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2025-03-02 39:18

他己紹介したくなる人たち:ナミさん・人生の流れにのったからこそ

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OKE
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人生の流れにのったから、その仕事にたどり着いた?って思ってしまうような、ナミさんのカメラマンになるまでのお話が印象的でした。そしてアルバム写真は見るだけではないんだなーということを感じさせてもらう時間でもありました。七五三や成人式など特別な日に記念写真をされる方、された方、その時のことを想像しつつ、なんなら撮影した写真を眺めつつ聞いてもらえたら嬉しいです。


* 今日のゲスト:ナミさん

:ナミさんが撮影されている写真はインスタグラムでご覧いただけます。


ー 鳥取県在住のフォトグラファー ⁠⁠ https://www.instagram.com/analog_gallery/


⁠⁠ー 学校教育と不登校の情報について書いているnote https://note.com/analog_dialog/


*今日の配信で出てきたこと


ー 朝のスパイス(ナミさんはこちらの配信のメンバーとしてもお話してくれています) https://stand.fm/channels/64355cb69afdfc28ca3e8ce1


* サムネイルはsajiさんのデザインです

X / Insta: @hitosaji_log


#カナダ #カナダ生活 #トロント #海外生活 #海外移住 #移住 #レター募集中 #心地よい暮らし #他己紹介したくなる人たち #本 #読書 #コラボ収録 #カメラマン #着付け #鳥取 #鳥取県 #米子 #記念写真 #写真

サマリー

ナミさんは鳥取県で活動するカメラマンで、着物の着付けも行っています。彼女は着物の魅力やカメラマンとしての撮影方法について語ります。ナミさんは写真撮影を通じて、思い出やストーリーを残しています。特に着物撮影や子どもの七五三の撮影に焦点を当て、その技術や工夫について深く掘り下げます。カメラマンとしての経験を通じて、お客様に喜ばれる瞬間やアルバム制作の大切さを語ります。写真は思い出だけでなく、未来にもつながることを強調し、仕事への感謝の気持ちを表現しています。

