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竜間です。 翔太郎です。
今回はですね、特別企画、喫茶ホボハチ番外編、ベストビフォアでございます。
はい。 ベストビフォアとは、英語で賞味期限を意味する単語でして、
僕らの中で旬な物事を、僕らの中で期限が切れる前に、
皆さんにご賞味いただければということで、いろいろ紹介していくという企画でございます。
今回はですね、美術家、荒川修作、マドリン・ギンズ夫婦で活動していた。
何で無声音で夫婦なのでびっくりした。
いや、俺なんかこの二人知ってる人だと、日本の中じゃこの二人のこと知ってる側だと思ったけど知らんかったから。
やったじゃん、おごりが一個解けたね。
収録上じゃ知ってる顔しようと思ったのに、あれだったから無声音で。
荒川修作さんとマドリン・ギンズさんですね。
はいはい、二人。
荒川修作さんメインでちょっと軽く説明をしようかなと思うんですけども。
なるほど、だから荒川さんだけとりあえず。
はい、荒川修作さんは名古屋州までの美術家、長国家でございます。
名古屋っ子じゃん。
そうですよ、旭川岡高校美術家卒業でございます。
で、30前くらい20代半ばでアメリカに渡って、そこで孔子に渡るパートナーのマドリン・ギンズさん。
詩人だったんですね、当時は。
に出会って、そこから入国拠点で活動を始めるというところで。
最初は美術館でいろいろ平面作品というか、絵描いたりとか彫刻やったりとかしてたんですけど。
飛べした後にだいぶ話題を得たマルセル・デュシャンという方に出会うわけですよ。
おー、聞いたことある気がする。
そうですね、この人あれです。便器にサイン入れて展覧会出した人ですね。
泉とかいうやつね。
そうですそうです。
はいはいはい。
これ調べるとまた、ちょっとここで法律下げるとまた長くなるので。
一旦ここでマルセル・デュシャンについてはまた別途お話しする機会を設けようと思うので。
いや、わからんけど。
別に設けるつもりはない。
設けるつもりはない。
また別途調べていただければと思うんですけど。
はい。
ここで結構こう、もともとね、荒川修作さん結構、死生観とか命とか、あとなんか精神世界みたいなのを何とかしていろいろ表現を模索してたところなんですけども。
目に見えないところを。
そう。
そこを突き詰めていってたのがマルセル・デュシャンで、そこをより突き詰めて越えていくには肉体、物理的な体ですね、そこに向かっていかなきゃなっていうところを築くわけですよ。
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なるほど。
これが結構ね、この後いろいろ作品の中でキーになってくるところなので。
身体肉体がキーワードってことですね。
そうですね。
目も目も。
死生観を越えて。
なるほど。
飛べしてすぐにマドリン・ギンツさんと出会って一緒に活動を始めるわけですけども。
天気みたいなの1個紹介すると、91年に東京の近代美術館、国立近代美術館で個展を開いたんですけども。
どこにある?
国立近代美術館はね、皇居の近くじゃなかったかな。
ああ、はいはいはい。
工芸館とかもあるようなところだった気がする。
なんか、緑の中あるやつだった?
ああ、そうそうそうそう。そこで、
アラカーシウスとマドリン・ギンツが追求してきた身体肉体へのアプローチとか、国内にも集中してたわけですよ。
なるほど。
そこで国内でいろいろ作品を作ることになって、ちょっとずつ立体、立体って言っても大きいところですね。建築とか。
建物。
流れていくわけですよ。
はいはいはい。
今回はね、建築の方をいくつか紹介するんですけども。
この二人、アラカーシウスとマドリン・ギンツの活動はですね、
芸術分野だけじゃなくて、他の物理、哲学、医学、生命科学とか、結構いろんな分野の学者さんがすごい興味を持っているみたいで。
はい。
いろんなところで、学会って言っていいのかな?国際会議?カンファレンス?ちょっとどういう言葉が適切かわかんないんですけども。
結構このアラカーシウス作、マドリン・ギンツの作品とか著書をテーマに、いろんなところで議論がされていると。
アート界以外のところでも取り上げられる題材になるようになって。
そう。医学的って思うんだけど、話しだらしいです。
へー。
あとなんか農科学のモギさんとかも結構興味を示していたとか何とか。
まあまあ、うんうん。
というところで、一旦ちょっとアラカーシウス作さん、マドリン・ギンツさんの簡単な説明を今回にして、続いてですね、国内の、さっき言った建築に最後の方、晩年は流れていったので、建築の国内で今実際に見学できるところいくつか紹介しようかなと思います。
お願いします。
はい、ということで、建築3つですけども、全部行ったことある?翔太郎。
あ、この3つは行ったんじゃないかな。
きっと曖昧な記憶がある感じですかね。俺もそんな感じで。
明言せんかったけど、行きました行きました。
2つは一緒に行ったね。で、1個は多分近かったから多分幼少期に俺も行ったはずと。
去年ぐらいに行ったわ、また。
あ、本当?
