1. オカとニシムラの いけたら、いくわ。
  2. 第58回「映像と、文化人類学..
2025-07-18 40:25

第58回「映像と、文化人類学。」

ミステリーは好きですか。たくさんのミステリー作品が世にありますが、皆さんの一押しはなんでしょう。

私は、好奇心を刺激されつつ"分からない、見えない"ことに対してコワなってくるので、好きとは強く言えないですがたまに欲しくなります。


前半は、最近見た面白かった映画やドラマの話。

ロード・オブ・ザ・リングを初めてみました!もうこれぞファンタジー!王道!これか!!


いいドラマや映画は、出てくる人物全員がいい。脇役も敵役も必要で、果たすべき役割がある。

現実世界での人どうしの間で起こる問題は、お互いが主人公でありたい、主人公であろうとするが故であるという文章を見ました。そして『主人公から降りる練習』がいると。

主人公から降りる、なかなか難しいことですね。でもそれができれば、一番強く優しい人間になれるかもしれない。


なんて話もしつつ、

NETFLIXで観た面白いドラマ、ブレイキングバッド、ザ・レジデンス、カピタニを紹介しております!


さくっと途中に、させていただきます警察のパトロールを挟みまして、


後半は、ニシムラによる 読めたら、読んで。

『自分のあたりまえを切り崩す文化人類学入門』(箕曲 在弘 著 大和書房)のご紹介!

(※ポッドキャスト内で 大和書房さんを"やまと書房"さんと言っていますが、正しくは"だいわ書房"さんです!失礼しました)


目次を追いながらの紹介ですが、これはだいぶと面白そう。

『なぜ私たちは「よそ者」に冷たいのだろうか?』『家族にとって血のつながりは大切か?』『なぜ私たちは唾液を“汚い!”と感じるのか?』など…

馴染みある話題から広がる入門書とのことで、目次だけでかなり興味をそそられております。


ポッドキャスト内でも登場しているニシムラが好きな言葉、『自分の物差しで問うのではなく、自分の物差しを問う』。自分の価値観を保ちつつ世界を広げていくのも大事だけど、当たり前を切り崩してこそ、一つ上の次元で世界が広がり、面白い世の中に素直に触れられる気がする。ね。


映像人類学 という分野を見つけた話も。

大学から離れていつの間にか何年も経っていますが、学問は何歳でもできる。会社員でも気になったら覗けばいい。その感覚が消えないようにしていきたいですな!

サマリー

このエピソードでは、ポッドキャストの参加者が「ロード・オブ・ザ・リング」や「ブレイキングバッド」を通じて学び、コミュニケーションにおける人々の役割について考察します。また、最近観たミステリー作品「ザ・レジデンス」の魅力についても触れます。ルクセンブルク製の犯罪ドラマ「カピタニ」や文化人類学入門書についても言及し、文化の多様性や視点の変化の重要性を強調します。さまざまな文化人類学のテーマ、特に贈り物の文化や汚れの感覚、映像メディアを通じた文化の探求について深く掘り下げます。映像媒体が文化人類学に与える影響を探求し、映像が人間の生活や文化にどのように関わるかを考察します。

