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2021-08-30 44:22

Ep.172 バレエダンサーに聞く芸術家としての生き方

今週のゲストはカルガリー在住のバレエダンサー・振付師の服部有吉さん。「日本人」でなく「地球人」として世界を舞台に、アーティストとして目指すものについてお伺いしました。

H/W School of Ballet

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00:11
周りが決めた道からはみ出して、自分だけの生き方をする人を応援するポッドキャスト、はみだし系ライフの歩きかた、Welcome to Episode 172。こんにちは、ピアレスゆかりです。
いつもはみだしを聞いてくださってありがとうございます。
8月も終わりに近づき、9月からの新学期の準備が近づいてきました。
アメリカの一部のエリアでは、すでに学校が始まっている過程もたくさんあるようですね。
私のエリアでは、公立学校の生徒は4年生以上はみんな学校内ではマスクをしないといけないというルールになり、夏休み前とほぼ同じ状況に戻りました。
またBC州では、いわゆるワクチンパスポート、実際にはパスポートという名称ではないんですが、ワクチンの証明書ですね。
が、コンサートなどのイベントはもちろん、レストランでの室内飲食の際にも提示が求められるようになります。
感染者数も再度増加してきていますし、この秋冬はまたつらく長いものになるという見方をする人も多いです。
いったいいつになったら以前のような自由な状況に戻れるのかなと正直うんざりしてしまいますが、メンタルヘルスに気をつけながら可能な範囲内で楽しく生活できたらなと思っています。
さて今週も秋子さんからエピソードの感想をいただきましたので紹介します。
車椅子バスケの方のインタビュー、とても面白かったです。
私も何も知らなかったので、選手それぞれの動く範囲を点数にする話や健常者もプレーできることを知り、パラスポーツがぐっと身近に感じるようになりました。
毎回全然違ったジャンルのゲストさん、でも常にとってもハミライらしい人選なところが魅力ですね。
秋子さんありがとうございます。エピソードの感想はいつでも歓迎していますのでぜひお送りください。
さて今週のゲストはカルガリー在住のバレーダンサー、振付師のハットリー雄吉さんです。
雄吉さんは東京都出身、おじいさまが作曲家のハットリー勝久さん、ご両親とも俳優という芸術家一家のご出身です。
2006年にアルバータバレーダンのプリンシパル、そして振付師として活動された後、現在はカルガリーにてHWスクールオブバレーというバレースクールを経営していらっしゃいます。
それでは早速雄吉さんとの会話を楽しみください。
今週のゲストはハットリー雄吉さんです。どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
そしたらですね、本当にいきなりなんですけど、最初に簡単に自己紹介をお願いします。
03:03
ハットリー雄吉、東京で1980年に生まれまして、うちの両親は役者をやっております。
うちの祖父がハットリー雄吉といって、ご存知の方多いと思いますけれども、日本のポップスを先導した作曲家で、バレーを6歳の頃から始めまして、14歳の時にドイツに移住、ハンブルグバレースクールに行ってバレーの勉強をそこで5年間やりまして、
1999年にハンブルグバレー団に研修生として入団しまして、2004年にソリストになりまして、2006年には退団して、アルバータのカルガリーに移ってアルバータバレー団に入団。
2016年にバレー団を辞めまして、カルガリーでHWスクールオフバレーを開校しました。
それが2016年ですか?
そうですね。
私は最初に
ユキさんとちょっと触れ合ったのは、何ヶ月前かな、半年ぐらい前かもしれないですけど、
NAJCっていう全カナダ日系人協会っていうとこがやった、オンラインのアーティストに関するイベントで、そこにいらっしゃって、日本人の方がいらっしゃるとか思って、
私は結構日系人の団体でボランティアしたりとか、いろいろ活動してるんですけど、なかなか日本人の移民の方でアーティストとかいう方にあんまり会う機会がないので、興味深いなと思って、
それでつながらせていただいたんですけれども、
14歳でドイツ、
一人で留学されたんですか?