距離が近いからね、行きやすいからね。
そうだね。
で、ちょっと竣工した順番に、完成した順番に紹介していきますね。
06:02
うん。
まずはですね、1994年に竣工した岡山県は、凪町にある現代美術館ですね。
どこそれ。
ねえ、行くときにめちゃくちゃ思った。それどこって。
岡山の山奥です。
ほんとに今までだね。
ちっちゃい町ですね。凪町現代美術館。
ほんとちっちゃいところだよね。
そこにある1つの作品ですね。凪の両安寺っていう作品を手掛けて、で、そこにまだ残ってますと。
はあ。
で、この作品は高級設置作品って言って、当時は珍しかったみたいなんだけど、ずっとそこにある作品ですね。
高級。
建物そのものを作品としているので、展示外とかもなく、ずっとそこで見れますぜっていうところで、当時はすごい珍しかったとかなんとかって感じで。
あ、そうなんだ。へえ。
そう。で、これね、作品の名前がね、最初さっき凪の両安寺って説明したんだけど、長いんですよ、この人たちの作品の名前。
はあ、確かに。長いかも。
偏在の場、凪の両安寺、建築する神体、っていうのが作品の名前です。
3単語、3文節あるじゃん。
そう。で、この美術館自体の設計は磯崎新田さんっていう、こちらもまた大御所の建築家の方なんですけど。
名前かっこいいよな、磯崎新。
いや、新たてかっこいいよね。
新たて。
これも一昨年ぐらいかな、行って、その時は学芸員さんにもね、通話してもらっていろいろ感じてきたわけですけども。
そうそうそうそう。
あの、とにかくどこに立ってもあまり居心地が良くないっていう。
はいはいはいはい。斜めだったり。
その、まぁ最初にも言ったように、結構身体、肉体とかに問いかけるというか、感覚に問いかけるみたいな作品が多い方達なので。
うんうんうん。
なんでしょう、この心地悪さから自分が、自分の体を感じるというか。
はいはいはい。とりあえず床斜めで。
あ、そうそうそう。
で、鉄棒があったよね。
鉄棒あったね。
けどなんか、回りにくかったよ、やっぱり。
で、うまいこと光が入ってシルエットだけになったりとか、あとは、歪んだベンチがあるとか。
歪んだベンチもあったね。
これあれですね、あの京都の両安寺。
はいはいはい。
あの、カリサンス有名なところですね。
カリサンス有名だね。
の、カリサンスのお庭を模して作ったとこなんですけども。
うんうんうん。
あの、でっかい筒状の建物で。
これめちゃくちゃ説明難しいけど、その筒の筒部分。
筒は筒部分以外あるんかい。
いやそのあの、筒の端のさ、蓋部分じゃなくて、筒、ボディの部分。
はいはいはい。
ですね、に一周こう投げ、両安寺のカリサンスを模したのが作られていて。
内側にね筒の。
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そうだから入って天井見るとカリサンスがあったりとか。
上にカリサンスあんの?不思議。
ちょっとした壁とかも結構そういうお寺っぽさが残ってたりして、お寺っぽさがあって。
うんうんうん。
なんかそもそも、カリサンス行って岩の後ろ側が見えないじゃん。円側からは。
あ、そうそうそう、そういうのあるよね。
それ前提でカリサンスのお庭っていうのが設計されたりするんだけど、この薙の両安寺の作品の中で裏からも見えるってことで。
それも一個見方が変わるポイントみたいなところで取り上げられたりしてますね。
両安寺が怒ってないといけない。
どうなんだろうね。
さすがに話通してるやろ。
でもなんか、分かんない、時代が時代っていうほど前でもないからあれだけど、えいってやっちゃって、やりましたーみたいな。
言えそうだけどね。後からみたいな。
でこれ面白かったのはこの時、あ、ちなみに凪町現代美術館は常設の高級設置作品、この凪の両安寺みたいな作品があと2つですね。
全部で3つ作品があって、作品の数としては少なめなんですけど。
3つしかないんだ。
そう、まあその作るにあたってのスケッチとかはあるんですけど、前の作品としては3つのみで、あとは企画展やったりやらなかったりで。
でこの時あれだったよね、学芸員さんが一緒について回ってくれた時だったんですよ。