映画と観察
どうも、オカです。 ニシムラです。 ADサトウです。
オカとニシムラのいけたら、いくわ。この番組は、あらさあ関西人の男女でお送りするおしゃべり番組でございます。
7月5日、58回目でございます。 三問類の3回目。
もうだから、前回の興奮さめやらぬ。 めっちゃ喋ってんな、すごいよな。
前回はちょっと最長になってしまったかもしれない。 ほんま?その話題だっけ?
うちのギリの父は何回に分けて聞くんだろうか。 3分ずつしか聞いてないから、大変や。
えーとですね、あの、最近、今更ながらですけど、ほんまに最近、ロード・オブ・ザ・リングを見ました、映画。
おー、はいはいはい。 最高!それはそれは。
まだね、前言ってたアルマゲドは見てないんですけど。
やっぱ有名どころ、こう、名作って呼ばれてるものは、やっぱ観に行っていきたいと思って。
ロード・オブ・ザ・リングの映画、観てさ、トントントンと観て。
なんやろな、あの、もうファンタジーの王道、これか、っていうのを改めて。
昔、小説で、指輪物語、読もうと思って挫折してて、
だから最初のシーンとかは、まぁちょっとなんか頭の中で想像もあって、知っててんけど、
でも初めて、ほんまに初めて映像で観ましたよ。めっちゃよかったよ。 ほんま。
なんかさ、あれ、1はたぶん小学校か中学校ぐらいの時で映画館で観てんけど、 そんなあと観てないね。
大人になって観ても、もうみんなが求めてるファンタジー、冒険と、なんかこう、仲間との信頼みたいな。
と、その魔法的なこととか、もうベターやけど、とかまぁ映像の美しさとか、キャラがそれぞれいるみたいな。
ホビットがいて、エルフが出てきて、魔法使いが出てきて、もう王道ここが原点か、みたいな感じで、よかったですね。
えー、全然、だから、なんか1本がなんか3、4時間あるみたいなイメージがあるんだけど。 あーそう、長い長い長い。長かった。3時間近かったかな。
でも、ほんまもう飽きずに。 今さ、シリーズで言ったらどんだけあんの?
たぶん3つだと思う。 あー3つで一旦その完結して、なんかイメージはサブのやつもある。 あーサブも出てた。それは見てないけど、その本編というか、3つ見ました。
最近見た映画ね。 最近見た映画。で、なんかさ、大人になって思う、なんかまぁいろいろ、新しい人とも出会うからさ、まあ転職とか引っ越しとかするとさ。
私は結構Xまだ見てる方やねんけど、まあ本当に見る専用のアカウントで見てるってだけやけど、文字も好きやし、面白いからさ、まあよく見るんやけどさ、そのXの中で、人との、人とのコミュニケーションの中での起こる問題の大抵の問題は、お互いが主人公であろうとするがゆえみたいな。
があって、確かにと思って、どっちもが自分の主張を通したり、自分がこうやっぱ自分の世界、こう主人公になりたいっていうのがあって、でも主人公から降りる練習をするのが必要だみたいなのがあって、なんかそれがなんかどっかの大学の大学院生、哲学とかなんかやってる大学院生がポロッと言った言葉みたいな感じで書かれてて、なんか主人公から降りる練習をしているみたいな。
あ、はいはい今日は私が悪者ねみたいな。でもそれもさ、楽しいというかさ、はい今日はあの、あのこの脇役になってみたいな、まあ一つの物語として楽しむみたいな、まあそういうのも確かにと思って、このロードオブザリングのいいところはやっぱ出てくるみんながいい。
そうな。
で、ある意味全員が主人公とも言えるし、脇役やけど、脇、もちろん主人公の子はいるんやけど、その他の子も脇役やけど、主人公とも言えるような場面によっちゃ、からもう学びが多かった。
ドラマの影響
へー。やっぱ大人が見て。
そうそうそうそう。だから別に自分が、自分の主張を押し通さずに脇役に回ったからといって、別に自分がのけ者というか、外れるわけじゃないし、っていう学びを得ましたね。
そう、なんか主人公から降りるって結構難しいことなんかもしれんって思ったけど、良かったですね。やっぱりいいドラマとかいい映画って言われるのは、やっぱ出てくる全員がいいみたいな。
それはあるかも。
もう一つあるやろうなと思って。
今俺は毎朝朝ドラを見てる全員、今アンパンっていう、アンパンマンの作者の柳瀬隆さんの奥さんがフォーカスされてて、いまだみおちゃんがやってるんやけど、
それの一生に、もちろん小さい時から幼馴染として柳瀬隆いるから、それの人生の話なんやけど、
めちゃくちゃいい。それも主人公とか含め出てくる人みんないいし、同じNHKでタイガーのベラボーもみんな出てくる人がみんないいし。
タイガーベラボーやな。全員いいってさ、脇役やけど脇役ならではのいい仕事してて。
役目があるからな。
本当に実生活でもそうやなって。しみじみ思ったらロードボダリングみたいな。
