めんどくさいっていう感情への、なんか、ソリューションというかさ、そういうのがあったなぁと思って。
俺、そう、同じ理由でメルカリとかもダメで、マジで。送るという作業が本当にめんどくさくてできなくて。
メルカリ意外と複雑、意外とっていうか複雑だよね。売る側は結構やることあるよね。
あーそうね、なんか梱包して、いやーわかんない、俺出したことないからわかんないけど。
うんうん。1回出したんだけど。
すごいなーって思った。
なるほどね。
あのー、そうね。
アプリケーションにおける曖昧さの重要性
あ、そうそう、なんかね、
えーっとね、最近思ってることがあって、
それはなんか、ITのアプリケーションとか、ソフトウェアって、なんか曖昧さが必要じゃないかっていうか、もっと曖昧さを作るべきじゃないかって思ってる。
思い始めてる。
っていうのは、なんかゆる言語ガグラジオで、なんか人口言語を作るとしたらみたいな、人口言語を紹介するみたいな回で、
なんか言語学者の人に、なんか人口言語どう思いますかみたいな話をしていって、なんか紹介してたのはエスペラント語っていうのだったんだけど、これはなんか語彙のかぶりがないと。
なるほど。
そのなんか、多義語がないっていうのかなって話をしてて、どう思いますかみたいなことを言ったら、なんかうーんみたいな感じになって、
なんかそもそもなんか、曖昧さを許容できない言語は広まらないというか、広まった末には曖昧さが出てくるみたいなことを言って。
でもさ、っていうのはさ、なんか人と一つのコミュニケーションをする上でさ、その曖昧さ必要というか本音をそのまま本音として言っちゃいけない場面であるじゃないですか。
なんかその、別にその時にしていた例えは、あんまり好きじゃない人にのみに誘われたときに、けどかといってそのまま断るのはちょっと過度が立つから、
ああ、まあまあまあまあ、考えとくわ、ちょっと予定見とくわみたいな、行く行くみたいなさ、本当は行かないのにさ、
行けたら行くみたいな。
そういう時あるじゃん。そうそうそうそう。それってやっぱり必要というか、言語による曖昧さによってその人間関係の衝突みたいなのを回避しているんですよね。
で、それをこのアプリケーションも必要だし、このジモティはそれをやっているなって思ったの。
メッセージとかなんかユーザーが頑張ることによって、頑張るっていうか、することによって反達さが逆になくなっているっていうか。
多分メルカリはその厳格にしてるんだよね。手順とかをアプリケーション上で厳格にやることによって公平さみたいなのを頼っているんだけど、
だからそれがあの反達さに繋がっちゃっているみたいな。
あと曖昧さを増やすことによって、面倒くささを減らせるんじゃないかっていうのが最近思っていることですね。
いやそうだよね。だし、それ結構運用でカバーみたいな、そういうのは言われたりする。
BtoBとかでも最初のプロダクトとしてはこれしかないんだけど、でもこの部分さえできればゆくゆくはこうなっていくんだけど、
まずは担当者間でこういう連絡をすることによって、一旦カバーするみたいな。
で、その追加の機能とかをカバーするみたいな。
ので、そういう使われ方とかをしてるとこもありそうだなって思ったね。
曖昧さを許容するところをあえてとか、人間の柔軟性に委ねるところを作るみたいな、そういうことなのかね。
なんか起こりの捉え方があるんだけど。
柔軟性に委ねる、そうだね。
それを多分全部アプリケーションでフローを組んでやると、
なんかその画一的なものにしかならん、画一的なフローをみんなが頑張ってただろうみたいな感じになるけど、そうじゃなくて、
担当者間でいい感じにやってんの部分をあえて作ってるみたいな、そういう感じ?
そうだね。
私、2C、2Bは頑張るんだけど、2Cって頑張らないから離脱するじゃないですか。
そうだね。
手順とかを厳格にすると。
だからそこをふわっとさせるのはいいことなんじゃないかなって思ったっていう。
そういう言説ってあんまり聞いたことないからさ。
基本的にもうユーザーがやる動作全てアプリケーション上に起こそうみたいな、
金になってるような、お気に入りはお気に入りボタンを作ろうみたいな感じな気がするからさ。
いや分かんないけど、それがちょっとそういう考え方もあっていいなと思ったという感じですね。
その選択肢をちゃんと持っておきたいよね。
そうだね。全部起こすんじゃなくっていう。
はい、じゃあ皆さんもね、うちもちちょっと使ってみてください。
ぜひ。
はい、じゃあ今日も一日頑張っていきましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
10:41

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