宛名のない封筒と美容院のチラシ
自宅のポストに、宛名も差出人も書いてない封筒が入ってたんですよね。 息子が先に見つけて開けようとしてたんで、
ちょっと待ってって言って、何が入ってるかわかんないからって言って、一旦取り上げたんです。 で、私もこれ何かなって思いながら、ちょっとそろそろ開けてみたら、中身は近所にある美容院のチラシでした。
私たちハットは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに使うほどに愛着が深まるものを、夫婦2人の小さなアトリエからお届けしています。
この番組では、家族のこと、暮らしのこと、日々の出来事や、そこから考えたことを、少し深く掘り下げながらお話ししています。
その入ってたチラシなんですけど、なんか手作りされたような感じがするチラシで、一人でやってらっしゃる美容院みたいだったんですね。
で、QRコードも載ってたんですけど、知らない美容院だったんで、どこにあるのかなと思って、見てみたら住所は書いてあるんですけど、地図がなかったんですよね。
近所とはいえ、住所だけではいまいち場所がわかんなくて、QR見たらわかるかなと思って、QR読み込んでみたら、ホームページだったんですけど、そこにも地図はなかったんです。
で、この一連の流れ、一つ一つはそんな大したことじゃないですよね。この封筒何が入ってるんだろうっていうことと、地図が、チラシに地図が載ってなくて、どこにあるのかなっていう疑問が生まれて、QRあるからQR見てみようと思ったら、QR読み込んでも、そこにも地図がなかった。
っていう大したことないことなんですけど、この出だしから小さな引っかかりみたいなのが重なっていったなって思います。
送り手と受け手の見え方の違い
で、これでちょっと思ったのが、送り手と受け手では見えてるものが全然違うんだろうなっていうことだったんですよね。
お店の人にはもちろん自分のそのお店の場所もわかってるし、封筒に何が入ってるかももちろんわかってる。でも受け取った私の側はどっちもわかんないんですよね。
作る側にとって当たり前すぎることほど、もしかしたら見えにくくなるのかもしれないなと思って、初めてこれを受け取る人はどう見えるんだろうとか、どう感じるんだろうとか、そこまで想像するっていうのも仕事に必要な想像力なのかもしれないなっていうふうに思ったんです。
手書きメッセージを受け取る側から考える
で、それはもちろん自分の仕事をすぐ思い出して、同じことがあり得るよなっていうふうに思って、まず思い浮かんだのが、今リピーターの方へは手書きのメッセージを書いてるんですよね。
このまた選んでくださったっていうことがすごく嬉しいし、感謝の気持ちを伝えたいっていうので、手書きでメッセージ、本当に一言二言なんですけど書いてるんですよね。
これって自分の中では丁寧に届けたいとか、感謝の気持ちを伝えたいっていう気持ちからやっていることではあるんですけど、
この自分が丁寧にやっているつもりっていうことと、それを相手がどう受け取るかっていうのは別だよなっていうふうに思いました。
手書きメッセージが実際にどう受け取ってもらえているのかっていうのはわかんないですよね。
受け手の視点を忘れない
だからってすぐに辞めるかっていうと、そういう単純な話でもないとは思うんですけど、今回の美容院のチラシもどういう意図で作られたのかわかんないんですけど、
すごい丁寧な仕事をされているなっていうのは伝わってはいたんです。
きっと仕事している本人には、本人にしか見えてないものがあって、それは私も同じで、
自分の仕事は自分がやっている側からだけじゃなくて、受け取る側から見ることっていうのも忘れないようにしないといけないなっていうふうに思いました。
当たり前にやっていることほど、その視点がおろそかになりがちというか、時々その視点を思い出してちゃんと見てみたいなっていうふうに思います。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。また次回お会いできたら嬉しいです。