すごいなんか、その学芸員さんもよそから来てて、もう好きで移住して学芸員になったみたいな話してたもんね。
小話じゃないですけど。
その時の、94年旬後なんで、たぶん93年とかに予算つけていられたと思うんですけど、その時の街の予算の半分をつぎ込んで美術館作っているんですよ。
年の予算の半分くらい使ったって言ってたよね。
そうそう。
年の予算の半分を使ったら、半分で足りたらそれ予算じゃないよ。
足りるんだってなるよね。
すごいよねこれ。
たぶんその当時アート待ち起こし的なのもたぶん、ムーブメントが来てたとは思うんだけど、半分っていうのは、この凪町の町長か町議会かわかんないけど、その辺の腹のくくり方じゃないけどさ、熱意が見えていいよね。
本当に攻めたよね。
絶対だって町民から反対はきっとあるもんね。
興味ない人なり、成功するかわかんないものにそんな使う?その額がね。
半分って、今だって国会予算オリンピックに何割使ったんだみたいなことだからね。
そうね、あの辺言われるから。
この辺と比べるとやっぱ半分ってことの大きさはたぶん変わるかなってところで。
凪町現代美術館は僕一番好きな美術館なので、ぜひ皆さんにも足を運んでいただきたいと言いつつも場所が悪いのでなかなか言いづらいという。
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行けない人は、なんかたぶんネットにね、まとめたブログとかあるんで。
うん、ぜひぜひちょっと覗いてみて。
また行ってくれれば、僕の愛したヒロシが走るかもしれないので。
ちょっとチェックしてみてくださいっていうのがまず一つ目だね。
ヒロシの座席で8時間くらい。
遠いな。
続いて、その翌年ですね、95年に竣工しました。
ナギのリョウアンジェル翌年。
翌年すぐだね。
こちらは岐阜県の養老、養老って養老市?
養老町?
岐阜県の養老にある、養老天明半天地という。
天明半天地。
公園?テーマパーク?
まあ、テーマパークなんだから。
みたいなところですね。
ここ結構ね、ここもそれこそ肉体とか身体をいろいろフォーカスするところなんですけども、オフィシャルの文言としては肉体を再認知させる場と。
さっき何だった?
さっきも一緒です。
肉体を再認知させる。
ここが公園なんですよね。
うん。
で、まあいろんなパートがあるんですけども、どこもだいたい地面が歪んでたりとか、床が気づいてたら壁になってたりとか。
おー、恐ろしいね。
なんか逆さになってたりとか。
おー。
みたいな結構遠近感とか平行感覚が狂うところで。
うんうん。なんか絵本の中に立つみたいな。
不思議の国に迷い込んだ感じがするところで。
これをまたね、言ったら居心地が悪いわけですよ。
居心地は悪いね。
そこでまたね、自分の手足身体を、感覚を感じると。
うんうん。
もう本当に、95年、今から25、6年くらい前に開園したんだけど、開園当初はもう本当にその斜めとか平行感覚を失うとかで怪我にめっちゃ出たらしいよ。
そうなの?
そう。
よく潰れんかったね、よかった。
で、メディアでもなんか結構注意喚起されたみたいで。
はいはいはい。
あの、ちゃんと運動靴で来てくださいねとか。
あーそう、ヒールで行ったらあれはいかんよ。
公園も岐阜県だったか養老だったかの自治体が運営してるとこだったから、その自治体もヘルメットとか貸し出すんですよ。
あーヘルメット置いたんだ。
怪我しないように。
はいはいはい、子供とか。
でまぁそれで、いろいろ怪我に出たりしたんだけども、荒川修作本人がそのニュースを聞いて、意外と少ないじゃないかと。
怪我人が?
そう。
いや、何を自信持って言っとんだよみたいな。
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心配性ぐらいの感じ。
感心してます?ってなって。
なんなら物足らないぐらいの。
そう。なんかちょっとね、いかれてるところがあったのかもしれないけど。
そうね、やっぱちょっとみんなと人とは違うところがあるし。
あの翔太郎の記憶だと、養老天命反転地をここ数年だとね、月曜日の夜にかとりくんがやってたスマップの番組。
スマステ?