主人公から降りるっていう言葉初めて聞いたけど、マジでそうやな。俺はナンバー2っていう言葉がすごい好きやから、いいよね。
そうなんで、仕事してるとさ、引っ張るタイプの、特に営業の人とかさ、引っ張るタイプ、私は経理やから裏方やけどさ、
桃太郎っていう桃太郎やなっていう人が結構いて、私はそれじゃないなって気づいて、やっぱり世の中に桃太郎が合う人もいるし、合わない人は別に桃太郎を目指す必要はないし、
本当にそうやで。
思った。
本当にそうやで。それを映画から学んだのもすごいですね。
で、最近見て良かった、私が言いたかったのは、最近見て良かった映像を伝えたかったんですけど、他にもドラマ見て、年末にバッと見てんけど、ブレイキングバッド。
おーはいはいはい。
これも古いドラマ、古いというか数年前のドラマやけど、ずっと見たいな、一気見せたいなと思って見てて見てへんかったんやけど、このブレイキングバッドもめっちゃ面白かったですね。
俺挫折したわー。シーズン1。
シーズン2からおもろいね。
シーズン2、シーズン3からおもろいね。
海外ドラマ好きな人みんなそれ言うやろ。
それ長いね。
シーズン2からやから、シーズン5からやからって、よー耐えたなーみたいな。
そうシーズンは確かに面白いけど、そこまで言うほどじゃないなーみたいな、ただまあまあまあそういう話かで、私も思ったけど、そうなんですよ。
シーズン2から。
もうちょっと見ていただくとですね、面白いですよ。
惰性感も出てくるやん、シーズン増えるとさ。
ブレイキングバッドもまあちょっと長かったけど、でもその中だるみあんまりせずに、ちゃんと終わったかなって感じするし、全体を通して、やっぱアメリカの男性、マッチョ文化みたいな、最近よく言われるけど、
白人の方の、男性はマッチョである、鍛えてマッチョであって、るべきみたいな、ちょっと強めに出るみたいな、トートバッグは持たねーぜみたいな、荷物持たねー、足場広げて座るぜみたいな。
ちょっとだるいやつ。
そういうのも言われてる中で、そういう主人公もいて、そのもう一人に、男性の主人公2みたいな子がいて、その子は男性やけど、ちょっとナイブで、ちょっと女性的な、アメリカの文化の中で女性的な部分もあって、
その対比というか、そういう葛藤みたいなのもすごいうまく書かれてて、麻薬が、麻薬の話ではあるんやけど。で、暴力シーンとかもすごい出てくるけど、そこまでなんかやりすぎてるシーンもなかったし、
もう本当にストーリーとして面白かったな。おすすめです。でもそのブレイキングアウトも、みんな良かったって。ほんとに。みんなに拍手みたいなドラマでしたね。
ミステリーの魅力
トータルでシーズンどんくらいあるの?
えー、何番やったかな、シーズン…
なんかイメージは7ぐらいまであるイメージやねんけど。
7のもなかったで。
ほんま?
なんか年末年始でほぼ見に行ったぐらいだったかな。
俺はそのシーズンもんで今見てるのは、見続けてるのはストレンジャーシングスで、まだ見てない人周りにいて、見た方がいいよとは言うけれども、最新作がシーズン5がもうすぐなんかな。それで完結すんねんけど、今からシーズン4で1話あたり70分とか60分40分みたいなのをさ、そんな何話も見てくれって余裕になると思いながら。
えーと、ブレイキングバットはですね、シーズン5までありますね。
あー、5ね。
でもシーズン1つが7話ぐらい。
はいはいはい。
見やすいね。
1時間ずつぐらい。
あー。
はいはいはいはい。
えー、ちょっともう1個最近見て面白かったのが、最近Netflixオリジナルなんかな?
はい。
あのー、あ、オリジナルや。ザ・レジデンスっていう。
あ、聞き覚えあるね。
うん。
どんな話?
えーと、なんかブリジャートン家とかそういう人らが手掛けたミステリーの話やけど、
うん。
あのー、黒人の女性のめっちゃ頭賢い能力のある探偵さんが、ホワイトハウスで起こった殺人事件を調査する。
おー。
ので、テンポもすごい良いし。
おー。
これも1時間1個50分とか。
はいはいはいはい。
えーと、8話で終わります。
うーん。
シーズンもんとかじゃなくて、8話で終わるからめっちゃ見やすい。
えー、ちょっと見たいなこれは。
これも1時間ずっと飽きることなくずっと見続ける。
えー。
で、みんな登場人物の証言とか聞いていくシーンとかあんねんけど、だからもうじっと見ちゃう。
あー、はいはいはいはい。
ほんまに最後の最後まで犯人誰か分からんし、
うん。
ミステリーとしてめっちゃ面白かった。
へー。ミステリーやっぱいいよな。
うん。
ミステリーってさ、オチはまぁだいたい相場やったりするけど、その途中が面白いよね。
うん、途中面白い。
え、誰が犯人だよなってほんまに思いながらは、えーみんな怪しいみたいな。
ははははは。
確かにあれあれやったみたいな。
ミステリーって難しいやろな新しいの作るの。