はい、寮の方に。
どんな感じですか、13歳でドイツっていうのは。
そうですね、小学校でいじめがひどかったので、
日本を出るいい機会だったんですよね。
うちの両親ともども、あまり日本のシステムに沿って生きる2人ではなかったので、
思想として国に縛られたりとか、そういう考え方はなかったので、
でも後から考えれば、いじめも本当に自分のせいではあったんですけど、いじめられて当然っていうぐらい憎たらしい少年だったので、
でもその時はかなり思い詰めてたので、ドイツに行ったことで解放されたっていう部分もありましたね。
06:06
5年間でしたっけ、ドイツにいらっしゃったのは。
学校に在籍したのが5年で、そのままバレダンに7年いたので、トータルで12年。
じゃあもう結構すごい長い時間いらっしゃったんですね。
そうですね。
そこからカナダにのアルバータバレーダンですか。
はい。
それはこうなっているんですか、招待されて来てくださいみたいな感じで。
そうではないですね、やっぱり12年もいたので、ちょっと自分の居場所が決まりすぎてしまったというか、
心地よくなりすぎてしまったというのもあって、もう一回ゼロから始めてみたいと思ったので、
カンパニーを探して初めに受かったのがアルバータバレーダンですね。
私バレーは全く素人で全然わからないんですけれども、
カナダのバレーっていうのは世界的に見てレベル的にどうなんですか。
そうですね、90年代なんかは結構カレン・ケインとか、イブリン・ハートとかスーパースターがいて、
たぶん90年代ぐらいですよね、ヌレイフがやっぱりオペラ座からパリオペラ座からカナダナショナルトロントに移ったので、
それで一時期ものすごくレベルが高い時期はあったんですよね。
今またその後ちょっと落ちてまた盛り返してはいますけど、
バレーダンのレベル、最近は難しいですよね、インスタとかで人気なカンパニーがクオリティが高いかどうかって言ったら、
そうでもない時もあるし。
カナダでバレーって言うとロイヤルウェニペグバレーっていうのが結構有名だと思うんですけど、
カナダの中ではどこがいいとかそういうのは特にないんですか。
そうですね、今はやっぱりナショナルバレー一本じゃないですかね。
ナショナルバレーはどこにあるんですか。
トロントです。
トロント。
はい。
全然わからない世界ですけど。
世界レベルだとやっぱりそこ一本かな。
モントリオールにも一個あるんですけど、
今はちょっと平行線というか、ウェニペグもものすごくレベルが高かったんですけど、
今はかなりレベルが落ちてきてしまった感は否めないですね。
はい。
面白い。
私はビクトリアにある小さいパフォーミングアーツカレッジの理事を務めてるんですけど、
私はアーツ系は興味はあるけど、別に専門家ではない。
自分がパフォーミングアーツをやる人でも役者でもないんですけど、
興味があるからそういうのに関わってるんですけど、
やっぱり教育って面白いですよね。
09:01
どの学校で学ぶかっていうのは結構やっぱり大事で、
やっぱり生徒数とかも考えないといけないし、
どのぐらい留学生を入れるかとか、
そういうのを国全体で俯瞰してみるっていうのは、
私もなかなか面白い世界だなと思って、
私は理事レベルなんで経営とかも全然関わってないですけど、
最近はカナダへのバレー留学っていうのも多いですよね。
そうですね、僕の頃は稀でしたけど、
最近はもういろんなところに日本人の留学生が。
英語だけじゃなくてね。
そうですね、もうヨーロッパもちろん、
ロシアにもいるし。
私は一応、今はコロナで全然静かになっちゃいましたけど、
ちょっと留学エージェントみたいなこともやっていて、
ほとんどは英語を勉強する人がほとんどなんですけど、
やっぱりビクトリアにも2つあるのかな、
ちっちゃいバレーカンパニーがあって、
そこに日本人留学生で来てる人が何人かいらっしゃるんですけど、
世界でバレーをやってみたいっていう方にとっては、
カナダっていうのは留学先としてはどう思われます?