ナミさんの自己紹介
Hello • From カナダをお聞きの皆さん、こんにちは。カナダのトロントから配信をしている、OKEです。日本時間で毎週火曜日に配信をしています。
本日は、他己紹介したくなる人たち企画でお届けをしたいと思います。この企画では、この方をぜひ誰かに知ってもらいたい、そんなゲストをお招きしてお話を伺う企画です。
お話を楽しんでいただきつつ、話の内容から何かしら考えるきっかけにつながったら嬉しいです。さて、今回のゲストは、鳥取県から着付けもしてくれるカメラマンとして活動されている、ナミさんにいらしていただきました。では早速、今日のゲストをお呼びしましょう。
ナミさん、今日はよろしくお願いいたします。
ナミさんお願いします。
最初に、とっても短くていいんで、ナミさんから簡単な自己紹介をしてもらってもいいでしょうか。
私は日本の鳥取県に住んでいる 40 代のものです。
仕事はカメラマンをしています。
どんな写真を撮るかというと、着物に関する写真で、
売り袖撮影というか七五三撮影をしています。
その延長で、衣装のレンタルとか髪飾り作りとか、
そういうことも始め出して、ちょっとずついろんな広がりを見せて、
何やっているのかわからない状態にもなってきていますが、
基本カメラマンという仕事をしています。よろしくお願いします。
着付けの学び
はい、ありがとうございます。
ナミさんは朝活メンバーで作っている、朝のスパイスという別の音声配信番組の方で、
最新メンバーとしても参加してくれているから、
そっちではよく不登校のお話を一緒にすることがあるんだけども、
今日はもっとナミさんのお仕事寄りのお話を聞きたいなというふうに思っていて、
今は自己紹介にもあったけど、
着付けもしてくれるカメラマンさんとしてお仕事しているじゃないですか、
その着物の着付けのことを最初にちょっと聞いてみたいなというふうに思って、
そもそもなんでこの着付けを学んだっていうか、
できるようになったのかっていうのは、そんな理由なんですか?
最初、子どもの写真館でたまたま短期バイトをしていて、
その時に着物の着付けをするということを最初に覚えて、
着物の着付けとヘアセットをそこで覚えて、
そこが始まりだったんですけど、そこに着物の先生もお手伝い入ってくださってたので、
その先生のとこに着物を習いに行くようになって、
自分で着付けができるようになってっていうのが始まりです。
なるほどね。そこでじゃああれか、
ナミさんはたまたま働いたって言ってもいい?
そうね、なんか求人チラシを見て、これにしてみようかなみたいな感じで。
じゃあ本当にたまたまっていう言い方すごい良くないかもしれないけど、
そこにいて、そこで巻き付けをやっていたからそこで習うっていう流れになったっていう流れになって。
もう私の仕事のすべてがそこで、カメラ以外のことすべてがそこで習得できちゃったみたいな。
写真撮影の流れ
そうか、髪の毛やる方もそこで習得できたってことね。
そうなんです。
そうか、私全然知らなかったんだけど、ナミさん髪の毛もやってあげてるってことね。
そうなんです。私ね、一応利用士の資格も持ってるんですよ。
そうなんだ、それは知らなかったな。
やっぱり巻き付けもしてっていうところと、カメラで写真を撮ってるっていうのをSNSにあげてくれるけど、
あんまり髪の毛やってるところとかってやらないじゃない。
あんまりSNSにアップしてないかも。
そうだよね、だから私もそれ知らなかったなって思って。
髪の毛もやって、巻き付けもして、写真も撮るっていう。
で、たまたまお仕事したところで巻き付けをしてもらったっていうのもあった。
そうです。
そういう流れで着物に携わることになったんだけど、
なんかね、私トロントにいるじゃないですか、やっぱ着物って、私が来たばっかりの頃、誰も見受けもしなかったのに、
今でこそね、みんな着物憧れるというか、着てみたいなってもうすごく増えたなっていうの。
増えましたよね。
私みたいな人が実感してるから、
たぶん漫画とかの影響はすごくあって、みんな着てみたいと思うのかな。
日本に行く人も多いから。
そんな中で、何でさ、すごい毎日のように着物を触ってるような人が、海外の人に着物の魅力なんですかって聞かれたら、
なんて答えるのか、私も知りたいなと思って。
たぶん観光客向けの着物っていうのはポリエステルで、ザブザブ洗えるようなものが主流だと思うんですけど、
でもそうじゃなくてね、シルクの正絹って言うんですけど、正しい絹って書いて正絹って読むんですけど、
その正絹の生地に美しい絵柄が書いてある着物のその触り心地とか、
美しいし、あと色の組み合わせ。
小物も色がたくさん種類があって、その組み合わせが難しいんだけど、それが楽しかったり。