うん、確かにな。
もう散々擦られてるやん。
うん。
で、ミステリー、そう私も面白いなと最近思って。
うん。
小説、まぁ私小説、物語、本、物語系しか全然読まへんって言ってたけど、
はいはいはい。
ミステリーをあんま読んでこーへんかったよ。
うーん。
まぁそのアガス・クリスティのなんか有名なやつ一個とか、シャールク・ホームズのなんか一個子供の頃読んだとかはあるけど、
はいはいはい。
がっつり有名なやつ読んだことなくて、でも一個読んでみようと思って、
うん。
あやつじ、あやつじさん。
あやつじユキットさんかな?
うん。
その人のご兄弟会社の先輩です。
あ、そうなの?
あやつじさん。
あやつじさんの、
定番のね。
定番の、一番有名な十角間の殺人っていう、
名前は聞いたことある。
小説、多分もうミステリー小説名作みたいな、おすすめとかでも一番とかに出てくるやつ、
もう土定番、一番有名な読もうと思って、読んで面白かった。
面白かった。
ミステリーの魅力
それ読んでから、あ、ミステリー面白いなと思って、ミステリー門の映像みたいと思って、そのマザレジデンスとかも見てんけど、
よかった、ミステリーちょっと最近来てますね、私の中で。
見続けるとさ、なんとなくこう、法則も見えてきそうやけど、でも面白いよね。
うん。面白かったね。
土定番実はガリレオとかはあるわけよ。
あ、確かにガリレオ、ドラマ見たかな、ドラマ見たか。
その十角間殺人読んでるとさ、なんか私、怖なってくるねんか。
わからんことがめっちゃ怖くて、わからへん怖さ。
入り込んでるやん、めっちゃ。
もうなんか、ほんまに怖なってくるねんか。
すごいな。すごい僕に言うからな。
昔の、ちょっと思い出話やねんけどさ、我々がいたサークルでさ、
みんなでこう、集まって予定合わせでどっか遊びに行くような企画があったやんか。
ないないツアーみたいな。
それで、どれか忘れてんけど、どっか行った帰りの車の中で、数人乗ってて、
夜やねんけど、帰りの車の中で、海ガメのスープのゲーム、わかります?
で、あれをやろうってなって、でも多分なんか異常な空気やってん、その車の中が。
やりもってな。
運転してる先輩が、その出題者っていうか、知ってる人で。
ゲームマスターみたいな感じでな。
そう、で、3人ぐらい、私と、で、もう1人、男性の先輩と、男性と女性、もう1人ぐらいいたかな、後輩かも。
もうほんまに誰が、その他はわからんけど、運転手と私と、で、もう1人後ろ、
私がなんか女子席に乗ってて、後ろにもう1人男性の男の先輩がいて、で、わからへんことが怖すぎて、
私とその男の先輩2人とも、ちょっと泣き出してんの。
へぇー!
そう、めっちゃ覚えてる。
運転してる人はだってさ、え?
運転してる人は知ってる。
知ってんやろ?
知ってる。でもその私と、後ろに乗ってた1人のが。
わからんくて。
でも、なんかあの時の車の中の雰囲気めっちゃ異常やなって、今思い出しても思って、なんか。
怖なって?
怖なった。なんか夜やったのと、なんか、わからへん。
いやー、あの当時は流行ってたもんなー。
うん、なんかその、何から想像効果生まれたかわからんけど、なんか怖い雰囲気、うわーってなって。
なんか、怖い話を聞いてる感じやもんね。
そうそうそうそう。
なんかその、今見てるとウミガメのスープってなんじゃいっていう人いると思うけど、
この言葉は前も見て、えーって思うけど、水平思考クイズっていうジャンルらしいわ。
あ、そうなんや。
水平思考っていうクイズの中で、そのウミガメのスープってそのなんか1個物語があって、でもなんかこんなことが起きました、なぜでしょうみたいなのを考えるやつやんな。
そうそうそう。で、なんかイエスで答えられる質問を出題者にしてって、その真相を当てるみたいなゲーム。
それこそ今ボドゲとかね、流行ってまだミステリーとか流行ってるけど、なんかそれの走りな気もする。
そうそうそうそう。いやー、それ思い出しましたね。
だからその十画鑑殺人読んでる時もさ、もう怖いんやけど、でもさ、早よ知りたいから、この怖さから抜け出したいっていうのを読むしかなくて。
進むしかない。
ああいうの一人で読んでるのちょっと怖いんだけど。
難しいよミステリー少年の友達と読むの。追ってーって。松川大変やねん。
でも面白かった。非常に面白かったですね。
ルクセンブルクのドラマ
あともう一つ最後ちょっと面白かったドラマがカピタニっていう。
カピタニ。
これもネットフリックスのオリジナルやったか忘れたけど、なんかこれはルクセンブルクの国で作られてる犯罪ドラマ。
ルクセンブルク。
だからなんか言語がドイツ語やったかな。
でもドイツ語かルクセンブルク語か忘れたけど、どっちも出てきたかな。
やねんけど、これも面白かったですね。カピタニっていう。