スマステ。スマステで取り上げられたら、インスタが始まったぐらいの時期だったからそれが。
2012とかその前後ぐらいとかね多分。
そうそう翔太郎の記憶の中ではそれで結構バズった記憶がある。
確かに確かに。結構大学、名古屋からも別にアクス良くはないけど遠くはないぐらいの感じだったから。
車で日帰りでちょうどいい。
週末ちょっと小旅行で行ってる友達は結構いたもんね。
あれで最近ブーストかかってる感は若干ある。
ここもあの感覚がバグるところで。面白いところですよ。
楽しいね公園の中で。アスレチックぐらいの感じ。
確かにアスレチックって言われたらそれで結構把握しやすいかもね。
それこそインスタとかで検索すると分かりやすい画像いっぱい出てくると思うので。
あーそうね。
そういう時インスタ便利ほんと。
ぜひこちらもチェックしてみてくださいと。
チェックだ。
続いて最後ですね。
はい。
今見学できる荒川翔作マドリンギンズの建築作品。
3つ目。
3つ目。
東京は三鷹市にあります。
三鷹。
三鷹天命繁天住宅。
インメモリーオブヘレンケラーという名前です。
インメモリーオブヘレンケラー。
インメモリーオブヘレンケラー。
とりあえず天命繁天は一緒だねさっきと。
あーそうですね。
これ集合住宅です。
全9個だったかな。
集合住宅ってさ、俺毎回聞かれてるけど建築の学生は使うけど一般的にあんま使わないからピンとこないんだよね俺は。
えっと、まあだから集合して住んでる場所ですよね。
はい、何人か何人か集合して。
で、まあこれは構想にだいぶ時間をかけてやって、
このお家のテーマがですね、死なないための住宅。
ほう。
当たり前なんじゃないって思うんだけど。
え、そこに住んでても死なないよっていうこと?
いや、生きていく上で死なないためにここに住む。
あー、大事大事、家は大事。
いや、でもなんか住宅のテーマというか、そもそもなんか大前提としてあるべきじゃないのみたいなところをテーマに書いてあるわけですよ。
確かに、安全な家ですよ、うちはって。やや当たり前でしょうね。
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そう、衣食住の住の部分ですから生活に欠かせないんですよ。
ただやっぱここ。
で、サブタイトル的にインメモリーオブヘレンキラーってついてるわけですよ。ヘレンキラーのためにみたいな感じで。
あははは。
これがねまた面白いところで、ヘレンキラーはご存知かと思うんですけど、
39を乗り越えて名乗せられている方と思うんですけど、
ヘレンキラーは言ったら自分が背負った諸々不可能を可能にして生活をしたい人だと思うんですね。
はいはい、体にハンディキャップがあるけど。
そう、だからそこからちょっとテーマを受けて。
なるほどね、なるほどなるほど、それでヘレンキラー。
なんとなくちょっと難しいんじゃないかみたいなところを生活の中に落とし込んで、
いろいろ難しいところを作ったわけですよ、住宅の中に。
難しいところ、はいはい。
ここも2,3年前ぐらいに見学行ったよね一緒に。
そうだね。
見学プログラムがあって。
まあここも居心地が悪いわけですよ。
そうそうだね、まあもう流れから行くとやっぱり歩きづらい、歩きづらい家なんですよね。
地面が凸凹だったり天井の高さ変わったりとかとかあって、
まあこれもねまたその身体を感じるっていうところはまず大前提とあるんですけども。
はいはいはいはい。
でまあその身体の感覚を研ぎ澄ませるというか、再認知して生きることへの意識を強くするみたいなところから、
してならないための住宅というふうになっているんですね。
はいはいはい。
あとはまあいろんなこうちょっとした使いづらさみたいなのをいろんなところに散りばめて、
それぞれの身体能力の差で使える使えないみたいなところをよりクリアにしたんですよね。
体が小っちゃいから使えるところもあれば使えないところもあって、
体が大きいから使えるところもあれば使えないところがあってみたいなところで、
じゃあそれ不便なんじゃないのみたいなところなんだけど、
