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  2. 『まんがで読破 資本論』 #1
2024-05-21 34:27

『まんがで読破 資本論』 #1

本紹介

金が何でできているか知ってるか?

19世紀前後の産業革命以後、工業化により商品の大量供給が可能になったが、貧富の差はますます広がり、人々の生活は豊かになるどころか苦しくなるばかり。労働者を酷使する生産過程の中で新たな価値を生み出す「搾取」のシステムが明らかになる…。資本主義社会に生涯をかけて立ち向かった革命家・マルクスの代表作を漫画化。


要約

参加者二人はそれぞれ家での読書やドラマ鑑賞、小旅行と焼肉を楽しんだ。

朝ドラ「虎に翼」:

伊藤沙莉主演の弁護士を目指す女性の物語。吉田絵里香の脚本が魅力で、2024年4月から9月まで放送中。社会課題や女性の苦悩を描いたコミカルなドラマ。

ネットフリックスのドラマ「ビーフ」:

アジア人の男女が主人公で、煽り運転が発端となる事件を描いた30分×10話のアメリカのコメディドラマ。テーマは怒りや社会問題。

雨宮まみのエッセイ「40歳が来る」:

雨宮まみのエッセイ集で、40歳からの生活を描く。自分自身と向き合うことの大切さを感じさせる内容。

NHKドラマ「燕は戻ってこない」:

石橋静河主演の不妊治療と代理出産をテーマにしたダークコメディ。代理出産の費用は1,000万円で、生命倫理や社会問題に焦点を当てる。

その他のコンテンツ:

「茜話」(ジャンプの漫画)、「人類の信用に秘められた記憶」(小説)、「プロジェクトヘイルメアリー」(オーディオブック)などが紹介され、それぞれの魅力について語られた。

サマリー

5月の半ば、ゴールデンウィーク終了後の日々をお過ごしのゲストたちは、本を読んだりドラマを見たりしています。特に、朝ドラ『虎に翼』とネットフリックスのドラマ『ビーフ』に夢中になり、さらには亡くなったライターのアマミヤマミさんのエッセイ集『40歳が来る』にも感銘を受けています。まみやまみやさんがウェブ連載をまとめた本を紹介し、その中で感じた幸せの定義や自分らしさについて考えています。また、NHKのドラマ『つばめは戻ってこない』についても語り、複雑な感情を引き起こすドラマとして名作の予感を感じています。まんがで読破 資本論 #1のエピソードは、お父さんが落語家からクビになるという出来事から始まり、お父さんの娘がなぜダメだったのかを聞きたいと思い、大師匠みたいな人に会いに行く話です。また、人類の信仰に秘められた記憶という小説を読む話や、小説としてのスケールについても触れられています。

