◆要約
鳥取県中西部で長年愛されている鳥取牛骨ラーメン。
なぜこのエリアで、全国的に珍しい牛骨ラーメンが広まったのか?
それが一撃でお分かりいただけるよう徹底解説しています。
牛骨ならではの美味しさが詰まったラーメン、ぜひ召し上がってみてください!
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サマリー
このエピソードでは、鳥取県中西部を中心に発展した牛骨ラーメンの世界を探求します。かつて役牛の産地であった鳥取県が、食肉用への転換期を経て、廃棄される牛骨を活用したラーメンを生み出した背景を解説。地元で深く愛される「ガチのご当地ラーメン」としての牛骨ラーメンの魅力を、具体的なモデルコースと共に紹介し、その地域に根差した食文化の価値を伝えています。
番組紹介と鳥取牛骨ラーメンへの導入
うるさいラーメン話
どうも、HASH-ROYALです。この番組、うるさいラーメン話は、ラーメンを食べ歩いて26年のラーメンコンサルタとHASH-ROYALが、
人生が変わるラーメンの深、うるさい話をモットーに、ラーメンを深掘りしまくるポッドキャストです。
さあ、今回から配信スケジュールを変更しまして、今後、毎週火曜日の朝7時に配信といたしました。
急な変更で戸惑わせてしまったかもしれませんけれども、今後も変わらずお付き合いをよろしくお願いいたします。
さて、そんなわけで今回が9月最初の配信ですね。今回は鳥取県のご当地ラーメン、牛骨ラーメンの話をしていこうと思っております。
というのもですね、この話ちょっときっかけがありまして、先月8月7日ですね、
ふと思いつきで、富山県に弾丸日帰りラーメン遠征に行ってきて、1日で6杯のラーメンを食べてきたんですけれども、
この道中ですね、行きも帰りも、あと富山県内での移動もですね、
基本、車の中でポッドキャスト、大人になりたい、旅がしたい、を聞いていたんですけれども、
その中で流れた7月9日配信のエピソード、シャープ153ですけれども、ここで鳥取県の牛骨ラーメンを取り上げてみえたんですね。
お、鳥取牛骨ラーメンやるんやと思って、ふんふんって聞いてたら、突如ですね、このおとたびの内田さんが私の名前出してくれたんですよ。
そう、なので高速道路を走りながら、え、俺?と思ってびっくりした。
と同時に、まあ結果なのね、非常に嬉しかったもんですから、え、まあこれでね、おーそうかと思って、
で、このエピソードの中で内田さんがおっしゃってた通り、鳥取県ラーメン遠征で私、1日10杯のラーメンを食べてきました。
はい、というわけで、まあこの番組ね、ラーメン専門番組なので、
えー、この大人になりたい旅がしたいのですね、内田さん、はるやさんお二人へのリスペクトを込めてですね、
えー、まあ言うたらアンサー会というか、まあそのオマージュ会というか、まあそういった内容をお届けしようかと思っております。
そんなわけで今回は、大人になれないしラーメン旅がしたい。
このポッドキャストでは、アラフィフのラーメンおじさん1人が、今回に限りちょっとディープに鳥取牛骨ラーメンを掘り下げて、大人向けのモデルコースを紹介していきます。
旅のお供はこのおじさん。アラフィフになっても大人げない、いや大人になれないハッシュです。
というわけで、ちょっとだけね、大人になりたい旅がしたいの真似をしてみたんですけれども、とにかく今回、鳥取牛骨ラーメンの魅力を語っていきたいと思っております。
そんなわけで今回のテーマは、日本ではマイナーなのに実はハワイで大人気、今こそ知っておきたい鳥取牛骨ラーメンの世界。
鳥取牛骨ラーメンの基礎知識と歴史的背景
今マイナーと申し上げましたが、あくまで他の全国的な知名度が高いご当地ラーメン、例えば札幌味噌ラーメンとか博多ラーメンとか、そういうのに比べたらマイナー、そういう話ですので、鳥取県民の皆さんどうかどうか怒らないでやってください。