基本は着物の生地の素晴らしさ、美しさ。
その生地の本当に手作りをした工程を知ってしまうと、布ってすごいなってなるんですよね。
そこまで伝わると、作る部分に対しても私もものづくりをする人だから、すごい入り込みやすいといった。
でも着物自体にはあんまり携わったことがなくて、
奈美さん、アンティークの着物とか紹介されたりしてるけど、
ああいうのになってくるとまた全然違う世界だなと思って。
特に今、組み合わせって言ってくれたでしょ。
着物って、何て言うんだろうな、たまに柄と柄を合わせたりとかするじゃないですか。
ああいう感覚ってお洋服とはちょっと違うと思いません?
うん、違うんですよね。
それこそアンティークの着物になると、帯もやっぱりそれと同じような年代のものじゃないと、すごくおかしなことになるし。
そうなんだ。
中には合うものもあるかもしれないですけど、年代もある程度ですね、揃えないと。
これぐらいの昭和のいつぐらいとか、具体的にはわかんないんですけど、
同じような頃に作られたものを合わせるっていうのが良かったりしますね。
なんかその辺が伝わると、意外に海外の人の方がそういうところ得意な人もいるのかなと思ったりするんだよね。
あんまりコアゴアしないで、
別に奇抜な色を合わせるとか、そういうのも全然ドキドキしない人もいっぱいいるかなと思った。
斬新なね、合わせ方されたら面白いと思う。
そうだよね、どうしても日本って言うと決まり言葉すごく気にしたりもするから、難しいんだけど。
じゃあそんな感じで着物と携わって、今度はカメラマンの写真の方の話に行きたいんだけど、このカメラマンの方のどういう経緯なんですか?
写真は、そういう仕事をたまたましたっていうのもあるんですけど、その時に20歳だったんですよ、私。
スタジオでバイトしてたのが。
自分はいいんだけど、ふりそでの撮影って記念写真って外で撮ればいいじゃんっていうのがすごくあって。
そこはもう完璧にスタジオ内だけ?
スタジオ内で、そこで衣装どれ着てもいいよって感じで選んでもらって、着物を着て部屋セットしてスタジオで撮って、
で、写真を買ってもらうっていう仕組みだったんですよね。
だけど神社とか、美しい風景いっぱいあるんだから、そういう外で撮ったらいいのになーっていう気持ちがすごくあって、
でも別に私自身がカメラマンになるなんてその時は全く思ってなかったんですよね。
その時は写真を撮ってる人ではなかったってこと?
そうですよ。私もバイトですからね。
そっか、じゃあ本当にお手伝いって言ったらいいかもしれないけど。
しかも当時ね、フィルム写真だったんですよね。
なるほど。
そのスタジオも。家庭用のカメラじゃなくて、ちょっと大きい版のフィルムを入れ替えるっていうことぐらいはしてました。
なるほどね。じゃあ本当に場合は許されないって言ったらおかしいんですけど、本当にそこで確認はできなかったってこと?
でもね、そこがすごかったのが、まだねデジカメの時代は来てない時代だったんですけど、
ビデオカメラみたいなのをそのカメラの上につけて、シャッターを押すとそのビデオカメラっていうかなんかそういうものも連動して、
ほぼ同時にデジタルでも撮るみたいな。
その確認用のために、お客さんの確認用のために撮れるから、その日のうちに写真を選んでもらえるっていう仕組みなんですよね。
それが当時画期的で伸びていった会社ではあったんですよね。
そっかそっか。じゃあそういう感じで、じゃあその時はどうやって撮影するのかっていうのは、もちろん見る機会があったかな?
あとは出来上がった写真も見ることができた。
そうなんです。で、時代はどんどんデジタルに移行していって、
でもね、私も最初はフィルムカメラで撮ったんですよね。
で、なんかね、最初ね、写るんですとか、そういう使い捨てカメラで撮ってたんですよ。
撮ってたっていうか、別に仕事で撮ってたわけじゃなくてね、趣味程度に撮ってたら、
あ、写真っていいなって、私撮れるかもってなんか思っちゃったんですよね。
そのいいなって思ったのが何かね。
えっとね、またちょっと話が脱線するんですけど、私ね、スキーが好きで、
で、その後、長野のスキー場の短期バイトに行ったんですよね。
で、スキー場でその使い捨てカメラでパシャパシャ撮ってたら、綺麗に撮れるんですよ、その景色がね。
雪の感じとか。
で、それで、あ、写真いいな、ちょっと私写真やりたいなって、その時思ったんですよ、初めて。
じゃあ本当にプライベートで、スキー場でパシャパシャ撮ってた。
で、それで長野から帰る時に、父に写真いいわって言って、
で、なんかカメラない?って聞いたら、死んだおじさんの一眼があるよって言うから、
で、ちょっと壊れてるかどうかもわかんないけど、あるよって言うから、それをカメラ屋さんに持って行って、
