1. 74才 薬膳&料理研究家
  2. #60 便秘のお話
2023-10-28 09:05

#60 便秘のお話

規則正しいお通じがあることは
健康のしるしです。しかし便秘に
悩む人はとても多く、今回はそれぞれの
タイプ別便秘についてシェアさせて頂きました。冷えて便秘になった方にとってバナナ🍌は、ますます身体を冷やし過ぎてしまいます💦
食物繊維、乳酸菌、潤い、リラックス、これらが便秘対策には大事です。

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どうぞ、よろしくお願いします。

#便秘
#熱タイプ
#冷えタイプ
#乾燥タイプ
#ストレスタイプ
#元気不足タイプ
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こんばんは、73才 薬膳&料理研究家の木下 賀律子です。
今日は、秋から冬にかけて、便秘症の人が大変多いという話を聞きましたので、そのことについて収録していきます。
夏の間は、水分を取る機会が自然と多いのに比べて、寒くなるとあまり水分を取らなくなるので、体内の水分が減り、便が固くなることも影響しているのではないでしょうか。
規則正しいお通じがあることは、健康の印です。
しかし、先ほども言ったように、便秘に悩む人はとても多く、便秘から肌荒れや、また気分が優れず、鬱症状になる人もいます。
どんなタイプがあるか、今から便秘のタイプを見ていきましょう。
5つあります。
まず、体が熱を帯びて、熱がこもってしまうために便秘になる人です。
喉が渇きやすく、すぐに冷たいものが食べたくなる人に多い便秘のタイプです。
体に熱がこもっているために、便が固くなり、出づらくなっています。
熱で体の水分が減り、腸でたくさんの水分が吸収されてしまうのです。
こういう方は、のぼせや肩こりなどの症状が見られることもあります。
体の中に炎症があったり、体の中が熱くなったために起こる便秘で、風邪で高熱を出すと便が出にくくなることがあります。
この熱を帯びてこもるタイプにあたります。
次のタイプは、お腹が冷えて体力が落ちているタイプです。
便の出始めは固く、あとは柔らかい便が出るのが特徴の便秘です。
細くて短い便が出ることもあります。
お腹の冷えが原因で腸の働きが悪くなり起こります。
お腹がしくしく痛むこともよくあるタイプです。
まずは、お腹を冷やさないように注意することが大切です。
そして、生姜やネギ、にんにくなどの体を温める食材をとって、お腹から冷えを取り除きましょう。
先ほどの体が熱を帯びてこもる人の場合には、何がいいかというとバナナです。
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南国のフルーツ、バナナは体の熱をとってくれますので、腸に潤いを与えてくれますから、
最初に言った体が熱を帯びているタイプにはバナナがいい。
そして、2番目のお腹が冷えて体力が落ちているタイプ。
このタイプにはお腹をとにかく温めること、回路を張ってもいいですので、お腹を温めることが大切になります。
そして3つ目、肌に潤いがない人は腸の中も乾いているという乾燥のタイプなんですね。
腸の中がカラカラに乾燥することで起こるタイプの便秘です。
便も乾燥し潤いがないために出にくく、コロコロした便になりがち。
腸が乾燥しているので肌にも潤いがなくなります。
手足がほてったり、めまいを起こすこともあります。
ですから、こまめに水分をとって腸を潤しましょう。
腸を潤すということはやはり脂肪分も少し大切になりますので、
ナッツ類など潤い効果の高い食材も食事に取り入れてみましょう。
次のタイプですね。
これはイライラしてストレスを抱えている人に多いタイプですね。
心と体が関係する便秘です。
ストレスから来る便秘、気の巡りが悪くなり、腸が便を押し出す前導運動の働きが弱まっています。
便がすっきり出ずに断便感があったり、便秘と下痢を繰り返したりするのが特徴で、
お腹が張ってガスも溜まりやすくなります。
ですからね、ストレスを解消するためにリラックス、リラックス、リラックスです。
その時間を作りましょう。適度に体を動かすことも大切です。
気の巡りを良くするために香りの良いお茶を飲んだり、香りのあるセロリとか、
これから出てくる春菊なども、そういうものを食材に取り入れることも大切だと思います。
そして最後の便秘のタイプはですね、体力がなくて便を押し出すことができない。
便というのは体力がないと出なくなります。
そこで病後や年齢的な衰え、また若い女性で腹筋の力がない方もこういう傾向にあります。
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疲労などで体力が押した人などの便秘は、元気の気、これが足りないと考えます。
だからご飯をしっかり食べるとか、さつまいもとかかぼちゃ、そういうもので気を補って元気をつけて便を出すといいと思います。
漢方薬でもありますけれども、私は今日はですね、食事の便からちょっとお伝えしました。
便が出ないと本当に苦しいので下剤ですね、西洋の薬、腸を刺激して動かすタイプ、こういうものをね、本当に苦しいと使いたくなると思いますけれども、
強制的に腸を動かすというのは、腸の壁が刺激されるために、いわば腸が苦しんで動くわけなので、
これが習慣になると腸も慣れてくるから、薬の量を増やさないと効かなくなり、使い方が本当に難しい。
薬で下剤をさせ、下痢をさせ、その後便秘が何日か続いて苦しみ、また薬で下痢をさせて便を出す、
なんてことを本当に繰り返していると、腸が大変痛んできますので、できるだけ下剤を飲む回数も少なくした方がいいと思います。
この便の状態というのは、便秘だけでなく、自分の便の状態を見て、ちょっと今日は腸の自律神経が乱れているなとか、あるいは疲れているなとかいうようなことが判断できるようになると、大変健康管理がしやすくなると思います。
今日は、秋から冬にかけて特に多いといわれる便秘について、いろいろなタイプの便秘についてお話をしてみました。
最後に一つお知らせがあります。
ただいま、11月から始まるオンライン薬膳講座の募集をしております。
心と体が楽になる一生ものの知恵、薬膳の扉を思い切って開けてみませんか。
オンライン冬の薬膳講座について詳しくはリンクを貼っておきますので、ご覧いただければ嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
09:05

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