留学しやすいですよね。
英語ですし、日本から近いですし、
治安もいいし、
経済も悪くないし、
留学しやすいというのはあると思いますけれども、
カルチャーショックを受けるほどの、
なんていうんですか、生活の違いっていうのがちょっとないかなと。
確かに。
思うんですよね。
やっぱり留学、家を出て海外に出るっていうんだったら、
本当にイメージェントっていう感じで、
完全にどっぷり使ってほしいので、
やっぱりドイツでもそうだったんですけど、
結局やっぱり恋しいし寂しいし不安だから、
日本語が喋れる人ってやっぱり痛くなってしまうんですよね、皆さん。
僕なんかがお勧めするのは、やっぱりそれをなるべくしないで、
現地の方と現地の言葉で喋って、
どれだけ自分の視野を広げられるかっていうのを
念頭に置いて留学してもらえるとすごく嬉しいと思う。
そうですね。
今は伊木さんはカルガリーにいらっしゃるんですよね。
はい、そうです。
アルバータバレー団を出られて、
今は独立してご自身でバレースクールをやっていらっしゃる。
結局カルガリーに根を張られているということで、
その理由はどうしてですか。
やっぱり11年ほどアルバータバレー団で
12:04
お仕事させてもらったので、
ベースとしてちゃんと僕がアーティストとして地位を確立できているので、
振り付けのオファーもあるんですね。
オーケストラと仕事したりとか、
シアターカルガリーというミュージカルをやっている劇場なんですけれども、
そこで振り付けさせていただいたりとか。
そうですね。
やっぱりそういうちゃんと関係性が築けている場所なので、
他でまた一からというよりはビジネスを始めるにあたって、
関係というのは大事ですから、人との繋がりというのが。
それがあるので、ここで一発自営業をしてみようじゃないかと。
カルガリーは行ったことないんですけど、住みやすいですか。
そうですね。電車とかやっぱりそういう交通の便はそんなに良くないですけど、
やっぱりどうしても車の運転になってしまうので、
でも住みやすいと言えば住みやすいと思いますよ。
私は江戸門東の空港暮らししか行ったことないですけど。
カナダで日本人アーティストとしてやっていくことっていうのは大変ですか。
どうでしょうね。僕は日本離れたのは早かったので、
私日本人ですって言って活動したことがあんまりないんですよね。
もちろんこういう様子ですし、
背もあまり高くないので、ハンブルグなんかではやっぱり結構、
王子様とかそういうのではなくて、自分のこの外見を活かした役柄をずっとやってて、
でもそれも外見依存なので、あまり国とか文化とかパスポートとか、
そういったことで枷になっているなと思ったことはあまりなくて、
逆にいじめられて日本に出ているので、
ちょっとネガティブなイメージがあったんですよね、自分のルーツに対して。
それを20歳、21歳くらいの時に母のすすめに回って、ちょっと見直しまして、
能の勉強をしたりとか、狂言の勉強をしたりとかして、
そうか、やっぱり血が共鳴するってこういうことなんだな、みたいな。
脳でやっぱりすり足を1時間くらい1日目はさせられたんです。それだけ。
それでもやっている時に、そうなんですよね。
もう本当に、でもそれをやっている時に何かこう、感じるものがあったんですよね。
眠れる獅子が起きたかのような。
面白い。
じゃあアイデンティティとしては、今は結構日本人ですか?
僕は地球人です。
地球人。そこまで、じゃあ日本という国にはそこまでこだわりはない。
日本にもこだわりないですし、カナダにもこだわりないですし、
15:00
ドイツにもこだわりないですし。
どこでもできる。
そうですね。個人はやっぱり目的はない。
面白いですね。
そういうアイデンティティって、私だってもうカナダに住んで23年ぐらいになりますけど、
なんだかんだ言ってアイデンティティはまだ日本人で、
私はカナダ人になる準備はできていないというか、
私も永住犬だけなんで、
でもね、さっさとアメリカ人なりカナダ人なりになっちゃう人もいるじゃないですか。
そういうのって面白いなと思って。
そうですね。私はそのNAJCっていう団体で、
Japanese Canadian Artist Directoryっていうのがあって、
今そこで、私がちょっと仕事をしているので、
いろんなアーティストにリーチアウトして、
みんなやっぱりそういうのって登録して2年か3年経って忘れてるって人が結構いるんで、
アップデートしてくださいって言ったら、これすごい古いやつだからって言って結構、
そうやっていろんなアーティストと話をするのはすごい楽しいんですけど、
最初に結城さんとお会いした時のイベントは、
カナダの次世代のアーティストの話を聞くみたいなズームになったんですけど、
今度私は日本人アーティストでのああいう集まりをやりたいなと思って、
その時にぜひ結城さんにも来ていただきたいなと思うんですけど、
結構、日本人で頑張っている人もいるので、
そういう人を応援していきたいなと思ってます。
あと、来年はヴィクトリアで日系アーティストの集まるシンポジウムをやるので、
その時もぜひ来てください。
太っ腹で交通費も払うってみんな言ってるんで。
ヴィクトリアだったらみんな喜んでいきますよね。
そうですね。
気候もいいし、結城さんの名前も出たんですよ、
その時、この間ミーティングしてる時に。
結城さんが来てくれればいいと思うっていう。
私もカルガリーに共通のアーティストの友達とかいるから、
そういうのでもちょっと盛り上がったらいいなと思うんですけど。
今のバレー学スクールでは地元の人を教えてるんですか?
