00:05
こんにちは、73才 薬膳&料理研究家の木下賀律子です。
前回はいろいろなタイプの便秘のお話をしましたが、その中で3つ目の便秘、ストレスで気の巡りが滞ってしまったために起こる便秘には、セロリや春菊が良いですよ、というお話をしました。
皆さまは、セロリや春菊、どんな風に料理されているでしょうか?
セロリは、サラダやスープに、特にセロリが欠かせないサラダとして、ウォルドルフサラダがあります。
りんごとセロリ、ローストしたくるみを使い、マヨネーズ味で仕立てたサラダです。
春菊は、鍋や和え物に使うのが定番ですよね。
今回は、セロリ、春菊、こんな食べ方もありますよ、というご紹介をいたします。
特に、分量等はなく、作り方もとても簡単です。
まず、セロリ、洗って、ピーラーなどで軽く筋を取ります。
ピーラーがない場合は、包丁でさっと筋を引いてください。気をつけてくださいね。
葉はここでは使わず、クッキーのみを、幅2センチ、長さ5、6センチのスティック状に切ります。
これは、だいたいの目安です。
そして、それを色出しと開く向きのために、さっと茹でます。
塩は入れても入れなくても良いでしょう。
色が鮮やかになったら、ザルにあげます。
そして、味噌だれをつけていただきます。
このようにね、セロリにさっと火を通すと、とても食べやすくなります。
合わせ味噌の材料をちょっと申し上げます。
赤味噌60g、砂糖50g、酒大さじ2、これは目安です。
これより多く作っても良いし、少ないと焦げてしまうかもわかりません。
この赤味噌、砂糖、酒を鍋の中に入れて、泡立て器でよく溶きます。
そして溶けたら、火にかけて、丁寧に艶が出るまでですね、中火、木べら等を使って、
中火または弱火で艶が出るまで練り上げます。
途中焦げそうになったら、お酒を少し出してください。
ふつふつと沸騰し、艶が出てきたら完成です。
03:06
ここにですね、すりごまとか、または別に柚子の皮の千切り等を入れますと、
ごま味噌とか柚子味噌になります。
今日はセロリをご紹介しましたけど、同じように切ったね、茹でたこんにゃくを添えても良いですね。
これはこのまま単品としてでも良いし、メイン料理の添えにもなりますので、ご活用ください。
セロリのスティックサラダというかですね、ちょっとお味噌をつけて食べる方法でした。
生でね、こういうのをつけるというのはよく本に載ってますけども、さっと茹でることで驚くほど食べやすくなります。
次は春菊です。これも簡単です。春菊は洗ってさっと茹でます。
春菊の場合にはちょっと塩を入れた方が良いでしょう。そして茎が柔らかくなったらざるに取り、茎の部分がそれでも硬いので、
私は肉たたきでパンパン叩きますけれども、すりこぎかなければ瓶の底などで叩いて茎を柔らかくすると良いでしょう。
3センチくらいに切ります。それでもね、やっぱり茎は筋っぽくて食べにくいなという方は葉のみで大丈夫です。
食べやすい大きさ3センチくらいに切っておきますね。ここに今が旬のリンゴのイチョウ切りを合わせます。
そして春菊とかリンゴね、これに味付けはマヨネーズにちょっとお醤油を加えることで和風感が出ます。
軽く和えます。リンゴとセロリとそれを醤油味のマヨネーズで軽く和えます。そして器に盛って削りがつをパラパラと振りかけます。
これで出来上がりです。今日は簡単に作りやすい、できるセロリと春菊のお料理をご紹介しました。
ストレスで気が滞っている方におすすめのお料理です。最後に一つお知らせがあります。
ただいま来月11月から始まるオンライン薬膳講座の募集をしております。心と体が楽になる一生ものの知恵、薬膳の知恵と簡単クッキングのレシピをお伝えしております。
オンライン冬の薬膳講座については詳しくはリンクを貼っておきますのでご覧いただければ嬉しいです。
本日も最後までお聞きいただきありがとうございました。
