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こんにちは、カナダのトロントから、クラフトとポケットスクラップキングを楽しむヒントをお伝えしている、OKEです。
今、トロントは週末・土曜日なんですけれども、こう外をちょっと見ると、雨が降りそうな曇り空のトロントです。
ここはトロントでも、新型コロナウイルスの影響があって、ステイホームがキーワードになっているんですね。
なので、食料品だったりとか、あと生活に必要なものとか、そういうお買い物以外は、皆さんこう外出控えているっていうのもあると思うので、
週末なんですけど、意外と外は静かかな、なんていうふうに思います。
今回3回目配信ですが、普段私、ブログでポケットスクラップキングのことをいっぱい書いてたりするんですよ。
今日は、それ以外で楽しんでいることをちょっと話してみようかなというふうに思います。
それは何でしょう、というところなんですが、ブックバインディング、製法のことを今日はお話したいと思います。
もともと、この製法に興味を持ったのは、シンガポールに行った時、スクラップキングのお店で製法のクラスというのをやってたんですよ。
これに参加したのが、もともとのきっかけです。
その時に教えてくれた方がすごく若い先生で、スクラップキングの作品もいっぱい作っているみたいだったんですけど、
ちっちゃい頃から製法の勉強をしていて、今もやってますという話をクラスの中でしてくれていました。
そのクラスを行っていた時、すごく難しかった。私にはすごく難しく感じました。
ただ、それが出来上がった時に、すごく今までになかったくらいの充実感というのが感じられたんですね。
それが初めて製法をやった時の私の感覚、印象でした。
その後にトロントに戻ってきて、製法のクラスに通うようになったんですよね。
北米で主要な都市に製法のオーガナイゼーションみたいなところがいっぱいあるので、
トロントにもそういうのがあって、そこの中で基本的なコースというのを作っているところがほとんどです。
トロントも同じようにあって、ブックバインディング1から3まであります。
最初のコースの時は、本当にどういう理由で来ているのかという人がいろんな理由で来ていました。
もちろん図書館で働く方もいますし、奥さんが写真を撮るんだけど、
それを写真集に自分で作ってあげたいから来ましたという人もいたし、
あとは、すでにアルバムみたいなのを作るビジネスをやっていて、
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普段は機械を使って作っているみたいなんですけど、
本が出来上がる仕組みというかプロセスを知りたいので、
手で作る本を学びに来たとか、本当にいろいろでした。
ただこれが2,3となってくると話は別で、
もちろん図書館員さんすごく多かったんですね。
壊れちゃった本を直したりするのを勉強しに来ていたんだと思うんですけど、
あとは製本のスキルを勉強して、将来オーダーメイドでお客さんからオーダーを取って、
結婚式のアルバムとかを作る、デザインして最終的にアルバムに仕上げるところまでやりたいという方もいましたし、
私みたいなタイプの方はマジでいなかったです。
ただすごくいい先生で、2,3となってくると一つの本を作るのにすごく時間がかかって、
時間内に終わらないということもなきにしまらずで、
ただ彼女は週末に補習授業とかをしてくれたんですよ。
なのできちんと全部の本を作り終えることができました。
本当にすごくいい先生で、今も単発でワークショップとかクラスをやった時は私もよく行ったりしています。
あとはアメリカで集中講座とかがあったりすると足を運んだりするし、
一時帰国した時に日本にいらっしゃる先生のところにお邪魔させてもらったりとかすることもしています。
内容的にトロントでとっていたクラスと被ったりすることがあるんですね。
でも先生が変わるとやり方が変わる。そこがすごく一番勉強になっていて、
もしかしたら違うやり方の方が私には合っていて、やったらもっと簡単に綺麗に仕上がるということもあるので、
何が勉強になっているか、それは製本だけに限らないかもしれないですけど、
一番その部分が勉強になっています。いろんな先生のクラスを受けるのは。
あと製本は、使う道具とかを全部うちに揃えるということが、はっきり言って難しいんですね。
復習をやってやるって結構難しかったりするんですよ。
そうするとずっとやらないとやり方を忘れちゃったりするので、
逆に同じことを繰り返していただけるのは、復習ができるので私にはすごく助かっていることです。
あと製本をすごくやっていると、本当に細かいので、やっている間にすごいストレスレベルが上がっているかもって思うことがすごくあって、
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あと途中で間違えたりしたら、もう本当にああって叫びたくなるくらい、そういう時も実際あったりします。
ただ、最初のところでも言ったんですけど、出来上がった時の満足感が何者にも変え難いくらいすごく高いので、
多分それが続けたくなっちゃう理由かなというふうに、私はそんなふうに思っているんですね。
以前、他で教えてくれた先生が同じようなことを話していて、ストレスすごく高いけど出来上がった時の感動、サティファクションすごく高いわよという話をしていました。
あとその先生が言っていたのは、製本はメディテーションみたいな部分がちょっとあるからねという話をしていたんですね。
確かにやっている時、特に本を閉じている時ってすごく集中するんですけど、
私は一番近いのは映画館ですごく面白い映画を見ている時に、すごく集中しているからなのか終わった時に、
映画館にいたんだったって思うその感覚に似ている。
なので製本をやっている時に他の何もかも周りのことを全部忘れて、製本作業にすることだけに集中しているところが、
もしかしたらメディテーションに近いのかもしれないなというふうに今は思っています。
私は製本を本職にして、そのために学んでいるわけではないんですけど、
スクラップウォッキングとかをやったそのページをまとめてミニブックとかミニアルバムのようにすることがあるんですね。
その時に製本で学んだことを活かして作品作りとかをしているので、そういう形で活かしています。
今回3回目に製本の話をさせてもらったんですけど、これを聞いて製本をやりたいなって思う人がいるかどうかは分かりません。
でも少なくとも本屋さんに行ったら本がたくさん並んでいるじゃないですか。
そこに並んでいる本って多分ほとんど機械で作っているものがほとんどだと思うんですね。
なのでまず本は手でも作れるんだなということは多分知ってもらえたかなと思うし、
そのプロセス、出来上がるまでのプロセス、もし手で作ったらばものすごく時間がかかるんだなということを感じていただけたらなというふうに思っています。
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3回目はこんな感じで終わろうかなと思うんですけれども、
今4回目の配信で何を話そうかなというふうに頭の中で考えているところなので、
ぜひ次回も聞いていただけたら嬉しいなと思います。
ではまた次回の配信でお会いできたらと思います。
ここカナダ、トロントから。OKでした。