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2026-03-20 18:06

第569回 AIが入ってきた職場で、関係性はどう変わる?

▼今回の内容

・AI時代に、上司は何を失い、何を取り戻すのか
・便利さの向こうで、関係性が薄れていく違和感
・AIが「答え」を出す時代に、前提を疑う
・行動する前に、対話するという選択
・上司に求められる「概念で捉える力」
・人を育てるとは、選択の質を上げること
・縦糸としての「軸」がなければ、決められない
・正解を出す上司から、問いを残す上司へ

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サマリー

今回のエピソードでは、AIが普及した職場におけるマネジメントの変化と、特に上司に求められる役割について掘り下げています。AIの導入により業務効率は向上する一方で、部下との関係性が希薄になったり、人材育成の感覚が薄れたりする懸念が示唆されています。これに対し、上司はAIが出した答えを鵜呑みにせず、その前提や背景を問い直し、部下と共に「機上の訓練」とも言えるシミュレーションや対話を通じて、思考の質を高めることが重要だと論じられています。 AIが「答え」を出す時代において、上司は単に情報を提供するのではなく、部下が自ら「問いを残す」ような、より概念的で本質的な思考力を養う必要があります。これは、個人の「軸」を確立し、複雑な状況下での意思決定の質を高めることに繋がります。AIを優秀な参考意見者として位置づけ、それを活用しながらも、最終的な判断や育成の責任は上司が担うべきであり、AI時代だからこそ、人間的な対話や深い思考がより一層価値を持つという見解が示されています。

コトトコトプラスと「縦糸」の重要性
こんにちは、遠藤克樹です。 井上健一郎の組織マネジメント研究所、 井上先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
さあ、ということでね、いきたいと思いますけどね。 最近はね、どうですかね。
いや、最近あれですよ。あのー、遠藤さんやってらっしゃるね、 コトトコトプラスを聞いてるんですけどね。
あ、ポッドギャストの方ですか。
うん。あのー、メルマガももちろん見てるんですけどもね。
ありがとうございます。
面白いな。なんかやっぱりこう、えーと、 何かこう、あそこから発せられるテーマ?
っていうかテーマっていうのは、あのー、 遠藤さんが仕込んでるテーマというよりも、
自然に浮き上がってきたテーマっていうのかな。
なんか、そんなものを感じていて、 すごい面白いなというふうに改めて思ってますね。
いや、井上先生に言っていただけると非常に嬉しいんですけど、
コトトコトプラス、今不定期でやろうかなと思ってるんで、
その都度出会いがあったときにちょっと出してるんで、
まだ3人しかやってないんで、 10本ちょっとかな?やらないんですけど。
そうですよね。
どうですか?結構バリエーションはバラバラで、
サイバーセキュリティ、領土問題、 あと神話的な話?
そうそうそう。ただ、やっぱり、あのー、 この間のメルマガにも書いてあったけどね、
縦糸っていうのはすごく大事だよねっていうので、
なんだろうな、すべてにおいて、
自分一人の狭い視野で物事を捉えるんじゃなくて、
大きな流れを背景にして、今自分たちがここにいるよねっていうのを、
歴史上もそうだし、
それからやっぱり国っていうものはどういうものなのかとか、
いうこともあるし、
やっぱり自分たちが守っていかなきゃいけないものは何なんだろうかとか、
なんかそういうようないろんな側面から、やっぱりこう、
近視眼的になりやすい最近の時代の中で、
やっぱりこうもっと大きな流れの中で自分たちを捉えなきゃいけないっていう、
なんかそういうテーマを感じるんですよね。
いやまさにそうですよね。
日本の歴史の中で我々が今この瞬間に立っていることの意味がわからないと、
自分の中にね、わずか人生ね、数十年の中の人生で、
自分が何者かを見つけ出そうなんて、
逆に発想が傲慢だなと最近それ思うんですよね。
エントさんのメルマガも書いてあったし、
そうだそうだっていう感覚かな。
だからやっぱり、
なんだろうな、
学ぶっていう言葉でいいのかどうかわかんないんですけど、