さて、鳥取牛骨ラーメン、大人になりたい旅がしたいの中では、鳥取県宝起地方のB級グルメ、そのように紹介されていましたが、もう少しだけですね、ほんの少しですけれども解像度を上げて申し上げるのであれば、鳥取県中西部、中部と西部ですね、中西部のご当地ラーメンです。
これ宝起地方なんで、中国地方の最高峰、要は一番高い山ですね、この大仙という山があるんですが、ここを軸に考えて、東は三笠町、あと西は与那五市まで、特にこの海沿いのね、百合浜町、倉吉市、北英町、琴浦町、大仙町、宝起町、そして西川与那五市、境港市といった感じで、言うなれば大仙海岸線包囲網と。
このエリアがまるっと鳥取牛骨ラーメンの文化圏という感じなんですね。
ではなぜこのエリアで牛骨ラーメンなのかと、あとご当地ラーメンといっても実際どのくらい根付いているのかと、この辺りを先に解説しておいて、その後に私が実際に訪れたお店の中で、特に気に入ったお店、これらを食べ歩く、牛骨ラーメン推奨コースを組んでみましたので、
それを順に紹介していきたいと思っております。ぜひ最後までお聞きください。
ではまず、鳥取牛骨ラーメンの基礎知識を簡単に解説していきます。
駅牛から畜産牛への転換店で、牛肉の生地に廃棄物だった牛骨を活用して、地元民の熱い支持を獲得。
この牛骨ラーメン、先ほど申し上げたエリア一帯、鳥取県中西部において、2026年時点での正確な数字というのはですね、文献であったりとかオンラインでは明文化されているものはないんですけれども、
少なくともこのエリアで60店舗以上の飲食店で、牛骨ラーメンが提供されているという状況でして、今もね、地元の皆さんに非常に強く支持されていると。
もうこの立派も立派、もうガチのご当地ラーメンなんですよ。
これ何がガチかって言いますと、このご当地ラーメンと言ってもですね、町おこしのために無理やり作った、実は地元民誰も食べてないみたいな、こういうなんちゃってご当地ラーメンっていうのがね、もりもりあるんですけれども、
そんな連中とも全然ものが違うと、ちゃんと鳥取県中西部の方たちのソウルフードであると、それが牛骨ラーメンなんですね。
で、なぜこのエリアで牛骨ラーメンが深く愛されているのか、その背景を少し解説してまいります。
先ほど冒頭で申し上げました鳥取県西部にあるどでかい山、大仙、ここを中心として鳥取県は古くから有名な産牛地、産む牛の地と書いて産牛地の一つだったんです。
関永2年と言いますから1748年ですね。この頃には今でいう鳥取県全体で19,847頭、ほぼ2万頭ですね。こんなに多くの牛が飼育されていたという記録があるほどなんですよ。
で、なんでそんなに牛をたくさんたくさん育てていたかというと、駅牛、駅牛というのは役の牛と書いて駅牛と言うんですけども、つまり現在のトラックだったり幸運機だったり、つまりですね、この物を運んだり田畑を耕したりといった形で人間と一緒に働いてくれる牛、これを駅牛と言うんですけども、これを飼育してさらに販売していました。
なのでちょっと乱暴な例えですけれども、現代で言うと自動車産業の聖地、愛知県豊田市とかね、そういう感じのエリアだったんですよ。
この辺りの話は大人になりたい旅がしたいの7月16日分の配信エピソードシャープ154ですね。風景の風は吹き抜ける風パート2で詳しく解説されてますんでそちらを聞いていただきたいんですけれども、とにかくこの駅牛が鳥取県のどでかい地場産業だったと。
ただしこの駅牛ですとあの牛骨出てきませんよね。だってこの生きた牛さんのまま人に販売するわけなんで、あの牛骨どころか牛まるまるね人の手に渡っちゃうからこの生産地鳥取県中西部に残らないわけなんですよ。
しかしですね、とある時期からこの鳥取県中西部に牛骨が大量に出回るようになります。これ実は2つの段階を経るんですけれども、まずは明治維新ですね。皆さんもご存知この牛肉を食べる食習慣というものが徐々に浸透していきました。