なんかもうタイトルがすごい可愛いけど別に違うやな。
違う。これもまあ刑事問?刑事問プラスミステリーみたいな。
ルクセンブルク語って書いてあるな。ずーっとルクセンブルク語が続きます。
まず滅多に聞くことのない言語ですからこれだけでも見る価値があると思います。
なんか雰囲気もやっぱり結構アメリカもの刑事、なんかFBIとかそういうドラマ好きやからよく見てたけど、
それとやっぱちょっと違うその統計のあんま見たことのない雰囲気で面白かった。今まで見たことない感じで。
制作する国によって雰囲気変わるの面白いよな。何のジャンルにおいても。
これもミステリーです。小さな街で起こる秘密がどんどん暴かれていく。
ミステリーの相場のあらすじですね。そうなんです。
なんかカピタニって聞いてなんかカピバラの擬人化したやつのなんか緩い話を急に落としてきたのかなと思ったら全然違うな。
これ面白かったよね。カピタニ、ブレイキングバッド、ロード・オブ・ザ・リング。
文化人類学の考え方
めっちゃおすすめ。ほんまに。
よかったらゴールデンウィーク。あ、これ配信してるとき終わり。
7月の夏休み。
ミスった。
ミスったもん何も。最初に3本撮りなーって気合入れて言うてんねんから。
夏休みに。
ぜひ見てください。
はいはい、ちょっと本の話をね、続けようと思ってまして、読めたら読んで。
で、行く前に、これまた次の収録また3ヶ月後に持ち越したくないんで、話そびれた久しぶりにさせていただきますの話をちょっとだけしていいですか。
させていただきます警察。
ちょっとややこしいんだけど、この前見たライブハウスかフェスかなんかの会場で見た注意書きがあって、
音楽の会場で張り紙があって、
法律で禁止されている薬物、それに該当するであろうハーブ類の使用が発覚した場合、警察に通報させていただきますって書いてあって、
で、なんかなんていうかな、そんなことする奴にヘリくだらんでええやんっていう。
許可取るなと。
そうそうそうそう。
もう通報しろと。
ハーブ類やってる人にそんなさ、ダメって言ってるところで警察に通報させていただきますって。
しますでええやん。
通報いたしますね。
なめられんで。
通報いたします。
っていう話が一つと、
サンプリング。
この話しだしたきっかけがさ、
俳優さんとかが記者会見とかで、
なんとか役を務めさせていただきますなんとかかんとかです。
長いって話してたんか。
誰かが女優さんがそれを言い換えてて。
なんとか役をなんとかかんとかの女優名みたいな。
それはすごい素敵な表現やなと。
これは別にその俳優さんの役だけじゃなくて、
なんとかの担当をさせていただきますっていう場面もあるね。
社会人の中である中で。
これ使えたらかっこいいかもなと思った表現が一個あって。
応接かりました。
おーなるほど。
おなるほどって。
なるほどなるほど。
なんとか役をさっきのロードオブザリングのわからんけど、
ホビット役を応接かりました。
ホビットの声とか声優さんとかホビット役を応接かりました。
なんとかですねって。
この子素敵な表現やなーっていう、
このさせていただきます周辺をちょっとすくってくれる話。
あーはいはいはい。
みんな欲しいこの代替やん。
あ、いいかもね。
一個一個見つけたっていう話を入れておきつつ、
読めたら読んでの話なんですけど、
我々このポッドキャストするにあたって、
あれは何なんだとか、なぜなんだとか、
他の文化がどうのこうのっていうベースの関心がある中で、
この関心、僕らのポッドキャストを聞いて、
うんうんとか思ってくれてる人には特におすすめの、
読めたら読んでの本なんですけど、
タイトルが、
自分の当たり前を切り崩す文化人類学入門。
おー面白そう。
っていう本で、大和書房から出ているやつで、
美濃有弘さんという早稲田大学の方が書いてるんやけど、
たまたま本屋で平積みされてて、
どうやらこの大和書房というところが、
未来に種をまこうシリーズかなんかいう、
学問、ちょっと難しいけど生活やその人の未来において、
必要であろう学問を分かりやすく紐解くシリーズっぽくて、
表紙もちょっとかわいい女の子のイラストのやつやって、
でもギリそのオタクっぽくないというか、
はいはいはい。
比較的万人に受けるような、
今ちょっと調べて表紙見たけど、確かに。
でこれタイトルがね、自分の当たり前を切り崩すっていうところが入ってて、
で文化人類学入門っていう、
文化人類学っていうのが言葉からいくと、
人間のさまざまな文化や人のことを研究するっていうので、
なんか俺にはそのイメージなかったけど、
どうやらその文化人類学っていう名前を聞くと、
なんかそのアフリカとか、
中国の山奥とか未開の地の文化を研究するんでしょ、
ぐらいの感じで終わってるかもしれない。
かつてはそうだったかもしれないけれども、