そうですね。
コロナ前には2名ほど日本から、
留学生を預かったこともありますけど、
ほとんどは地元の生徒ですね。
今コロナでどうなってるんですか?練習とかは。
もううちはもう、
ズームと普通のスタジオ営業と行ったり来たりですね。
ロックダウンになったらズームにすぐ行こうし、
開けたらスタジオに戻ってっていう感じです。
今カルガリーあたりは、
アルバって結構でも人数増えてないですか?
感染者数。
でもちょっと、
あんまり重きを置いていないというか。
18:04
大変そうだ。
もうちょっと続きそうですもんね。
そうですね。
コロナ。
本当に自分で自分を守るしかないなという感じはしてますけれども。
アルバータに住んでいて、
カルガリーの人たちとかの、
どういう感じですか?カルガリー人っていう、
すごいざっくりした言い方だけど。
そうですね。やっぱりルーバとも呼ぶので、
僕のこの周りの人たちはみんな結構ちゃんと、
ワクチン打ってマスクして気をつけようみたいな感じですし、
すごくオープンな考え方の人たちばっかりなので、
カルガリー、
そうですね。
カルガリーの大多数の民意を、
ちゃんと見れているかどうかっていうのは分からないですけれども。
カルガリーっていうのは、
オリンピックの時に町がピシッと整備されたから、
綺麗な町なんだっていうのは聞いたことがありますね。
すごい整っている。
そうですね。
だから、
車の運転が嫌いでなければ全然、
住みやすい場所だとは思います。
いいですね。
ちょっと1回聞きたいですね。
NAJCのAGMが毎年いろんなところであるんで、
確か、江戸門頓であるときが多分、
あれ、何で行かなかったんだろう。
多分キャンセルになったんですよね、その年。
で、結局行く機会がなかったんですけど、
ぜひ機会があったら行きたいなと思うんですけども。
そしたら、
ちょっと質問コーナーに移りたいと思うんですけれども、
はい。
これは毎回皆さんに聞いているんですけれども、
これまでで直面した最も大きな試練は何でしたか。
そしてそれをどうやって乗り越えましたか。
そうですね。
18のときですね、1999年。
卒業、バレー学校卒業するにあたってもやっぱり、
就職活動としてオーディションにいっぱい行くんですけども、
僕はやっぱり背が低いので全部落ちまして、
で、ちょっと、
来シーズンこれは踊るところがないぞと、
なってちょっと冷や汗だった時期があったんですけれども、
ハンブルグバレー団の芸術監督がですね、
僕のために研修生の枠を一個作ってくれて、
それでギリギリハンブルグに残れたっていうときがあったんですけれども、
やっぱりその就職活動のときの葛藤ですよね。
学校で一番上手いのに、
プロの世界では一番下にもなれないという現実ですよね。
やっぱりそれはかなりでしたし、
それと重なるようにやっぱりドイツ行く前後ですよね。
日本での自分の居場所の無さとかいじめの辛さとか、
21:05
そういうのが真っ黒して、
居場所がもうほぼないぞという崖っぷちの時に、
誰かに助けの手を差し伸べられて生き残ってきたという感じがあるので。
私みたいにバレーが全然分かっていない人からの質問なんですけれども、
基本、就職活動というのは劇団に属して、
劇団から、劇団って言っていい言い方していいのかな?
バレー団ですね。
バレー団に就職して、そこからみんなお給料をもらって、
そのシーズンの間、いろんな役で出演するという形なんですか?
そうですね。
ヨーロッパなんかですと、
劇場が街に必ず一つあるんですね。
その劇場でバレーダンサーなり、
役者さんなり、オペラ歌手なり、コーラスなりというのを、
劇場でちゃんと雇用していて、
そうすると、
その街なり、国なりのために、
ほとんど、
親子労働みたいな感じになる。
年金もちゃんと支払われるし、保険もちゃんと支払われるし、
そして社会的地位もかなり上のほうなんですね。
それはいいですね。
それは日本でも同じ感じですか?