見てもらったら、ちょっと壊れてるんだけど使えるよって言われて、
で、使い方も教えてもらって、ピントの合わせ方とかも全然使い方わかんなくて、
教えてもらって、それこそフィルムの買い方も全くわからなかったから、
普通の街のカメラ屋さんでざっくり教えてもらったのが始まりかも。
そうなんだ。なかなかいないでしょうね、そういう言い方ね。
そうだろう。
そしたら、一眼っていうのは、撮りたいものを割と撮りたいように撮れるものだなと思って、
カメラの日じゃないっていうのがはっきりわかって、
背景のぼかし具合を自分で作れるんだっていうのがわかって、
すごいな、だからカメラって面白いんだって思って、
そしたら、最初のカメラスタジオ、写真スタジオで知り合った着物の先生のところにはずっと習いに行ってたんですけど、
そういう時に誰かを着付けして、一応写真を撮るみたいなことをする場面がたまにあるので、
それで被写体に焦点当てて、背景ぼかすみたいな撮り方してたら、
綺麗に撮れるじゃんって思って、それでカメラが始まりました。
すごいね、流れがすごいね。
さっきも言ったけど、そういう流れでカメラマンさんになるっているのかな?
どうなのかな?
なかなか、むちゃむちゃ奈美さんがカメラが好きとか、写真が好きっていうところからやってきてない。
そうね、着物が好きで、それを形に残すものとしてカメラがあるみたいな。
最初は町のカメラ屋さんからスタートしたみたいなね。
それはなかなかすごいな。
そういう流れ的にカメラを自分で使うようになって、
すごく写真って面白いなみたいなところに着いて、今カメラマンさんになっているわけだけど、
今撮っている奈美さんの写真、どんな感じの雰囲気の写真が多いんだろう?
最近も秋に撮影が多いんですけど、七五三シーズンだったり、
あとフリソデの撮影も秋か春が多くて、神社やお寺に行って、
皆さんそんなプロのモデルさんじゃないので、どこを向いたらいいのかとかもわからないので、
テンポをよく、上見て、下見て、左上、カメラ目線とか言って撮るんですけど、
そしたらいろんなパターンの目線の写真が同じ背景で撮れるので、
写真撮影の楽しさ
背景の構図を決めて、そういうふうに撮っていくっていう感じにして、
その背景を大事にしつつ、被写体の左側の顔が綺麗、自分では好きとか、割とあるじゃないですか。
本人も気づいていない場合とかもあるので、いろんな表情を撮るようにして、
背景の美しさも合わせてっていう、そういう外での写真を撮っています。
やっぱ着物で撮るっていうことになると、しちごさんあり、あとウェディングもやるかな。
ウェディングはやってない、やらないようにして。
あとは卒業式とかかな。
そうですね、卒業式の撮影がたまらない。
やっぱりシャッターを切る、私も聞きたい、本当カメラ苦手な人だから、
どのタイミングで撮るとか、その感覚みたいなのって、なみさんはどう思います?
なんかね、すごい楽しい瞬間がある。
どういうこと?楽しい瞬間?
これいい、みたいな瞬間。
それは見ていて、カメラのファインダーから見ていて。
そうとか、撮るよって構えないシーンとかが割と、ここいいとか思うけど、まだカメラ準備してないから撮れなかったりするんですけど、
でもできるだけカメラを持ってすぐに撮れる状態で、
本当にちょっと気が抜けた瞬間とかに、いい表情されたり、いい感じの行動をされたりするので、
これいいっていう。
できればそれが、その状態が欲しかったりするじゃない、カメラマンさんとしては。
ちょっとこう、作るって言ったらすごい失礼なんだけど、
なんかやってることあったりするんですかね。
今の良かったからもう一回して、とか言われても、もうダメなんですよね。
難しいよね。
難しいですよね。
どこで言ったかな、自分で自分見えないじゃん。
自分で自分見えないからさ、
モデルさんとかはね、ずっと自分を見続けてるから、きっとそれができるかもしれないけど、難しいだろうなと思うから、
なむさんなんかこう、うまくそういう感じになるように、なんかちょっと声かけとかあるのかな。
そうですね、声かけ、あちこち向いてもらうのがやっぱり基本で、
撮ってないよみたいな瞬間とか、やっぱり歩いてる、移動してる場面とかあるんですけど、
案外そういう時がいいので、巻きをつけて狙うようにして、
そうやって狙って撮れる時もすごい楽しいし、やっぱりカメラも好きなんだなーって自分でも思います。
じゃあもうファインダーから覗いてて、本当に楽しい瞬間、こうやって押すみたいな感じ。
そう、ここしかないみたいな場面を切り取るっていう作業が好きなんだと思います。
なるほどね。
そっか、難しいとは思うけど。
