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2024-02-23 14:00

第461回 コミュニケーションは「伝え方」より「受け止め方」

第461回 コミュニケーションは「伝え方」より「受け止め方」

井上健一郎が、組織・人に関わるあらゆる問題をわかりやすく解説する番組です。

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井上健一郎の組織マネジメント研究所
組織が一体となり、ゴールを達成する究極の快感
上場企業から中小企業まで延べ200社以上の支援を行った井上健一郎が、
組織・人に関するあらゆる問題を分かりやすく解説します。
こんにちは、遠藤和樹です。
井上健一郎の組織マネジメント研究所、井上先生よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで、今日も行きたいと思いますが、早速質問いきますか。
そうですね、いいですよ。
今日のご質問ですが、質問だけいただいております。ありがとうございます。
よく結論から話すと言われていますが、重要なことをしっかり話したつもりでも、話がかみ合っていないと感じることがあります。
そこで相手、上司や部下、顧客に伝える情報が不足しないように意識すると、
相手に指示や依頼が正確に伝わっていないのではと感じてしまう場面があります。
さらにコミュニケーションが大事だと思い、相手に質問などはないかと確認をしたり、
法連想などもしっかり行っていますが、こちらはしっかりと伝えた情報が結局全く伝わっていなかったり、
逆に文句を言われたり、なかなかうまくいきません。
どうすれば端的に分かりやすく伝えられるのかなどか、何かアドバイスがあればお願いいたします。
はい。この話も実際にどんな場面で起こっているかということによっては、
若干私が話すこともずれちゃう可能性もなくはないんだけど、
ちょっとあえて少し一般論的にまとめて話したほうがいいかなとまず思います。
なぜかというと、この事象のときはどうなの、この事象のときはどうなのっていうことから話し合うと、
前提で私が言いたいことが伝わらないかなと思うので、
お互いの話し合いの前提条件ってなんだろうねっていう話をしようかなと思ってます。
よく結論から言えよっていうときに、例えば部下からいろんな報告してきたときに、
いや実はこの間こうやって動いていたらこうなったことが起きまして、
横から飛び込んできたのにこんな案件もあって、何なんだよ結果って言いたいから、
結論から先言ってくれよっていうことって場面としては多いと思うんですね。
これって何かっていうことを聞いてる側は、結果どうだったの?
で?っていうこので?っていう言葉が入るわけよね。
ですね。
でどうだったの?いろんなこと言ってる。でどうだったの?それが先に知りたいよ。
逆に言うと、何かを伝えなきゃいけないときに結論から言ってもいいんだけど、
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相手側の取り方は、何々だからこの結論なんだよ、だからがないと結論だけ言っても伝わらない。
説得ってことですね。
そう。だからこの説得があるんだよっていう。
つまり必ず結論とか指示の前には、何々だからこれっていう、
このだからという接続詞がちゃんと受けてるかどうかが大事で。
つまりその前、Whyがちゃんと伝わってるかどうかっていうのが結論も大事なんだけど、
結論よりもっと大事なのは、それは何のためなんですかっていうことの目的とか意図とか、
根拠であるWhyっていうところがちゃんと伝わってるかどうかが、
ずれるかずれないかの一番のポイントですよね、っていうのが話の前提なのかなと。
なるほど。ずれるずれない、ちゃんと伝わる伝わらないはWhy、なぜがちゃんと共有化されてる、伝わってるかどうか。
この伝え方が、例えば結論から言っても、
その後にWhyを語るっていうことのほうがスピード感がある場合がある。
広告とか。
結果こうでした。どうした?こうこうこうでこうでって。
だからこうなったんです。
だからの前の説明を後で付け加える場合と、
前に付け加える場合は、これは話の内容によって広告が違うんだと思うんですよね。
特に報告は結論からのほうがいいと思う。
報告。今はほうれん草の枠組みで話されております。
っていうよりも、ほうれん草でもいいんだけどね。
相談なんかはちょっと違うから。
連絡とかはスピーディーに事象を伝えなきゃいけないこと。
もちろん結論から言ったほうがいい。
こういう状況だったんですからこうなりました。
補足説明を使いくらい。
ただこの方が指示がずれてるような気がする。
っていうところを後半でかなりおっしゃってるので。
そこで言うと、大事なことを伝える場合は、
やっぱりどっちかというとWhyが前のほうがいいのよ。
今回の話はここがポイント。
だからここに注意をするとしたらこういうやり方がいいと思うよとか。
だからの前は、指示をするときは必ず先で言ったほうが私はいいと思う。
それのほうが伝わりやすいというか。
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そこでまず合意しなきゃいけないんだよね。
納得ともいえるんですか。
そうそう。今回の件はここが大事だと思うけどどう?
っていうふうなこととかで。
そうですね。だとしたら君はどう思う?
とか少し迂回しながらでも、何が目的で、今回の意図はここで、
何ができなきゃ本来よくないのかっていうポイントみたいなのは、
最初にちゃんとお互いが合意して共通認識を持つって言ったらいいの?
っていうところはちゃんと先に作らないと。