日本とはちょっと違いますよね。
日本の伝統芸能をやっている方々でも、
それほどのサポートは多分国からは受けていないはずなので、
ヨーロッパってものすごく芸術に対しての皆さん、
思いが強いので、
パーセンテージの税金を使っていただいていると思います。
ちょっと自然に話がずれますけど、
アメリカ人の人が言っているポッドキャスト、
ちょうどこの前に聞いていたんですけど、
アメリカだと、
カナダって本当に周りにアーティストがすごく多いので、
みんなやっぱり女性金というのをもらっているじゃないですか、
グラントというので、
みんな書いて、みんなそれを申し込んで、
そしたらお金をもらえて、
そのお金でテレビ番組を作ったり、映画を作ったり、
お芝居を作ったりとかしているんですけど、
それってカナダだけじゃないと思いますけど、
やっぱりアメリカにはそういうシステムがないみたいなんですけど、
ヨーロッパはどうなんですかね、
カナダではグラントというのは当たり前にあると思うんですけど、
ヨーロッパでは、
フリーランスになると、それはあると思いますけれども、
バレー団とかに属している場合は、
本当に忙しいんですよね、
年間120公演ぐらいするので、
その中で自分で公演を作ろうという人は、
あまり出てこないので、
本当にヘッドヘッドになるので、
24:01
でもフリーランスの人はもちろんそうやって、
助成金を申請してやりますね。
そうじゃない人たちは、
シーズン単位、1年単位でどこかに所属しているという感じですかね。
夏に僕なんかは日本帰って、
プロデューサーを見つけて、
雇われて公演を振り付けたいとか、
イタリアとかスイスだとガラが多いので、
そういうお金持ちの方が出資して、
プロデューサーのアーティストがダンサーを集めて、
そういうフェスティバルですよね。
そういうのはあります。
面白い。
ありがとうございます。
今から10個質問しますので、
あまり考えずに答えてください。
1番、飽きずに何度も見れる映画は何ですか。
飽きずに何度も見れる映画は何ですか。
千と千尋の神隠し。
いいですね。
クラシック。
2番、座右の銘は何ですか。
座右の銘。
もしあれば。
座右の銘ですか。
日本語であまり考えたことは。
日本語じゃなくてもいいですよ。
英語でもいいですけど。
もっとみたいなものがあれば。
もっと。
難しいな。
アーティストとして、ダンサーとして、
これはとかいうのが。
本当は生きてるだけで丸儲けぐらいの、
生き甲斐でいきたいんですけれども、
何ですかね。
諸行無常かな。
諸行無常。
そうですね。
言ってはいますけど、そんな。
もちろん。
そこに到達するのは難しい。
わかります。
ありがとうございます。
3番、あなたの秘密の才能は何ですか。
秘密の才能。
マッサージです。
マッサージ。
やっぱりダンサーだから、
詳しいんですか。
そうですね。
ほぐすのが。
絶対ならないですけど、
マッサージ師になったら絶対成功すると思います。
すごい。
いいですね。
素晴らしい。
それの人に感謝される良い才能ですね。
ありがとうございます。
4番、何が怖いですか。
怖いものは何ですか。
怖いもの。
学ぶことを忘れることですかね。
いいですね。
確かに。
常に学びたいですね。
5番、最後に泣いたのは何時ですか。
最後に泣いた。
え。
もう先週くらいじゃないですか。
情けなくて泣きました。
何が情けなかったんですか。
やっぱり自分の心の狭さですよね。
もうイライラする度にやっぱり、
27:01
そのイライラはやっぱり、
他人を通して自分を見てるわけじゃないですか。
そのイライラに常に僕はもう、
あの絶望感に打ちしがれます。
うん。
でもそれもすごくこう、
芸術家らしいお答えという気がします。
やっぱり常に上を良くしようっていうのを見てるでしょ。
特に、でも本当にジレンマなんですよね。
客商売ですからどうしたって。
エンターテイメントってやっぱりドラマじゃないですか。
ドラマチックになるには、
諸行無常じゃいけないんですよね。
そうか、確かに。
やっぱり酸いも甘いも存在しなきゃいけないので、
だから人間としてはゼロを目指してるのに、
エンターテイメントはもうやっぱり、
プラス100とマイナス100を。
悲しい時は悲しくって嬉しい時は、
ずっと感情をガーッとやらないと、
出さないといけない。
そうなんですよね。
だから本当の意味のゼロと無限大っていう
ところの行き来なので、
もう泣くことしかしてないと思います。