まあでも人ってそれぞれ一人一人違うよねってところでそこもまた再認識させられるというか、改めてね。
なるほどその人の際は受け止めるんだ。
誰でも使えるとかじゃなくて。
その際があるからこそお互いできないところを助け合うとか。
そういうマインドみたいなところも築けるように。
なるほどね。それは理想的には助け合って生きていきたいんだけど、
そううまくもいかないでしょって言いたくなるところを立ち向かった。
で、普通の住宅とは失礼がだいぶ違うわけですよね。
そういう当たり前がだいぶ変わったところに住んでみて、そこを住みこなすことで、
今までなんかちょっとできるのじゃないかみたいな感じだったところをやってみようとしていくみたいな。
これを荒川修作マドリンギンズは天命反転みたいな感じで概念として言ってるんですけど。
それで天命反転か。
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で、その不可能を可能にしようとしていった人のロールモデルとして、
ヘレンケラーがピックアップされて、インメモリオブヘレンケラーと名付いてるんですよ。
ここまで説明期間の天命反転はわからんな。
そう、なんかちょっと最初耳だけとか字だけ見るとちょっと怖いというか。
ギョギョしいね。
そう、感じするんだけど。
なるほど。
実際行ったりとか実際こうやって説明とかしたりするとなんとなく掴めるかなと。
うん。行って説明してくれると即体験できて、なんかいざ受けると分かりやすいし体験しやすくて、すごいクリアだよ。
またね、結構原色の使ったカラフルな家で、
原色使いのイメージもあるね。
外から見たら結構色物感もあって、
これがまたね、芸術作品か住宅かみたいな議論をそこかしこで呼んでるんですよ。
あ、そうなんだ。
今なおなんですけど、
さっき言ったできないところを互いに補うっていうところを荒川修作はバリアフリーって考えてたんだけど、
実際はデコボクあったりとかいろいろ使いづらいからバリアフリーの観点、一般的なバリアフリーの観点として結構NGが多かったりとか。
物理的バリアフリーではないもんね。
だからね、ここに一石二鳥を投じたりもしてるわけですよ。
なるほどね、なるほどね。
でもこれ結構通じてたのが、最初に説明した那木町現代美術館のところ。
建築する神体。
あそこも、那木の龍腕寺という作品に入るために、小っちゃい螺旋階段登るんですよね。
うわ、めっちゃ狭いところ。最後は梯子がなんか通ったぞ。
で、そこはもう車椅子で絶対通れないんですよ。
絶対通れんあんなとこ。
で、その学芸員さんがそういうエピソードを話してくれたときに、車椅子で来られた方もいて、
ただその方は家族、女性の方と一緒に来てて、別に到底持ち上げれるあれもないんだけど、
そこで同じタイミングで見学しに来ていた他の方々の助けを得て、その階段登って、その作品を鑑賞することができたみたいな。
エレベーターとかあるわけじゃなく。
他の人の手を借りて。
ああ、そこにいる資源で。
まあ、行ってしまえばね。
みたいなところで、そういう人の助け合いみたいなところこそがバリアフリーだっていうところも、結構作品の中に通じてあるところですかね。
だから結構、どの作品もだいぶ色物感は強いんですけど、
実際行って感じて説明見てとか、いろんなサイト見てとか調べたりすると、思考も結構ダイレクトに表現されてるから、
面白く感じ取れるんじゃないでしょうかっていう、国内の3作品ですね。
24:04
他にも見学できないのとか海外の作品とかはあるんですけど、これはちょっと今回は喝采ということで。
まだあるのね。
この3つですね。
岡山県薙町と岐阜県養老、東京都板川。
東、真ん中、西とちょうどいいと言ってしまえばちょうどいいぐらいの分布はしているので。
ほどよく分かれてるね。
なんかちょっと足があって、お近く行ける人はぜひ一度訪れてほしいなと。
でですよ。
実際に行ってどう感じるのはすごく楽しいので、本当に行ってほしいし、そこに今回紹介した好き好きポイントみたいなのが全部詰まってるので。
全部詰まってるので、説明しきるのもあれかなと思って簡単な紹介だけにしてきましたけども。
いいんじゃない?