時代を追うごとに、
違った文化とか人類を研究しながらフィールドワークを持って、
例えば2年間一緒に同じ言語を使って過ごしながら、
その文化を見つけつつ、
人類共通事項もあるんじゃないかっていうのを見出したりするっていうのが、
文化人類学なんですみたいな話をしていて、
で共通も見つければ、やっぱり当たり前が変わってくる。
でこれがそのタイトルに当たり前を切り崩すって書いてるのが、
自分が当たり前と思っていたことを文化人類学が、
あなたの当たり前を切り崩すみたいな。
なんかその本の中にも、
当たり前を疑うのは簡単やと。
本当に地動説なのか本当に天動説なのかみたいな話とかと、
本当に地球は丸いのかって疑うのはいいんやけど、
文化人類学という手法を持って、
主語は文化人類学。
でその研究とかその手法とか、
その研究結果を読み解くことで、
あなたの当たり前を切り崩していくと。
っていうことが書いてあって、
すごいなるほど、
でこういう話を聞いてるとすっごい難しく感じるんだけど、
書く書レビューにも書いてるんだけど、
ほんまに入門の本でめちゃくちゃわかりやすく書いてくれてる。
で例えば目次の内容をお伝えすると、
第一は集団と親族。
なぜ私たちはよそ者に詰めたいのだろうか。
よそ者の概念って何なんだって。
これは日本においてもあるやんか。
村社会とかいうのがある。
うちもありますね。
それは日本特有なのかなっていうのを、
これどこやったかな忘れたけどタイとか、
文化人類学の研究テーマ
この人がフィールドワークしてるのが結構タイとかベトナムとか東南アジアが多い。
そこの文化の人たちの文献とかも見ながら、
ここではこうだったみたいな話。
これはこれから言っていくいろんな目次のタイトルすべてにおいて、
この研究でこうだったってことはもうちょっと考えると、
日本においてはこうなんじゃねみたいな話とかもあるんだけど。
第二は家族と地。
家族にとって地のつながりは大切か。
産みの親、育ての親みたいな話があって、
結構暴論なんじゃなくて、
こういう文化圏があると。
全然聞いたことない民族の名前が出てきて、
ここは産みの親じゃなくて育ての親を父としてて、
みたいな話からの引いてはこうなんじゃねっていう文化人類学で研究した結果、
あなたが当たり前に思っている産みの親が本当の父だっていう
当たり前を切り崩していきませんかみたいな感じ。
汚れの感覚と文化
第三は贈り物と追い目。
なぜ贈り物をもらったらお返しをするのか。
これは日本人に刺さるのではないでしょうか。
これなんか結果ブツブツ交換じゃねみたいな話がらか入ってって、
でもなんでそれをするのかなみたいな話。
でもお返ししたくなるよな。
第四は汚れと近畿。
なぜ私たちは唾液を汚いと感じるのか。
これ一回さ、学生の頃同級生と喋ったことあってさ、
同級生とゴミ箱、ピザを食べてて、
このピザ余ってんか、ピザ一切れが。
このピザ持ち上げてゴミ箱の上に持ってった瞬間にゴミじゃねみたいな。
だえきもさ、自分の口の中にあるからさ。
必要なものやし。
でも出した瞬間どっからが汚いと思っちゃうんやろみたいな。
髪の毛も抜けたときに汚いんだよね。
で、この本ではちょっと俺の淡い記憶ではあるんやけど、
どっちつかずのものが汚いと感じるっていう。
ゴミとかもそうなんやけど、
これも端的にパンパンパンって説明してるんじゃなくて、
かんぐ自分で考えながら読むような。
分野に分けきれないものっていう狭間の境界があって、
そこに入ってこれは何なんだよくわからないものっていうのを汚いと感じるみたいな。
を見たような気がすんねんな。
ちょっとこれ読んだんは読んでんけど、ちょっと前に読んだやつやから。
面白そうですね。
第5話 儀礼と教会、なぜ就活はあんなに辛いのか。
文化人類学の本っていうのが、
ほんまに難しい言葉とか、
こういう研究があって、ここでこうですって言ってるんじゃなくて、
入り口として就活とか、なじみの話から入って、
それを結構最初、
本苦手な人からしたらすごい遠回りに見えるような読み方やねんけど、
最後ちゃんと着地してくれるような。
第6話 宗教と宗教心、日本人は本当に無宗教と言えるのか。
好きですよ、こういう話。
だから宗教と、切り分けた言葉で宗教心、
心と書いて宗教心っていう言葉を使ってる表現があって。
第7話 儒術と科学、なぜ不運なことが起きたとき、
努力が足りなかったと思うのかっていう。
話の流れでいくと、儒術、呪いとかがあって、
それがこういうステップを持って科学に発展していく。
要は科学というものがなかった時代には、
その儒術だとかお祈りがどうのこうのってやってたけど、
それが結局は科学に発展していってるわけだから。
その経歴とか何をもってそのステップを持って科学になっていくのか。
