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2019-09-03 12:06

エヴァ制作の会社がオープンソースのソフトを選んだ理由が面白い #314

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参考記事

「やっと3Dツールが紙とペンのような存在になる」エヴァ制作のカラーがBlenderへの移行を進める理由とは?(西田宗千佳) - Engadget 日本版

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こんにちは、goryugocastです。今日は、エヴァンゲリオンを作っているアニメ制作会社が、オープンソースの3Dソフトに乗り換えたんだけど、その理由っていうのがなんかすごい面白かったので、その話をします。
エヴァのアニメ制作の中で、3D CGソフトを使ってモデリングっていうか、形、エヴァの機械っていうか、ああいうのをデザインしたり、そこに色を乗せたり、テクスチャーをつけたりとかっていう、いわゆる3D CGソフトっていうのを使って制作をしている。
全部が全部ではないって書いてあったよね。その3Dも併用していて、これまではオートデスクの3DS MAXっていう、まあだいぶお高い、利用料がサブスクリプションで年間1人25万円だったっけ?っていうソフトを使ってたんだけど、これからオープンソースのBlenderっていう3Dアプリを使って開発を進めていこうと思います。
そんで、うちはBlenderっていうところにも資金を提供したりしようと思いますみたいなプレスリリースまで出してたんだよね。っていうので、なんかそっち系のところでは話題になったらしいんだけど、エンガジェットにあった西田宗近さんの記事っていうのがあるんだけど、そこに書いて、いろいろなんでそうしたのかっていう理由があって、一言で言うと、オープンソースを使った方が人材の確保が安定するから。
そのエヴァを制作している会社はもちろんあるんだけど、その社内の人員だけでは到底、まあ映画一本分のその制作っていうのが追いつかないから、外注というか下請けで、別の制作会社にもこのパートをお願いしますとかっていう発注をするわけで。
で、その発注をする時に何のソフトを使ってるかっていうのが問題になってくる。
そのオートデスクの3DS MAXっていうのが1人年間25万円。
その金額のみで言うんだったら払えるじゃんって俺最初は思ったりしたんだけど、常にそのオートデスク3DS MAXを使う仕事が安定してあるという保証はどこにもないわけで、別の3Dソフトを使ってくれっていうふうに言われたりもするから、
2、30人規模の会社が仮にそこに依頼しても常にそれが使えるかどうかわからない。人数分全然足りなくって、そういう意味でその3DS MAXを常に使える人間っていうのが非常に探しにくい。
例えばその他の製作会社、50人の社員がいたとしても、50名分のオートデスクのサブスクリプションの権利を持ってるかっていうと、持ってない場合もあるらしくて、50人いるうちの10個しかライセンスがない。
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だから、常時10人しかその作業が同時にはできない。で、さっきのエヴァの製作会社から、じゃあここのパートをやってくれって言われたときに、社員全体で言ったら50人いるんだけど、そのオートデスクのソフトを使える人数で言うと10人しかいない。
じゃあまたさらにもっと人を集めないとっていうので、いろんなその会社に数集めないといけなくなっちゃったりして、結構大変だからオープンソースのブレンダーっていう3DCGソフトを導入というか、それを使ってでも制作に携われるようにすれば、もっとその人を集めやすくなる。
もともとブレンダーっていうのが入門用として、3Dの世界の人たちではそういう認識があったようなソフトらしいんだけど、今はだいぶ良くなってきて、その中でも特に3Dで描いた絵を後から2Dにしたときにペンで直接描けるっていう、その機能がすごい便利で、アニメとかは最終的に2Dだから、それのおかげですごい実用度が上がったみたいなことも書いてあったりしたんだけど、
何よりもそのオープンソース使って、あんたんとこも是非使うといいよぐらいに進めてしまって、そうすることによって結果的に自分とこが楽になるっていうか、管理コストを下げるっていうことが重要になってくるんだなっていうのが面白いね。
なんかこれまでもそのオートディスクのソフトだけじゃなくて、ブレンダーでも作業ができるようにっていうので、そのカラーパレット、このアニメの中で使っている色をまとめたやつとかテクスチャーとか素材とかっていうそのスタイルっていうのかな、それをアセット化を2種類用意してた。
オートディスク用のやつと、マヤか、ブレンダーじゃなかったと思うよそれは。
用で何種類か用意して、どっちのソフトを使っててもできるように。
どっちでもできるようにオートディスク3DSだけだと足りないから、マヤっていうもう1個有名なやつにも対応できるように両方のアセットを用意して、どっちでもいいから作ってくれとか言うんだけど、その両方を用意するのはもちろん大変なので、結局どうにかならんかってことなんだよね。
で、今後はそのブレンダーに一本化したいっていう意味で、ブレンダーのその開発とかをやっている協会っていうかグループに資金を寄付っていうかして、で、さらに自分のところのその制作会社内では、まあ多分一気に切り替えるのは難しいから、まだできないって言ってたね、まだなかなか。
