サンテ、小さい動物の研究をしているはちです。この番組では、研究者として、ひよこ教員として、はたまた普通のアラサーとして、私たちのさばいばる日記をお届けしています。
今回は、英語でサインスしないとのあさみさんと、35歳右に行くか左に行くかのないちゃんさんと引き続き、バリアというテーマでいただいたリスナーさんからのお便りを読んでいきます。
研究者って社会性がないって言われたり、社会性ないなーって思ったりしたことないですか?今回はその正解アンサーが出たので、ぜひぜひお聞きください。
今回のエピソードは、ちょっとこちづけで、科学系ポッドキャストの日に参加させてもらってます。
今月のテーマは社会です。今回のホストは佐々木陽の宇宙話さんです。すぐに1000回っていう、もうすごすぎるっていう感じなんですが、今回もホストありがとうございます。
研究者の社会性ということで、一応そういうテーマで参加させてもらいます。では本編どうぞ。
では次、鯖味噌定食さんです。私は現在男性ポス読です。今回のテーマ、バリアに関するエピソードとしてお書き上げさせてください。
最初のポス読を始めて1週間ほど経った頃、上司の先生から、君は一人っ子だからコミュニケーションが全然できないと面と向かって言われました。
私は確かに一人っ子で、外交的な性格でもありません。その場では流しましたが、後になって家族構成まで否定されたように感じ、強い怒りがこみ上げてきました。
その後、この研究室は資金や設備はあるものの、人が定着しない環境だったと知りました。今思えば上司のあの言動からも、お互い知れたのかもしれません。
そして私も2年経たずに退職することにしました。次が決まったのは本当に幸運でしたが、ここで脱垢してたかもしれません。アカデミアから辞めてたかもしれないということですね。
研究室は小さく閉じた空間になりがちで、当時は自分がおかしいのかなと思ってしまいましたが、外に目を向けると必ずしもそうではないと今は感じています。
以上まとまりない話ですが、趣旨にマッチしていれば幸いですということです。
めっちゃマッチしてる。
これ言われたら絶対、なるほど、じゃあ先生も一人っ子ですか?って聞きそう。
いい返し!
最高!やりたい!
やりたいよね!
じゃあ同じ一人っ子ですねとか言っちゃいそう。あなたともあなたが一人っ子ですよって前提で聞きもしない。一人っ子ですね、お互い。
仲間ですね、みたいな。
そうそうそうそう。
山田くんザブタン持ってきて。
持ってきて。
なにちゃんに1枚。
素晴らしい。
この返しでいきましょう。
ひどいですね、ひどい普通に。
適当すぎる、因果関係が全く分かりません。
因果関係が全くない。
救いになるか分かりませんが、ハチも一人っ子です。
仲間。
だって一人っ子だからコミュニケーション全然できないんで、さっきあさみが言ったように因果関係がすごい不明瞭じゃない。
ってことは多分この説で絶対研究できないと思う。
ね、確かに。
できないできないできない。
こんな簡単な因果推論間違えてるんだから。
きっとさ、だってもう仮説の立て方とかも偏見に満ち溢れてるじゃん。
そうですね、その論文読みたいんで教えてくださいって言うかも。
確かに。
いいねいいね。
そんな論文あるんですか。
一人っ子と兄弟関係と性格の関係性を。
これが心理学系とかのラボだったらめっちゃおけない。
やばい確かに。
なんか発達、教育の発達とかねそういうやつだったらやばいかもしれない。
なんか私の大学院の時の友人で、こういうふうにちょっと偏見に満ち満ちたロジックを展開する人って時々いるじゃないですか。
その人のことを、その人のことってそれを総称してじゃないですかロジックって言ってて。
何とかじゃないですかって言う人っているじゃない。
そこに根拠がないんだけど、自分がそう思う。
アイシンクで全部通す。
じゃないですよ。
だからあいつ私じゃないですかロジック使ってるよって言って。
その語呂がすごい綺麗で私は時々使いたくなる。
いいいい。
