あれも美味い。
定番は美味いね。
定番はやっぱ美味しいな。
そうだね。
この赤紫色の小さい花をたくさん咲かせるのが特徴。
で、葉っぱは松葉。
小さい葉と書いて松葉。
3枚が一組になっている山室福葉というジャンル。
それにも名前があるんだ、ジャンルの。
なんかね、理科の教科書とかで
なんか習ってるのか習ってないのかみたいな言葉だよね。
確かに。
なんかどっかで出てきてるんだろうな。
やったかもね。
全然覚えてねえや。
確かにね、生物とかね、あらへんのね。
そうだよね。
なんとか樹林とかね、そういうの覚えてる。
なんか紅葉樹林とか。
で、日当たりが良く水はけの良い場所を好むんですけど
土壌の性質をそんなに選ばないために
広い地域で育つ。
割とどこでも比較的育てやすい。
で、花は9月から10月に咲く。
季節的には
ぴったり。
ぴったり。
見やすいし、秋だから花見もしやすいよね。
いや、しやすい。
てか、もうきのうきょうの気温が上みすぎる。
最高だよね。
最高です。
24℃ぐらい。
お花見、だから春のもんだけじゃない
1年間僕たちはやろうって決めて始めたけど
こんなに花見に適した時期が春以外にあったんだね。
いや、これ一番いい時期よ。
これがもう。
でも短いの開かないよね。
短いんだろうなって今年も思ってる。
来週とかにはサブムとかやってる。
来週ね、たぶんまた30℃ぐらいに戻ったりする。
急に。
バカだから、地球も。
地球根拠も考えもんですよな。
考えもんですね、もうね。
SDGsですよ、ほんとに。
SDGsアンチなんですけど。
アクションしていかなきゃいけない。
SDGsアンチなんですけど。
ちなみにね。
これはちょっとね。
せめて目の前の生物だけは大切にしていきましょう。
もちろん、やるだけじゃないですからね。
そしてこちらも万葉集の頃から親しまれてきた秋の花の代表。
これもなんだ。
日本人にとっては馴染みの深い植物です。
なんと万葉集で最も多く読まれた花がハギ。
そうだよね。
万葉集には160種類以上の植物が読まれている中で、
ハギはそのうちの141種の。
そんなに。
みんなハギじゃん、もうじゃあ。
160種類以上の植物が出てくる。
だからそれの数がたぶんもっといっぱいある。
歌の数としたらね。
なるほどね。
その中でも141種がだいぶ。
万葉集ってめちゃくちゃあれだね。
すごいよね。
あるんだね。
今これでタンカやってるのも、
花とか経由して万葉集につながって、
ずっと日本を辿ってる感じがして面白い。
面白いね。
そんだけあったらね、
うちらのが一個混ざっててもね、
誰も気づかないんじゃないか。
でもね、有名な人は全部覚えてたりするのかな。
それがなんですよ。
題名に入っている1種っていうのを加えたら142種にはなるんですけど、
ハギ、松山が。
面白いのが、
誰が読んだかが全然分かってない。
例えば梅に関する歌だったら、
119種あるうちの約4分の3の歌の作者が分かってる。
すごいじゃん。
なんだけど、それに比べたハギは、
141種のうちに4割ほどしか分かってない。
少な。
それはね、なぜかってとこなんですけど、
つまり梅とかそういったところは、
花は上流階級。
で、ハギは庶民に好まれてた花だったっていう。
これ面白いよね。
面白いね。
面白いけど嫌だね。
昔からあったんだ。
昔から。
神父の差みたいな。
それはね、歴史上いくらでも出てくる話だけど、
でもハギが育てやすいとかさ、
こうやって自分たちでも見れる場所にあるっていうのは、
やっぱりそういう親しまれてきたっていう人たちが、
我々に近いなんだろう。
守ってくれたじゃないけどね。
受け継いでくれたっていうか。
つながってる人たちなんだなっていう。
今はね、そういう梅も全然誰でもやってみれるしみたいなのがあったり、
いくらでもいろいろ共有されてる。
花にね、そういう差別じゃないけど、
差はないからね。
でもたまたまの環境として目の前に梅があるのは、
上流階級の人たちが多かったのかなみたいな。
なるほどね。
敷地内にあったんだからね。
庭園ってだけあって、
