役割の境界線の影響
こんにちは、hattoです。
今日はですね、役割の境界線が曖昧っていうお話をしたいと思います。
ちょっとどういう意味っていう感じかもしれないですが、
皆さんそれぞれいろんな役割をお持ちだと思うんですね。
私だったら、母っていう役割と、あと妻っていう役割、
あとはこのhattoっていう仕事の役割、
あとは何者でもない、ただの私、個人としての私っていう役割、
その4つが思い浮かぶんですが、
最近その境界線がすごく曖昧になっているなっていう風に感じるんですね。
今日はそういうお話をちょっとしてみたいと思います。
私たちhattoは、家族の絆をより濃く、より強くをコンセプトに、
家族のつながりを大切にするアイテムを作っています。
この番組では、物作りのこと、暮らし子育ちの中で感じたことをお話ししています。
母として作り手として、一人の人間として奮闘する日々を等身大でお届けいたします。
早速ですが、この役割の境界線が曖昧っていう話、
なんでこういうことを考えるようになったかっていうと、
最近何をしていても、ちょっとした焦りがずっとあるなっていう風に感じたんですね。
何をしていても、四方から何かに押されているような、
おしくらまんじゅうの真ん中にいて、ぐいぐい押されているみたいな、
なんかそんなような感じがするんです。
だからずっとちょっと焦ってたりとか、なんかちょっと居心地が悪かったり、
それがその様々な役割、母、妻、仕事とか、
そういうどの役割をしていても、何か落ち着かない感じがずっとあったんですね。
で、これって何でだろうなって考えた時に、
このそれぞれの役割の境界が今なくなってきてるんじゃないかなっていう風に考えたんです。
特にこのHATっていう私たちがやっているブランドは、
家族にまつわるものを作っているし、
その理念っていうのは私個人の中から出てきているものだから、
重ならないわけはないんですけど、
それにしても、
子育てをしながらも、仕事のことが頭をよぎるし、
反対に仕事をしながらも、家のこと、家族のこと、息子のことが頭をよぎるし、
何をしていても、なんか別のところに意識が行ってしまう、
みたいなことが起きているなっていう風に思ったんですね。
独身の時に会社勤めをしていたんですけど、
その時って結構パキッと役割が分かれてたように思うんです。
居心地の悪さの解消
大した役割がなかったっていうのもあるんですけど、
仕事は仕事っていう感じだし、仕事が終われば、
プライベートの時間に仕事について考えるっていうこともあんまりなかったし、
結構思考を分けて考えられていたと思うんですね。
もちろん母っていう役割もなかったし、妻っていう役割もなかったし、
自分に当てられる時間がすごく多かったように思います。
それが結婚して妻という役割が増えて、
子供が生まれて母っていう役割が増えて、
このハットっていうのも結婚後に夫と2人で始めたことなので、
同じような妊娠・出産と同じようなタイミングで、
このハットっていう役割も増えた。
何よりも時間的な余裕がなくなってしまって、
深く考えるっていうことがなかなかできなくなったんですよね。
とにかく目の前のやらなければいけないことをこなす、
生活を正常に回すことに精一杯、
ただただタスクをこなしていくだけっていうところに落ち着いてしまって、
日差しっていう感じなんですね。
だからどの役割においてもいまいち満足感がなくて、
私よく頑張ってるって思える瞬間が少なくて、
少しずつ少しずつちょっとマイナスの気持ちを溜め込んでいって、
それがこの今のなんとなくの居心地の悪さっていうのを作ってるんじゃないかなっていう風に思いました。
じゃあこの居心地の悪さを解消するにはどうしたらいいのか。
この境界線、曖昧になっている境界線をはっきりさせればいいのか。
だとしたらどうやったらはっきりするんだろう。
みたいなことをまたさらに深掘りをしていったんですね。
それが10月の振り返りと一緒にあったのですっごい時間がかかったんですけど、
結局のところこの境界線が曖昧だから居心地が悪いっていうのも違うんじゃないっていう風な結論になりました。
ちょっと長くなってしまったのでその話はまた次回にしたいと思います。
皆さんはそれぞれどんな役割をお持ちでしょうか。
その境界線ってはっきりしてますか。
それとも緩やかにつながっている感じ、グラデーションになっている感じでしょうか。
よかったら教えてください。
今日も最後まで聞いてくださってありがとうございました。
ではまた。
