元ネタがわからなくても面白い歌/名詞の使い方/ランボーとヴェルレーヌの逸話をもとにつくられた連作/ディカプリオの『太陽と月に背いて』マチルド夫人とレティノワ/快楽の口煤色に開きねむる汝こそわが夏の深淵/死して二人の戀始まると晴天の庭の叺の灰色の鹽/一月十日 藍色に晴れヴェルレーヌの埋葬費用九百フラン/レティノワ擁くは髪赤き彼キプロスの海風 雲母色の棘もつ/燻製卵はるけき火事の香にみちて母がわれ生みたること恕す/母への怨念/乳房その他に溺れてわれら存る夜をすなはち立ちてねむれり馬は/乳房への執着/はつなつと夏とのあはひ韻律のごとく檸檬の創現るるかな/愛人の愛遅遅として群青の沓下をその底より編めり/眼科医、眼科医と遇ひしかば空港のあかつきあかねさす水晶体
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