やっぱり庭っていうのに日本人にこだわってきてるからね。
庭にあるものに親しむみたいなのはあったんだろうな。
そうだよね。
例えば歌をいくつかしますと、
一つ目が、
和木も子に恋つつあらずは秋葉原の
咲きて散りぬる花にあらましを。
これ湯気の巫女っていう人の詩なんですけど、
意味はあなたに恋しないで、
あの秋葉原のようにただ咲いて散ってしまったほうがよかったのに、
生きていてもあなたは私の恋に答えてはくれないのだから。
プリテンダーですね。
違う世界線。
プリテンダーだ。
プリテンダーですねっていう感想が出てくるのもどうかと思うけど、
まあそうだね、その通りだよ確かに。
和木も子っていうのはお相手の名前なんですけど、
恋つつあらずはあなたに恋しないで、
秋葉原の咲きて散りぬる花にあらましをだから、
あのそうだね、そのようにただ咲いて散ってしまったほうがよかったなあどうせ。
流れてくるねイントロが。
ピュルル。
もうあの音が流れてくる。
やっぱ失恋は美しいね。
きっと来ますね。
来るなあ。
しかもなんか描写が浮かぶね。
ちゃんと。
身近に感じるよね。
感じるね。
なんか最近TikTokとかでさ、
昔の歴史上の写真をカラーにしてなんか身近に感じるみたいな。
なんかあんな感じのことを今自分たちもしてるような気がしてる。
この花を看破っていう目線でもう一回読んで、
ちょっと想像するっていうのは、
そうだね。
絵とかでさ、教科書には載ってたりするけどさ、
同じように生きてたんだなっていうのはね、感じるよね。
いやそう感じる。
そうね。
あの時にすごい感じたんだよね。
北川監督の首。
私時代劇、時代物あんま見ないから、
ちゃんとたぶん2時間がっつり見たのは、
もうあれが初めて。未熟ながらあれが初めてだったんだけど、
なんか命の儚さとか、
人と人との何?
約束っていうかその信頼と裏切り?
もうはかむすぎるよね、何もかもが。
紙一重じゃない?全部。
そうだね。
なんか偉い人はさ、町行って行って行って、
こうやって森の中歩いてたらさ、
いきなりさ忍者みたいなのが出てきてさ、
バーンって殺されたりもするし、
である何か過信とさ、
信頼があるんだけど裏では裏切りか、みたいなこともあるじゃん。
それって今いい時代に生きてんだよね、たぶん。
そういう人たちがこうやって。
全くないとは言えないけど、
命が簡単に奪われる時代じゃないというのは難しいけどね。
国によっては違ったりもするけど。
でもなんかその儚さっていうかさ、
表裏の密接さがあるからこそ、
こういう短歌、こういう歓声の磨かれるんだろうなっていうのは、
めっちゃ思ったなあ、なんか。
思いを馳せるみたいなところが、
やっぱりこの時代は短歌とかに、俳句とかに行っていくから、
現れやすい。
平和ぼけしすぎだよね、今だから。
そうだね。
さあ、他にも。
萩の花、咲きたるのえに日暮しの、
亡くなる苗に秋の風吹く。
こちら、やっぱり作者不明。
意味は、萩の花が咲いているのに、
野原にみたいなところに、
日暮しが泣いているとともに、
秋の風が吹いていますっていう、
シンプルな歌なんだけど、
描写だね。
この時代の何気ない秋の風景とか空気感、
そのまま残してくれているような歌で、
いいなあ。
いいよなあ。
自分たちの目の前にある光景と変わらない、
何ら変わらないというか。
そうだね。
日暮しも泣いてたんだね、ちゃんと。
そうだね。
秋の風が吹いていますっていうのが結構好きで、
別に違う言葉でもいいと思うけど、
あえて風を揺れることで、
伝わってくるものがある。
確かに。
4DXの匂いとかさ、風とかみたいに、
やっぱ五感ってさ、
多くくすぐられるほど、
やっぱり身近にというか、
リアルな体験になる。
この言葉を通して、
伝えてくれてる感じが。
いいね。
秋を感じるよりも、秋の風を感じるのほうがね、
伝わりやすさは全然違うからね、
そういうことかもしれないね。
秋の風気持ちいいなあっていうのは、
今も感じてるけど、
この時代の人も同じように感じてて。
そうだよね。
不思議だよね、そう思うと。