これによってそれまでは駅牛のみの飼育だったところを、焼肉兼用。これ焼肉ってのは急に焼って書いて駅牛って読まなくなって焼って読むんですけども、焼肉兼用。つまり最初は駅牛として働いてもらってその年老いたら配養。また自動車に例えるんですけども、自動車だったら配車ですよね。
この駅牛が配養した後に食用肉として食べると、こういう焼肉兼用という畜産体制に移行したわけなんです。この状態が明治時代から昭和30年代中盤頃まで続きます。なぜこの時代に焼肉兼用が終わりを迎えるのかと言いますと、幸運期とかの農業用機械というものが一気に普及したからなんですね。
で、どうしたかと。この焼肉兼用から肉専用種への畜産体制へと一気に舵を切ったんですね。だから牛骨が大量に出回るようになったと。そういう背景があったからなんです。
実際ですね、後ほど紹介するモデルコースに出てくる世永市の老舗、満州の味と書いてますみというラーメン店があるんですけども、ここの創業者の方が生前にこうおっしゃっていたそうです。肉屋が捨てていた牛骨に目をつけ、満州で食べていたラーメンを身を見真似で作ったと。
そう、この真澄の創業者は第二次世界大戦に満州から戻ってきた引き上げ者だったんですね。引き上げ者という方たちについてはこの番組のエピソード第22回。なぜラーメンは日本の国民食になったのかと。この回で解説しておりますのでぜひこちらも聞いてみてください。
話戻しますと、肉屋が捨てていた、つまり廃材、廃棄物ですね。使い道がなくてかつ大量に持て余していたもの、それが牛骨だというね、そういう特性がある鳥取県中西部だからこそ、今紹介した真澄をはじめこの大戦を取り囲むいろんな町で次々と牛骨ラーメンが提供されるようになったと。そういうわけなんですね。
この鳥取県が食用の牛肉ですね、これの一大産地って言うと意外やなって思う方も多いかもしれません。ただし先ほど申し上げた昭和30年代中盤の薬肉兼用から肉専用種への畜産体制のシフトチェンジ、これ全国的にも相当早いタイミングで着手されたそうでして。
これですね、鳥取県全体の県としての公的事業としてはもちろんですけれども、国、日本としても新たな産業の創出になる可能性が非常に高いということで助成金を出して支援していたということだそうなんです。
なので私が生まれた頃、日本全国どこでも牛肉が食べられるようになっていたのも当たり前でしたけれども、それよりもずっと前から鳥取県中西部の人たちにとっては牛の畜産、そして牛そのものが非常に身近なものだったということなんですね。
はい、鳥取牛骨ラーメンの基礎をご理解いただけたところで、いよいよモデルコースの紹介をしていきましょう。
鳥取牛骨ラーメン モデルコース:がんこラーメン かぜん
朝から晩まで牛骨ラーメン三昧、鳥取県中西部の8種おすすめラーメン4選。
オープニングで申し上げました通り、今回はおとたびオマージュ回ですから、単なるラーメンの紹介だけじゃなくて、時間配分ですとか道のりとかを考えた予定として紹介していきたいと思っております。
まずはいきなりですが、朝ラーですね。ひょっとしたら耳なじみがない方もいらっしゃるかもしれませんけれども、朝からラーメンを食べる、イコールですね、朝から営業しているラーメン店があると、そういうことですね。
これね、可能でしたら午前5時、それが難しくても、そうだな、遅くても午前8時にはですね、よなご市内に入ってください。はい、まずは1軒目、がんこラーメン、かぜんに行きましょう。
はい、この矢言を聞いてラーメン好きの方ならピンときたことでしょう。ここはですね、元祖市城流がんこラーメンの系風にあたるお店です。
このかぜんの店主ですね、この方のおじさん、あのおじさんっておっさんっていう意味じゃなくて、英語でアンクルのあのおじさんですね。
このかぜんの店主のおじさんが、もう今は閉店してしまったんですけれども、東京和杖広町にあったがんこ8代目の店主だった方なんですね。
