家庭菜園とパクチーの栽培
おはようございます。蜜のあじ子です。 最近、休日の朝は、家庭菜園の水やり。
水やりというか、 水耕栽培なので、
水かえ?からスタートです。 家庭菜園と言いながらも、
実が成るようなお野菜ではなく、 薬味となる葉っぱたち、
その中でも成長著しいのが、この香草。 今回のテーマは、
パクチー。 苦手な方も多いでしょうが、
私は結構好きです。 昨年は、バジルと青じそを、
水耕栽培で育てて、 とっても食卓が豊かになったような気がしたので、
今年は調子に乗って、パクチーも加えました。 育てていると、
パクチー結構かわいいぞ! 種まきは、確かゴールデンウィークの頃、
ちょっと大きめの丸い種を、 ハイドロボールに直植えしました。
ハイドロボールは、土ではなくて、 粘土の素焼きのような、つぶつぶ。
4,5日で芽が出始めたんですが、 1つの種からね、
2つ、ヒョロンと、芽が出ます。 これ、後から知ったんですが、
パクチーの種って、 1つの丸い種の中に、
2つ入ってるらしい。
普通は、それをゴリッと割って、 植えるらしいんですが、
それを知らなくて、丸いまま植えてました。 でもね、発芽率は結構良くって、
ヒョロヒョロっと、 2本ずつ、
ちゃんと芽が出てましたよ。 最初に出てくる双葉は、
シューっと、細長い葉っぱをしてます。 そこから出てくる本葉が、
あの、ギザギザギザっとした、 手のひらのような形をしています。
虫が来るのが嫌なので、 お部屋の窓際で育ててるんですが、
ほぼ南向きの我が家。 夏になるほど、
日が射さなくなります。 お家の構造としては、
夏、涼しくて、冬、暖かいんですが、
日が入るのが午前中ということもあって、
最初のうちは窓に向かって、 ヒョロヒョロっと細長い茎が出てきます。
まあ、お家で食べる程度なので、 質より量、
間引きをせずに、 わさわさ育ててます。
植木鉢代わりに使っている、 ポップコーンの空き容器から、
葉っぱが外側に広がってきたので、 昨日は2、3本間引きして、
カレーのご飯の上に、 彩りとして乗っけてみました。
パクチーの香り成分と歴史
一気にエスニック感マシマシです。 ところで、嫌われがちなこの香り。
成分的には、カプリルアルデヒドと呼ばれる、 アルデヒド類。
別名、オクタナールとも呼ばれるんですが、 このオクタナール、
ごくごく少量だと、 オレンジにも含まれているような、
甘い果実の香り、 なんですが、
量が増えると、 あの青い、独特な、
パクチー臭、そして、 人間の体臭の成分でもあるんです。
特に、ハッピー臭と呼ばれているらしく、 楽しい時には、
笑うだけで、このオクタナールが出てくるらしいです。 いや、なんか微妙ですよね、これってね。
まあ、体臭に含まれるのは、 ごくごく微量でしょうから、
ハッピー臭は、 きっと、オレンジのような甘い良い香り、
ってことにしておきましょう。 日本でも古くから栽培されていたらしく、
平安時代の辞書、和名称にも、 コニシという名前で、
掲載されているパクチー。 ヨーロッパでは、
英語名、コリアンダ、 種を食用としていて、
生の葉っぱを食べるのは、 主にアジア圏。
パクチーというのは、 タイ語なんですよ。
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そうそう、第132話「皇室の宝物」でお話しした、
正倉院に所蔵されている、 香木蘭奢待。
再現した香りが、 博物館で、
かげるそうです。 昨日、6月14日から、
大阪歴史博物館で始まった、 正倉院 THE SHOW。
この展覧会で、 公開されているそうです。
前売り券買いました。 秋には、東京上野の森美術館でも開催予定。
気になる方は、ぜひ行ってみて。 そのうち、レポートします。