面白い。
えー、そっか。
それはいいですね。
ありがとうございます。
6番、無人島に島流しにされました。
一人で行けって言われて、
1個だけ何か持って行っていいって言われたら、
何を持って行きますか。
ナイフですね。
ナイフですね。
ナイフがどうにかなるかな。
でもライターかなと思っちゃうんですけどね。
あー、そっか。どっちも大事です。
そうなんですよね。
ずっと振り付けして、
1日過ぎるんじゃないですか。
無人島とか行ったら。
そんな暇ないですよ。
生き延びなきゃいけないから。
そっかそっか。
まずは生きないと。
OK、じゃあ7番。
どんなことがあなたを脆くさせますか。
何があなたを脆くさせますか。
全て脆くなっている自分が常にいなきゃいけないし、
その脆くあるということを、
肯定して生きていかなきゃいけないですから、
常に脆いと思います。
常に脆いから、逆に強くなれるというか。
分かります。
でもやっぱりバレエってそうなんですよね。
芸術ってそういうものでしょ。
そういうところがあったら、
ごのビリティをやっぱりアクセプトして前に進みますから。
素晴らしい。いいですね。
常に何かを感じているというか。
そうですね。やっぱり、泣いたら泣きっ放し、
笑ったら笑いっ放し、それを抑えない。
全部ちゃんと感じて、
舞台の上で表現するときに、
最高、それを引き出しから持ってくるというか。
いいなぁ ありがとうございます
30:01
ok じゃあ8番自分の力で変えられることが 一つあるとしたら何を変えますか
おお
a そうだなぁ
地球温暖化止めるか 止めることができたらいいですけどね
そんなことはまあできないんで でもやっぱりこう
バランスの取れた体と精神のバランスが 取れればいいかなと思います
それが最高の目標ですかね
ございます ok じゃあ9番 今ハマっているものは何ですか
バレーにハマっている ずっとハマってる
違うんでバレーやってて まあ生まれた時は芝居ですよね
そっからちょっと1回ミュージカルに行って バレーハマってドイツ行けてでドイツ行ったら
コンテンポライダンスにちょっとハマって ずーっとなんかこうバレーコンテ
どっちもこうなんちゃってできたんです けど今最近やっとやっ
バレーだろっていうふうに慣れてきたん ですよね
なので今バレーにハマってます なんかそういう久々にコマもちろん
そのなんかこう芸術家の家庭に生まれになっ ていろんな世界でいろんなものを見て
来ていらしてそれでも やっぱり今バレーっていうそのバレーの
魅力って何ですか私みたいな素人に教えて ください
品の良さですかね もうバレーってやっぱり
あの 貴族階級が作った芸術なので
常に品良くなきゃいけないです 品が良い上品であるっていうことは
何なのかってことですよね やっぱりテーブルマナーもそうだし
やっぱりこう 感情あまり表に出しすぎないというのも
そうですし だからやはり何かこう人間を超越した
存在でいるという いろんな意味での超越ですねだから
エリザベス城なんかもそうですし天皇陛下 もちろんそうでいらっしゃいますし
だがその俗なものにこう流されないって 言うんですか
そういう強さそういう水 崇高さって
ちょっと時代と逆行しているとは思うんです けど
逆に今その時代が すべてこうなんて言うんですかね
すべてはクセットしてすべてを ね君はそのままで君はそれで
素晴らしいんですよっていう時にこそ その品の良さに大事なんじゃないかと
それはなんとなくわかりますだから今 本当
誰でもみんなスマホ持ってるから youtube とか tiktok とかでまあもちろん
まあそれをアートまで行かなくてもまあ 例えばギターで歌うたとかその子
アカペラで歌うとかもちろんそれもあの いいと思うんですけどそのアートが
アクセシブルになっているっていうのは 私もすごくいいと思うけどそれとなくその
反対にあるものとしてやっぱりこの上 なんていうのかなうんあのおっしゃりたい
33:04
ことがわかりますのバレーというのから そうスマホでもやっぱり品よくスマホを
使うって言うんですが歩きスマホなんて 本当に品悪いじゃない人がないですよね
原因ですよねで食べてる時もそうですね スマホ見ながらこれんがない
すべてのやっぱ食べる時はちゃんと綺麗に 食べて歩くときは歩いて
ね人と会話する時は会話してでスマホの 使い方もそうですよねコメントする時は
ちゃんと品よく変身する時も時と場所を わきまえてっていう
そのすごくオープンだからこそ 全人類品というものがちゃんとそこに
