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2024-08-05 13:22

[第85回]【大阪大学×GODAI共同研究!】テニスレッスンは本当に健康につながるのか?|中田研さん(大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学教授)

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▼映像はこちら
https://youtu.be/S0TjP2I6-o0

■今回のゲストは、
「GODAIのテニスレッスンと健康」について、GODAIと共同研究を行った大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学の中田研教授をお招きしました。(全4回の1回目)

【ゲスト】
◉中田研(なかた・けん)
大阪大学大学院医学系研究科スポーツ医学教授。大阪大学 健康スポーツ科学教育研究環長、大阪大学医学部附属病院 国際医療センター長を兼任。整形外科医師、専門は関節外科、バイオメカニクスで、膝関節半月板治療の開発に取り組む。
https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/hss/

*本番組でお届けしている医療、健康などの情報については、専門家への取材や出演者本人の体験、見聞をもとにしておりますが、特定の企業、製品等を、具体的に推奨するものではありません。特に医療品や医療機関の選択に当たってはご自身でご判断いただくか、かかりつけ医にご相談されることをお勧めいたします。

【番組への感想はこちら】
https://forms.gle/QJQvRqLD8fM8RJfn9

【目次】
OP
中田先生のご紹介
大阪大学スポーツ医学教室について
スポーツ医学の進歩による効果
テニスと健康の研究に関わるきっかけ
ED

【出演者】
◉石崎勇太
1981年生まれ。中央大学法学部法律学科卒。
幼少期からテニスを始め、高校時代にはインターハイ、全日本ジュニアに出場。
大学時代には体育会硬式テニス部主将として1部リーグで活躍。全日本選手権、インカレ出場。
卒業後大手建設会社、広告代理店を経て、現在はGODAIグループが運営するGODAI白楽支店 支配人。
『すぽきゃすTV』の前身番組『すぽきゃす』の企画・立ち上げ、インタビュアーとしてGODAIのコーチ・スタッフや各界で活躍しているスポーツ・健康の専門家にインタビュー。
時にはスポーツアスリートのマネジメントやメンタルサポートを行い、テニススクールのコーチとして熱心な指導はお客様に高く評価されている。
プライベートでは二児のパパ。育児に奔走中!
https://godai.gr.jp/

◉早川洋平
新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、コシノジュンコ、髙田賢三など世界で活躍する著名人、経営者、スポーツ選手等ジャンルを超えて対談。13年からは海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を世界へ発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。
公共機関・企業・作家などのパーソナルメディアのプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を超える。『We are Netflix Podcast@Tokyo』『横浜美術館「ラジオ美術館」』『石田衣良「大人の放課後ラジオ」などプロデュース多数。
https://yoheihayakawa.substack.com/

【関連キーワード】
#テニス
#運動強度





サマリー

テニスレッスンは、大阪大学とGODAIの共同研究によって健康に良いことが証明されています。共同研究の結果は論文で発表され、中田教授によって説明されています。最近は、スキー選手の膝の怪我に対する手術やリハビリの進歩、そしてテニスと健康の関連性が話題となっています。