じゃないですかロジック。
私も使いたい。
でもこの小さく閉じた空間になりがちっていうのは本当にそうだから。
しかもそういう環境で5年とか博士課程だったら、
何年も過ごしてると何が普通かもはやわからなくなっちゃうから。
なんか横のつながりっていうかその自分の研究室以外のラボとのつながりとかってめっちゃ大事だなって思う。
大事。
大学院とかなんかね、
あの時とかそういう交流イベントとかあったりもするじゃないですか。
それか大学内でも他のラボと交流したりとか。
そのイベントで本当に仲良い人を見つけるって一生の財産になると思うんで。
それは例えば交互とか先生の時も絶妙に分野がかぶらないから、
そうすると競合にもならないけど内実は知ってるみたいな、
いうふうにもなるし、でこういう変な上司。
コラボしやすいしね。
そうそうそうそう。
変な上司に対する愚痴とかもお互い言い合えるし、
これおかしいよねみたいな。
俺おかしくないよねとか、私おかしくないよねっていう確認としても、
そういう友人関係ってすごく効いてくると思うから、
確かにそういう横のつながりはめっちゃ大事ですよね。
ですね。
いやーめっちゃトンピシャの話ありがとうございました。
では次に行きます。
次ニューロンさんからいただきました。
私がご紹介したい障壁は海外ポスドクを経験する中で感じたバリアです。
簡単なところで言うと、言語や文化、政治情勢のバリアなどが挙げられますが、
世界各国の日本人ポスドクと情報交換をしていると、
特に円安による研究生活のバリアを実感します。
第一に、ただでさえ海外は物価高なので、
一人暮らしでも相当なコストがかかります。
第二に、海外学習をはじめとした国内フェローシップは日本円で支給されるため、
支給金額は生活水準に足りず、支給期間はバイオ系研究者にとっては短い1,2年程度となっています。
もちろんこうしたフェローシップは業績になるし、
フェローシップがあれば来てもいいよというラボも多いので、
雇用の可能性が広がるという利点があるのですが、
フェローシップが切れた後も続けて雇ってくれるかは不明です。
海外学習に関して言えば、現役の特別研究員たちは日本学術振興会に要望書を提出し、
昨年若干の支給金額の見直しが行われました。
しかし慢性的な円安が続く中、これらの課題が依然として解決されていません。
こうした背景から海外で募集経験を積み、成果を上げることのハードルが高くなりつつあると思うのです。
日本で研究していても国際学会に日頃に参加できないといった円安による研究生活のバリアを存在しているので、
早くどうにかならないものかと願っています。ということです。
いやー、ほんとですね。
いやー、これは大変ですよ。
大変ですね。
どうですか、さみさん。
だから私は現地で採用されに行ってるんです。
日本から拝見じゃなくて。
絶対そう、私もそう。
私もそれが正解だと思います。
もちろんフェローシップをもらって、最初に行くとかきっかけをつかみに行くっていうのはすごい必要だと思うんですよ。
でも向こうにアプライするといったときに、知り合いレベルじゃないとなかなか話が通じなかったりとか、
よりよく話して、この人と一緒に活動したいって思ってくださるかどうかっていうのはすごく大事だから、
そのファーストステップのきっかけとして、こういうちょっと予算が限られてるけど、日本のフェローシップを取って、
その後は本当に自力でアプライし続けるっていうのが海外のね、その現地の。
っていうのが、現地の予算に見合ったお給料をもらえる唯一のステップだと思うし、
今この現状を考えて、この円安の状況がここ数年で大きく変化するってことはもうないと思うので、
こういう状況なんだっていうことを受け入れた上での生存戦略に振り切る方がいいんじゃないかなって思うけど、
でも気持ちはめっちゃわかる。
いやもうめっちゃ痛いと思う、お財布に。
この方はポスドクっておっしゃってるけど、これ実は学生の方がもうちょっと挽回しがいがあって、