子どもさんとか特にね、あんまりカメラ意識してなかったり、逆に意識しすぎて絶対こっち向かなかったりとかするんですけど。
そういう難しさもあるか、子どもたちに。
だからこその写真も撮れるっていうか、それも楽しい。
すごい大変なんですけど、七五三は。
逆にこういうふうに言ってもわからないこともあるかもしれないですね。
無理してくれないです。
だからこそいい写真も撮れるし、難しい。
だから結構ね、カメラマンさん、七五三のロケーション撮影をみんな案外苦手とされてます。
そうなんだ。
みんなやっぱこれは難しいのかって。
なんかね、別のものでするというか、なんかシールあげるよとかそういうことをして、そしたらシールどれがいいとかってかざすとパってこっち向くから、そういう瞬間に撮るとか、そういう工夫がいる。
そっか、子どもたちはそういう工夫がいるってことだね。
でも何回も通じないし。難しいよね。
写真の思い出
なるほどな。
今っていろんな残し方があるかなと思ってて、動画でもできちゃうじゃないですか。
そんな中で、写真に残す意味って何なんだろうって考えたときに、奈美さんはどう思う?
私ね、子どもの頃から家にあるアルバムを見る子どもだったんですよね。
そのアルバム、写真の技術とかじゃなくて、写真を見るだけで、なんかそのときの様子が脳内の動画で再生されるってことってありません。
脳内の動画ね、なるほどね。
そうだね、紡ぐためには自分のアクションが入ってこないとできないんだろうな。
アルバム見るのもそうじゃない?
アルバムもさ、写真ってやっぱ単発だから、その瞬間なんで。
そのことを繋げて思い出そうとすると、多少自分の考えが必要かって、今奈美さんの話聞いたと思ったのかな。
小さい頃から一人でやってたんですよね。
どういうこと?
一人でアルバムの部屋に行って、写真をずっと見るっていう作業をしてて。
だから、その頃から本当に写真が好きだったのかも思うんですけど、なんであんなに見てたんでしょうねってぐらい。
見てた子どもで。
本当にね、小さい頃の写真とか見て思い出せてるんですよね、結構、その動画として。
ある意味写真は、自分の脳内に動画を回すスイッチみたいな感じだね。
今も本当に同じように思ってて、私がお客様の写真撮っても、その1枚を見ると、その時の情景が動画で浮かぶといいなと思いながら撮ってます。
そうか、今ちょっと思ったんですけど、ナミさんのインスタグラムに収録する前にね、見たんだけど、そこに写真から始まるこれからのストーリーみたいなことが書いてあって。
読んでくださってありがとうございます。
どういう意味かなって、こう思ってたの。
今、すごくそれが納得風に落ちる。
そういう意味です。
写真からストーリーが始まっていくみたいな。
その感覚は私逆になかったなと思って、私アルバム作る人なので、でもどちらかというと、そこには私が残したいものが残してあるっていう。
もちろんそれも一つの考え方としてあるかなと思って、自分で作ってるから特に、自分のために。
でも、誰かのために作るっていうことは、そういう考え方もある?
将来のもしかしたら子供たちの、その子供かもしれないし。
そうですよね。
それは面白いですね。
なるほどな。
写真で残す思い出と、写真から始まるこれからのストーリーの思い出として撮るっていうことも普通じゃないですか。
これからのストーリーっていうのは、なんかね、過去って変わるよって誰かに教えてもらったことがあって。
どういう意味?過去変わる?
過去はね、変わりはしないんですけど、見え方が変わるっていうか。
そうね。
そうそう。なんか例えば20歳の時にその写真を見てこう感じた。でも40歳の時にその写真を見たら、ちょっと違うふうに見えたとかあると思うんですよね。
それはあるでしょうね。
そういうことですね。それでまた子孫がそれを見てどう思うかとかも、なんか想像したら面白いかとかね。
私たち聞いてる人わかんないかもしれないけど、振り返りをね、みんなでやるっていうこと結構、コミュニティ内でやってること多いと思うんだけど、ある意味そこともちょっとつながるかなと思って。
振り返りもそうじゃないですか。その事件が起こったでも、何か出来事が起こったそのタイミング、そこから近いタイミングで振り返るのと、1年後にそれを振り返るので、ちょっと感覚って違うから、それを写真にやるともし思ったとしたらば、違うだろうなとはすごく。
そういうことですね。
着物撮影の魅力
本当だね。
写真が再生ボタンになるっていうか。
確かにな。
新しい気づきも当然そこで生まれるし。
そうなんですよ。
そういう使い方も面白いかなと。
奈美さんって着物専門に他のこともやろうと思ったら出来ちゃうじゃない、実は。
でも、あえて着物専門で写真撮影をしてる、これってなぜですかね。
