1. 74才 薬膳&料理研究家
  2. #18 紅茶の基本の淹れ方
2023-02-05 08:42

#18 紅茶の基本の淹れ方

リーフテイー🫖とティーバッグを使った紅茶の淹れ方をお話しました。
肩肘はることなく、気軽に紅茶を楽しみましょう!

#ムジカティー
#ティーズリンアン
#インドの紅茶
#スリランカの紅茶
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こんにちは、72才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
今日は2月5日です。
2月には、いろいろな呼び方がありますが、
その一つに、きさらぎという呼び方があります。
漢文や古典の授業に出てきそうな名前ですね。
女辺に口という字に月と書いて、きさらぎと読んでいますが、
同じ読みで衣に衣をさらに着ると書いて、きさらぎと読むこともあります。
衣をさらに重ね着するくらい、寒い時期であるということでしょうか。
また陽気が、陰と陽の陽ですね、陽気がだんだん上向きになることを指して、
陽気の気、気さらに来るということで、きさらぎという説もあります。
穏やかな昼下がりには、外に出て春の訪れを感じてみてはいかがでしょう。
さて、今回はおいしい紅茶を入れましょうというお話です。
前回、紅茶の効能は体を温めるというお話をしましたが、
もう少し詳しく言うと、紅茶には神経を沈静、つまりリラックスさせる働きがあるということです。
そして、心を養う、元気にさせるということですね。
元気にさせる働きや、喉の渇きを止めたり、利尿作用があります。
利尿作用があるということは、言葉を変えると、むくみをとる働きがあるということです。
さて、私の紅茶歴は、関西地方の芦屋市にある紅茶専門店、
ムジカティのホリエ・トシキ先生から紅茶の個人レッスンを受けたり、
愛知県の尾張朝日市にある紅茶専門店、
ティーズ・リン・アンのホッタ先生からグループレッスンを受けるなどして、
紅茶の楽しみ方を学びました。
他にフィールドワークとして、紅茶の国、スリランカにも行ったことがあります。
昨年末に紅茶の本、ムジカティに教わる紅茶の楽しみ方という本が出版されましたので、
今回はこの本を参考にしながらお話をいたします。
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まず、茶葉本来の香りや味を楽しむ紅茶の基本の入れ方です。
一般的にストレートティーと言い、茶葉を測って入れる方法です。
今回は2杯分の量でご紹介します。
一番目、湯を沸かし、ポットやカップを温める。
温まったら湯を捨てましょう。
使う水は酸素をたっぷり含んでいるので、
組み立ての水道水が適しています。
二番目、ポットに分量の茶葉を入れる。
オレンジペコで約8g、ブロークンオレンジペコで約6gを目安にします。
測るスプーンを決めておくと便利です。
オレンジペコという名前なんですけど、
これはオレンジの香りのする葉ではなく、
お茶の葉の部位の名前なんですね。
お茶の葉の一番上の新芽とそれにつながっている若葉。
これをオレンジペコと言います。
ブロークンオレンジペコとは、
オレンジペコの葉を砕いて小さな形状にしたものです。
よく見かける茶葉です。
三番目、お湯を約360ml沸騰させます。
お湯の状態が直径2、3cmほどの大きさの泡が出るまで沸騰させたら、
そのお湯を気をつけながらポットに注ぎます。
四番目、ポットの蓋をして茶葉の成分を抽出します。
オレンジペコで約5分、ブロークンオレンジペコで約3分を目安に。
小さい茶葉の方が早く出ます、抽出することができます。
この時にあれば、ポットを保温できるティーコジーという被せるものですね。
それがあると便利ですけれども、なければ厚手のタオルを被せると上手に蒸らすことができます。
五番目、蒸らし時間が終わったら、茶こしを使ってポットからカップに紅茶を注ぎます。
注いだ後もポットにティーコジーやタオルを被せておくと、
二杯目のお茶も温かく飲むことができます。
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二杯目はどうしても時間とともに濃くなりますので、濃いなと感じたら、
湯を足して好みの濃さにしても良いし、ミルクを加えてミルクティーにしても良いでしょう。
次にティーバッグの入れ方です。
ティーバッグは一人一袋を使います。
先ほどと同様、カップを温めておきます。
温まったら湯を捨て、ティーバッグを入れます。
これはティーバッグを先に入れるか、お湯を注いでからティーバッグを入れるか、どちらでも良いと思います。
ティーバッグを入れて、そして沸騰したての湯を注ぎます。
茶葉を蒸らすために、フタあるいはお皿をフタ代わりに使って保温しましょう。
時間はそれぞれのティーバッグによって違いますが、約3分から5分ぐらいです。
時間になったらフタを取り、ティーバッグを引き上げて、紅茶をいただきます。
以上、2種類のお茶の入れ方をお話ししてきましたが、
もし美味しく入れられないと感じたときは、茶葉の量を少し増量してみると良いと思います。
インドの茶葉では、アッサム、ニルギリ、ダージリンなど、スリランカの茶葉では、ウーバー、リンブラー、ヌアラエリア、キャンディ、ルフナなど、おすすめのお茶はたくさんあります。
紅茶上手になるには、実際に紅茶を入れて自然に身につけていくのが一番の近道だと思います。
何回も入れて飲んでいくうちに、茶葉や湯の量、蒸らし時間などのコツがつかめ、自分好みの美味しい紅茶を入れることができるようになると思います。
今日は、紅茶の基本の入れ方について収録しました。
実施もなく、この短い時間でどこまでお伝えできたか分かりませんが、皆様のお役に立てれば嬉しいです。
最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
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