北原白秋「観相の秋」朗読
観相の秋
北原白雀 吹きの刀
新しき吹きの刀かな
珍しき苦き風する
その吹きの刀
一つ刺し、二つ刺し
竹の小串に三つ刺して
さて、味噌つけて火に焼きて
穴苦さよと一つ食べ
穴うまさよと二つ食べ
穴居尽くしと三つ食べて
さて、寂しやと我至る
春先の淡雪の
けなばけぬかの声聞きてけり
そのしばらくは