自分の中にやはりそういうものを、
どっかでちゃんと入れとかないといけないなって感じはしますね。
だからいろんな、それこそ恋愛の時代にもなるしね。
いろんなものが、
自分で何か答えを出していくというよりも、
わさわさといろんなところからいろんな情報が結論のように飛んでくるので、
これをね、
軸がないと全く整理できなくなるだろうなっていうふうに。
いや確かに、ほんとそうなんですね。
その軸が自分だと思う。整理できないです。
できないですよね。
だからやっぱり、
それこそさっきも言った国とは何だとかね、
そういう次元で考えていかないと。
その世界の中で日本って立ち位置でどうあるんだろうかみたいなことを、
そういうものに着眼していかないと、
やっぱりちょっとこれ今後の良くないなっていうのはあるので、
あれはぜひぜひいろんな方がね、
遠藤さんが知り合ったいろんな方が登場されるのはね、
本当に楽しみですよね。
ありがとうございます。
URLのほうは貼らせていただきますので、
もし興味ありましたら。
私自身もこの人たち面白いよと思ってる方は、
ぜひ見ていただけると嬉しいですね。
井上先生のお話ちょっともうちょっとしたいとこあったんですが、
質問来てますので、
早速いきましょうかね。
次回また冒頭で。
そうですね。
いつでもね、この話は楽しいので。
ということなんですが、
なんかね、AIの話みたいなのもちょろっと出ましたけど、
AI時代のマネジメントと上司の役割
AIからいきましょうか。
ご質問。
なんかね、面白い質問多いんですよね。
ただじゃあ今日は、
AIとマネジメントの間について聞きたいですという質問ありますので、
ちょっとこれでいきましょう。
いきます。
いつも拝聴しております。
最近、生成AIを業務に取り入れる流れが加速していますが、
正直なところ、便利になる一方で、
人を育てる感覚が薄れていく不安も感じております。
効率化、自動化が進むほど、
考えなくなる、相談しなくなる、
関係が浅くなるという兆しも見え始めています。
井上先生は、AIが当たり前になる時代において、
マネジメントが意識的に守るべきものは、
何だとお考えでしょうか。
これ、あれですよね。
本当に悩ましいところになってきてるかもしれないですね。
答えのない問いをいただきましたね。
でね、
そうなんです。
で、おそらくっていうことで言うと、
この方が想定している場面がどういうものかっていうのが、
不明確ではあるので。
みんなAIで使って、
何かまとめてきてるよねっていう前提に立たないと、
まずいことはもう皆さんおわかりだろうなと思うんですね。
だから例えば、企画書を出してくれとか、
今度営業先が新規なんだけど、
なかなかどういう切り口でいったらいいかな。
そういうのが全部、
先生AIというかAIと対話してるのか、
AIに質問したりしてるのか、
いずれにしても、こうですね、ああですねって出てきたものを材料に、
本人が、AIが出してくれたものの中で、
これ、ここいいかもって思ったものを、
言ってくるんだと思うんですね。
とか、今この方が心配してるように、
それを報告せずに勝手に動き出しちゃうみたいなことも起こるのかもしれない。
なので、すべては、
AIと相談して出してきたよねっていう前提に立って、
どんな話が出てきてるっていうふうに聞いちゃったほうがいいと思ってるんですね、私。
なるほど。
つまり今回の案件、
ちょっとなんかいろいろ考えてくれよってバーッと出てきましたと。
それを二人で、どこが良くてどこが悪いかね、
悪いっていうか、どこがどうなんだろうねっていうのはね、
そのAIが出してきたものを材料にして、
対話をしていく場面を作ったほうがいいと思ってて。
ちょっとそれなんだけど、
上司の概念力みたいなのは、概念家能力みたいなのは重要になってくるんですよ。
なぜかというと、AIがこう出しました。
部下がこれいいと思うんですよね。
でもそのままいいねってやったら、
この方が心配しているような状況にどんどん状況はなっていく可能性があるんですね。
能力的にはね、明らかに上司のほうよりも優秀ですからね、AIのほう。
これは全員が共通ですよね。
そう。なんだけど、あえて検証視点みたいなのを常に持つ上司が。
部下がやってることは、イコールAIが出してきた答えと、
まあ本人の意見もあるかもしれないけど。