だとしたらこれだよねっていう結論だけ先に言うとわかんないんだよね。
これは今、指示をすれば。
指示でどういうことを伝える場合に気をつけなきゃいけないことは何でしょうね、
というこの方の立場としては、上司もいらっしゃるだろうけど部下もいらっしゃる。
どちらかというと、上司にあの件こうなってますという報告のときは、
結論からがある程度適切さがあるだろうなと。
部下にこの件どうしようかって、これからの工程プロセスを組み上げるときは逆で、
意図とか目的からちゃんと認識を合わせないとずれていっちゃう。
っていうことなんですよね。
コミュニケーションの目的が何かによって当然変わってくる。
その目的も今みたいにおっしゃっていただけると、
報告のパターンがあるな、あと指示とかを部下にするパターンがあるな、
あと何が想定できるんですかね。
あとは若干、よく皆さんワンオンとかやるので、
部下との間で、ある案件のゴールが決まってなくて、
ゴールをつくらなきゃいけないようなとき、一緒に。
一緒に考えていこうねみたいなときっていうのは、
お互いが、さっき言ってるどうしてそう思うかのどうしてがお互いがずれてる場合があるのね。
なるほどね。そのどうしてのずれをまず認識する必要がある。
CGのときはある意味でははっきりしてるので、そこを共通に意識しましょう。
ゴール設定自体がこれからしようねとか、ワンオンなんかでどうしていこうかねっていうような話のときは、
ゴール設定はお互いが違う。かつどうしてそう思うかの根拠も違う。
場合が多いので、そのときは伝えるというよりも、
わかってあげるが先にこないと無理なんでね。
そうか、そういうふうに思ってるんだねと。
今度はそれを前提で、でも僕が見ているとこんなふうに感じるけどどうなのかな。
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一つの情報として相手にまずこちらが思ってることを渡さない、渡す。
渡したうえで相手がそれに対してどう消化するかみたいな。
そう言われても私はそれは嫌ですなのか、そういう見方もありますねなのか、
その辺をここは時間がかかる。
最後にいろいろな話をやったら、君の言うこともそうだけど、
私の言うところのここのポイントも大事だということならば、
こんなやり方もあるよねっていう結論が最後に生まれる。
だからこれは結論から先言ったら完璧アウトになる。
でもワンオワンで自分の人生のキャリアの相談をしたっているときに、
いきなりなぜと結論をボンボンと言われたら、
どこにもこちらの余白がないじゃんってなってしまいますね。
結論の可能性がたくさんのところから導き出される可能性が高ければ高いほど、
自分が持ってる結論から言うのはちょっと違ってくるよね。
まず大きく答えがあるような話なのかどうか。
それと別に、相手側にも答えがありきでちゃんと指示をしなきゃいけないのか。
というよりも事実の情報をきちんとまず共有する報告的なものなのか。
報告連絡とかがここに当たるんですかね。
そうそう。
相談になるともしかするとゴールが見えないとか、
意図をどう感じればいいかみたいな相談もあるかもしれないので。
そうですね。法連相ということであえて言うなら、そう整理されるんですかね。
そう思うと全てを、
そうですね確かに相談でいきなり結論ありきで、
井上先生ここわからないので答えを教えてくださいと言いますのも、
ちょっと待てよ、中引き教えろよとなりますよね。
なので結論の前には、
必ずおにゃららだから、おにゃららだとしたらっていう接続詞があるので、
接続詞があるってことはその前があるってことなので、
その前がお互いが明らかになってるかどうか。
だから報告なんていうのはその前は明らかなはずなのよね、お互い。
あーそうですね。確かにそうか。
そこはあえて言う必要もないんで、
そういう意味で事実だけで言い方もできるのか。
確かに。そう思うと今回このやりとりが何の目的で話すのかがちゃんと整理されてないと、
この結論から言いなさいとか、
なんか怖いよを語れとかいろんなノウハウ的なものに引っ張られておかしくなってっちゃうんですかね。
そうだと思います。
ベースにある一つはまず結論というか、結論となぜっていうのがセットになっていて、
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これを法連法だったり、答えがあるないといろんな切り口がありますけども、
そのコミュニケーションの目的に合わせてどう言うと、
結局何なんですかね、相手がどうやったら受け止めやすいかという気持ち的なとこなんですかね。
だと思います。
伝え方よりも受け取り方がちゃんとできるかどうか、受け取れるかどうかが大事なんで。
こちらの伝え方じゃなくて、相手方の受け止め方を意識すると結果的にどっちから言うべきかが決まってくるって言ったほうがいいんですかね。
だからもしわからないときは、ある案件で話すときに、
君はどこが一番気になるのかなって最初に聞いてもいいね。
受け取る方が。
相手の気持ちがどこにあるかを探りながら、
あ、そう思うんだねっていうようなことをちゃんと理解した上で話していくだけでも伝わり方は変わるので。
いうことですかね。
かなり大枠としての考え方を整理していただきましたので、
これを踏まえてまた具体的にありましたらぜひお寄せいただきたいなと思いますが、
なのでコミュニケーションというのは伝え方よりも受け止め方みたいな感じですかね。
はい、そうですね。
ということで終わりたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
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