ゴールデンウィークの過ごし方
やりますか。お願いします。
はい。
撮ってるのは5月の半ばですが、
どんな日々をお過ごしですか?
ゴールデンウィーク開けたてで、まだスイッチ切り替わらず流しで仕事をしちゃっておりますね。
ゴールデンウィークは何をしてたのか?
ゴールデンウィークは、家に引きこもって、ずっと本を読んだり、ドラマを見てたりしてました。
充実の。
すごい心が満たされてる感じがした。
どんなものを楽しみになられたんでしょう?
そうなんですよ。今日ゴールデンウィークで見つけた良かったコンテンツで話したいなと思ってたんですけど。
ほう。
Nozomiさんはその前にいかがでした?ゴールデンウィーク。
私もそうですね。特に旅行に行ったりとかもせず。
唯一1回だけ、京都の知人の家に焼肉を食べに行くっていうイベントのために、神戸、大阪、京都と車で行って、お肉食べて帰ってくるという小旅行があって。
いいですね。最高。そのカレーがいいですよね。
あとは仕事をして溜まってた何かを見てみたいな感じでしたね。
ぜひみゆきさんの楽しかったやつ聞かせてくださいよ。
じゃあ私がゴールデンウィークにハマったコンテンツが4つあるんですけど。
朝ドラ『虎に翼』とネットフリックスのドラマ『ビーフ』
1つが朝ドラの虎に翼です。
話題のやつ。
やっぱ話題ですか?周りでも面白い面白い聞きます?
リアルの周りではいないけど、SNSにいるといろんなコメントを見る。
なるほど。
私はアマちゃんぶりに朝ドラを見たんですけど、なんとなく面白い。伊藤さんが好きだったとか、脚本の吉田恵理子さんっていう方のドラマがいつも面白いなって思ってたので。
好きだなって思って見てみたら、めちゃくちゃ面白くてハマっちゃいました。
吉田恵理子さんは深夜ドラマとかの脚本とかやってたよね。
アニメのぼっちザロックとか、あとチェリマホっていうBLのドラマとか。
なんで私は最初に認知したんだろう。
でもなんか面白いな。このドラマ全然注目してなかったけど意外と面白かったなって思うと、吉田恵理子さんの脚本なんですよ。
っていうことが続いてて、なんかいいなって思ってる人でした。
吉田恵理子さんはその吉田に恵まれる里の香りと書いて、吉田恵理子さん。
そうです。
何だろう。
ぼっちザロックっていうアニメがあったんですけど、それが久しぶりにアニメの中で面白かったりとか。
あとはダブルっていう私の好きな漫画のドラマの脚本とか、あとタイガー&バニーっていうやつとか。
主にアニメかな。オリジナルアニメでこんなに面白いのあるんだって思ったら、大体吉田恵理子さん。
というのがあり、見たって感じでした。
そしたら案の定すごい面白くて、アマちゃんぶり毎回毎週見てる朝ドラになりました。
これはいつまでやってる?9月?
朝ドラって半年でしたっけ?1年?半年?
わかんない。
タイガーは1年に1回?朝ドラは2回?1年じゃなかったっけ朝ドラって。
半年っぽいね。全26週って書いてる。
半年だ。4月から9月のこの24年度の上半期にやってるドラマなんですけど、
虎に翼っていう日本で初めて女性で弁護士になった方をモデルにした女性女の子が伊藤祭里が演じる女性主人公が弁護士を目指すっていうお話なんですけど。
いろんな社会課題とかを女だからみたいな感じで、女性別の差別だけじゃなくて、いろんな人の抱える思いとか辛さとかをすごい巧みな構図で描いてて、
この人のおかげで私たちの今があるんだな、みたいな感情に留まらない、いろんな感情の複雑さをもたらしてくれるドラマで、
私は今まで朝10時半とかに起きてたんですけど、朝ドラマ見たくて8時に起きるようになって、
この生活の変化をもたらしてくれるくらいすごい面白いドラマ。
虎に翼は中国の方科、漢筆詩の言葉で、強いものの上にさらに強さが加わるっていう意味らしい。
ですけどそんな感じなの?強いものの上にさらに強さが加わる感じ?
もしかしたら後半そうかもしれないんですけど、今はまだ円満な家庭で愛らしく育てられたドラコが、