着物が好きっていうところが大きいし、あとやっぱり着物も、うちにもポリエステルの着物もあるんですけど、
そういう商店の着物の良さとかも知って欲しいなと思って。
割と低価格のレンタルだとちょっとそういうのが分かりにくいので、商店だけど割と低価格でうちで借りてもらってきて欲しいなっていう気持ちもあるので。
奈美、これって写真にすると分かるものなんですか。
どうかな。
分かる。
分かる人には分かるかも。
あのね、言われないと分からないかも。
例えば、リソデレンタルの打ち合わせに来られたお嬢さんで、私がこの記事がすごく好きでねとか言うと、
ああ確かにこの記事すごいかもって気づいてくれる。
だけど言わなかったら分からなかったかもっていうことは多い。
そうなってくると、やっぱりしてる人の気持ちがあるのかな。
そういう部分をちょっと知ってもらったら嬉しいなぐらいな感じですね。
それを着ながら撮影をしたっていう、それを纏うっていう本人じゃない?そこの違いもしかしたらあるのかもね。
あるかも。
私見た人はもしかしたら気がつかないかもしれないけど、本人は多分着てるから、間近でこう見てるわけだし、
その辺の違いはきっと出てくる。
なるほどね。
あと奈美さんって、このヘアもやるって教えてもらったから、ヘアもやって着付けもやるし、写真もカメラマンとして撮るし、
1人2役、3役できる良いポイント、どんな提供できるみたいなのがあったら。
とりわけ、振袖だったら、一応行きつけの美容院でヘアセットを着付けできれば、そっちでお願いしたほうが楽ではあるんですけど、
ただね、当日天候が悪くて、延期になった時にキャンセル料が発生するかどうかとか考えだすと、
じゃあもううちで全部やったら、キャンセル料その分はかかんないし、予約とか変更とかもしなくていいし、楽じゃないかなみたいな。
あと、七五三の場合は、割とお家に伺って支度するんですけど、子供さん3人とお母さんと支度をして神社に行くっていうことをするんですよ、多い場合はね。
で、それを自宅でするんで、誰かはご飯食べてとか、そんな感じで順番にやっていくんで、一人でいいかなみたいな。
そっか、それもあるかもしれないね。特に子供たちとかがいると、そういうメリットもあるかもしれないしね。
だんだん仕上がっていく感じで、親戚のおばちゃんが来てやってくれてるみたいな。そこで子供たちとも仲良くなるから、さっきの木付けのおばちゃんがずっとついてきてる感じで、あまり写真撮られてるかも、意識も減るかもって思ってます。
ちょっとそこで距離感縮まってるかもしれないしね。いろいろやってあげてるとね。それはあるかもね。
そうなんです。なので子供さんのときは、私が全部一人でやったほうがメリット大きいかも。
それはあるかも。だってね、お母さん以外の大人にあんまり会ったことない子供たちも、もしかしたらいるかもしれないじゃないですか。
それなのにゾロゾロ来てやってたらちょっとね。
それだけ気づかれそうだしな。
私あまり存在感もないと思うので、多分、なんかどうかのおばちゃん来たわって感じで。
多少時間はかかるじゃない?髪の毛あったり来てる間に。その間にね、多少お話もずっと黙ってるわけではないでしょうか。
多少距離も縮むって、そういう意味では確かにいいかもしれないな。今、そう言われて全然想像もしてなかったけど。
接点が持てるって感じですね。
写真、もちろん嬉しいっていうのが一つだと思うんだけど、受け取った人がどんな気持ちになってほしいなって、奈美さん。
人それぞれだって分かってて聞いてるんだけど。
どんな気持ち?
嬉しいとか、逆にこういうことが嬉しかったなってエピソードでもいいな。今までで。
なんかね、割と感謝されるんですよね。
でもそうじゃない?
そうですか。なのでありがたいなと感謝されます。
アルバムにまとめて渡すってことですよね?
そうです。データの時もありますけど、アルバムはもう断然すごく喜ばれますね。
これさ、今データで渡すっていう。それももちろんね、すごく便利だし、一つの方法であると思っていて。
そんな便利なものある世の中で、あえて紙で本みたいにして渡すって、このいいポイント何なんだろうね。
アルバム制作の重要性
そうね。お母さんってアルバム作ろうっていう気持ちはあるんだけど、データもらって自分でアルバム作ろうって思う気持ちはあるんだけど、そのタイミングがなかなか訪れなくて。
めっちゃ分かるな。
データの中に保留してるものが溜まっていくわけですよ。
めっちゃ分かるな。
思ってる以上に時間かかるね。
そうなんです。早く作りたいけどな。また今度、アルバム私が作ったらお金はかかるけど、パッて作った方が、なんだろう、終わったみたいな感じになれる。
