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弁護士のキタガワです。
YouTubeやTikTok、テレビ番組などで 法律の解説をさせていただいています。
NFTプロジェクトモスキートファミリーの 運営をしています。
男女のトラブルシリーズ、離婚シリーズです。
前回から、いわゆるDVに関する 法律について話しました。
元々は、法は家庭に入らずで 家族のトラブルは家族間で解決するのが 考え方の出発点でした。
しかし、なかなかそうはならない 生産な事件も起きます。
そういった状況でエスカレートしている場合、 被害者側の生命や身体に重大な危険が生じそうな場合には、
法律に一定の介入をしなければいけない。
2001年、比較的最近です。25年前ぐらいです。
そのタイミングで施行された法律が あるということでございます。
これは法律上の夫婦に限らず、 同棲中の恋人だったり、
離婚した元夫から嫌がらせ、攻撃、暴行、脅迫を 受けているみたいな場合も適用がある。
そして、実際に自分の身体に対して 暴力を加えられただけではなく、
脅迫行為です。
例えば、エッチした時の写真を ばらまく像だったり、
包丁を突きつけて刺す像だったり、
人格的な非難です。
お前は本当に無能な嫁だなと ずっと言われている。
愛もずっと無視されている。
精神的に異常をきたしてしまうような 深刻なレベルの時は、
精神的なものであっても 適用されるケースがある。
もちろん全てが全てではないかも しれませんが、
広く保護の範囲を拡充していこう という流れがある。
実際にどのような 措置やルールが 取られているのか、
どのような処分があるのかを 簡単にお話しします。
保護命令を 裁判所から出してもらうためには、
結婚している夫婦 内縁のカップルも 含めて、
同棲している恋人や 離婚後の夫婦も 含めて、
相手から 身体的な暴力を受けたり、
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生命や身体に対する 脅迫を受けたり、
今後もそれが 継続してしまう可能性が 十分にあると 裁判所が ジャッジした時は、
まずは 被害者が 被害者に 近づくことを 禁止する 処分を することが できる ということです。
これを 接近 近づく ということです。
接近戦 と言います。
接近禁止命令 と言います。
例えば 一緒に 住んでいることが あるかも しれません。
被害者は 男性が 女性の家から 退去しなければ ならない という 退去命令が あると いうことです。
最初の スタートは 最大で 2週間まで だったのです。
しかし 2週間は あっという間です。
2週間後に 戻っても 接近しても 全く 意味が なさないので、
どんどん 期間が 広がっていきます。
現在 2024年時点では 最大で 1年です。
最大で 1年間は 家から 出ていけと 言える ということです。
もしかしたら 今後も 増えていく かもしれません。
ここは 難しいです。
あくまで 家庭内の 問題です。
例えば 10年や 20年などを 今後 ずっとやると さすがに それは やりすぎです。
バランスを 取って 1年間に なっています。
今 言った 接近禁止命令も 近づくと 言った時に 家外者側 男性としては ふざけないと 思います。
いろいろな 嫌がらせを さらに してくる 可能性が あります。
そういった 嫌がらせも しては ダメですと 裁判所の 判断で 言うことが できます。
どのようなことを プラスで 追加できるか というと まずは 面会に 会うことを 要求します。
あとは お前のことを 見張って 監視していることを 告げることも 許されません。
そして 乱暴な言動を することも 許されません。
例えば 電話をかけて ふざけないと 言うことも 許されません。
LINEで お前のことを 許さないと 言うことも 許されません。
あとは 無言電話です。
大量の ファックスを 送ったり メールを 送信することも 許されません。
そして 夜の時間帯に 嫌がらせの 電話を かけることも 許されません。
ファックスや メールや LINEを することも 許されません。
午後の 10時から 午前の 6時まで 電話を することも 許されません。
緊急な時は 仕方がないと 書いてありますが 基本的には ダメです。
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あとは 汚いものや 動物の死体を 送りつけることも 許されません。
そういったことを やるのも 禁止です。
あとは やっぱり この嫁は とんでもないです みたいな形で
SNS ソーシャル ネットワーキング サービスです。
そういったもので 名誉を 傷つけるようなことを 告げるとか
あとは さっき言った通り 裸の写真を ばらまくぞとか
お前の エッチと いろいろ 言いふらすぞみたいな形で
性的 羞恥心を 害するような事故を 告げたり
そういった いやらしいものを 送りつけたりとか
そういったのも 含まれる ということです。
あとは 法改正で いわゆる 位置情報を 把握するみたいな
GPSみたいな そういったので お前のこと 見張っているぞ
場所が どこにいるか 分かるぞ みたいなことを 言ったり
そういったことも 許されない ということになっています。
こういった 保護命令とか 退去命令とか
そういった 嫌がらせ禁止命令に 違反した場合は
もちろん 罰則 刑罰も あるということです。
そういったことを してしまうと
一応 2024年時点では 2年以下の懲役 または 200万円以下の罰金
という感じになっています。
なので きっちり 罰則も 設けられているので
実効性が 担保しているのかな という感じです。
ただ もちろん それを 違反して 破ってくる 加害者も いたりするので
自分が 当事者 もしくは ご家族 知り合いの方が 当事者となっている場合は
きちんと 保護シェルターみたいなのも 利用したりとか
まずは 身の安全 ご自身の安全 お子さんの身の安全を 確保していくことが 大切になってくると 思います。
本当に 実際に 深刻な状況の時は 今言ったように 裁判所に 申し立てをして
保護命令を 出してもらうことに なります。
そういった場合は 例えば 全国にある 婦人相談所が あります。
あとは 弁護士会でも そういった 窓口といいますか 相談に 受け付けていたりしますので
本当に お気軽に 勇気を出しても ギリギリのギリまで 待たなきゃいけない ということでは ございませんので
きっちり 相談 気軽に お話をするだけでも 気分が 和らげられますし
あとは こういう手段があるんだって 知識として 身につけておくと
いざという時は 大切なので 自分が トラブルになっている 当事者の場合は
気軽に 第三者に 頼ることを 軽率に頼ることが 一番ですので
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この辺は 気を付けて 行っていただきたいと 思っています。
逆に 知らず知らずの間に 嫁や恋人を 傷つけている場合も あります。
罰則があったりする 嫁や恋人が 聞き分けがないからだ という言い分は 実は 聞かなかったり 通用しない場合も あったりします。
罰則でも 置けられて 逮捕されたら たまったものでは ありません。
この辺は きちんと 把握しておいて いただきたいと 思っています。
以上 2回に分けて いわゆる DV法について お話を させていただきました。
最後まで お聞きくださり ありがとうございました。
では 今日も元気に 行ってらっしゃいます。