大きい動物と小さい動物の研究
ひよっこ研究者のサバイバル日記 略してひよけん
3点 大きい動物の研究をしているちいと、小さい動物の研究をしているはちです。
この番組では、研究者として、ひよっこ教員として、はたまた普通のアラサー女として、日々奮闘中の2人のリアルな会話をお届けします。
今回は、ちいちゃんのお家にお邪魔して、晩食トークをしています。
私のスペインのお土産チーズを堪能していますが、チーズの味がわからなすぎて、レクチャーされてる。
原料が、きっとこれはヤギだっていうやつがさ、あって、ヤギのミルク飲んだことある人めっちゃわかると思うんですけど、
ヤギのミルク飲んだことあるかそれは、え、ないない、ヤギチーズしかないの。
あ、だからだ、だからだ。飲んだら一発でわかるんだけど、
あの、ヤギのミルク嫌いじゃないんだけど、本当に臭いやつはちょっと苦手なのね。
で、これはなんかそんな全然柵の上も越えて山のてっぺんまで行っちゃう荒々しいヤギのミルクではない。
これは、これは、そうではなく普通に、なんか野草と可愛らしい花の中を駆け巡っているようなヤギのミルクの味がする。
めちゃくちゃ、わかる? わかんない。 わかりません。
なんかね、上品なヤギのミルクから作られたチーズの味じゃないかなという風に感じました。
シロアリの研究と怖い出来事
とても美味しくて赤ワインに合うと。 そうですよね。
私ヤギも飼ってたことあってさ。 どういうこと?
さっき言ってた彼女が飼ってたヤギを面倒見てたから。
なんか、こういう話するとやっぱ、ちゅーちゃん変人だなって。 ヤギの背負わしてる匂いがする。
変人の話したじゃないですか。なんかあれ本当は趣旨は、科学を好きすぎるがゆえの変人たちみたいな。
ものづくりのラジオの支部長さんがこう、すごいね素敵なテーマを考えてくれてたんだけど。
私たち違う。 本当?
でしょ? そうなの? そうなの?
でもね、全然暴れてないんだもん。 ごめんごめん。話しちゃった。
私ちゃんと真面目に考えたの。周りにいる変人。
まず何人か思い浮かんだ人がいて。 私もあった。 本当?
今思い出した。 言えるように話してね。 いや、私の専門バレるよこれ。
なんか、ピノリは普通にも、まあいいところ大学の教授さんで、
たまたまなんか授業を受けた時に話してたんだけど、なんかね、その先生ね、シロアリの研究してたらしいよね。
で、なんか僕は昔シロアリを家で飼っててみたいな、家に住まわしててって言って、
みなさんシロアリってどれくらい詳しいか次第で、ここで面白いと思うか別だと思うんですけど。
飼ってる? シロアリってまず木を食べるんですよ。
生きた木をそのまま結構食べれるタイプで、基本それだけあれば多分大丈夫な感じの生き物なんですけど、
家に住まわせてるっていうことは、家の柱とかを食べさせてるんですよ。 そうそう、そう思ったよ。一瞬で。
でもね、彼はパッションのある研究者だから、その場にシロアリがいるってことがいいじゃん。
多分ね、多分だけど。 シロアリが家にいるって、家としては死活問題で、多分倒壊とかする恐れとか全然あるよね。
そういう話私できるんですよ。後で話します。後で話します。この話が終わった時に話します。
倒壊するからさ、やばいじゃん。やば、やばくない?超偏人って言ったほうが多分おかしい。
私ね、田舎の方で実験した時に、見せたっけその写真? 家に見せてもらってない。
マジで面白いんだけど、後で見せるね。じゃあ今すぐ出てこないから。 私多分。
いやいや、あのね、分析終わって、家帰ってきて様子がおかしかったんだよ。天井が丸っきり落ちてたの。バンって。
で、私本気にびっくりして、天井落ちてる?って思って。 どういうとこに?