なので、かぜんの店主ががんこ8代目の店主の老いっ子っていうことですね。このおじさんの下で修行して、その末に開業したのがかぜんというわけなんです。
ですので、同じ牛骨ラーメンでもですね、鳥取県中西部のクラシカルのタイプではなくて、塩味がキリッと立ったですね、シャープな味わいのスープとチリチリッと縮れた細麺。
こういう組み合わせなので、末広町のがんこ8代目とかなり共通点の多いビジュアルです。
ここで召し上がっていただきたいのは、塩ラーメンかっこしそ風味です。
このかぜんではですね、メニューの先頭にあるのは醤油なんですけれども、その修行先のがんこ8代目っていうのは先頭が塩ラーメンでしたし、
あとね、このモデルコースでこの後出てくる3軒もですね、塩ラーメンを提供する店あるにはあるんですけれども、基本的に実は牛骨ラーメン、特にこの鳥取牛骨ラーメンといったら醤油だれが圧倒的な多数派なんですね。
おとたびで紹介されていた世名越しの麺屋無双は塩ラーメンだったみたいですけれども、デフォルトで塩ラーメンっていうのはレアとは言わんにしても明らかに少数派ですので、ここではあえてこの後出てこないので塩ラーメンを食べておきましょう。
この塩ラーメンなんですけどもね、かなりリリシックてキレのいい、いかにもがんこの系譜らしい感じのスープと、さっき申し上げたチリチリっていうね、このちじれ麺がかなりね、すすり心地が軽快、しかも自家製麺というね、これだけでいい感じなんですけれども、さらにここもですね、いかにもがんこの系譜というあの直径の大きいまんまるの巻き腹チャーシューね、
これもね、しっとりとした肉質で、さらに柔らかくて、で、この肉の味も比較的ダイレクトに味わえるものでね、これもたまらんかったですね。で、もちろんね、このメニュー名に括弧、シソ風味って書いてあるぐらいなんで、麺をね、ずるずるっと勢いよくすすりますと、このスープの表層に浮かぶあのシソオイルですね、これの香りが口中にふわーっと広がってですね、
あのスープのもともと切れ味いいっていうのも手伝って、非常にね、爽快な気分になることができるんですね。なので、先ほど申し上げた通りその本流の鳥取牛骨ラーメンとは異なる味なんですけれども、この牛骨ラーメン旅というものがあるとして、そのスタートとしてはですね、実にいいセレクトなんじゃないかなという風に自負しております。
ちなみにですね、遅くても朝8時ぐらいにってさっき申し上げたのは、このカゼン、朝9時までですと朝専用のですね、ちょっとあっさりしたラーメンがあるからなんですね。で、今紹介した塩ラーメン、まあなんぼ切れがいいって言っても、まあそれはね、あのラーメンとしての満足度が感じられる程度には油脂分が入ってますので、ちょっと朝からそれだときついなと感じられる方もいらっしゃるかもしれないので、
まあそういう方に向けて、あのあっさりという選択肢があるのもいいかなと思ったんで、まあこの9時までに入っていただいた方がいいかなと思ったので、ぜひここも参考にしてみてください。さてこのカゼンへの行き方ですね。ここですけれども、私と同じ東海地方からですと、
名神高速から中国中間自動車道、さらに与那後自動車道を経て、与那後南インターチェンジまでは有料道路で行くっていう感じのルートです。ちなみにこのルート、あの一つ目のブロックで何度も出てきた大仙ですね、あのどでかい山。これの南部と西部をぐるっと回るような道になるんですけれども、まあそういうルートを通っていくことになるんですけれども、私が実際に行った2017年の3月ですね。
この時ね、びっくりしたのはね、まだ山肌も雪積もっていてね、まだザーッと真っ白だったんですね。で、もう3月の下旬だったもんね、でも私スタッドレスタイヤからあのラジアルタイヤに戻しとったもんで、うわ大丈夫かなと思ったんですけど、まあさすがにね、あの有料道路なんで、まあ路上の雪は完全に除去されていましたし、別に凍結もしていなかったんですけれども、あのこの3月よりももうちょっと前ね、冬の時期に行ってみたいよっていう方は、まあそのタイヤのメーカーに行ってみてくださいね。
