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2023-03-26 06:48

#28 キャベツのお話と簡単クッキング①

春キャベツが美味しい季節になりました。
自然な甘みのあるキャベツは、胃腸の調子を整え、水の代謝も良くし気も補います。
#気虚
#気滞
#水毒
#五性
#五味
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こんにちは、72才 薬膳&料理研究家の木下 賀律子です。
今日は、春に使いたい食材、キャベツのお話と簡単クッキングをご紹介します。
前回収録した音声、春の食材にはキャベツは入っておりませんでしたが、
春キャベツのおいしい季節になりましたので、音声を収録していきます。
キャベツは、気経や気体、水毒の体質の方、
水毒というのは聞き慣れない言葉ですが、つまりむくみやすい、そういった体質の方に向いております。
体の熱を取り除いて、余分な水分を排出し、胃の働きを活発にします。
そして、胃もたれや胃痛、お腹の張りなどを改善します。
また、キャベツは皆さんご存知のように、ビタミンKやキャベジンと呼ばれるビタミンUが豊富で、
海洋を予防する効果もあります。
さらに、キャベツは食欲を増進する作用もあるため、
胃腸の働きの改善と合わせて、体全体の気、つまりエネルギーを高めることができます。
体力が巨弱な方や、何をしてもすぐ疲れてしまうという方には、おすすめの食材です。
働きをまとめると、胃もたれや胃腸の巨弱、胃甲斐用に効き目があります。
キャベツの誤性は、平に属し、誤味は甘、甘いに属します。
したがって、キャベツは生で食べても、トマトやきゅうりのように体を冷やすということはありません。
では、簡単クッキング、キャベツのスープをご紹介します。
キャベツのスープ、材料は4、5人分です。
ニンニク1かけ、ベーコン、できたらブロック状のもの、50グラム、
キャベツ4分の1個、セロリ2分の1本、人参4分の1本、
じゃがいも、中1個、コンソメの素、大さじ1、水1000ml、
サラダ油、大さじ1から2、
これはですね、皆さんがお使いになる野菜、キャベツの大きさとか、
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人参の太さ、セロリの長さ、そういったものによって、
それらが大きいものであれば、油は大さじ2くらい使った方がいいということです。
作り方に行きます。
1、ニンニクはみじん切り、ベーコンは1センチ角に切る。
もし薄いベーコンであれば、1センチ幅でいいでしょう。
2、キャベツは2センチくらいの敷石切り、2センチの四角に切るということですね。
3、セロリは筋を取り除き、薄い斜め切り。
4、人参は皮をむいて、薄いイチョウ切り。
5、じゃがいもは皮をむいておきます。
以上が野菜の説明です。
ベーコンがありますから、野菜というよりも具材の説明ですね。
はい、2番目。
鍋にサラダ油とニンニクを入れ、焦がさないように炒めていきます。
ここで油が熱いとすぐにニンニクが焦げてしまいますので、
冷たい油にニンニクを入れてスタートします。つまりコールドスタートですね。
ニンニクの香りが良い香りがしてきたら、ベーコンを入れてカリッとするまで炒めていきます。
3番。
2にベーコンがカリッとなったらですね、そこにキャベツ、セロリ、人参を入れ、その都度炒めていきます。
ここを丁寧にすることが野菜の旨味を引き出すポイントです。
4。
全体に油が行き渡ったら、コンソメの素と水1000mlを入れ、沸騰するまでは強火。
アクが出れば取り除きます。
あとは中・内・弱火でことこと火を入れていきます。
5番目。
具材が柔らかくなったら、鍋の上でジャガイモをすりおろして汁にとろみをつけます。
6番目。
ジャガイモに火が通ったら、最後に塩コショウで味の調整をし、あればパセリのみじん切りを振って完成です。
今回は色や香りを考えてセロリや人参を入れましたが、ちょっと大変、ちょっと面倒と思えば省略してもかまいません。
春は気温の寒暖差あるいは生活環境の変化から自立神経が乱れやすい季節です。
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そのため、自立神経によってコントロールされている胃腸の調子も乱れやすくなります。
キャベツは胃だけでなく、五臓の肝や腎を補う作用もありますので、ことこと煮込んだキャベツのスープ、ぜひご活用ください。
今日はキャベツのお話と簡単クッキングをご紹介しました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
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