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こんにちは、74才薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
今日は私の住んでいる地域は、やや蒸し暑くて、一日中半袖で過ごしました。
皆様の地域では、いかがでしたでしょうか。
久しぶり10月に入って、初めての放送になります。よろしくお願いいたします。
私はですね、10月の上旬に、友人たちと台湾に行ってきました。
今日はその時のお話です。台湾というのは、私にとって2回目の旅行先になります。
前回は2020年の2月でしたので、コロナが、コロナで落ち着かない時っていうんですかね、
ちょっと旅行から帰っても、なんか外国に行ったということを言い渋るような雰囲気がありましたので、
今回はですね、伸び伸びと行くことができました。
はい、それで、私が台湾で気がついたことなんですけれども、日本と違うなと思ったところですね。
いろいろ歩いていて、カフェなどに入ったりすると、お部屋が出てくるんですけれども、
そのお部屋の中に氷が入ってないんですね。キンキンに冷えた状態でもないんですよ。
日本ですとね、氷が入ってるとか、しっかり冷えてるとか、あるいはウォーターサーバーがカウンターの方に置いてあって、
自分でそういったところから水を取るというようなスタイルになっていると思うんですけど、
そのね、お部屋の状態がですね、ちょっと日本と違うなっていうことを思いました。
台湾でね、台南の方でカフェを開いている台湾人の友人がいるんですね。
今回は台北と台南に行ったんです。その友人にちょっと聞いたんですね。
そしたら、うちの店だけでなくて、氷を入れないところが多いよって、入れる必要もないしね、なんて言ってました。
もちろんね、アイスコーヒーなどを頼めば、そこには氷が入っているんですけれどもね。
台湾の人はどんなところで、別にそのお部屋で体を冷やすというわけではないんですけれども、
台湾の方たちっていうのはね、結構緑豆というものを利用してるんだなっていうことが、今回の旅行で分かりました。
皆さんは緑豆ってご存知でしょうか。緑の豆って書くんですけれども、小豆の一種で、もやしや春雨の原料になっているものなんですね。
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日本ではね、小豆がおいしいものですから、あまり馴染みがないものなんですけれども、台湾ではね、すごくポピュラーな食材のようでした。
台湾の伝統菓子とかね、かき氷のトッピングとかね、それからおぜんざい、日本のおぜんざいが小豆の代わりに緑豆が使われているとか、
それから緑豆のスムージーみたいなものもありましたよね。
私がいただいたものの中で、豆の花って書いて緑豆っていうのがあるんですよ。緑豆ではない、豆ファですね。失礼しました。豆ファっていうものがあるんですね。豆の花って書くんです。
これは豆乳ですね。豆乳に凝固剤を入れて固めたお豆腐みたいなものなんですけれども、そこにかけるソースがピーナッツであったり、小豆であったり、緑豆のソースがあったりするわけです。
ちょうどこのスタイフの写真に私がその豆ファの写真を入れましたので、ちょっと見てください。上に載っているのが緑豆のソースになります。
それからですね、私は台湾の旅行、台南でですね、足つぼマッサージ屋さんに行ったんですね。そこはね、24時間オープンなんですよ。
友人から紹介されていたんですけれども、60分しっかりやっていただいて、日本円ですると4,000円ぐらいでしたね。ちょっとお得な感じでした。
それでね、足つぼマッサージ、足だけではなくて、頭もほぐしていただいたり、首や肩もしっかりほぐして、それから足湯みたいなものに入ってね、いろいろなかんぽ薬が入ったような足湯に入って、
その後ね、足首、足だけでなく、すねのあたりまで、もうしっかりとですね、マッサージをしていただきました。その後ね、その後にお疲れ様っていう感じでしょうか、よもぎ茶とね、もう一つ、緑豆のね、おぜんざいのような、薄味でしたけれども、おぜんざいのようなものが出てきたんですね。
