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日々、駐妻。この番組は、アメリカで駐妻として暮らす私、かやこが、日々の生活やその中で感じたことなど、ありのままシェアする番組です。
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前回のエピソードで、第2子を妊娠中で安定期に入りましたとご報告したんですが、安定期に入ったということで、娘の学校の先生とかにもポツポツ伝え始めたんですね。
伝えなくたって別に良かったんですけど、わりと娘が伝えたがっていたので、赤ちゃんがいるんだ、自分のお姉ちゃんになるんだっていうことを言いたいって、ずっと言っていて、
ちょっとまだ早いからね、もうちょっと待とうね、もうちょっと待とうねってずっとストップをかけてきたので、いよいよ行っていいよっていうふうに伝えて、先生たちに伝え始めました。
すごくハートウォーミングなリアクションというか、おめでとうってハグしてくれたりとか、すごい良い反応だったんですけど、先生方のね、主な反応としては、
よく、よく娘ちゃんは秘密を守りきったねと、それがすごいっていう反応をもらって、あ、そうなんだっていうのを初めてそこで認識しました。
結構ね、娘には早めに伝えたんですよ。妊娠3ヶ月とか初期ぐらいから。なぜかっていうと、つわりがマジでやばかったんで、私がほぼ寝たきり状態になりまして、娘と全然遊べなくなったんですよ。
学校迎えに行って帰ってきたらなんかずっと寝てるし、夜もお母さんとお風呂張りたい、シャワー浴びたい、お母さんに歯磨きしてほしいとか言っても、
お母さんごめん無理やわってなんかずっと寝転んでて、なぜなんだと突然ね、本当に初期の初期、リュウザンの確率が高い時とかは言わなかったんですけど、
まぁ一旦そこを超えたあたりで、もうちょっとこれは娘に言おうと。突然なんか母が寝たきりなの意味わかんないし、私としても娘に申し訳なさすぎて、
言い訳したいというか、ちゃんと理由を説明したい。私は、ただだらけてるわけでもなければ、あなたと遊びたくないからっていうわけでもなく、こういう理由で体調悪いんだっていうことをちゃんと伝えたいということで、
割と本当に初期の段階で伝えました。なんでね、娘2ヶ月ぐらいね、秘密を守ってたんですよね。それでも最初は、友達に行っていい?先生に行っていい?ってすごいみんなに言いたいみたいな。
学校以外でもね、よく遊ぶ日本人の友達とかにも行っていい?って言ってたんですけど、毎回ちょっとダメだよと。
なぜダメなのかって話をしてたんですけどね。 それ、結果としてちゃんと守ってくれたんですよね、本当に。
単純にね、娘が秘密を守れるタイプだったっていう可能性もあるんですけど、なんで今の段階で話してはいけないのかっていうことを結構ね、真剣に伝えたんですよ。
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何度も何度も言われる度に。それがね、娘がちゃんと理解してたかわかんないけど、受け止めることができたっていうのは、
今までも赤ちゃんとか出産とかにまつわる話を日常的にしてきたのが、こうそうしたんじゃないかなっていう仮説が私の中にあり、今回その話をしようかなと思ったわけです。
いわゆる性教育になるかなと思うんですけど、娘が3歳になる前ぐらいから、我が家では性教育を始めました。
なんかまあそれぐらいの年齢から始めると、性に対しての偏見とかね、汚いとか恥ずかしいとかそういう思いがなく、スッとナチュラルに話を受け入れられるんだっていうことを知ったので始めました。
で、なんでそんな割と席いっぱいで早くから性教育を始めたかっていうと、私自身が割と家庭で性教育をしてもらってきたなっていう思いがありまして、
当時ね、子供の頃は別に性教育してもらってるなとか全然思ってなかったんですけど、振り返ってみるとそうかなと。
主にね、母からだったんですけど、私の母は社会女性学みたいなものを専門にしていることもあって、
そういう性教育に対して知識もあったし意識も高かったんだと思うんですよ。
で、私が小学生ぐらいの頃かな、当時母はDVとかね、ドメスティックバイオレンスとか、子供の性被害とかについて小学校に行って講演とかしたんですよ。
私が通う小学校に講演に来たこともあります。
で、小学校では紙芝居的なものを使いながら、本当にベーシックな内容ですよね。
私の記憶に基づいて喋ってるのは、全然もしかしたら事実と違うかもしれないんですけど、覚えてる限りでは知らない人に嫌なことされたら、
大声あげようねとか、逃げようねとか、大人に話そうねとか、秘密だよって言われても秘密にしなくていいんだよとか、
自分の体の大事なところはここで、そういうところは勝手に触らせちゃダメだよとか、見せちゃダメだよとか、そういう本当基本的な内容ですね。
で、私がそれを直接的に家庭で母から言われていた、みたいな記憶はないんですけど、
そういう講演資料はよく見てたんですよ。何作ってんのと。家で仕事してたんで、母が。
で、その内容を説明してもらったりとか、読んだりとかして、知らない人についていかないとかね。
本当基本的なことなんですけど、でもそれが自分、でも自分に対してそういう嫌なことをしてくる大人は、
必ずしも知らない人とは限らないからね、みたいなことを当時言われて、え、そうなんだ。
でもちょっとショックというか怖いっていう感情を抱いたのをすごい覚えてます。
あとは、私の母はかなり大量に私に本をね、小さい頃から与えていて、私もその母のチョイスが面白くて、本にハマってたくさん読んでたんですけど、
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確か小学校の高学年ぐらいかな。なんか当時与えられた児童書が、思春期の女の子が主人公のものがあったんですよ。
全然タイトルとか思い出せないんですけど、主人公の女の子はアリスって名前だったかな。海外が舞台で。
