「あの時、先生の言葉が分からなかった」
精神疾患で一番つらかった頃。
診察室で先生に言われました。
「楽しいことを考えた方がいいですよ。」
でも、その時の自分は、
「そんなこと考えられるわけないだろ。」
そう本気で思っていました。
それから回復して気づいたことがあります。
先生は、「今すぐ楽しいことを考えましょう。」と言いたかったわけじゃなかったのかもしれません。
生活を整え、少しずつ余白が生まれた先で、自然と未来を想像できるようになっていました。
家族旅行。
ホテル浦島。
「あそこへ行きたい。」
そんな小さな願いが、回復を支えてくれていたのかもしれません。
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サマリー
精神疾患で最も辛かった時期、医師から「楽しいことを考えた方がいい」と言われた言葉の意味を理解できなかった語り手。しかし、回復後に振り返ると、家族旅行の計画など、小さな未来への願いが回復の支えとなっていたことに気づく。無理に前向きになるのではなく、生活を整え、少しずつ生まれた心の余白の中で自然と未来を想像できるようになることが大切だと語る。
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