まだ弁護士試験、ちょうど受けてるみたいなところらへんなんで、まだそんなめっちゃ強いみたいな感じじゃなくて、
ただなんか、私弁護士になるって言って、やったー勉強頑張るぞーみたいな、やったー試験突破だ、みたいな感じで思ってたら、
そういう順風満帆のストーリーじゃなくて、背負うものがめちゃくちゃ多いんですよ。
突破するまでいろんな人の犠牲とか去っていく仲間とか、
そこの周りの人の環境から諦めたらえなかった人の事情とかが重たすぎて、
頑張って弁護士になったけど、そこで見えた世界って全然思ってたよりも地獄だったみたいなことを、
すごくコミカルな中でもそういうことを描いていて、
かつ、昔の設定だからってことで、女だからみたいな話多いんですけど、
結構今でもあんま変わってないなっていうか、時代が変わるのって難しいんだなって思ったり、
例えば明確に描かれてないんですけど、弁護士の試験で女性全員落ちちゃうみたいなこととかあるんですけど、
これって本当に全員実力で落ちたのかなみたいな、下駄履かせられてんじゃないのかなとか思ったりとか、
実際セリフでも男と女が同じ点数だったら男が決まってるだろうとか言われちゃったりとかして、
すごい医学部の受験を目指させられたりとかもするし、
今にもつながる社会課題とかも昔の設定ながらめちゃくちゃ起こしてくれるし、
でも全編を通してコミカルではあるんですよね。楽しく見えるんだけれども、
それぞれの愛らしいキャラクターの事情とかもどんどん絡まってきて、
いろんな人の感情とか背負うものとかを引きずりながら、
強くなっていく話っていうのがわかってまして、すごい面白い、それが。
へぇー、あっちのが4つのうちの1個と。
そうですね、はい。
うん、2つ目は。
おらりつばさです。
次はネットフェニックスのドラマなんですけど、
ビーフっていうアメリカのアニメのドラマなんですけど、
ビーフ30分×10話とかでかすくっと見れる軽いドラマなんですけど、
うん。
めちゃくちゃこれも面白くて、
アマミヤマミさんのエッセイ集『40歳が来る』
まずネットフェニックスじゃ珍しく、主役がアジア人なんですよ。
アジア人の男性と女性が主人公なんですけど、
1人は女性が主人公なんですけど、
2人は女性が主人公なんですけど、
1人は会社経営とかも成功したリッチなアジア人女性、
で、もう1人は上手くいってない、あんまり授業とか家族のこととかも上手くいってない、
あんまりお金ない韓国人男性っていうのが、
青森は同じ道走ってて、青森運転みたいなのをしちゃってて、
それでその青森運転ってなんだこの青森運転みたいなのから、
どんどん事件が発展していって最悪な時代になっていくっていう、
最初はただの青森運転だったのに、
応報がやり返しやり返しやり返しってのがどんどんどんどん続いて、
最後とんでもない時代に巻き込まれてしまうっていう話なんですけど、
これめちゃくちゃ、
なんていうんですかね、
まずなんでそんなひどい青森運転するのって感じだし、
それに対してなんでやり返すのって感じで、
2人ともとにかくベースの怒りとか感情の、
気のくり方とかキレ方とかが尋常じゃないんですよ。
なんでこんなマッドな感じなんだろうって思うんですけど、
2人がどういうふうに生きてきたかとか、
どういうものを抱えているかっていうのが分かると、
これはただただ気が触れてたり、性格が変っていうよりかは、
ずっと抱えてきたものなんだなっていうことも分かってきますし、
でもこんなにやりすぎる人って笑っちゃうような、
笑えるんだけど、笑えない部分も分かるっていうような、
ヒリヒリした感じがずっと続いていくところまでめっちゃ面白かったです。
30分×10はめっちゃ短いんですよ。
短い間にどんどんどんどん事件が進展していって、
どんどん変な方向にこじれていってっていうのが、
分かるし、ちょっと切ないしみたいな感じで、
すごいいいドラマでした。
なるほど。ビーフはタイトルの中にそもそも逆情っていうのが入ってるんだね。
怒りがど真ん中のテーマ。
そう。でもなんでそんな怒ってるのか最初はマジで分かんないし、