そこのお店はね。あとクッキーも出てきたかな、ごまの入ったクッキーもありました。まあそのようにね、あの、結構見かけるんですね。今私は、党派に緑豆のソースがある、そして足つぼマッサージ屋さんでいただいた緑豆の薄味のおぜんざい。
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そしてヨイチにも行ったんですね。シーリンヨイチという台湾で最も有名な、台北で最も有名なヨイチなんですけれども、そこではね、あの緑豆のスムージーみたいなものもありましたね。
あの、やっぱり豆ですので、ちょっと小豆のような香りがして、とても美味しかったんです。はい。で、緑豆っていうのは、非常にね、この栄養成分ね、タンパク質を多く含んでいます。
あとカルシウムとか、リンとか、鉄分とか、ビタミンとか、まあミネラルも豊富に持ってます。で、薬膳的に見ると、薬膳ではですね、その緑豆、緑豆というのは、五成の中の寒というものに入るんですね。
五成をちょっとご説明申し上げますと、体を温めるか、冷ますか、どちらでもないかという性質なんですけどね、食材の。で、最も温めるものは熱、ちょっと温めるものは温、そしてどちらでもないものは平。
で、ちょっと体を冷ますというか、冷たくするものは涼、涼しいという字を書きます。そして最もね、体の熱を取るものは寒、寒いという字を書くわけですね。で、この緑豆というのは寒に属するものなんです。だから体を冷やす効果があって、まあ解熱効果があるんですね。
台湾って非常に熱い国ですよね。だからそういったね、国ではこの解熱効果のある緑豆ね、これがですね、非常にうまく利用されてるなということを私は感じました。
はい、そしてね、その同じ豆で、先ほどあの大豆から作った豆腐のことを申し上げましたけれども、豆乳をですね、塩辛くして食べるという、塩辛くて塩味で食べる、鮮豆醤というものもありましたね。
これはね、2日目の朝、台北ですね。台北、台南に出かける前に台北でいただいたスープなんですけれども、えっとね、名前が、お待ちくださいね、台北のね、お店の名前ね、風範豆醤という名前の月曜日休みのお店なんですね。
ここのお店なんですけど、なんとね、朝もう5時半から行列ができてるんですよ。だから台湾の方は、旅行者の方も多くいると思いますけれども、朝早くからここの鮮豆醤を食べるために行列を作るんですね。
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で、私たちも朝7時にホテルから出て、まあホテルから比較的近いところだったものですから、ホテルから、電車で1駅だったんですね。電車に乗ってそこに行って、なんと1時間行列並んでですね、それでその鮮豆醤とか、それから油パンみたいなものね。
ユーティアオって言うんですけど、それをですね、ユーチャオかな、ヨーチャオですね、それを、それも買ってつけて食べました。あとですね、台湾のおにぎりとかね、それから、ちなみにね、普通の豆乳も買いましたけれども、それはハチミツが入ってるようで甘くて、非常にね、すっきりして美味しかったです。
で、台湾でね、こんなに流行っていて、じゃあ日本で流行るかっていうと、皆さんどう思いますか?やっぱりね、日本って大豆から作る味噌の文化がありますよね。
だから、たまにその豆乳スープ、鮮豆醤もいいかもわかりませんけど、なかなかね、日本では根付くのは難しいかもわかりません。
小籠包のね、なんていうとこでしたかね、有名なところがありますよね。日本に上陸しているところがね、ちょっと名前忘れましたけれども、小籠包のお店は根付くかもわかりませんけど、鮮豆醤のお店はちょっと難しいかもわかりません。
で、緑豆もね、日本には美味しい小豆というものがあるから、根付くのは難しいかもわかりませんけれども、でもね、夏の暑い時にはね、この緑豆を柔らかく煮て、ちょっとお砂糖を入れてですね、緑豆を前菜にして食べるのはいいんじゃないかと思います。
今から日本は冬に向かいます、寒さに向かいますから、ちょっと今からはお勧めできませんけれども、来年の夏あたりはぜひお勧めしたいと思います。
今日は台湾旅行に行って、緑豆のいろんなお料理に出会ったよというお話をさせていただきました。最後までお聞きいただきありがとうございました。