っていう前提で言うと、ここのどこがいいのかねっていう。
もうね、なんていうのかな。
かつてで言うと、PDCAでPD、やった後にチェックしてってあったでしょ。
これも企画が出た段階でそれやっちゃったほうがいい気がするんですよ。
行動する前に。
行動する前にやっちゃうってことですか。
プランの段階、計画から方向性とか試作のアイディアとか。
そういうものをまだ実現していない前に、
このアイディア自体に対するチェックをしたほうがいい。
つまりアイディア自体がどこが良くてどこがダメなのかねとか、
どこがここはポイントなのかね。
なんでAIはこう言ったのかねみたいな。
そういう検証ポイントをAIが出したものの直後にやるというものを
習慣化するのはちょっと大事かなと思ったんですよ。
なんか言葉微妙ですけど、めっちゃ早い実験ってことですか。
機上の皆さんの作戦会議みたいなものね。
それをあえて、じゃあやってみようかって言ってもいいのよね。
なるほど。テストマーケティング的な意味での実践じゃなくて、
機上の中で。
そうそうそうそう。シミュレーション。
シミュレーションってことですね。
機上訓練をするっていう、それを題材に。
だって今までと今は出てこないアイディアでしょっていうことなのよ。
部下から出てくるのも、以前はちょっと考えとけよって言っても、
いやなんかよくわかんないんですよみたいな状況だったのが、
言葉が私考えましたみたいなふうに出てくるわけじゃない。
はいはいはい。
だってこれはもうAIの力も借りたなっていう前提で、
どうAIなんて言ってたって聞いちゃってもいいと思うぐらいでね。
で、どこがポイントだと思う今回みたいな。
思考訓練の精度を逆に上げられる可能性が出てきたと思ってるの。
だからむしろ打ち合わせの中にAIを置きながら。
そう。
だから、AIで語ってきたものでもいいし、
じゃあもう一回聞いてみようかみたいなのでもいいのよ。
何が言いたいかっていうと、やっぱりAIはいろんな情報から精査して、
問いに関してこういう答えを出したほうがいいなって、
裏でちゃんと考えてというか、検証して出してくれる。
一つか二つかわかんないけどね。
事例として出してくれる。
これって今までなかったものなんだよね。
確かに。
上司と部下の中で、あれどうする?ってまだボワーンとして、
両者ボワーンとしてるところから始まるでしょ。
一旦持ち帰ってみます、調べてみます。
そう。この時間がなくなるんだよね。
むしろどうかねこれって。
いいねいいね、じゃあそうしようってやっちゃうから、
この人の心配する世界にどんどん入っていくと思う。
むしろ対話というかやり取りをする。
材料。
材料。スピードを上げる。
あと思考を高める。
なるほど。
だから上司がそれを扱うある種の思考力のレベルっていうのを
求められるようにはなるなとは思って。
AI活用による思考力向上と人材育成
だから本当に情報を持っていた上司は結構、
そこで戦ってた場合ヤバいですよね。
でもね、やっぱりアイディアが豊富になるっていうことだとは思うので。
そうですね。
だから僕がよく言うブレストがいいよって言ってるのと同じで、
もう一人の優秀なブレスト相手が生まれたようなもんだからさ。
いやまあ確かに。
僕こう思うんです、私はこう思うんですっていうのが出てきてくれるわけで、
あ、そうかいいねこれっていう前に、
あ、でもさ、これってどうなの?っていうある種クエスチョンをちゃんと作りながら検証していく場を
部下と一緒にしていく。
なるほど。
っていうのはすごく、こればっかりじゃないと思うんですよ。
まだまだ僕もAI時代のマネジメントって考え始めたところなので、
まだ研究材料段階なんですけど、
一つはそうかなって思ってる。
マネジメントっていう領域で考えると、
AIでマネジメントするみたいな風に考えちゃう人もいるじゃないですか。
管理しようと思ったらAI素晴らしいので、
AIを使ってあいつに何て言ってあげればいいかなとかそっちの方の話も一つあるってことと、
実際の仕事業務上で動かしていくときに今のように、
上司、部下の間にもう一人AIがいるみたいな活用の仕方の話を。
だからAIでマネジメントしようっていうときにも、
やっぱり上司がいなくなる時代が来るかもしれないんですけど、
いずれね、上司いらないよと。
マネジメントはAIがやるよと。