今回こうやって紹介した理由がですね、ちょっと大ききっかけがありまして、三鷹の店名発展住宅がクラウドファンディングを始めまして。
クラファン。
っていうのもですね、三鷹の店名発展住宅は竣工してから15年ぐらいかな?経ってて、2020年に大きい修繕をする予定だったんですよ。
でその修繕しながら修繕の過程もいろんな媒体で発信して。
また一つ作品にしちゃうんだね。
修繕する過程を見学するイベントとかもやったりとか。
いろいろ考えてたんですけど、感染症がですね広がってそれが思うようにいかず、今なお見通しが経っていないと。
できてないと、はいはいはい。
これでこの後修繕もできないし、見に来ることもできないしみたいな。
これで修繕費を集めるためにクラウドファンディングを開始しておりまして。
なるほど、そのクラファンなんだ。
そうです。モーションギャラリーっていうクラファンサイトでやってるんですけども、皆さんにも知ってもらって是非見る機会を増やせればということで紹介した次第でございますと。
まあストレートに言っちゃうと無くなるのも寂しいですね。
無くなるのはすごい寂しいので。
残ってほしい、普通に。
でまあ簡単にクラファンの紹介だけしておきますと、3000円からできますと。
3000円。
3000円から上は10万かな100万かな。
まあまあいろんなレンジがあって、上の方は多分僕らのところじゃないので。
まあね、そうそうそう。
でリターンがですね、見学会の参加とか。
え、普通に、俺らが行った時も結構長く払ったよね。
うん、あの時も2、3000円くらい払ったから。
そうそうそう、だからもうそれだけでほぼ物取れてそう。
27:02
とか他のプランだと、この荒川修作マドリンギンズさんのドキュメンタリー映画のDVDとかちょっと前の作品ですね。
とかあとは日中使うテレワーク利用プランって書いてあったんですけど。
あ、それは住宅を使える。
あ、そうです。住宅を自由に日中使えるテレワークプランとか。
人住んでるの?住宅。
住んでる。
見学用に1個空いてたりするんだけど、あとは結構ずっと埋まってるみたいで。
あ、見学用の部屋だけ用意して、あとは普通に人住んでるんだ。
そう。俺らこの三鷹の天明半天住宅、知った時に住めるんかって調べたもん。
おお、高かった?
17万とか、家賃。
あ、ちょっとすんね。
まあでもなんか、1人暮らしには広いから、2人とかで住めば。
あ、そんくらい広いじゃん。
そんなめちゃくちゃ手届かんとかじゃないから。
すごいアトラクション感というか、いい日常空間だったから、あんま住むところの間取りとして見入ってないから。
あんま住んだら何人住みなのかとか、あんま分からんか思うじゃないな。
なるほどね。
広いんだね。
あとはショートステイプランですね。1泊とか2泊3泊とか。
その辺はプランによって違うけども。
泊まれんの?
そう、泊まれる。
やった。
ので、こちらもぜひ支援を。
僕はすでに見学会のとドキュメンタリー映画のやつはもう支援したので。
ぜひ皆さんも。
このクラファンが12月10日まで、あと2ヶ月くらいかな?配信日からいくと。
目標額が1000万で、10月頭現在だと700万くらいかな?
もう結構集まってて。
達成はするんじゃないかとは思うんですけども。
ぜひこの機会に行ってみて。
緊急地帯宣言が10月で開けたので見学会もまた再開したみたいで。
やってるんだ。
このクラファンとは別でも普通に行けたりするので、
お近くの関東在住の方はぜひ。
っていうところですかね。
残り2つはそんな高くなく普通に数百円でどっちも入るってことですか?
そうだね。残り2つは美術館と公園なので良心的価格というか。
特に公園は美術的要素がそんなないから。
ドライブ行こうぜで天命八天地は行きやすいから。
養老が一番ハードルが低いというか。
そうだね。ちょっと変わった公園あるぜ行ってみようかっていう感じで行けるもんね。
お近くの方もお近くじゃない方もぜひと。
最後にですね。クラファンの紹介で締めるが一番美しいとは思うんですけど。
そうだね。
美しいと思うんですけど。
30:00
何かあるのか。
ちょっとあの、我々ねキスとホブハッチとしてポッドギャスやってますけども、
ホブハッチのブログもありまして。
あらそうなんですよ実は。
もうほんと年に1記事書く感覚ぐらいの。
年1更新すごいねブログで。
ただそこのブログ自体は自分たちが行った素敵な場所素敵なイベントをもろもろ微暴露的に書いてるんですけども、
その中でも今回紹介した渚町現代美術館のレポートも書いてますので。
そう記事あるんだよそれの。
これもねまたいい記事なんですよ。
ちなみに渚町現代美術館今も通常営業してまして月曜定休で。
はいはい。
やってるので。
はいはい。
ここ本当にこの紹介で行ってくれたら俺めちゃくちゃ喜ぶけどね。
ぜひね東海道線沿いに住んでる人は新大特急サンライズに乗って岡山まで行ってくださいな。
ああそうかあれも岡山まで行けるんか。
そうそう岡山までもちろん行けます行けます。
はい今回は番外編ベストビフォアと題しまして、荒川修作マトリン・ギンズを紹介させていただきました。
グラファーちょうどやってるからいいねなんか。
ということで次回のベストビフォアでお会いいたしましょう。
私後かな。
バイバイ。
さよなら。