ニーズの再確認
(音楽)
おはようございます。お久しぶりです。
ちょっと雑談したくなってまたやってきました。
昨日ですね、ちょっとあるイベントでNVCというのについて喋ったりしました。
NVCというのは非暴力コミュニケーションというごつい名前がついておりますけれども、
そんなに内容はごつくなくてですね、みんなが平和にハッピーに暮らせるようにコミュニケーション、
いい感じにしていきたいよねみたいな、そういう感じのことなんですけど、その話をして、
その中の一つ、すごい楽しかったんですけども、1時間半くらいあったんですけども、
あっという間過ぎたというか、まだまだ喋りたいことがいっぱい、
湧き出で止まらないみたいな感じになっておりまして、その勢いがあって今、雑談を始めております。
そのNVCの中では、ニーズというキーワードがありまして、
自分は何を必要としているのか、もうちょっと違う言い方で言うと何がしたいのか、
みたいなことについて取り扱っている部分があるんですけれども、
デブキヨー、昨日のその話の中で私が言ったのが、ニーズを定期的に感じ直すというか、
常にニーズを、自分は何を必要としているんだろうという問いかけを自分にするということ自体は、
結構大事だかなと思っていますというような話をしたと思うんですけれども、
それについてもう少し話をしたいことがあります。
自分が何を必要としているのかなということを何度も問いかけていく中で、私が気づいたこととして、
そんなに大したニーズないなっていうか、どう言ったらいいのかな、
そんなにシンプルだなっていう感じかな。
例えば、いわゆる、食う寝る遊ぶ、食べ物を食べたら食べたいとか、食べ物を必要としているとか、
作られたニーズとの関係
睡眠を必要としているとかいうことですね。
そういうのがあれば、大体98%くらい満足な感じでなんじゃないかなと思うんですよね。
でも僕らの毎日の生活ではもっといろんなものを買ったり見たり旅行行ったり、
すごいいろんなことに活動して、お金を使ったり時間を使ったりしていると思うんですけれども、
そういうのはどれくらい自分にとってニーズとして、
さっきのご飯を食べたいとか寝たいとかっていうのと比べてニーズとしては、
どうなんだろう、比較というか、プライオリティというか、
そういうのを考えたりするんですけれども、
そうなった時に思うのが、作られたニーズ、作られた欲望というか、
そういうのがめっちゃあるなって思うんですよね。
だから特に私が警戒してしまうのが広告とかコマーシャルとか、そういうやつですね。
そういうのはこういうものをもっと買いましょうとか、
こういうことをもっとしたら楽しいよとか、そういうことをすぐ教えてくれるわけで、
そういうので知って、そんな面白い映画があるんですか、
例えば知って映画を見て面白かったら、それでいいやんと言えばいいわけなんですけれども、
それが程度の問題というか、今ってそういうのをちょっとでも時間を差し込んできて、
そういう欲望を借り立てることによって、
ビジネスとしてはそういうので商品を買ってもらったりサービスを使ってもらうことによって、
商売として成立するということなわけで、そういうふうに頑張っていらっしゃるんだとは思うんですけれども、
この受ける側としては、食べきれないほどの食べ物、読みきれないほどの読み物、
見きれないほどの映像作品みたいなものが常に口の中にパンパンに詰め込まれているっていう、
でもなんかもう終えてなるみたいな、そういう状況なのかなとか思ったりします。
もちろんそんなもん、どんどこいと、
そういうあらゆるものをどんどん来たやつを優先順位付けて処理して、
自分にとって最高のニーズを、それぐらいがちょうどいい湯加減だぜみたいな、
そういう人もいらっしゃるかもしれないですけれども、
でもなんていうか、なかなかそれは難しいなと思うんですよね。
あれが欲しい、これも欲しい、あれも読みたい、これも見たい、
全然時間が足りない、苦しいってなったらあれってなるわけですね。
苦しい、それをニーズを見たりして幸せになったりとか、
ああ、よかったなってなるんだったら、楽しいってなるんだったらいいかなと思うんですけれども、
それで苦しいとか辛いとかいう気持ちにまでなるぐらいいっぱいだったら、
ちょっと棚卸し、整理していったほうがいいんじゃないかなと思うんですよね。
欲望の整理
だから、なんかすごいやりたいやりたいと思ってても、
ふと冷静になると、別にそうでもないなって思ったりするようなこともあるような気がしてて。
でも私の好きな本に「影響力の武器」っていう本がありまして、
これタイトルがちょっといかついんですけども、書いてある内容はですね、
「影響力の武器からいかに身を守るかの盾」みたいな本でして、
そこではさっき言ったみんなが物をかわそうとか思ってですね、
あの手この手でいろいろテクニックみたいなのがあってですね、
人の足の自然な振る舞いっていうところで他のものをかわせようとするみたいな、
そういうテクニックがいっぱい書かれているわけなんですけれども、
だからそういうのに影響されすぎるのもどうかなと思っておりますという話でした。
(♪ BGM)