みんな働きありですよっていう世界が来るかもしれないんだけど、
そこまでいくとあれなんで、
マネジメントにAIが加わってくるときも同じで、
一人の参考意見者だっていうふうにちゃんと置いとかないと、
優秀な意見者だっていうことを置いとかないといけないのかなと思うんですよね。
お質問にもありましたけど、
人を育てる感覚が薄れていく不安というところはどうですか。
だから今言ったように、
人を育てるって何かっていうと、
ある意味では物事をどう捉え、それをどう解釈し、
方向をどうつけるかっていう、
どういう行動計画まで落とし込むかみたいな、
その一連の流れのレベルがどんどん上がっていくことだと思うんですよね。
やっぱり経営に近くなればなるほど、
判断して決断しなきゃいけないっていう世界が入っていく。
人間の成長ってやっぱりどっかで、
自分の人生もそうだと思うんだけど、
決断する場面、選択する場面とか、
そういうことがどんどん領域として増えてくると思うんですよね。
自分がやんなきゃいけないこと。
そのときにAIだけに頼っていたら、やっぱりそれは育たない。
それは事実なので、
それは一つの意見として、
選択肢の一個として捉えながら、
他にないかなって広げていくチャンスだと思うんですよね。
例えばAIが、今回の案件はこういう作戦でいったらいかがですか、
みたいなのが出てきたときに、
そうは言うけどさ、
例えばお上司だったら自分の経験で、
確かに合理的に感じるけど、
こういうときってどうするんだろうね、
なんていうことをやっていくと、
部下はさらに良い情報がプラスされて、
え、そうですよねって悩まない。
思考が広がる的な感じですね。
それの上司だけでは言語化できなかった叩き台としてのアイディアが、
AIは出してくれるので。
そうですね、ということなんですかね。
今のところは、
意思決定の部分が残るじゃないですか。
AIに意思決定してもらったら、
本当にいらないじゃないですか、
上司というか。
意思決定だけはですよ、
どんなに情報をもらっても決めるの自分なんで。
先ほどの冒頭の話で井上先生が言っていた、
「軸」の確立と今後の展望
縦糸って言ってましたよね。
縦糸と、縦糸ということよりも、
縦糸としての軸を自分の中に確立しない限り、
意思決定が生まれないんで。
その通りなんですよ。
そこがね、
だから私の今年の最大のテーマがそこ。
今年の最大のテーマですね。
だからそこの勉強をする場とかがね、
必要になってきますよね。
そう、だからやっぱり、
なかなか自分で自分の軸って、
自問自答しても出てこなかった時代なので、
むしろAIが言語化してくれたりするので、
軸を作るのに使ってもいいとは思ってるんですね。
整理する上ではね。
ただ自分の覚悟みたいなところに行かなきゃいけないから。
ね、そうですよね。
そこはちょっとね、単純じゃないんですけど。
でもその通りなんですよ。
そこなんですよ、私もそう思ってるんです。
だからその辺りを培っていくために、
勉強会をね、
していかなきゃということで、
井上先生、実はね、
井上先生、今年実はね、
その計画をしているという話は聞きながら、
まだ日程とかも決まってないというのはね、
よく知ってますので、
ちょっとどんな構想があるかって話、
ちょうどこんな話になりましたので、
次回は冒頭にそんな話もしつつ、
他にもたくさん質問ありますので、
質問にも答えていきたいなという。
今回の質問者の方には、
AI時代のマネジメントってすごいやっぱり、
いろいろな側面から考えなきゃいけないので、
今日申し上げたのが全てだとは思ってないし、
一つのところから捉えたことなんだということだけ、
ちょっとご理解いただけるといいな。
ということですね。
ま、ともに考えたいというテーマですかね、ここはね。
ということで、今日のところ終わりたいと思います。
井上先生、ありがとうございました。
ありがとうございました。
本日の番組はいかがでしたか。
番組では井上圭一郎への質問を受け付けております。
ウェブ検索で井上圭一郎と入力し、
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その中のポッドキャストのバナーから質問フォームにご入力ください。
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