キチカイが2人いるみたいな感じ。
ビーフって喧嘩とか不満といった意味を持つアメリカのスラング?
スラングでは。
それをビーフって言うんだ。
あとネットフリックスの絵がすごいオシャレなのと、
やっぱり日本とはドラマの考え方が違うっていうか、
30分で次どうなっちゃうのっていう引きが絶対あるから、
一気に見ちゃうっていうか、
1秒たれても休憩させないぞっていう強い姿勢を感じます。
見てるものに。
この刺激の入れ方が全然違ったよ。
ゴールデンウィークであんまり考えたくないなっていう時に
ぼーっと見てられるような刺激の畳掛け方で。
なんか久しぶりにアメリカのドラマ見たなって。
アメリカのドラマってこういう感じだよなって思う。
なんか今登場人物一覧を、
ネットフリックスのこのビーフを荒らすでしょうかみたいなやつで見てるんですけど、
みんな難しい怒りのポイントを持ってそうですね。
それぞれ。
そうなんですよ。
それをドラマを見ていく中でちょっとずつ、
こういう蓄積があってこうなってるんだみたいなのがだんだんわかってきて面白い。
へー。
みんな怒ったら怖そうな人ばっかりだな出てるの。
信じられないぐらい怒ってますよ。
どこで覚えたのかその表情の仕方みたいな怒り方。
へーなるほど。
平和な国に来てるなって思いました。
面白かった。
いいじゃないですか。なるほど。
3つ目。
3つ目は本エッセイなんですけど、
アマミヤマミさんっていう、
2018年くらいにもう亡くなってしまった方なんですけど、
女性のライターなんですけど、
AVライターの方なんですけど、
40歳が来るっていうエッセイを書いていて、
そのエッセイ集を読んだらすごく面白かったです。
アマミヤマミさんの40歳が来る。
エッセイ集、40歳が来るです。
アマミヤマミさんって、
私トークイベントとか行ったことあるんですけど、
大学生の時私ドハマリしてて、
こじらせ女子っていう概念を作った方だったんですよね。
本人すごい美人なんですけど、
ずーっとこじらせてて、
私がいるみたいな、
ここに私の表情を書いてくれる人がいるみたいな感じで、
当時こじらせ女子だった私は、
すごい好きでエッセイとかをすごい読んでた方。
でも大人になったらこじらせとかなくなっちゃって、
あんまり読まなくなったんですけど、
久しぶりに読んだって感じでした。
すごく面白くて、
久しぶりに自分の気持ちと向き合うというか、
自分の仕事とかもしてるし、
経済的に自立もしてるから、
あんまり見なくてもやり過ごしてていける部分を
めちゃくちゃついてくれる感じがして、
私もまだ30代ですけど、
40歳になってもまだ引き続きこういう感じで、
もやもやしていいんだと思ったり、
私はちゃんとした大人ですよっていう感じで、
振りはしていかなきゃいけないみたいな気持ちがあるんですけど、
そういう気持ちとかを認めてくれるというか、
そういう気持ちがあったとしても、
それで結構大変なことだよねって言ってくれるみたいな感じがあって、
そういう自分をお手伝いしてくれる気持ちが詰まったエッセイで、
すごい私を読んでて、
会いたいあまみやさん会いたいって思いながら読んでる感じでした。
まみやまみやさんの感じた幸せの定義
もともとは大和書房のウェブ連載にあったエッセイをまとめた本なんですね。
結局これを書かれてた時は、
まみやまみやさん自身も30代だったっちゅう。
30代にその期間初めて40歳過ぎて、
途中で亡くなっちゃったから。
みかんの連載って書いてるもんね。
最後、未発表原稿って言って、
ちょっとまみやまみやさんの気持ちが浮き沈んでる時の原稿も1個入ってるんですけど、
まみやさんすごい成功してるライターに見えるんですけど、
そういう人でもこういうふうに気持ちが沈んで、
安心いたいと思ったりするんだっていう奇跡が分かる原稿とかも載っていて、
それもすごい切実で面白かったって言うとあれですけど、
覗かせてもらってる感じもしましたし、