この後時世において儒術というのはほんまにもうないのかっていう話がある。
第8話 民族とエスニシティ、日本人とは誰を指すのか。
ここまでこれ結構読んでると、
この今言った順番はかなり効果的な順番。
なんか前に言った話のやつをもう一回持ってくるって感じがあって。
このね、誰もが読んだら面白いなって。
これは絶対面白いな。
これの本のリリースのタイトルのところに、
多様性の初めの一歩となる文化人類学の入門書って書いてある。
だから、別に意識せずともこんな大話し云々かんねんって言われてる時代に、
わりと意識はしてますっていう人は関心もって、うんそうだねっていう部分はあると思うし、
自分がうんそうだねって思ってる理由の部分とかの一つ指針になる気がするし、
なんか、誰にでも読んでほしい本。
めちゃくちゃわかりやすく面白くて、
ぜひ読んでほしいなと思ってるんだけど、
その中で一つ俺の好きな言葉というか、
これ多分この本で言ってる言葉じゃなくて、文化人類学の中で言われてる言葉なんやけど、
自分の物差しで問うのではなく、自分の物差しを問う。
ここまで言ってきた話で言ったら物差しイコール当たり前。
だから、自分がほんまにこう思ってるっていうのは、
ほんまなんかなっていうその自分の物差しを問うことから始めようみたいなことが書いてあって。
大事ですね。
これね、ほんまにたまたま読んで、えーって思って。
普通に本屋で見つけてみたいな?
うん。
というおすすめ、本のおすすめ。
これは面白そう。これはちょっと読みたいな。
なんかね、ノートでこの本のレビューというか要約的なのをしてくれてる、
ひらがなであおさんっていう方がいる、そのノートをね。
ちょっと本を参照させてもらうと、
まあその書いている内容を引用して抜粋とかしてくれてるんやけど、
さっきの汚れと近畿の話の中で、
日本では玄関で靴を脱ぐという話。
これなんか書いてる通りちょっと読ませてもらうと、
日本で室内で土足は汚いとされているが、西洋だと室内でも土足である。
これまあ文化の話。
日本が玄関で靴を脱ぐ文化が見られるのは平安時代から。
高温多湿な気候のため、縁の下を作らないと、
縁の下になってるのか?なんか読み方違うな。
床が湿気てしまう。そのため必然的に外と家の中には段差ができる。
この段差故に家に上がるという表現もされます。
家の中は一段高く大切な場所だという意識から、
上がるイコール靴を脱ぐという方式が根付いたと考えられる。
逆に人の家に上がらせてもらうのに土足のままは汚いという感覚になる。
日本は玄関を境に内側と外側を区切る。
西洋は寝室とリビングに境界線を引く。
西洋でのプライベートはあくまで寝室であり、
家族が集うリビングはプライベート空間ではないという感覚がある。
そんなすぐホームパーティー開くの?ドラマとか見てると。
リビングはプライベート空間ではないらしい。
それ聞くと確かにそうなのかもしれない。
確かにそうなのかも思うという感じであったな。
このパートの中で、さっきの唾液が汚い用のものという話では、
また読んで欲しいんだけど、
人はカテゴリーから外れた曖昧なものに対して、
異風の念や困惑の感情を抱く。
体内にあるものと、そうじゃないものみたいな。
そういうようにカテゴリーから外れたものは、
場違いなものイコール汚いと認識されてきたのではないかという説をこの章では解いている。
なのでさっきの人の家に上がらせてもらうのに、
土足のまま汚いイコール場違いという感覚になるみたいな話があったり、
不倫は汚いというイメージを持つのはなぜなのかとか、
あと魔女狩りの話、時間と空間の区切りとか。
これすごく読みやすいので、
すごいおすすめかな、この本は。
この人の、どっかの大学の講義とかがあって、
年々人が増えてきてて、
質問してくれる人もいて、
やっぱり考え方変わりました。
一般、パン教パン教って言ってたじゃん、大学の時。
パン教言ってた。
これ受けたかった。
きっとおもろいパン教あったんやって。
大学の時に受けたパン教で一番よかったのが、
美術史?何だっけ?
西洋美術史とかあるな。
なんかそれ、オペラとか解説してくれた、
すごい特徴的な男性の先生のやつ。
あれめっちゃ好きやった。
面白いよね。
多分、ナミキ先生ちゃう?
えー、忘れた名前。
めっちゃ変わった先生。
その類の人。
あー、違うわ。
えーと、
あ、ま、名前はやめとこう。
ちょっとキツネっぽい先生じゃない?
あー、キツネっぽいキツネっぽい。
キツネっぽかった気がする。
分かりました。
そういう、やっぱパン教な、大事。
そう、だから、
僕らもそうだし、これ聞いてくれてる皆さんもそうだし、
なんで?とか、
なんなんあれは?みたいな思うことっていうのは、
すぐ差別的なマインドになる前に、
なんで?って一歩立ち止まる、
