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おはようございます。ひとり旅食日和のHACHIです。
このチャンネルでは、ひとり旅が大好きな私が、現地で見つけた面白い景色や美味しい食べ物について、ゆるっと気ままにおしゃべりをしています。
今日はちょっと外が若干工事中みたいな感じでですね、少し音がザワザワ、うるさいかもしれないんですけれども、ご了承いただければと思います。
はい、今日は最近見た素敵な映画の話をしようと思います。
はい、ということで今日は、最近映画館へ行きまして、
パーフェクトデイズという作品を観に行きました。
こちらは役所工事さんが主演で、カンヌ映画祭でも主演男優賞を取っていたりと、かなり話題作で、
いまだに劇場公開は続いているようなロングランの作品となっています。
そして私はですね、この監督のビム・ベンダースがとっても大好きで、
特に彼の作品で有名なものが、ベルリン天使の歌と、あとパリテキサスという映画2本が有名ですね。
両方ともすっごく好きで、特にベルリン天使の歌は好きで何回も見ています。
80年代の映画なんですけど、本当に今見ても美しくてですね、大好きな作品です。
この映画が好きでベルリンへ行ったぐらいなので、結構私は本当に好きな監督なんですけれども、
今回このビム・ベンダースが東京舞台に、しかも渋谷区ですね、渋谷区の公衆トイレをモチーフにして、
映画を作るっていうのが結構前に、もう数年前に発表になった時にびっくりしまして、
東京で撮るんだっていうのと、題材が結構当時話題になっていたオシャレなトイレを題材にするということで、
その時点でいろんなクリエイター、日本の著名人、業界の著名人やクリエイターがきっと関わっているんだろうなと容易に想像できたので、
それ以来私はこの映画の情報っていうのは一切シャットダウンしてたんですね。
あんまり頭でっかちな状態で映画を見てしまうと面白くなくなるなと思ったので、
インベンダンスが映画を作るんだなぐらいの感じでいまして、ようやく劇場公開になり、
観音も撮って、なんとなく情報はいろんなニュースとかで出ていたものの、
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斜めに頭に入れないようにしてようやく見に行きました。
結果本当にびっくりするほど私は感動してしまいまして、
特に最後のエンドロールでは大泣きをしました。
泣きながら帰り際に劇場でパンフレットを買いまして、
店員さんも多分この人めっちゃ泣いてるって思ったと思います。
それぐらい真っ赤な顔で泣き晴らした感じで劇場を後にしました。
この映画では、ものすごいドラマチックなこととかは何にも起きないんですけれども、
日常の素晴らしさとか、生きることの素晴らしさっていうのを、
ものすごく静かに美しく描いています。
この監督が得意とする光とか影の表現がすごく駆使されていたり、
音楽も監督らしさがあって、結構オシャレサウンドみたいな感じにはなるんですけど、
昔のヒット曲とかを使っています。
全体を見て思ったのが、東京を舞台になっているんですけど、
すごく海外の作品のように、海外撮ったような感覚に陥る瞬間が何度かありまして、
やっぱり外国人の監督が撮影をすると、撮ると海外のような、海外映画みたいになるんだなっていうのがよく分かりましたね。
見たことのある景色だけれども、東京じゃないっていうのがずっとありました。
同じような感覚をですね、昔ソフィア・コッポラという監督が撮ったロストイントランスレーションという映画があるんですけれども、
それも私全く同じ感覚を持ちまして、東京が舞台なんですけれども、
まるで異国のような雰囲気でずっと物語とあと絵が進んでいくので、東京ではないような感じっていうのをずっと感じました。
このパーフェクトデイズでも同じようなことを感じたんですけれども、
そうですね、ストーリー自体は結構大きなことは起きないので、ちょっと退屈だなって感じる方もいるかもしれないんですけれども、
ただ一応毎日は新しい日々だっていうのをすごく伝えようとしているのかなっていう。
あとちょっといろいろと言えないネタバレになるので、あんまりそれ以上は言えないんですけれども、本当に美しかったなっていうのがあります。
で、あとキャストですね、全然私何も調べずに見ていたんですけども、かなり濃いメンツというかですね、
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面白いキャスティングだなっていうのがすごく感じましたね。
これもまああんまりネタバレになるから言わない方がいいと思うんですけど、
ぜひ、あ、意外なメンバーが出てるっていうのはありました。
あとそうですね、結構この作品で軸となるのがカセットテープが出てくるんですけど、
最初びっくりしたんですね。カセットテープが出てくるんだって。