備われば スマホを制できないんですよねそうですね
そうありたいでそうあるにはやはりその そういう芸術を学んでいただく知って
いただくっていうのは必要だと思う いいですねありがとうございます
ok じゃあ最後の質問ですね10番今何に 感謝していますか
何に感謝そうですね本当に今まで生きて きた人すべてに感謝したいですよね
たに悪いことした人でもいいことした人 でも
全部やっぱり僕らはそれを学んそれから 学んでそれを内容して生きてきてるので
等しいけるものすべてに感謝でまあ 何て言うんですか
いい子ちゃんは答えはそうですけど まあ本気でまあいうならばやっぱり両親
と a 妻と息子娘ですかね
そうですねやっぱり家族ん 大事ですね
ありがとうございます今じゃあこれからのあの 気を見たいなのありますか
あの目標 うわぁ
そうですねやっぱり 誰学校を通じてその
品の良さというのを広めることですかね やっぱりやってるやってない関係ないと
思うんですよ まあ
生徒だって全員がバレーダンサーになれる わけではないし
で別にそんな 目指さないからと言って僕は
差別して教えないし 誰かバレーを通して
やっぱりバレーの歴史って結構制服の 歴史でもあるわけですよ
あーなるほどねヨーロッパ国々の政府 フランスがこの国を制服したらその民族
部を取り入れてバレーが発展したりとか 戦争でフランスにいられなくなったから
ロシアにいっぱい振付かが流れてロシア バレーがそういうだからなんかこう
みんなそういう水ね嫌なこともあったかも しれないけどそういうことを乗り越えて
みんな頑張ってきたんだよっていうのを 子供たちにやっぱり教えてると
ものすごくこう 目の色が変わるわけですよね
36:02
で人種差別のこととかにもつながっていくし じゃあバレーはこれからどうやっていったら
古典じゃなくて最先端のものとして生き残って いけるのかっていうのはそれはやっぱり
人類の 社会的な成功にもつながっていきますし
進歩にも シンクロしていくと思うんですよね
だからやっぱりそうやってバレーを通して 人間を考える社会を考えるのが目標ですね
いいですねすごい素晴らしいと思います本当に こういう方がカナダにいてくださって
ありがたい気がします ありがとうございました今週のゲストは
鳩雄吉さんでした ありがとうございました どうもありがとうございます
さて雄吉さんとの会話いかがでしたか
バルネラビリティの話で既に脆いから強く なれるとおっしゃった部分がとても印象に
残りました 先週はBC州の車椅子バスケのコーチの
原田真紀子さんにお越しいただきましたが 今週はカルガニーの雄吉さんということで
これからもカナダで活躍している日本人の方を フィーチャーしていきたいなと思っています
もし推薦などあればゲスト推薦フォームが ありますのでぜひお送りください
さてそれでは毎週恒例のクラハ情報です 日本時間水曜日の朝7時からやっている
ブレネーブラウンブッククラブでは daring greatly 本当の勇気は弱さを認めることを
読んでいますが今週は第3章を読んでいきます 北米時間では火曜日の午後になります
今週はマヤバーダマンさんとやっている 読み解く英語のお部屋はお休みします
そして毎週日本時間金曜日の朝7時そして 夜10時からはブレネーブラウンブッククラブ
のお部屋でトピックを決めて話していますが 今このポッドキャストを配信する時点ではちょっと予定がはっきりしないので
もしかしたらお休みするかもしれません 先週は信頼についてお話しました
もし今週お部屋をやると決まったら私のインスタグラムとツイッターで告知しますので ご都合が合えばぜひ遊びに来てください
さてそれでは今週のポジティブです 今週は私のニュースレターを読んでいただいた方は既にご存知かと思いますが
これは全然ポジティブではないんですけれども 今週は私は人生で初めて1週間に3回も不法を聞きました
うち一件はカップルが事故で亡くなったというもので 全部で4人の知り合いが亡くなったという知らせを受けまして
いろいろと人生の短さなどについて考えた週だったんですけれども その代わりにいろんなお友達とつながることができて
39:06
自分は本当に恵まれているなと再確認できたことが私の今週のポジティブです あと今週はですね私とうちの夫は過去の人生でも一緒だったということが再度判明してですね
これは私はインスタとフェイスブックでシェアした話なんですけれども ニュースレターに詳しく書きましたのでよかったら読んでみてください