ちーちゃんはその東南アジアで研究をしていて、ビジターハウスみたいなのが泊まってたんだよね。
ちゃんとしたハウスだったね。
まあ田舎だし、なんて言うんだろうな、政府が持ってたやつとはいえ、田舎だし、本当古かったのね。
確かに古いし、もう正直私すごい発信だったし。
まあでも、その田舎に行くって決めたのも自分だから、なんとか論文にするぞと思って、耐えまくったのも。
舌口ぐる噛んで、つらい夜はビールを飲みまくり、酔えば寝れると思い。
そう、そういうとこに。 そしたら動物たちと一緒に。
君の家は動物園だねって、その時イタリア人の友達にネットで話してたら、大丈夫元気だしな、君の家は動物園だよね。
大丈夫、今日も誰に噛まれたって、いいじゃんみたいな、よくねえよみたいな感じ。
寝れなくて夜もバタバタとして、泥棒かなと思ったら、リスが屋根の上を登って走ってる感じのとこだったんだけど。
で、屋根が落ちていたの。
マジかと思って、あと2週間だぞって、あとちょっとで帰れるのになんで屋根が落ちると思って。
屋根、天井か天井じゃない、天井が落ちると思って、1階の屋根が落ちて。
どのくらい落ちてるの?
1部屋丸ごとってこと?
リビングの一部?
リビングとダイニングがあって、リビングが落ちてた。
丸ごと?
丸ごと。で、結構びっくりしてた。
で、近づいたのよ、みっちりスルワリがいたの。
で、それでよく見たら、柱のところもきれいにね。
食べられてた?
もう胴膜みたいなの。
あー、疑童があったんだって。
疑童って言うんだ、があったんですよ。
で、もう相当私はびっくりし、泣きそうになったの正直。
なんか、もう怖くなっちゃって。
これはいつ私の2階の床が落ちてるか分からない。
もう怖くなって、でもめちゃくちゃ怖くなって、
その2階の自分のベッドルームのすぐ隣の部屋が落ちたわけですよ。
すぐだよ、すぐ。
でもね、めちゃめちゃ怖くて、でもなんか、
でもね、その時に私が共同研究室にすぐLINEにしたの。
ヘイプみたいな。
とりあえず、やばい、天井が落ちてる。
出たら、みんなさ、来てさ、
アハハハハハハハッみたいな。
あなた、もってるね、みたいな。
こんな面白い日本人いないよ、みたいなんで、
なんかみんなすげー喜んじゃって、
最後の2週間なのに、みたいな。
最高だよ、面白いね、みたいな。
シール終わりか、みたいな。
あるあるだ、みたいな。
あるあるじゃねーだろって思って。
で、なんかすごい浮きだったから、
もうさ、やばくてさ、
最後天井ない部屋で夕ご飯食べてたよ。
へー。
でもね、それもビール飲めば朝寝ると思って、
毎日ビールをほんと飲んで、
もう酔っ払って寝てたよ。
ほんとよくなかったあの時は、あれ中だった。
やばかったよ、なんかもう。
あんたら結構、でもそれ割り恐怖症になってたよ、それで。
やばいよね。
買うもんじゃないですよ、あんなの。
買ってもいいことないぞって思っちゃって。
駆除なんてできたもんじゃないですよ。
そうそうそう、たぶん。
いや、私はその、詳しく聞けてないんですよ。
ほんとは詳しく聞きたい。
今会えたらすごい詳しく聞きたいんですけど。
もし自分の持ち入れじゃなかったら、めちゃえらい。
やばいよね、持ち入れなんて。
サンプリングの時とかに、動物の体液っていうか。
体液。
ま、ほんとに、今度嗅がせてあげたら。
やだやだ、やだ匂い。
あまりいい匂いでは間違いなくなくて、
正直手とかについてしまうじゃないですか。
3、4日取れない。
ほんとに強烈な匂いがする。
でもさ、私の知恵の先生さんも
完全に腐敗臭するようなラボの、
そういうことをしなきゃいけない実験で、
なんかいい匂いっていつも言ってる。
鼻の嗅覚についての研究
鼻もかしいんじゃないか、この人。
いい匂いとは全く思えませんね。
ビジネスとして嗅いでます、正直。
でも、私の知っている先生は、
洒落がついてしまった長いタオルとかで、
自分の顔を拭くんですよ、それ。
汗を拭うの、それで。
今日もひと仕事したね、つって。
それがめっちゃついた、ほんとについてるの。
ほんとについたタオルを首にかけ、
はっはっはって拭くの。
でも私がわけわかんない。
なんか、どうしてそれで拭く必要があるのって。
毎回、だって、
えっ、どういうこと?