結構周りに成功してる人とか、成功のグラデーションとかもすごい幅が出てきた時に、
それでも感じよくいるとか、卑屈にならずに楽しく人と接するっていうのは
結構気持ちをしっかりするスキルみたいなものがあるかな、必要かなと思ってて、
私としては。
普通に頑張って、私は私なりに頑張ろうみたいな気持ちを頑張って作って、
いろんな人と接しててるわけですけど、
何かそういう卑屈にならずにうまく人とやっていくのって大変だよねみたいなこととかを
さらっと書いていて、すごい救われた感じがありました。
若くなりたいとか、大成功したいとかじゃなくて、
自分らしく歳を重ねていきたいみたいなことについて、
改造家の、もうちょっとディティールについて、
そういう気持ちのつきでこういうふうに思うみたいなディティールをめっちゃ書いてくれてる感じで、
面白かった、面白かったというか、今なお救われるなと思いました。
『つばめは戻ってこない』の紹介
なんか独設サイトに初めにの文章だけ公開されていて、
今私PDFでそれを開きながら、
えきさんの話聞いてるんですけど、
なんか、実々な文章ですね。
そう、あまり書いてないんですけど、
あまり書いてないんですけど、
あまり書いてないんですけど、
あまり書いてないんですけど、
何か切実な文章ですね。
何か切実な文章ですね。
そう、あまり書いてない文章って本当切実なんですよ。
要するに40歳になれば自然と肩の力の抜けたいい感じの女になれるんじゃないか、
という幻想があったのである。
もちろんそれはただの幻想だったというか、
そうか、みたいな。
そうなんですよ。
でも一応わかるなと思って。
40歳はね、なるほどね。
なるほどね40歳不悪で惑わずとか言うけど こう
なことあるかいっていう そうそうそう
10代の時は35歳とかってもう死んじゃってもいいかなっていうぐらい重さに思ってたしとか
そういうその時その時のこうあるじゃないですか 未来の自分への幻想みたい
うーん テレビって聞けない顔だけど
なんかそういうなんかそう昔から結構ずっとそのこれ私の気持ちだみたいなことをずっと書いてくれてるなっていうことを思い出しました
多分皆さんは はい
なるほどもう3つ目 はい3つ目
最後4つ目 はい大丈夫なんか全然刺さってない えーみたいな
え? いやいやいいんですよ私に刺さるかどうかも関係がないですから
うん 確かに伝えたい
4つ目はこれもNHKドラマなんですけど つばめは戻ってこないっていう
不妊治療の話を描いたダークブラックコメディーみたいなドラマが今新山で放送してるんですけど
これはもう名作の予感がバチバチです へー戻ってこない
これが石橋静子さんの主演なんですけど 日本でダイリシュスターをするっていう話なんですよ
ダイリシュスターっていうとなんていうんですか 出産したい夫婦が受精卵を作って
その受精卵を大理母に入れて産むっていうのがあると思うんですけど
このドラマの場合は夫婦が奥さん側にも問題があって 奥さんの卵子がもうないし奥さんは妊娠できないっていうことが分かってて
結構年齢も40代なので 奥さんの卵子で妊娠することは難しいっていうのが分かったときに
じゃあ大理母の卵子と旦那さんの精子で受精卵を作って 自分たちの子供を作ろうみたいなことを奥さんが言い出すんですよ
だから奥さんってそれって誰の子供みたいになるじゃないですか 産む人もそれって誰の子供ってなるじゃないですか
みたいなそういう前提の下で どんどん大理史さんの話が進んでいっちゃうっていうドラマで
それの生命輪の問題だけじゃないから面白くて 大理母を選ぶ子っていうのがめちゃくちゃお金がなくて
1日9時間働いて集合で働いても手取り14万みたいな 今すぐ引っ越ししたいんだけど引っ越しするお金もありませんみたいな子が
たまたまもうそれしかなくて選んだみたいな感じなんですよね
大理史さんを希望する夫婦はめちゃくちゃリッチでとかがあって
もともと子供がいなくてもいいじゃないとか言ってたけど 結局旦那さんがやった大理母見つかったってどんどんどんどんすごい人に話が進めていっちゃったりとか