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だんだんとブレンダーに移行していくみたいな、そういう動きが面白いなっていうので。
まあね、そのエヴァンゲリオン作ってるような、その業界詳しくないんだけどきっと有名な大きいところがそういうのを先陣切ってやり始めたっていうのがすごいね。
というか最近その西田宗近さんが書いてる記事がすごい面白い率が高いんだよね。
そう、あの署名記事っていうか、春名はもともと誰が書いてるとか全然興味がなくって、普通に目に入った記事とか誰かがシェアしてたとか、キーワードで引っかかってきたとかでこう見たりする。
だから媒体もその書いている人も全く興味がなかった、意識してなかった。でもなんか話してるうちに、それ誰々の記事でしょうとか、見た見たとかいう話になって。
最近俺がその西田宗近さんの記事とかが好きで出てくるとよく言ってたんだよね。
この人のやつやっぱりいつも最近めっちゃ面白いよっていう話をしていて、で、そしたら春名がたまたま見つけたのもそうだったんだよね。
そう、で、そういう話をするようになって、誰が書いてるんだろうってこう見るようになって、そしたらここ最近ね、面白いなと思って見た記事が全部西田宗近さんで、あ、そうなんやみたいな。最近好きなんかなみたいな。
だいたいやっぱ傾向があってさ、そのガジェットのレビューとかKindleのレビューとかを見ると、大抵の場合山口雅博さんの記事に行き当たって、
で、あとね、最近その好きなそっち系のテック系のライターって山口さんと西田さんの主に2人でよく目にするんだけど、共通しているのが2人ともTwitterが面白い。
キャラは違うんだけど山口さんはなんかTwitterはどうでもいいことを大量につぶやきつつ、どうでもいいことも割と面白かったりしつつ、西田宗近さんのやつは基本的に全部真面目なのかな。
にしてもTwitter、よく見るようになったらTwitterのタイムラインもその2人のツイートがよく出てくるようになってきて、直近の西田さんのTwitterとかでもね、そのレジから人間味が失われて、セルフレジはもっと人間味がないみたいに言われてるんだけど、
忙しすぎるからレジに人間性が邪魔になったっていうことが正しい認識で、単純作業から人を解放して接客に使うべきだっていうような、そういうことを何回も言っているっていうツイートとかも結構たくさん反応があったりしていて、
あれかな、ウェブ記事を読む時にライターの名前を意識して読むと結構ウェブも面白くなると思いますよっていうお話なのかな。
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多分そっち方面で、例えばそのTwitterだったりとかをフォローすると、面白い記事が自分の中に目に入ってくる確率が高まるっていう。
そう、なんか面白くなるとやっぱよく見て、まあぶっちゃけ、この人は毎度残念だなっていうような感じの人とか趣味が合わない人とかもいたりはするんだけど、
それはそれで名前を覚えておくと無駄な時間を使うことも減らせるし、いいこともいっぱいだね。
昔はさ、RSSリーダーとかを使ってそのメディアごとにフォローというか、そのメディアに投稿される記事は全部入ってくるようにして、
気になるタイトルだけをピックして読んでたって感じだけど、もう今はもうそれしてないし。
メディアはね、もう情報量多すぎて無理だよ結構。で、そのできるライターほどいろんなところに書くからね。
だから今やってるのは、Googleのアラートで自分の好きなキーワードを入れておくこと。
俺はGoogleニュースでそのトピックとして好きなキーワードを入れることと、Googleアカウントにログインした状態でやっぱWebを見ているとGoogleニュース反映されるし、
つまんないなと思ったやつはこの記事は興味がないを繰り返すことで、まあだいぶ精度は上がったかな。
Googleニュースの問題点はセンセーショナルな、つい見たくなるやつを見ちゃうと、ついそっち系ばっかりになって、
煽り運転の記事ばっかり出るようになったりとかそういうこともあるので気をつけないといけないんだけど。
アラートはそういうことはないかな。
アラートは新しい分野とかキーワード登録していないものが一切出てこないからさ。
例えば俺の場合に新しいゲームが出たら知りたいとかね、そういう場合にすごい難しいんだよね。
そうだね、その場合新作のゲームタイトルとかがわかってないと難しいし、
そのゲームを作っているメーカーっていうとその数が多すぎる。
うん、俺もそこまで別に把握できないし、知らないメーカーから面白いものが出るはいくらでもあるしね。
ということで、まあやっぱね面白いライターの人はさ、今でも面白い記事をいっぱい書いてくれていて、
なんかやっぱできる人ほどやっぱ残ってるよなっていう印象もあるね。
で、最近ご当家では西田宗近さんブームで、西田宗近さんの書いた記事を割と2人ともが共通で見ている確率が高い。
そうだね、エヴァのやつなんて何にも関係なくて、俺は春名に教えてもらって読んだんだけど、
同じようなテーマのことを書いてても言ってることが面白いからやっぱすごいなって。
ライターの力ってこんなにあるんだなっていうのはなんか思った感じがするね。
ということで今日は、エヴァンゲリオンの会社がオープンソースの3Dソフトを使い始めたぞっていうタイトルの記事で、
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実際はこうやっぱライターが面白いといいよねっていうお話でした。
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