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こんにちは、73才 薬膳&料理研究家の木下 賀律子です。
今日は、「ドクダミ化粧水を作っています。」の音声を収録していきます。
昨年に続き、2年目の化粧水作りです。
ドクダミって、皆さんの家の付近でも、わさわさ茂っていませんか?
私はこの化粧水、私がこの化粧水を作るきっかけとなったのは、
80代の知人の女性が、しみひとつなく美肌なので、その秘訣をお聞きしたところ、これだ。
つまり、手作りのドクダミ化粧水を使っている、ということを知ったからです。
ドクダミは、真冬以外はよく目にしますが、
使うのは、今から梅雨時にかけて、花のサッコロのものを使うと、
エキスが出やすく、良いものができる、ということです。
作り方は、簡単です。
材料は、ドクダミ、ホワイトリカー35度、煮沸消毒した瓶、以上です。
作り方は、1、ドクダミを根っこごと抜き取ります。根っこが切れても大丈夫です。
2番目、ゴミなどを除き、水道水できれいに洗います。
3番目、2を束にまとめて、紐で縛り、乾燥させる、3日ぐらいですね、乾燥させて。
4番目、裸毛を取り、煮沸消毒した瓶にぎゅーっと詰め込みます。
上からホワイトリカーをひたひたぐらいに注ぎ、瓶の蓋をして、冷暗所に入れて保管します。
5番目、半年ほどで琥珀色の液体になるので、それをこして使用します。
完成です。
4番目で、葉を取った後の茎や根っこ、それをカリカリになるまで乾燥させて、お茶として使用するのも良いと思います。
ドクダミ茶の完成です。
今、作り方1、2、3を軽く言いましたが、作る量にもよりますが、出慣れていないと結構手間がかかります。
私はスマホでいろんな方のスタイフを聞きながら、これら一連の作業をしています。
手と目はドクダミに、耳はスタイフにです。
おかげで、いろいろな方の音声配信を楽しませていただきました。
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さて、ドクダミの何が私たちの体に良いのでしょうか。
注意学から見てみると、生味は辛味感、つまり辛味があるということと、少し食すると寒くなるということです。
効能は、清熱下毒、利水通倫となっています。
火照った体を冷ましてくれる、晴れたところを冷やしてくれる。
利水通倫というのは、お焼酎の出を良くしますから、むくみを取るということです。
ここで一冊の本を紹介したいと思います。
マキ・サチコさんという古典医学研究家が書かれた、自然に威力ありの本です。
ここから、ドクダミについて書かれているところを一部抜粋してご紹介していきます。
ちょっとお待ちください。
ドクダミ、今年も原爆の日が巡ってくる。
この季節になると私は、広島で被爆した人の体験談を聞いたことを思い出す。
恐怖の閃光を浴びた後、その人はドクダミを煎じて、毎日1升以上、1.8リットル以上飲み続けた。
それが効いたのかどうか、その人は原爆の後1升にも打ち勝ってきたという。
ドクダミは、各地に野生する多年草で、一果一種の植物である。
道端であろうと、日陰のわずかな空き地であろうと、かまわず群生する強い生命力。
それがそのまま薬効になるのであろうか、昔から民間薬として利用されてきた。
例えば、虫刺されや、おできに薬を揉んで張ったり、畜濃症の場合は鼻孔、鼻の穴ですね。
鼻孔にそれを入れたまま寝る。鼻炎には歯のしぼり汁を注ぐ。
また、初期あたりで人事不正、つまり気を失う、人事不正になった場合の気付け薬としても利用された。
市販されている毒ダミ茶は、旺盛に繁茂する夏から秋にかけて全草を採取し、きれいに洗って、風通しの良いところで陰干しにする。
完全に乾燥したら、適宜に刻んでビニール袋などに密封して保存すると、1年中使うことができるので、手軽な家庭の常備薬としておすすめしたい。
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白くて可憐な十字の花と、ハート型の葉は、乾燥用にしたいほどだが、匂いゆえ、切り花にも、蜂植えにもされない。
その特有の匂い、臭気の正体は、あるでひど類である。
毒ダミという名前も気の毒な漢字だが、その名前を付けたのは江戸の人々で、地獄蕎麦、毒草、死人花、毒鍋と呼んだ。
現代中国の薬名は魚精草、これは魚、生臭い草と書きます。これも周期にちなんだ名称である。
毒ダミは日本独自の民間薬と勘違いしている人もあるが、古代中国でも薬用にされていた。
産地は日本では本州から沖縄までだが、東南アジアやヒマラヤ、中国でも西北、下北、下中、長江以南の各地に産する。
現代中国では喘息に含まれている気発油の中に抗菌作用や下毒作用のほか、離尿や止血、組織の再生作用があることが明らかにされている。
そして、その治療対象は乳腺炎、中耳炎、腸炎、可能性炎症、尿道感染、離室、これは海洋性大腸炎のことです。
慢性疾患支援、百日咳、肝防、可能性関節炎、湿疹、痒みなど多様である。
薬効がたくさんあるから、重薬、これは数字の10に薬と書いて重薬と読みます。
別名、魚性層の別名、毒ダミ、日本では毒ダミと言っていますが、中国では魚性層と言っている名前もあるし、重薬という名前もある。
薬効がたくさんあるから重薬という説もある。
ということで、以上です。
結局、毒ダミってきっと、あの強烈な臭い、そこに薬効があるのですね。
以前、染色をされていた知人が、毒ダミを多くいただいたので、アイスクリーム、毒ダミアイスを作ったら、結構美味しかったわよって言ってました。
私は聞いただけで少し寒くなってきました。
私がもし料理に使うとしたら、毒ダミの葉の天ぷらでしょうか。
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美味しくできたらまたここでご紹介します。
今日は、毒ダミ化粧水作っていますという音声でした。
最後までお聞きいただきありがとうございました。