で大理母やりますって言った顔もお金ないからしょうがないけど これって本当にいいことなのかなとか
それって誰の子なのかなとか奥さんってどんな気持ちなのかなとかそういうの抱えながらも でもこれしかもまとめてお金に入る方法ないしなとか
なんかこういろんなこれも感情複雑すぎドラマで まだ2話なんですけど
なんかえあそっか大出産とか妊娠にまつわる問題って なんか生命倫理の話だけじゃない
闇みたいなものってあるし考えちゃいけないことめっちゃあるよなーって思わせてくれる ドラマ
これもなんかもともと朝ドラやってた何だっけ カムカムエブリバディって朝ドラあったんですけどそういうの脚本を書いてた人が
書いてるドラマ
うーん なるほどこの小沙田さん長田育恵さんが脚職
原作を脚職されて 原作があるんだ 桐野夏夫が原作だったかも確かに
小説が原作って書いてるね 命は誰のものか
でもそれがその生命倫理ドラマっていうよりかは なんか
なんかそれやっぱりこれも誰が正解とか誰が正義とかないっていうかそれぞれの正義が ぶつかっている感じ
誰も別に間違ってはないし面白いそうなっちゃうんだろうっていう それぞれの正解がぶつかりがあって
ドラマの複雑な感情
どこにも結論とか出ないっていうか 一つの結論とか出せないっていうか
こうなったらこの人とこの人はあれだしみたいな ここの正義それぞれの正義ぶつかり合いドラマ
みきさんが感じてる名作の予感はどのあたりから感じるんですか
名作の予感は まず話がめっちゃ面白いの まずテーマが今っぽいっていうのと
芳羽さんの演技がめちゃくちゃ上手いっていうのがあるんですけど
なんだろうこの 一度に沸き上がる感情の処理がすごい多いワンシーンワンシーンに
っていうのが名作予感を感じさせますね なるほどね
共感とこの人かわいそうっていうのと でも私だったらこうするなとか
でもそれって本当ひどいことだよなとか でもこれって今確かに起きてるなとか
理解できる部分と理解できないけど共感できる部分と 共感もできない部分とみたいなのが
グチャって起きて 面白いだけじゃない切なさとかが同時に起こったりとか
複雑になきもことが起きてるっていう感じがするのが 名作の予感ですかね
なるほど NHK のこの特設サイト
制作開始のお知らせかなんかを見てるんですけど 柴静香さんはこの物語で行われる一つ一つの選択において
誰も誰のこともジャッジできないと思いましたと
あらすじはトレーラーだけを見て映画を批評することができないように 他人の人生の表層だけを見て批評することは本来ありえないことなのだと思いますと
へーなるほど こういうのなんかあれですね
エネルギーが一定ないとなかなか見るのに
これは暇なときに見たほうがいいっていうか パラリンツバサーとかピークとかは結構楽な気持ちで見てゲラゲラみたいな感じで
それだけじゃなきゃいけますけど ツバメは戻ってこないはちょっとシーンを選ぶ
なるほどねー なるほどな 私とかは決定に集散とかしたくないから
代理房を飲もうかなとか600万くらい払うと代理房できるらしくて 600万かーみたいな思ってたんですけどそういう感じじゃないんだみたいな
そういう感じで決めるちゃダメかも みたいな風には思いましたね
はい以上ゴールデンウィークに当たりだった4選でした いろいろ他にもいろいろありましたけど見たり読んだりしましたけど
当たりっていうのはそれでした 今4つ聞いてて改めて思ったんだけど
いろんな物事でいろんな人が怒ってるじゃないですか さっきのビーフじゃないですけど
だから誰かが怒ってるのから すごい積極的に距離を取ってるんだなってことがとてもよく分かったんですけど
はいはいはいはい 怒りってあんま首を突っ込むもんじゃないんですよね本来
そうそうね いるからね そうそうそう
そうなんですよね なんていうんですかいろんな人が怒っているシーンに遭遇することはあると思うんですけど
あおり運転もそうだし さっきのこの不妊治療とかもそうだし男女の格差がなんかなんちゃらみたいなやつあると思うんですけど
