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  2. #02 出版営業の断り方
2021-08-31 14:06

#02 出版営業の断り方

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出版営業の断り方


質問、おたよりはこちらから↓

https://qr.paps.jp/fVeMA

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始まりました、ポッドキャスト休憩室ですね。
このポッドキャスト休憩室はですね、本の周りには書店歴23年のライターの鈴木と、
出版取引業を経て出版社営業を現在、書店と出版社をつなぐ一冊取引所運営のわたなべの2人で、
お寄せいただいた書店や出版社からのご質問や悩みに答えていくポッドキャストです。
ツイッターなどで告知しているリンクにですね、お便りの金融申し込みお便りをお寄せするリンクを張っておきますので、
何かご質問・お悩みがありましたらお送りください。
よろしくお願いします。
それでは今回の質問は何でしょうか。
早速いただいている質問をちょっと読み上げます。
ラジオネームつばめうおさんからのお悩み相談ということでいただきました。
ありがとうございます。
半本さんからご提案いただいた本にピンと来なかった場合、
例えば展開を期待されて原品ご提供いただいたりなど、
そんな時どうレスポンスするのが適切なんでしょうか。
店に置きたいとは思わないけど感想はお伝えする?
会わなすぎてどうしても読み進めるのが苦痛になってしまった時は?
ご提案自体は歓迎ですし、失礼にならないようにしたいので難しく感じることがあります。
というお悩みで、ちょっとその半本さんとの、半本営業さんですかね、
もしかしたら編集者さんかもしれませんけども、
コミュニケーションの話ですね。
出版営業は営業やってたから、僕も書店やってたんで、そのあたりの駆け引きみたいなのはありますよね。
やっぱり営業ですし、書店さんにこちらからアプローチするということは、
当然そこで提案をしないとね。
というところで、じゃあそこどう提案するか。
相手の負担になっちゃうと、あんまり心理的な負担になっちゃうと、
ちょっとやっぱりこういう関係性って続いていくものなので、
そこをうまく負担にならない程度に、でも腰が引けすぎててもやっぱり、
こっちはその本を売っていきたいというと、そこの足並みを揃えるにはどうしたらいいのかというのは、
逆に悩みとしては、悩みというかですね、常にそこはやっぱり課題と感じてましたね。
僕にオススメの本をちょっとオススメしてみてよ。
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オススメの本ですか?
なんか営業してみてよ。
そうですね。今ちょっと手元に、良いウェブサービスを支える利用規約の作り方っていう。
すげえピンとこないね、それ。
これはですね、すごいニッチな本でですね。利用規約を作らなきゃいけない立場の人にとっては素晴らしくですね。
まあね、そういうね。
これで2380円プラス税っていうのは本当にもう。
これね、20万以上出さないと。
ちょっと待って、もう始まってんの?セールストーク。
セールストーク始まってますね。
もう始まってる。
いきなりわけわかんない感じですけどね。
こんなんでやれてたんですかね、私はね、当時ちょっと。
出版営業とある間時期なんか物売りっぽい感じの営業だけど。
いやなんかね、すごいしかもなんか昭和のなんか雰囲気がプンプンしてましたけど。
まあそれピンとこなかったとかって必ずあるもんね。
どうなんですかね、ご提案。
まあご提案ってことは要するにこれをちょっとベタな言い方すると、なんか積んでくださいとか仕掛けてくださいとか。
なんかそれかもしかしたらその原品ご提供いただいたりなどなんて書いてあるんで。
場合によってはそのプルーフよりもっと一歩踏み込んで。
見本。
見本なんかもこう手渡して。
これにコメントくださいとかなんか応援コメント。
読んでくださいなんて。
はいはいはい。
ちょっとでも読んでくださいって言われてもやっぱりね、自分の好きな本も読みたいでしょうし。
そうだね。
読むって言ったらこれ業務時間中読むわけいかないですからね。
そうね。
まあ難しい問題あるけど、僕は結構この辺は断っちゃうね。
ピンとこなかったら。
なるほど。
一番よく使うのはね、あ、わかりました、検討しておきますっていうのが一番ですね。
なるほど。
うん。
注文するときは即答だからね。
3冊とか5冊とか言いますけど。
基本まあお互いプロだから、検討しますって言ったら、あ、そういうことねみたいな感じで次行こうっていう風になった方が、お互いに時間を使わないからいいじゃないですか。
確かにそうですね。
重要なのはここはつまり仕事上のコミュニケーションであると。
そうそうそうそう。
ということはやっぱりまず大前提として。
大前提だからね。
だから相手に悪いなって思っちゃうと、電話でちょっと今度ですね、大宮でGパンの即売会があるんですけどよかったら来ませんかっていきなり電話かかってきたときに断れなくなっちゃいますからね。
Gパン欲しかったらいいですけどね。
けどね、いい人だったら断りにくいなみたいな感じはね。
いやわかります。
ビジネス上の付き合いとしてはお互いがサインとして、あ、これは興味ないんだなっていう意思表情をしないと、いつまでも相手は喜んでるなって思ってどんどんどんどんいろんなことをやってくるから。
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その辺りはね、引き際は両方きれいなのはお互いがそういった合図によって検討しますとか。
後ほどそれはみたいな感じで、そういうことかっていうことでね、惹かれるのが一番いいかなと思うけどね。
確かにそうですね。またそれを聞いてちょっと思ったことがあるんですけど、ピンとくる来ないっていうのをどこに基準を置くかっていうことによって、さっきちょっと仕事上のコミュニケーションですよって言いましたけど、