鳥取牛骨ラーメン モデルコース:ラーメンマスミ
まあ天候の面であるとか、まあ天候の面とかっていうのは十分ご注意ください。では続いて2軒目ですが、同じ女越しにある鳥取牛骨ラーメン発祥の地、ラーメンマスミへと参ります。
これ前のブロックでも紹介しましたが、このマスミこそが鳥取牛骨ラーメン発祥の店なんですね。1946年ですので昭和21年ですね、戦後まもなく誕生した鳥取牛骨ラーメン、最古にして原点の味と、なのでこのマスミこそが鳥取牛骨ラーメンのど真ん中の味なんですね。
さてこのマスミの場所ですけれども、先ほどの河川から車で行くと10分弱ですね。国道431号線からちょっと南に入ったところにあります。
駐車場はですね、店の真ん前、方角でいうと西川、こちらに5台ほどと店の建物の南側、これラムーというですね、24時間営業のスーパーマーケットの駐車場と繋がった敷地の中に確か10台ほど駐車できたはずです。
あとですね、向かうときにちょっと注意しておいていただきたいのは、店の作り、これ外観も店内もなんですけれども、あんまりラーメン屋っぽくないんで、まずはですね、向かうとき通り過ぎないようにしてください。
もうね、外観ほぼほぼ一般住宅っていう感じの見た目なんで、うっかりわっしまったって感じになりかねないのと、あとは注意する必要は特にないんですけどもね、店内に入って、私が行ったときはカウンター席にご案内いただいたんですけれども、店内の空間面積的に見て、多いのはどっちかというとテーブル席の方なんですよ。
そっちの方だと合気のソファーがずらっと並んでいるような光景なので、知らない人が見たらですね、確実に喫茶店じゃないのここって勘違いするような雰囲気なんですね。
ここ、時間帯としては朝の後ですのでランチですね。このマスミは午前11時からの営業となりますので、音旅の方で紹介されていた山陰歴史博物館ですとか、あとはお地蔵さんがね、あちこちにある街並みなんかを散策してから向かっていただくとちょうどいいかもしれません。
ラーメンのメニューなんですけどね、かなりバリエーションが豊富です。そもそもタレの違いだけで、ラーメン、塩ラーメン、味噌ラーメンと3種類もあるんですが、ここは当然ですね、メニュー先頭の醤油とついてないんですけども醤油ラーメン、つまりこのラーメンというものを選んでください。
で、このラーメンの味なんですけれども、実際に目の前に届くと先ほどの風と打って変わってですね、色が透き通ってなくて濁っているのがお分かりいただけるはずです。
とは言ってもですね、一般的な豚骨ラーメンほどしっかり濁って透明度がないという、ああいうわけじゃないんですけれども、その手前というか半透明というか薄濁りというか、そういうような色合いをしています。
で、味なんですけれども、結構まったりとしていて、かつ醤油ラーメンとの一体感も強くてですね、そこに加えて麺の仕上がりは結構張りがある感じで提供されるのと、あと麺の長さも一般的なものよりはちょびっと短めの部類なんで、全体的に家系ラーメンを思い浮かべてもらうとわかりやすいかと。
そこに焼肉店にあるような牛骨スープ、あれの甘みというかね、そういう味あるじゃないですか、それをミックスしたような、そんなような印象を受けましたね。
で、それだけ聞くと、あ、結構重たい系のラーメンなんじゃない?って感じられるかもしれないですけれども、トッピングがですね、脂身を丁寧に装飾したマットな質感の豚もものチャーシューと、あと結構ザクザクとした歯触りが軽快な太めのもやしなので、実際ね、このトッピングと合わせて食べるといい感じにね、ラーメン全体の調和が取れてるんですよ。
なので、この後に紹介するラーメンも含めて、このマスミが鳥取牛骨ラーメンの中ではこってりの部類に入ると思うんですが、実際に召し上がってみるときっとそのバランスの良さに驚くと思います。