思春期で、たぶんね、中学生ぐらいの年齢の主人公でね、彼氏ができて、その彼氏との関係悩んだり、友達との関係悩んだりってするんですけど、
その彼氏との関係に悩む中に、どんどん関係がステップアップしていく描写とかあるんですよ。
最初は手を繋ぐだけだったけど、キスをして、その次の段階に行くかどうか悩むみたいなことがセキュララに書いてあって、
子供ながらに読みながら、お母さんこういう内容だって知ってて私に貸したのかな。
でもお母さん読んでなさそうだったし、いいのかな。ちょっとドキドキしながら読んでたんですけど、
今になって思えば、すごくアリス、主旬期の女の子の目線からそこに対する葛藤とか、それゆえの悩みとか、
他の周りの子はもうとっくに関係が進んでて、自分も周りの子みたいにそうやってさっさとね、セックスしちゃった方がいいのかとか、
いやでもそこに対して怖いっていう思いもあって、パートナーと向き合っていくみたいなプロセスがね、結構丁寧に描かれていたような記憶があって、
それも良かったなっていうふうに思ってるんですよ。こういうね、細かいですけど、自分の子供の頃の体験が、
今の私の自分のこと、自分の心とか体とかを大切にするっていう考えのルーツになってるような気がしてるんですよね。
っていうのは、女友達とか、友達の話とかで、自分のことを大切にできてない女の子の話とか聞いたりするわけですよ。
やっぱ好きな人に好かれるために言いなりになるじゃないけど、尽くすとか、本当は嫌だけど彼がこうやってしてほしいって言ってるからやっぱり受け入れなきゃダメだよねみたいな話とかって、
大なり小なりいろいろ聞くわけで、そういう話聞いた時に、何でそんなふうに考えちゃうんだろうみたいな。
もっと自分が嫌なら、そんなことはする必要ないし、自分のことを大事にしてくれる相手とそういう関係になった方がいいのでは?みたいなふうにナチュラルに思ってたんですよね。
でも私がそういうふうに考えられるルーツっていうのが、やっぱ母の性教育だったんじゃないかなっていうのを大人になって考えるようになって、
そういう経験があったので、娘の性教育結構しっかりやりたいなというふうに思っているわけです。
前段が長くなったんですけど、何やってるかっていうと、主に性教育関連の絵本を読んだりとか、親向きにどのように自分の子供に性教育していくかみたいな本を読んだりしております。
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で、現在4歳の娘はですね、プライベートゾーン、自分の体の大事なところはどこであるとか、それらは人に見せないし触らせない。
人のものも見ないし、触らせてこようとするのに応じなくていい、みたいなかなりベーシックな認識はしっかり持ってます。
その中でも、どうやって赤ちゃんっていうものができて、男性の種と女性の卵が出会って、それが赤ちゃんの元になるんだよ、みたいな話。
女性には子宮っていう赤ちゃんのベッドになるところがあって、だから女性の股には穴が3つあるんだよ、みたいな話とかをしてて、
さらに赤ちゃんの元の卵がどうやって大きくなっていくか、最初何週間はこれぐらいで、こんなふうにお腹が大きくなって、
で、最終的には赤ちゃんが出てくる穴から出てくるんだよ、みたいな話をね、結構ずっとしてたんですよね。
それがあったからこそ、今お母さんの体で起きていることって、そのまま性教育の本を一緒に見ながらここだねって、今の段階だとまだまだこんなにちっちゃくて、
今の赤ちゃんってブルーベリーぐらいのサイズだねとか言って、ブルーベリー?とかイキャイキャしながらこんなにちっちゃいんだね、みたいなことを言って、
で、なぜ今の段階でお友達とか先生にお母さんの妊娠ね、すごいハッピーなことだけど、それをシェアしていけないかっていうと、
すごい悲しい結末になる可能性があるんだよね、と。
で、みんながみんな赤ちゃんの卵が赤ちゃんになれるわけではなくて、命を失ってしまうっていうこともあるんだよね、みたいな話をして、
で、やっぱそれが起こったら、お母さんはとてつもなく悲しいし、それを、
妊娠しておめでとうって言ってくれたら、みんなに説明してもらうっていうのは、かなりしんどい作業である。
だから、ここを越えたら、割と高い確率で順調に大きくなるよっていう時期が来るまでは秘密にしていようねっていうのを、
もう何度も何度も言ったんですよ。最初は本当に喋りたいって感じだったんで。
で、それを繰り返していくうちに、割と喋っていいとかも言わなくなって、
赤ちゃんの話題は家の中で普通にするけど、外ではしないっていうのが、もう当たり前みたいになってきて、
安定期を迎えたので、話していいよ、みたいな形になって。
だから、驚いてましたね。話していいの?今もういいの?みたいになってて、っていう時のテンションほどではもうなくなってたんですけど、
でも、文字文字してすごい嬉しそうに先生に、
There is a baby in my mommy's tummy みたいな、お母さんのお腹に赤ちゃんがいるんだ、みたいなこととかを言ったりしてました。
というわけで、無事先生たちにも報告ができて、娘、秘密守れるのすごいね、という賞賛を私もいただき、
別に私が褒められたわけじゃないけど、そんなに秘密守れるのってすごいことなんだな、どうしてなんだろうって考えて、
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性教育なのかなと、わかんないけどね、思ったので、今回しゃべってみようと思ったわけでした。
というわけで、本日は以上です。
もしよかったらね、皆さんの家庭でもこういう性教育してるよ、みたいな情報をシェアしてもらえると、私もとっても嬉しいし、
いろんなね、参考になる情報があったらまた皆さんにもシェアしたいなと思うので、よかったら教えてください。
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ということで、本日も聞いていただきありがとうございました。またねー。