例えば個人的にピンとこない。
あるいはお店的にピンとこない。
これちょっとニュアンス違いますよね、やっぱり。
違ってくるよね。お店では合わないけど、自分の金銭に。
これはちょっと自分の顔出して、お客さんに伝えて売りたいって思う本がそういうものだから。
それって、基本営業さんにそういうのを出せっていうのは酷すぎるよね。そういう人によって違ってくるから。
あくまで運が良かったから、その商店員の人が金銭に触れてくれたみたいなのは運だから。
そうですね。
そういう事前にね、いろいろ仕掛けたりできないですけど、個人的な金銭に触れるってことはそういうことで、よくありますよね、けどね。
だからそういう意味では、例えばちょっとお断りしますとかいう時にも、
基本的にお店として合う合わないっていう基準の下に判断をして、
ただ自分がピンときてない本っていうのが、お店に合うかどうかっていう判断もつきにくいと思うので、
それこそちょっと検討させてくださいみたいな感じで、
相手が渡してくださる資料の一環としてその本があれば、それはちょっと一旦お預かりしてっていうのも全然失礼なことではないと思いますし。
そうですね。
ただこれを読んで書いてくれっていうのを断りにくいみたいな時は、
やっぱできなかったらできないって言うしかないんですよね。
いや、いいんじゃないですか。僕結構ね、普通に検討されて感想をお願いしますって書いて、
返してないの結構あるし。
まあね、やっぱりそれは。
あまり気にしないほうがいいと思いますけどね。営業活動だから。
無理になんで書いてくれんだ、あの人なんて。
まあ思ってるかもしれないけど、別にそう思われても仕方がないようだって読めなかったし。
僕一回ね、もう今結構ね、有名なミステリー系を書いてる作家さんの、
新境地って言われる小説のプルーフを一回いただいて、
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あんまりノリ気じゃなかったんですけど、一応読んだんですよ。
あまりにも出来がひどくてですね。
あまりにも面白くてって言うんじゃなくて、ひどかったんですね。
ひどかったんですよ。
なんかね、それで結構ね、ひどい部分を書き出して結構書いちゃったりはしましたね。
ちょっとダメ出しみたいな。
そうそう、さすがにちょっとね、それは別に文章が上手い人とかじゃなくて、
単純にその、描き方?ある描き方が現実に即死しない部分があったりとかしていて、
それはちょっとどうなのみたいなのもありましたしね。
そういうポジティブ・ネガティブな意見も全部含めて、
そういった意見を募るっていう営業活動を展開するのであれば、
そういったのも受け止めて、やっぱりやっていく必要っていうのもやっぱり出版社側にもあると思いますし、
その辺はあんまりなあなあにやっててもね、あんまりそれは良くないのかなと思いますし、
逆に出版社側の姿勢もね、やっぱりそこは。
あんまり責任をね、押し付けられてもね。
販売する、いわゆる販売協力みたいなところにいつの間にか組み込まれていて、
そこまで売れる売れないとか売ろうとかっていうのに、
いきなり知らず知らずに組み込まれてもなっていうのはあるから、
別にそこはね、あんまり意識せずに責任感持ったりとかしてやらなくてもね、
声かけてくれたこと自体は嬉しいけど、ちょっと時間がなくていけませんでしたでもいいと思いますけど。
そうですね。
いろいろ今回の質問は、断り方とか、あとその後のいろいろ、原品提供したりいただいたりとか、
結構感想を聞かれたりとかっていうことが多分いろいろめんどくさくなってくると。
もしかしたらそういうのをたくさんお話をいただくようなところでお仕事されている方かもしれませんしね。
結構やっぱり優しい人だと思うので。
でしょうねー。
一つ一つに失礼にならないようにっていうふうに言っていると、
これ結構ストレスになっちゃうんで、
僕はこういうのはもうぴったりと、別に好き嫌いとかではなくて、
ちょっと今時間ないんでね、そういうことはできないんですよみたいな感じだけでいいと思いますけど。
その上で、今回はちょっとそうなんですけど、こういうご提案自体は大歓迎ですみたいに。
つばみうごさんもそのように書いてくださってますけど、
その辺もはっきり伝えるっていうのもまた大事かもしれないですね。
結構、私そういうの好きじゃないんですよ。
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個人的な意見で反対しちゃっていいと思うんですよ。
変にお店の客層に合わないからとか、
お店の方向性がこの本だと違うみたいな、
なんか取ってつけたように断る理由を遠回しに探すんじゃないですか。
もう完全に自分が、僕はこういうの好きじゃないんですよねって言ったら、
それでパッと思う。そのあと何も言えないじゃないですか。
好きがないから。置く好きがないから。
もうその辺は断るときは個人的な意見で言っちゃっていいと思います。
僕はちょっとそういうの好きじゃないんです。
私はそういうのちょっと好きじゃないんですよね、こういう本は。
言ったらもうパサッと断りますから。
お互い時間を置きたくない本のことで5分も10分も話すよりは、
置きたい本が出てくるまで次の本を待ったほうがいいと思いますよね。
ということでいかがでしょうか。
まあなかなか、ちょっとこちらも。
短い時間で真意を伝えられるかどうかわからなかったですけど、
少しパサッと断ってみるっていうのもいいかもしれないですね。
別にお互い嫌な気分にはならないと思います。
ということで、今日は営業についての断り方みたいなところを
ツバム岩さんにいただきましたので、また何か質問がありましたら
この投稿フォームに書き込んでいただければなと思います。
お待ちしております。
それではまた次回。
はいまた次回お楽しみに。
ではさようなら。
なんだこれ。
14:06

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