カルダモンの特徴
おはようございます。蜜のあじ子です。今年の冬は、本格的なマサラチャイを飲みたい。
そう思い、いくつかスパイスを買い足しました。
パウダー状ではなく、ホール、形がそのままのものです。
実だったり、種だったり、形も香りも個性的なスパイス。
その中から一つ、今回のテーマは、
カルダモン、スパイスの女王。
甘く爽やかな香りから、そう呼ばれるんですが、
案外知られていないのが、このカルダモン。
インド、もしくはインドネシアが原産、ショウガ科の植物です。
その名前は、ギリシャ語の
心臓、カルディアから来ていると言われて、確かに実の形はちょっと心臓っぽい。
2本目は、ショウズクと呼ばれます。
小さな豆の、なんて字だろうこれ。
ズクというのは、
生薬なんかによく使われています。
そうそう、スパイスのナツメグは、ニクズクと呼ばれたりしますよね。
では、カルダモンの香り。
初めて嗅いだ時は、爽やかなレモンのような感じがしました。
ちなみにカレー屋さんで嗅ぎました。
そう、カレーには必須のスパイスです。
暑い国だけか、と思いきや、
北欧で人気、スウェーデンやフィンランドでは、パンに使われています。
シナモンロールは日本で大流行しましたし、今でも私は大好きですが、
それよりポピュラーなのが、カルダモンロール。
これ、めちゃめちゃ美味しい。
一度、百貨店でやってる、北欧フェアで食べてみて、
その美味しさにびっくりして、売ってるところを探すんですが、なかなか見つからない。
やっと探し当てて、大阪中崎町にあるトリュフベーカリー、
先日行って購入してきました。
まあまあなお値段しますが、
パンというよりケーキだと思えば安いもんです。
それから、そうそう、万博で飲んだサウジコーヒー、
ごくごく浅炒りのコーヒーと、カルダモン、
コーヒーというより、さわやかなハーブティー、
そんな印象です。
振り返ると、今年、口にしたスパイスの中で、一番衝撃を受けたのがカルダモンです。
さわやかなその香り成分は、
ユーカリに含まれる1,8シネオール、
レモンぽい香りは、リモネンも含まれてるんですけど、
カルダモンの利用法
テンピニルアセテートのおかげかもしれません。
そう、なんとかアセテートとつく香り成分は、
日本名だと酢酸がつく香り成分、
そう呼ばれる通り、ちょっと酸っぱい感じの香りがするんですよね。
精油を初めて買った時は、レモングラスにもちょっと似た感じがして、
あれ、これ私が苦手なアルデヒドが入ってんのかなぁ、って思ってたんですけど、
いやいや、香辛料として使う時には、あの独特なアルデヒド感は感じない。
調べてみると、アルデヒドはほぼ入っていなかったです。
これまではパウダーを使うことが多かったんですけど、
まあ便利ですしね。
今回は丸ごと、ホールと呼ばれる状態ですけど、
1、2センチぐらいのさやを割ると、中が3つのお部屋に分かれていて、
さわやかな香りとともに、種がポロポロと出てきます。
まず最初に試したのは、カフェラテ。
ミルクにカルダモンを1つ割り入れて、レンジで40秒。
その上からエスプレッソマシンでコーヒーを注ぎます。
本場のサウジコーヒーとは違いますが、これが爽やかで本当にいい香り。
朝飲むのに最適です。
それもそのはず、
漢方薬としてもよく使われているカルダモン。
消化促進作用や抗炎症作用。
ショウガ科なので、もちろん体も温めてくれます。
そうそう、インドではデートの前に、このカルダモンをカリッと噛んでいくんだそうです。
口臭予防に最適。
さあ、そろそろカルダモン試してみたくなったと思います。
お手軽なパウダータイプから、ぜひ使ってみてください。
紅茶やコーヒー、それからココアにもおすすめです。
もちろんカレーを爽やかにするちょい足しスパイスや、意外とラーメンなんかにも合いそうな気がする。
この冬、大活躍しそうです。
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お相手は蜜のあじ子でした。
インフルエンザ流行ってるみたいです。
帰ってきたら、まず手を洗ってね。