さて、マスミでラーメンを食べ終えた後ぐらいですと、まだまだランチタイムですよね。はい、せっかくのラーメントリップですので、ホテルにチェックインする前にもう一軒だけ行きましょう。
鳥取牛骨ラーメン モデルコース:神徳 赤崎店
はい、というわけでマスミを出まして、国道431号線を東にまず5キロほど行きますと、国道9号線とクロスする交差点に着くと思います。ここで左折して、この国道9号線を20キロ以上ひたすら東へ向かいます。
そうしますと、突然ですね、通り沿いに見える大きな食事所の文字ですね。はい、本日の3軒目、東白群琴浦町にあります神徳赤崎店です。この神徳、香りに味、そして徳を積むの徳で神徳と読みます。
ここもかなり歴史がある店で、創業は1949年ですから、昭和24年ですね。ただしですね、さっき申し上げた通り、お食事どころでして、ラーメンの提供を開始したのは昭和27年頃からだそうなんです。
にしても歴史ありますよね。で、お食事どころというだけあって、メニューがむちゃくちゃ豊富でして、店の中に入るとすぐにですね、食品サンプルがずらーっと並んだショーケースがあるんですけれども、この中、ラーメンよりもですね、丼物とか定食メニューの方がその食品サンプルのスペースをたくさん使ってるっていうぐらい、本当あらゆるニーズに対応する街の食堂っていうんですかね。
そういう感じのお店なんですね。で、ちなみにこの上徳、本家は今お話したこの琴浦町の赤崎店なんですけれども、同じ鳥取県中西部の中で、北英町と倉吉市に1店舗ずつ、文店というか文家のお店があります。
さらにこの赤崎店の店主の息子さんがですね、ハワイのホノルルで上徳ハワイ店を営んで見えるんですね。そう、あの今回のどなりで申し上げた通り、このハワイ店も大人気なんだそうで、このハワイ店のインスタアカウントあるんですけれども、これフォロワー数見るとね、なんと1.4万人ですよ。
国内の人気店でもフォロワー数5桁って結構少ない、まあ豪富一部なので、このハワイ店の人気ぶりに相当なもんだと思いますよ。
で、話を赤崎店に戻しますけれども、ラーメンのベースだけでも、牛骨、味噌、豚骨、ちゃんぽんと、まあ4種類もありますし、あとはまあうどんとかどん物といったまあ麺類食堂にあるようなメニュー。
で、酢豚とか発泡菜って感じでマッチ中華のメニュー、さらにカレーとかオムライスみたいな洋食系のメニュー、それからさっき紹介したような定食系のメニューと、ほぼファミレスやないかっていうぐらいメニューバリーがもう豊富です。
で、ここでもう召し上がっていただきたいのはもちろん牛骨ラーメンです。で、まあこれね一応昼2件目なので、まあ食欲に自信がある方、まあ私みたいなタフガイであればですね、まあ並サイズ選んでいただきたいんですけれども、そうじゃない方もご安心ください。
小サイズがあるんですね。小って小さい字の小ね。小サイズがあります。これまあオーダーするサイズはお任せしますけども、とにかく牛骨ラーメンを選びましょう。で、まずスープなんですけれども、かなり透明度が高い色合いでして、初めて見る方であればパッと見ね塩ラーメンと勘違いするかもしれません。
ただしですね、これあのこの赤崎というエリアで作られているカネマスというですね、薄口醤油を使ってます。なので薄口醤油がベースのタレなので、あの塩味こそ強く感じられるとは思いますけれども、まあその分牛骨の出汁がくっきりとねクリアに感じられる味わいですので、さっきのね2件目のマスミとの違いに驚かれることだと思います。
で、スープ以外のアイテムなんですけれども、豚ももチャーシューと太めのもやしっていうのはマスミと共通しているんですけれども、全体的にはですねものすごく標準的な中華そばっていう感じのアイテムなんですね。麺は中細のちじれ麺ですし、他は麺は小口切りのネギって感じで、非常にスタンダードなアイテム構成になっています。