納品された時に、これで一段落みたいな、お客様の達成感っていうのかわかんないですけど、一つステージが終わったみたいな気持ちに、たぶんお客様もなられると思うんですよね。
デジタルでもらっていたとしても、その人たちはアルバムしたいってどこかで思ってる人がいらっしゃるってことだよね。
そうですね。自分でアルバムにしますっておっしゃってますね、みなさんね。できたのを見せてほしい。
ぜひ見せてほしい。
私、アルバム作ってる人だから時間がかかることよくわかるので、なかなか明日がやってこないこともあるよね。
そう。
仕事でやってても本当に難しくて。
本当だよね。確かによっこらしょっていう生き返りのアクションが必要だから。
なるほどね。そういう時間的なことももちろん含まれるってことだね、そこにも。
ナミさん、鳥川だけど、来られたことってある?
ありますよ。
どんな経験?
鳥取県って人口が一番少ない県なんですけど。
そうなんだ。
そうなんですよ。
どっかの大きな市よりも少ないとかそんな感じですよ。
どっか少なめなのね。
で、なると、今は違うかもしれないけど、20年前とかはモデルがいない問題。
そんなことあるの?
モデルがいないし、あと県民生、私なんて、みたいな県民生。
そうなんだ。
が強いので、周りのカメラマンさんとかの仲間とかでも、ちょっとモデルお願いとかっていうのが起こるんですよね。
そうですか。
カメラマンかデザイナーがモデルをするみたいな。
そうですか。
そうなんです。
それまさか今は今もとは言わないよね。
わかんない。ちょっと私もいい歳になってきたので、そういう神社にお参りする浴衣を着た女の子じゃなくなってしまったので、私も今どうなのかわかんないけど、どうなんでしょうね。
当時はそれでお願いされたっていう。
うん。それでみんなで助け合ってやってましたよ。
そうか。そういう取られ方なんだね。
そういう取られ方。なんかコマーシャルもあるし、あとジャランとかそういう旅雑誌とか、あと地域のチラシとか折り込み広告とか。
なんか取られた経験もあるナミさんに、なんかちょっと仕事目線は置いといて、周りのカメラマンさんに撮ってもらえてワクワクするんだけどなっていう。
やっぱね、私も自分で撮ると競うするんですけど、どこ向いていいかわかんないから、どこ向くか指示してほしい。テンポよく。
写真と思い出の価値
それから右上、右下、左上、左下、カメラ目線とか一通り撮っとくと、どれかはいいじゃないですか。
なるほど。
そうだよね。後でこれが良かったじゃんっていうのがあってももう一回できないからね。
でもこの辺あれじゃないですか、普段皆さんがこれ聞いてる人が写真残したいっていう時に使えそうかもね。
確かに確かに。
モデルさんじゃないもんね、撮られる顔が。
いろんな顔の向きで撮るっていうのはおすすめです。
で、後でそれで選ぶってことですよね。
そしたらアルバム作る時に全部まっすぐ向いた写真とかだと変だから、その辺のバランスを取りやすいかも。
普通にファミリーフォトとか撮ってると、全部みんな正面向かってる場合が多いじゃないですか。
ちょっとそれじゃあね、まずいから。
難しいですよね。
確かに確かに。ぜひこれは使ってほしいね。
誰でもできることなので。
じゃあ最後にね、改めてこの質問したいなって思うんだけど、カメラマンになってよかったなって思う瞬間は何だろう?
やっぱりお家族の記念写真のアルバムを渡した時に本当に喜んでくださる時は、
ああやっててよかったなって。
別に学校に行って勉強したわけでもなく、こう言ったらお客さんには悪いですけど、
惰性でカメラマンになってるので、これでいいのかなっていう気持ちがちょっと前までどこかにはあって、
最近は安定はしてきたんですけど、
でもそうやって手探りしてきたからこそ、学べたことも多かったから、
それでお客様に感謝されると、これでよかったんだって。
なんか自分の中で答え合わせしたような感じがして、喜んでもらえてよかったなって。
アルバムだとそういう感覚は来やすいのかなって、今最後に聞いて思ったかな。
渡された瞬間、一つにまとまったアルバムが目の前にあるって、そういう気持ちにさせられるっていうか。
いいですね。
そのままなるかな。特別な一つだよ。
写真仕様だからね、ある意味。
これからのストーリーを見つけるのもいいかもしれない。
思い出だけじゃない。
思い出だけじゃない。実は未来にもつながってる。
そうですね。
いい話でした。
ありがとうございます。
今日はこんなところで終わっていきたいなっていうふうに思います。
ゲストは着付け、そしてカメラマンとしても活躍されている奈美さんでした。
ではみなさんまたねー。
ねー。
39:18

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