分かるよっていうところはもちろんあるんですよ 無条理だなぁもあるし
そんな怒らなくてもいいじゃないって思う自分もどっかにいるので
距離を取れる時には私は積極的にそういうものから 大丈夫です私はってやってるんだなっていうのが
よく分かったですね そうですよね
私なんかそのフィクションとか物語の良いところはそういう人の橋渡しになれるっていうか
伝えたい気持ちがあってそれを正論でデモとかやったりとか 正論として私はこれを主張しますって書いても
それに共感できる人は怒っちゃうっていうか そしたらあんまりそこに当事者性が弱い人はめっちゃ怒ってる人いる
じゃあ黙らないように黙っときますねみたいになってる人いる
だからフィクションとか面白いドラマみたいにすると あのドラマ見たら面白いよねみたいなところとか話題だから見てみた
主題は分かんないけど好きな俳優だから見てみたとか なんか見ちゃったっていうだけで巻き込まれることはできますよね
だからそういう点まで物語を作る力とかそれをやろうとする人の
なんかねこのやる気とか本気度はすごいことだと思いますけど
そうだねー そういうだから関係者以外も巻き込みにかかるぞみたいな気が入り作ってると思います
なるほどいやでもいいですねゴールデンウィークのこのエネルギーがあるときに見る作品としては素晴らしい
いずれも素晴らしい感じなんだろうなという思ったですね
まずはのぞみ様のビーフから もしくはタラニツバサから
もし暇があれば見てください ちょっと見てみよう
ゴールデンウィークなぁ でも私も結構たくさんくれることはできて
あれだったねあの漫画の別れ話を全巻読めたんですよ
ジャンプで連載をしている 落語家さんになろうとしているお話
女子高生から卒業してその後は弟子入りしてっていうモデルが多分 立川龍立川男子さんとか平岡さんとかで一般にもだいぶ有名ですけど
立川一門的なとこに入門をするっていう
ストーリーなんですけどめちゃくちゃ良かったですねアカネ話 女子高生アカネお父さんが落語家なんでしたっけ
そうお父さんがシンタっていう名前で落語家
落語家って大きく言うとあのお師匠と言われるシンウチっていう一番トップの 役職というか
何だろう ポジションというかシンウチっていうのがあってその下に2つ目があって
その下に前座っていうのがあるっていう大きく3段構造なんですけど その2つ目っていうとこにお父さんがいて
お父さんの落語家からクビになる
そのシンウチにならないとまあぶっちゃけ 金も稼げないし一人前でもないみたいなそういう古い
世界なのでお父さん頑張ってやろうとしてたんだけど あのある日突然その
何ていうか一門の大師匠みたいな人からあもんだって言われてまあクビになっちゃう っていう
やめざるを得なくてなんでやれお父さんの落語めっちゃええやんけ って言っていた娘さんがあの私が頑張ってお父さんがなんでダメだったのかっていう
のをその大師匠みたいな人に聞きに行くっていうところから話が始まるんですけど その中でいろんなこう
先輩がいてライバルがいて っていうお話ですねジャンプっぽさがまああのそういうところである
ですね本人成長といろんな人との対戦っていう落語漫画で漫画と落語の話で バトルモノみたいな感じですよね
そうねバトルモノだねー そういう意味ではすごくジャンプっぽさもありその中で古典芸能を扱う
奥ゆかしさというか魅力というか まあそういうのもあり
素晴らしい面白い漫画だったなあっていう 次が楽しみ次12巻かな
めちゃくちゃいいねー 他なんかありますか?あと2つぐらいあと1個は人類の信仰かな人類の信仰に秘められた記憶っていう
人類の信仰に秘められた記憶深い深い奥ね 秘められた記憶ってモアメドムブガルサールっていう
セナガール生まれのフランス人で前 えっとねこの人の一個前の純粋な人間たちっていう
あの本があってそれすごく面白かったんですよ なので次も読んでみるかと思ってこの人類の信仰に秘められた記憶っていうのを読んで