この辺りはまあ憶測ですけれども、やっぱりラーメン専門店じゃなくて幅広い客層を対象としたお食事どころならではという感じに仕上がってますんで、今回のモデルコースの中では初めての人に一番とっつきやすい一杯なのかなと思ってます。
鳥取牛骨ラーメン モデルコース:ラーメン井戸吉
さてそれではこの旅の締めくくり4軒目に向かうわけなんですが、4軒目はですねホテルへのチェックインを済ませた後の夕飯、この位置づけで紹介しますんで、まずは一旦上徳赤崎店を出たら国道9号線を東に向かって蔵吉市を目指しましょう。
でその途中にですね名探偵コナンのグッズが買えたり、その原作にちなんだメニューが食べられたりするコナンの家米家商店街というのが北英町にありますし、あとねおとたびのエピソード155回で紹介されていた蔵吉博物館とかですね、立ち寄りどころはなんぼでもありますのでチェックイン前にお出かけいただくのもいいかと思います。
さてホテルなんですけれどもJR蔵吉駅の周辺であればどこをご利用いただいても構いません。でチェックインを済ませてホテルに入りましたら17時45分ぐらいには外出しましょう。でここから徒歩でラーメン井戸吉に向かいます。
さてこの井戸吉結構でかい店舗でして店自体はね1962年創業の老舗なんですが創業の場所からは1回移転されているそうで現在の店舗はちょっとしたロードサイドのチェーン店ぐらいのキャパがあります。
カウンター席結構多いんですけれどもテーブル席とか座敷席も結構あってそうですね4人前後の団体でも安心してご利用いただけるようなねレイアウトになってるんじゃないかなというふうに思います。でせっかく徒歩で行きますんでお酒が好きな方はですね軽く飲むのもいいかと思います。
さっきのねあの上徳赤崎店ほどのメニュー数はないんですけれども軽く1、2杯飲むにはうってつけっていうぐらいのメニューがパラパラというふうに揃っています。
とはいえですねもちろん本名は牛骨ラーメンですからラーメンをオーダーしていただきたいんですが醤油塩味噌とタレの違いで3種類ありますんでやはりここはですねメニュー先頭の醤油ラーメンをオーダーしてください。
さて今回まあね牛骨ラーメンばかり4件紹介しているわけなんですが皆さんが思い浮かべる牛骨ラーメンというものの味ね知らない人がこんな味だろうなって思い浮かべる味ですねおそらくそれに最も近いのが井上のスープなんじゃないかなというふうに私思います。
だいたい牛骨スープって言うと焼肉店とか韓国料理屋さんで出てくるあのコムタンとかソルロンタンとかねこの類じゃないですかでこれらのスープにかなり近いあの飲んだ瞬間にわー牛っていうねあのかなりわかりやすい味それが井上の味です。
なのであのそれこそねあのさっき紹介した発祥の店であるあのマスミがですねあの牛骨以外にも鶏ガラとかと豚の皮とかねそういうのを使っているぐらい鳥取牛骨ラーメンの定義っていうのがですねかなり自由度が高いんですね。
なので牛骨100%じゃないとダメだってことないんですが井上のスープは逆にもろに牛っていう感じのあの甘みだったりあとあの牛独特の香りだったりっていうのがかなりダイレクトに来るんでそういう意味でイメージ通りというかあの我々が勝手に抱く妄想から来る期待それにねバッチリ答えてくれる味だと思います。
でそれ以外がシンプルというかまぁ今回の4件では一番シンプルじゃないかなぁ中細のちじれめんチャーシューめんまのりという構成でこれ実はねあの私が食べに行った2017年の時はキクラゲともやしが乗っていて逆にめんまが乗ってなかったんですけれどもいろいろと時代の変化に合わせてアップデートされているみたいですね。
さて以上4件鳥取牛骨ラーメンのモデルコースを紹介してまいりました。今回紹介した4件ここ行ったことあるよとかですね他にもですね鳥取牛骨ラーメンのお店であなたのおすすめがございましたら是非コメント欄またはお便りフォームからお寄せください。