たぶん今、若い人たちはあんまり馴染みのないものなんだろうと思いますけど、
車に乗るといつもカセットテープを入れて、音楽を聴きながら出勤するっていうシーンがあるんですけど、
そこから流れてくる曲が、えんかとかかな、昭和歌謡かえんかかなと思ったら全然違って、
まあいわゆるオシャレサウンドですね、昔の曲が結構流れて。
その曲がすごくこの映画の主軸となるような歌詞です。
本当に歌詞とぴったりのシチュエーションがたくさん出てくるので、
音楽も楽しみつつ、ストーリーも楽しめるんじゃないかなと思います。
で、まあ圧巻なのはやっぱり役所工事さんの演技で、ずっとこうニコニコニコニコしてるんですけれども、
もうやっぱり要所要所すごく大事なシーンでは、
これぞ日本が誇る俳優だっていう演技をしてくれてですね、
もうそこでは結構私心を持っていかれて号泣をしてしまいました。
で、そうですね、こういう素敵な映画だったんですけれども、
もともとちょっと私もエンタメ系の仕事をしていたっていうのもあって、
まあいろいろと気になることはありました。
やっぱり役所さんだからサントリーのボスとか拡敗ボール飲むんだなみたいな、
その契約上多分なんかあると思うんですけど。
まあでもちゃんと露骨にロゴを見せないようにしている工夫もあったので、
こうリアルな感じで、この小物を使ってたなっていう印象があったり。
あとそうですね、渋谷の公衆トイレのプロジェクトも、
もう早々たる有名な方が関わっているので、
まあいろんな関わりがあるんだろうなっていうのも、
なんとなくこう映画を見ながら思いました。
まあそういうちょっといろんなこう大人の事情みたいなものも、
わかる人にはわかるんですけれども、
まあそういうことが全く気にならないくらい最後はやっぱり感動してしまいまして。
はい、あの大泣きをしたという。
で、映画が終わった後の余韻が素晴らしくて、
もうエンドロールの音楽が本当に美しくてですね。
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あのパーフェクトデイという有名な曲なんですけど、
そのアレンジが本当に素敵で、
もうずっと椅子から離れられないくらい感動してました。
そうですね、やっぱり映画館に行くことが前よりも結構減ってしまったので、
本当に久しぶりに行ったんですけど、
やっぱり映画館で見るとすごく集中して見ることができるのでいいなと思いました。
で、と同時に海外の監督が描く東京がすごく外国の感じがしたので、
また旅に行きたいなと思ってしまいましたね。
はい、で、ビム・ベンダースということもあって、
またドイツも行きたいなとか色々思いながら帰りました。
まあこんな感じでまたちょっとベルリンに行った時の話とか、
このビム・ベンダースの映画に出てきたスポットとかもわざわざ行ったりしたので、
その話はまた別の機会に話そうかなと思っています。
はい、また皆さんも何かお勧めの映画とかあればぜひ教えていただければと思います。
ありがとうございます。
はい、先ほどありがとうございますって終わろうとしましたが、
一応締めの話をできればと思っています。
ビム・ベンダースって今何歳なんだろうってググってみたところ78歳。
で、まあそうですね、結構まだまだ頑張れるのか、
まあもうちょっと頑張って作品撮ってほしいなと思ってますが、
まあそうですね、マーティン・スコセッシュとかも元気ですからね、
ちょっともうちょっと頑張ってほしいなと思ってます。
で、なんか色々こうwikipediaを見るとですね、
配偶者が今の奥さんが5人目っていうのはわかりまして、
なんかすごいなとちょっと色々、
全然その監督の人柄とかは全然何も知らなかったので、
なんか色々魅力的な人なんだろうなと思ったりですね。
はい、で、そうですね、もし機会があればパリ・テキサスとか
ベルリン天使の歌という作品が本当お勧めなので
見ていただければなと思うんですけれども、
あとちょっと忘れてたんですが、
ドキュメンタリーでブエナビスタソーシャルクラブっていう
ミュージシャンの人たちのドキュメンタリーも、
そういえばビム・ベンダースが作ってたので、
これもですね、本当に素晴らしい作品なので、
ぜひタイミングがあれば見ていただければなと思います。
これはキューバの日常を描いたキューバの音楽の話です。
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まあドキュメンタリーなんですけど。
もう本当老人の、いろんな老人のミュージシャンとか出てくるんですけど、
めちゃくちゃかっこよくてですね。
これで私もキューバの音楽を知ったっていうのがあるので、
もうぜひぜひ、もうそうですね、
チャンスがあれば見ていただきたいなと思ってます。
はい、今日はこんな感じで終わろうと思います。
最後まで聞いていただきました。ありがとうございます。