みましたと なんかこの人自身がその
なんていうんだろうフランス人でフランス人というかフランスに住んでるんだけど セネガル生まれのまあ黒人で同棲のパートナーがいる
作家さんっていういろんな背景をまあ持っていて
なので描く文章もそのさっきのミッキーさんで言うところの 大リボ出産とかじゃないけどいろんなこう
大きい社会問題を混ぜこぜに書いてくるんですよ フランスってところにおける黒人の何かとか
同性愛の何かとかあとはもうちょっと大きい あのなんていうんですか民族クーデターがどうこうとか
いろんなものをごちゃっと混ぜながら とはいえなんか深刻になりすぎない文体というか書きぶりというか
すごい難しそうな本タイトルだけど書きぶり 文体は読みやすい
そう文体は読みやすい 読みやすそうだね読みやすいかな読みやすいそうね小説なんだけど
なんかね引き込まれる 小説小説人類のさっきの純粋な人間たちも小説だしこの人類の信仰に秘められた記憶っていうのも
小説なんですね 小説なんですよ
なんかね そうなんですよこの人類の信仰に秘められた記憶っていうのは
この書いてるこのモアメドサールさんみたいな人が主人公でその人がなんかこう幻みたいな小説の話を聞くところから
始まるんですよこの人出なしの迷宮っていう本があるらしいと その本がもうなんかとんでもない
とんでもないぐらい魅力的な本なんですって話を聞いてそれを探し読んでしまって もろもろもろもろ見て
読んでしまうと
作家にとってつまり書くってどういう意味があるんだろうみたいなところをこう 一緒に掘り下げていくって話なんだけどとってもいい
小説
なんて言うんだろう ちょっと変な言い方になるけど私が日々感じている悩みなんて本当ちっぽけなもんだなって思う
タイプの小説
それってなんか私はそれはエッセイ小説とかを読んでる時にそういうこと思いますけど そういう何ですか物語の世界観がスケールがでかすぎてそう思うのか
それともなんかどういうことからその感想になるんですか
スケールもそうだし そうだねスケール
るかなぁでもスケールっていうの話なんだと思う例えばなんて言うんだろう えっと
うーんとなんかもうちょっとこれが平等になるといいなぁとか思ったりすることである じゃない
いろんなこう社会がおかしいみたいな日々日本語で触れている内容があると思うんだ けど
なんか黒人作家の人の苦しみくらっても大したことないなぁみたいな だから自分が悩むべきじゃないとは思わないけどなんかしょぼいことを考えてるなぁみたいな
みんなまあ相対化されるってみてもスケールの話 確かに関わっている文脈のこの
大さみたいなの そうだねそうだね
あら3つ目はあのまあ別にあっあの新しくなんじゃないけどプロジェクトヘイルメアリー をオーディブルで聞き始めたんですよ
で改めて音声で聞くようになったんですけどそれも多分もうスケールの話だね俺は 大したことないなぁみたいな俺この主人公だったらもう全然無理じゃんみたいな
あのことを持って 少し気が楽になるっていう
やっぱりオーディブルで聞いても名作でしたよ プロジェクトヘイルメアリー
オーディブルで聞く時5倍で聞いてますか 1.7倍かな
だいぶ1倍だとゆっくり話をしてくれてるから 1.7倍でちょっと感動するシーンがあるから
その時にはちょっと1倍に落としてゆっくり堪能するっていう聞き方 もう一回読んでるからわかりますしねそろそろだな
そうねそろそろ来るなぁがあるからね 改めてめちゃくちゃいい話だったなぁ
プロジェクトヘイルメアリー
今 仕事中とかに聞いてたんですかプロジェクトヘイルメアリーは
移動中だねさっきの京都行く運転中にオーディブルで車の中で流す
だね すごい良かったですね
いいですね 充実のゴールデンウィークでしたよ
焼肉も食べて 焼肉も食べてめちゃくちゃ元気になりました
お互い良い休息が取れたということですね
良かった良かった そうですね
34:27

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