どう、どうしたの?
なに?
なんで?
どうしたの?
わからない。
変なの。
鼻のさ、需要帯さ、何個かないんじゃない?
切断、結構してんじゃない?
そうなのかな、確かに。
でも、匂いってさ、やっぱ、あれなんじゃない?
人によるじゃないのかな?
逆に違う、違う。
じゃあ、なんか、もしかしたら、
はーちゃんの知っている先生と同じように、
いい匂いと思ってます。
で、なんかその、研究したぜって、
いい匂いで彼らの匂いがするって。
それ気になるね、そのさ、
初めから好きだったのか、
なんか、だんだんだんだん、
嗅ぐことによってさ、
研究して、アドレナリン出てることによって、
報酬系が出来上がっちゃってさ、
この匂い嗅ぐと、
出てこられるみたいな。
気になるよ、気になる。
なんか、生まれつき、その匂いが。
もしかしたら、すごい好きみたいな。
聞いてみて。
報酬、報酬。
だって、れんげんちゃん、最初から好きだったんですか?って聞いてみたら。
あー、ね。
みんなそれ見て。
あまりにも臭いのに、
それで顔とかほんとに拭くから。
面白い。
ありがとうございます。面白い話。
いやー、そう、だから言います。
でも聞けない、聞けなすぎる気持ち。
確かに。
なんか、変な人に扱ってるみたいになっちゃうし。
確かに。
でも変なんだけど。
でも変でいいんじゃないかな。
いや、それは多分さ、本人もさ、理解した方がいいんじゃない?
だよね。
だって、そのやっぱさ、
動物ってやっぱさ、
もう、生まれつきさ、
こういう匂いは、
こう、忌避しようっていうの、
決まってるわけだからさ。
多分、それと外れてるっていうことはさ、しょうがないしさ。
そういう人はいますね。
周りに。
偏心した研究者
あとは結構、死にそうになりながら研究してる人とか地味にいたなーと思ってて。
死にそうになりながら。
なんか、
なんかね、近くのね、
ちょっと、多分、学年的にちょっと上の先輩だったと思うんだけど、
なんかすっごいウキウキで、
ある生き物を取ってきたんですよ。
で、「あー、なんか実験するんですか?」みたいな。
そう、なんかこれいっぱい取れて、みたいな。
これから、今から実験するの?みたいな感じで行って、
で、その後ね、スーッと廊下通ったら、
その先輩がね、顔真っ青にして、
もう、こう、うなだれてるのね。
どうしたんですか?みたいなやったら、
いや、さっきやってたやつがさ、
なんか、こういう毒を発生するやつでさ、
ちょっと吸っちゃったっぽいんだよね、みたいな。
何?いやいやいや、みたいな。
もう、生態もよくわかってるのに使おうとしてるから、
毒が出ることもわかってるのに、
あんなに楽しそうにまず、
その生き物を捕まえて喜んでいる姿と、
もう本当に死にそうになってるっていう姿と。
え、どうしてマスクとかしなかったの?
いや、捨てたんじゃないかな、マスクぐらいは。
あ、待って、それだけで思い出した。
同じ先生の話なんだけど。
あのヒントバレた。
これ聞いてる時にさ、
おー、喋りすぎだよって思われたら困るからやめとく。
でも、それはリスペクトしてる上での偏心と、
本当に思ってる、あの先生に対しては。
そういう人います。
面白いですね。
いや、確かに。
これが私たちの知ってる本当の偏心だった。
あ、そうだね。研究で言う感じだね。
愛すべき偏心、いや本当に素晴らしく、
素晴らしいと思っています。
これらの私が、
自分のこと偏心と呼びたくない理由というか、
そこ、そのレベルではないみたいな。
し、なりたくてもなれない。
雲の上。
わかるわかる。
なんかちょっと趣旨が一番合ってたかもね。
この話すべきだったね、最初から。
確かに。
リベンジ回とかやってたよね。
第2回偏心回。
よし、これが本当の私たちの偏心回だね。
そうだね。
またお会いしましょう。
せーの、
アヲバー。