自分の当たり前の中の範疇を超えてる話を、
理解するための、なんかこう、
指針になる本やなという風にすごく思うんです、これが。
自分の物差しじゃなくてね。
そうそうそうそう。
それがなんかすごいいいなーと思ったんで、
ぜひ読んでみてほしいな。
こういう入門読むと、
キーワード、新しいキーワード知れて、
そっからまた自分で調べたり、
次の本に繋がったり、いろいろするからな。
映像と文化人類学
この本のいいところは、最後に読みやすい、
次の一歩で読みやすい文化人類学の本とかを書いてて。
こうやってくれてんじゃん。
いいよ。
で、なんかその、私事になるんやけど、
なんでこの類に関してあんのかな?とか、
この本読んだ時に思ったこととして、
自分が大学の時に映像系の研究室にいた。
でもよく映像の作り方とかでしょ?とか、
ドラマとか撮んの?みたいなこと言われんねんけど、
そうじゃなくて、
映像を中心としたメディアを使って、
地域のことを紐解いていくとか、
それ引いては文化人類学とちょっと、
どっか地続きな部分もあるなと思って、
誰かへのある地域にずっと住んでるおじさんへのインタビューを、
とりあえず長回しで撮る。
その中の出てきたキーワードから見出せるものがあるんじゃないか?
みたいな、って思ったんで、
この文化人類学において、
映像メディアっていうのは多分めっちゃ使われてるやろうし、
それはそれで学問あんねやろうなとかって思ってて。
だから、映像と文化人類学っていう検索をしてみたんやんか。
使われてるかな?みたいな。
そしたら、どんぴしゃの答え、
使い方みたいな論文を書いてる人はいたんやけど、
それとはまた違う形で、
映像人類学か?っていう文学もあると。
東京大学のホームページにも載ってるぐらいで、
映像と文化の関係
映像とともに人間の文化がどう変わってきたのか?みたいな。
シネアンスロポロジーって言うらしいよ。
その辺もすごい映像人類学、面白そうだなと思って。
確かに僕らの生活とか文化って、
日々触れてるメディアに左右されるやんか。
ニワトリ卵の話やけど、
その映像メディアが生まれた理由が、
人間の文化生活から生まれたものかもしれんし、
そのメディアができた中での生活は、
そのメディアに左右されてるっていう。
どっちが先かわからんけど。
っていうのもあるから、
これは記録メディアと人間の生活っていうのは面白いなって思うし、
もしその辺に関心のある人は、
NHKの世界サブカルチャー誌っていう。
世界サブカルチャー誌、欲望の系譜っていうシリーズがあって、
NHKプラスとか行ったら多分見れるんかなと思うんやけど、
時代ごとにある、
これポッドキャストで喋ったかな?
なんかそのカルチャー、サブカルチャーと言ってるけれども、
こういう時代だからこういうものが流行った。
こういうものが流行ってるからこういう人間が生まれたっていうその系譜を、
アメリカのパートもあんねんけど、
日本のサブカルチャー文化を関心を持って勉強してる西洋の人たちがいて、
その人たちへのインタビューとか、
外から見てこうだった、あの時代はこうだったっていう話が立て続けにあったり、
当時の映像もあってっていう。
世界サブカルチャー誌もめちゃくちゃ面白い。
へーってなる。
そういうの、過去を学ぶと、
なんか俺日本史とか世界史はめっちゃ苦手やってる。
よくその歴史の先生は、歴史から学ぶことがたくさんあるんだよ。
歴史は繰り返されるっていうのは、
全くピンとこへんねん。いまだに。
けど、こういう世界サブカルチャー誌とか、
ちょっと自分の関心に近いものの歴史を見ると、
こういうものが流行るからこういう世界になっていくんだなっていうのを、
もうちょっとメタ的に俯瞰すると、
じゃあ、次の時代はこうかもしれんなーとか、
あー繰り返してんなーとか、
ちょっとビジネスっぽい話になると、
マーケティングに使えるなーみたいな話があるなと。
いうのもあって、この類の学問はめっちゃ好き。
面白い。
ぜひ、文化人類学という言葉をぜひ覚えて。
面白い。自分の生活にかなり直結するというか。
そうそうそうそう。ほんまにそうやと思う。
これからの時代、まじで日本において必要な学問ちゃうかなと思います。
ポッドキャストの情報提供
いやーちょっと長々と喋ってしまいましたが、
58回目以上ですかね。
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というわけで、
春夏号、以上です。
また59回目でお会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。
40:25

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