例えば学生の時の海外学習とかにアプライすると、もちろん学校によるけど、
自分で資金を持ってきたっていうことで、ちょっとボーナスが出たりするんですよ。
私の学校はそうで、外から資金を持ってきた学生には、大学からちょっとだけボーナス、頑張ったね金みたいなのが当てられたので、
学生だったらもしかしたらそういうことも期待できるかもしれないし、
雇う側の先生としては、こっちが課金費切り崩さないで来てくれるならありがたいっていう人がほとんどだから、
間口も広がりやすい。もしかしたら、正当法で言ったら競争率が高いポジションだったかもしれないけど、
自分でも資金持ってますよ、ちょっとでもね、パーシャルでも持ってきてますよって言えると、やっぱり雇う側としては雇いやすくなる。
1個目フェローシップに頼るのは、なんかありだと思う。
でもやっぱり2個目とかそれ以上とか、やっぱり更新の日が来ちゃったりしたら、
現地採用をしてもらうほうが、やっぱり給料の水準は全然違うし、左右もされづらいしね。
例えば私が学部生の時、1年目の頃は、1ドル90円ぐらいの時代だったんですよ。
で、卒業する頃には、
ピファに買っとけばよかった、その時にね。
間違いない、間違いない、ジュエリー。
でも卒業する頃には、1ドル120円にはいってないかもしれないけど、
でも気持ちとしては、3割増しぐらいのイメージの金額になってて、
で、日本で学士ローン借りて行ってたりすると、やっぱりその3割ってめちゃめちゃ大きいじゃないですか、
その苦面しなきゃいけない費用が。
だから、それを訴えて、部分的な奨学金をもらったりしているもさもいました。
いや、私の国ではこんなに変わったんですって言って、ちょっとついていけませんって言って、
部分的な奨学金をもらったりしてた。
でもポストクは厳しい。
アメリカで日本人が出せる学士みたいな制度ってあるんですか?
えっと、日本で義務教育を終えていたりする場合は、
財団、海外に留学する日本人国籍を持った学生を応援するみたいな財団はいくつかあるんですよ。
たくさんじゃないと思うけど。
でもポストクだとしたら、ヨーロッパだとマリキュリーとかあるじゃないですか。
フルブライトとかそうじゃないかな。
フルブライトとかアメリカだとそうかな。
でもフルブライト、そっか、私のイメージでフルブライトは結構学生終わった後、
学部生の後ってイメージだったんだけど、ポストクでもあるのかな。
でもビジティングスカラーの人がそれをもらってるとか聞いたことあるし、
でも一番あるのはやっぱり研究機関、大学だったり大学のインシチュートとかが多分オープンにしてると思う。
公募をしていてポストクフェローシップとか2年間とか、そういうのをつないでつないでいくんだと思う。
そう、アメリカの場合は機関ごとに管理されてることが多くて、
ヨーロッパみたいにEUじゃなくて、NIHがやってるとかNSFがやってるフェローシップみたいな感じで、
研究機関とか財団ごとに変わってたりしてて、
でもそれは普通にアメリカ国民と競争する感じ。
全世界の人と競争する感じの競争率で、
日本人だから行ってらっしゃいっていう財団もある。
なんか飛び立てみたいな感じのタイプのやつで、
1年目とりあえずそれで行って、その後は現地で雇ってもらうみたいなパターンを何個か見てきたし、
でも日本で、これも物によって違うんだけど、
日本で義務教育終わってるかとか、日本の大学に所属したことがあるとか、
日本で直近5年間で留学してないとか、
いろんな条件が重ならなきゃいけなかったりするので、
ちょっとその辺は要調べてって感じ。
もしアメリカで留学、ポストクリアを考えてる人は、
ぜひアメリカンナイトゴールドで情報収集をしていただければと思います。
私もそれ思った。
アメゴさんに聞いてみてください。
アメゴさんの中でもよく話してると思うんで、
でも気持ちは分かります。本当に円安屋だよね。
困りますね。私も国際学会も行けなくてすごい困ってますね。