ご当地ラーメンの価値と今後の展望
さてそんなわけで今回は日本ではマイナーなのに実はハワイで大人気今こそ知っておきたい鳥取牛骨ラーメンの世界と題しまして鳥取牛骨ラーメンの基礎知識と私おすすめの4件を含むモデルコースを紹介してみました。
たった4件ではありますけれども同じ牛骨ラーメンといっても様々な個性があるということがお分かりいただけたんじゃないかなというふうに思います。それからですね一つ目のブロックの冒頭でガチのご当地ラーメンとそういう表現で申し上げましたけれども今回の解説でですねガチのご当地ラーメンと待ち起こして無理矢理作ったらそのなんちゃってご当地ラーメンこれ一体何が違うのかとその辺りが明らかになったんじゃないかなというふうに思います。
本当にですねこの地域に根付くご当地ラーメンというのはそもそもメインとなる使用食材が安く入手できてしかも安定した流通があるとそういう食材しか使えないわけですよね。
こういう制約の中先人が知恵を絞って絞って生み出したもの地元を知っているからこそ調達できる食材というものを採用したものそうじゃないとお客さんに安く提供できないし毎日何十杯とか何百杯という数のラーメンを作れないわけですよ。
だから今回の鳥取牛骨ラーメンをはじめとする全国各地のもうしっかり根付いているご当地ラーメン改めて思い返してみてください。
決してですねあの高級食材とか名産品とか使ってないじゃないですか。
だからねあの後出しのなんちゃってご当地ラーメンはそのおいしいとかおいしくないとかそういう手前の話じゃなくてシンプルに誰にもね愛される要素がそもそもないわけですよ。
地域振興とかねまあいろんな自治体がこうや気になって取り組んでますけれども正直に私からするとどれもピンとこないものが多いです。
それがなぜかというとまあ今まさに申し上げたようなこの地元の人たちになるべく安価に提供しようとそういう心意気が欠けているとここに他ならないというふうに私考えております。
そういった意味で今後ね新たなご当地ラーメンっていうのはまあ二度と生まれないんじゃないかなというふうに考えてます。
ですんでこうしたですねこの地域食の強いご当地ラーメンがあると残っているということ自体非常に価値の高いものなんですよ。
なのでですねこのもちろん鳥取牛骨ラーメン自体も楽しんでいただきたいんですけれどもそういう目線でこの旅行とラーメンを楽しんでいただけると皆さんご自身の地元でどういう店を普段から応援すべきかとそういったことに意識がいくようになるんじゃないかというふうに思います。
ちょっと長くなりましたけれどもぜひ皆さんもですねこの旅行を楽しむのと同時にご自身の地元っていったいどういうふうにあるべきなんだろうと次の世代の地元民たちに何を残すべきなんだろうとそんなことに思いを馳せていただけると嬉しいです。
さあ今回も最後までお聞きいただきありがとうございます。今回のご感想ですとか私に深掘りしてほしいテーマがございましたらyoutubeやspotifyでしたらコメント欄その他のアプリでしたら概要欄にあるお便りフォームからお寄せください。
私はハッシュのラーメンアカデミアというyoutubeチャンネルを運営しております。
選択なしのトーク動画ラーメン店主との対談動画さらにはメンバーシップ限定動画もございますぜひチェックしてみてください。
このうるさいラーメン話今週から毎週火曜日の朝7時に配信していきます。
ラーメンをもっと深く知りたい方今回のエピソードがおもろいと思っていただいた方この番組のトップページから番組のフォローそして各ポッドキャストアプリでの評価をお願いいたします。
星5つの評価お願いしますぜひぜひお待ちしております。
以上今回はここまでですお相手はハッシュロイヤルでした。
それでは次回のうるさいラーメン話でお会いしましょうさよなら。
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