そういうわけでいろいろ人生とか死とか運命とかいうものについていろいろ考えた 週でした
そして最後にブッククラブのお知らせです 現在日本時間の土曜日の正午からそして日曜日の朝10時から2つのブレネーブラウンブッククラブを
やっていますがどちらも今週で終わりです 9月から両方の会で新しい本を読んでいきますのでご都合の合う方はぜひお申し込みください
土曜日正午の会これは今年の春から続いているグループですが こちらのグループではブレネーブラウンのbrave in the wildernessという本を読んでいきます
他人の意見に振り回されないで自分軸で自分自身に属するというのはどういうことなのか ということを説いた本で私はブレネーブラウンの本の中で一番好きな本ですね
ただこの本は日本語訳が出ていませんので完全に英語オンリーでやっていくことになります 日本時間9月25日土曜日
北米の皆さんは24日金曜日から7週間に渡ってズームで1週間に1章ずつ読んでいきます またフェイスブックグループがありますのでそこでみんなで感想を交換しあったりしていきます
参加希望の方は詳細欄に申し込みフォームがありますのでそちらからお申し込みください そして日曜日午前10時からの会はこれまでは
dare to lead というリーダーシップの本を読んでいたのですが とりあえずここまででブレネーブラウンの本をすべて読み終えてしまいました
ブレネーブラウンの新刊はこの冬に出るそうなんですがとりあえずそれまでの間 ブレネーブラウンがme too ムーブメントの創始者
タラナバークと強調した you are your best thing というエッセイ集を読んでいきます エッセイを寄稿したのは全て黒人の方ばかりなので厳密にはこれはブレネーブラウンが書いた
本ではありませんが近年ね世界中特にアメリカで問題になっている人種差別問題 ブラックライムスマター運動などを考えると今ぜひ読むべき本だなと感じたのでこれを
みんなで読んでいきたいなと思っていますこちらは日本時間9月19日の日曜日 北米時間では18日の土曜日から10週間にわたって1週間に2つのストーリーを読んでその
ことについてみんなでディスカッションするような会になると思います こちらも興味のある方は申し込みフォームからどうぞ
42:07
それでは今週もお聞きいただきありがとうございました はみ出し系ライフの歩き方はプロデューサーホストのピアレスゆかりが未成都のコーストセーリッシュ領域である
カナダブリティッシュコロンビア州ビクトリアで制作しています はみらいへの感想ゆかりへのご質問ご相談
今週のポジティブ今週のブレイブなどはぜひインスタグラムゆかりピアレス もしくははみらいのインスタアカウントはみ出し系までお寄せください
番組へのメールははみ出し系 at gmail.com でお待ちしています 番組へのサポートはペイパルもしくは月ごとのサポートはペイトリオンで可能です
いつもサポートしてくださっているパトロンの皆さんありがとうございます 番組のスポンサーは随時受け付けておりますのでぜひお問い合わせください
はみらいショップの url はすずり.jp スラッシュはみ出し系です はみらいを気に入ってくださった方はぜひお聞きのポッドキャストアプリにて
はみらいのレビューを書いていただけると嬉しいです レビューを書いていただいた方にははみらいステッカーをお送りしますので住所を教えてください
さてここまで聞いてくださった方に今週の内緒話をお話します 今週の内緒話は以前どこかでお話したかと思うんですが私は日曜日が普段は
一番忙しいんですが今週はアサイメントがなくて 全く予定のない日曜日でこのポッドキャストを配信する以外何も予定がなくて急に暇になると
何やっていいのかわかんなくなりますね ブッククラブの準備をしたり読みかけの本は山のようにあるしで結局暇なんてものはないんです
が ちょっと時間に余裕のある日で今日ちょっと嬉しかったです
というわけで今週も黙らないような黙らない人でいてくださいね be brave be kind but don't be silent
your voice matters stay safe everyone and thank you for listening
bye
44:22

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