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こんにちは、74才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
いわしの健康効果
先日、スーパーで珍しく、鱗がキラキラと輝く新鮮ないわしを見つけましたので買いました。
今日は、いわしの薬膳的な魅力についてお話したいと思います。
いわしは、日本の食卓に馴染み深い青魚の一つです。
薬膳の視点から見ると、いわしは、気や血を補い、体を温める食材です。
特に、血行を良くし、冷え性や貧血の改善に役立ちます。
また、DHAやEPAといった成分が含まれており、血液をサラサラにする働きがあるため、
動脈効果や脳梗塞、心筋梗塞、高血圧の予防や改善、さらには認知症予防にもおすすめです。
春は、冬の間に溜まった老廃物をデトックスする季節ですから、ダイエットには最も適した季節だと思います。
いわしは、体に必要なエネルギーを補いながら血の巡りを良くしてくれるので、春の不調を感じやすい方にぴったりの食材です。
今回のいわし、私はまず鱗を取って、頭と内臓を除き、身が柔らかいので手開きにしました。
形を整え、身の方に塩コショウで軽く下味をつけ、カレー粉を混ぜた小麦粉をまぶして、フライパンに油をひき、両面を焼き上げました。
この場合、盛り付けた時に上になる方の身の方から焼くと、仕上がりが綺麗になります。
パンにもご飯にもよく合う一品です。付け合わせには、さっと焼いたピーマンや千切りキャベツがおすすめです。
他にも、いわしはフライにしたり、衣をつけたいわしをかば焼き風に醤油・みりん・酒のタレを絡めてもおいしいですね。
皆様はいわしをどんな風に料理されていますか?お聞きしたいです。ぜひ教えてください。
番組の節目
そして、気がつけば今回の放送でスタエフ100回目を迎えました。
ただ、ひたすらに薬膳や料理のお話を続けて参りましたが、ここまで続けてこられたのは、いつも聞いてくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。
最後までお聞きいただきありがとうございました。