00:01
スピーカー 3
すぽきゃすTV
タメになる健康エンタメ
この番組は、スポーツを通じて
人々の健康生活の実現を目指す
GODAIの提供でお送りいたします。
スピーカー 1
YouTube版では、エクササイズ動画もお楽しみいただけます。
スピーカー 2
こんにちは、早川洋平です。石崎勇太です。
タメになる健康エンタメ、すぽきゃすTV
この番組は、YouTube、ポッドキャスト、各プラットフォームでお届けしています。
チャンネル登録、番組のフォローよろしくお願いします。
さあ、8月に入りましたが、
今月もゲストをお招きしているんですが、
スピーカー 3
今月は、GODAIが非常にお世話になった
大阪大学の中田教授です。
すぽきゃすTVの裏方をやっている堀江が
いろいろと一緒に中田先生とやらせていただきました。
テニスレッスンの健康効果の証明
スピーカー 3
GODAIのテニスのレッスンというのは、健康にどれだけ寄与しているのかという研究を
大阪大学とやりました。
大阪大学×GODAI共同研究
といった中で、非常に良い結果が出ました。
簡単に言うと、うちのレッスンは非常に健康に有益なことをやっている
非常にエビデンス高いものがあるんだということが
中田先生のおかげで論文で出ましたので。
スピーカー 2
それは楽しみですね。
なんとなく運動ってテニスもいいみたいなイメージがありますけど
それがきっちりエビデンスとして出たということですね。
スピーカー 3
そうなんです。
ですのでこれは、うちのレッスンだけがいいということではなくて
テニス自体が非常に健康に意味があるということが証明されたんです。
スピーカー 2
先月のゲスト、血糖おじさん、園田先生にも
石崎さん、さりげなくテニスどうですかって
スピーカー 3
聞いてみましたね。
スピーカー 2
いいとはおっしゃってたんですけど
そこをさらに後押しするエビデンスが出ているということで
今回はゲストに大阪大学大学院医学系研究科健康スポーツ科学講座
スポーツ医学教室教授の中田先生にご登場いただいています。
今週から4週にあたりお届けしますので
これから楽しみにご視聴いただけたらと思います。
それでは中田先生のインタビュー第1回です。
どうぞ。
ということで今回はゲストに
大阪大学医学系スポーツ医学教授の中田研先生に
お話を聞きたいと思います。
中田先生よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今日は大阪大学ということで
大阪の方からわざわざ来ていただいてありがとうございます。
ありがとうございます。
スピーカー 3
ここはみなとみらいですけど
スピーカー 2
都内というか関東に来ることも多いですか?
多いですよ。
スピーカー 1
例えば週2回3回往復することもありますし
スポーツ庁とか文科省とか
行政とのミーティングだったり研究会学会で
本当に横浜のこの近くはしょっちゅう来ることあるので。
スピーカー 2
今この肩書きをお伝えして
スポーツ庁というキーワードも出てきて
この方すごい方だけど
どんな方なんだろうということで
皆さん想像膨らんでいると思うんですけど
もうちょっと詳しくお話を伺うと
中田先生は大阪大学スポーツ医学教授ということで
どういったことを普段されている方でしょうか?
スピーカー 1
整形外科医なので関節の治療を担当する
整形外科で病院に勤めています。
先週も手術がありましたし。
もう一つは大学なので教育ということで
医学生を教えたり
健康スポーツということで、
1年生から4年生まで健康スポーツで
体育実技の講義だったり。
教育と3足のわらじで言うと研究ですね。
大谷選手は二刀流ですけど
私は三刀流になります。
研究はスポーツに関することで
今回GODAIさんとも一緒に共同研究をしました。
テニスについての研究も
もう一つの私の仕事は
大学と日本テニス協会で
維持員ということで
ずっと大会のメディカルサポートとか
ナショナルチームの選手のチームのサポートも
させてもらっている
ということもあります。
病院と大学の中とスポーツ現場です。
スピーカー 2
今の話を伺っただけで休日あるんですか?
スピーカー 1
土日はスポーツ現場に行くことが多いです。
そのスポーツの現場を見ると
夢と希望、勝つことの意義とか
そこはすごいモチベーションも上がるし
周りの研究者がいっぱいいるので。
そういう現場があって
スポーツで楽しいというところを
いかに安全にするか。できたら金メダルを取れるぐらいの
パフォーマンス高いところを目指せるか
というところをサポートできて、その
大学の中だけでないということが
結構みんなの研究のモチベーションにもなっているから。
それはそれでタイムマネジメントは
各自研究者でやらないといけないんですけどね。
スピーカー 2
先生がおっしゃったように
今回ゲストで来ていただくきっかけとなったのは
GODAIとの共同研究で、
テニスと健康について
後でどういう結果が出たのか
ということも少し教えていただきたいんですが。
その前に大阪大学スポーツ医学教室
スピーカー 1
もうちょっと詳しく聞くと
どういうことをされているんですか?
10年前に新しくスポーツ医学というのが
独立してできました。
スポーツでいうと例えばマラソンで
心臓が悪くなって心停止とかがありますよね。
ですので私の教室は
整形外科以外に循環器内科
心臓の専門家だったり、
怪我した選手の治療の運動療法
リハビリの専門家だったり、
あとはバイオメカニクスといって
関節がどう動くかとか
人体が切れるときってどんな力がかかっているのか、
手術で治したときに
ちゃんとそれがうまく動くように治っているのかという
バイオメカニクス。
生体力学とか生体工学といわれています。
そういう研究者と
元陸上部で、
テニスの健康効果と関連する研究
スピーカー 1
陸上のことを研究したいからといってやってくる
法学部出身とか経済学部出身の学生だったりもいます。
だから結構教室の中は
医学部の中では特異で、
いろんな人がいます。
中には選手のデータを扱う
データサイエンシティストとか
システムエンジニアみたいな
インターネットでクラウドで解析する
専門も人もいるので
すごく面白いですよ。
AIとかもいろいろ使って?
スポーツの映像っていっぱい撮ってますよね。
ああいうところから人の動きを解析するのは
もうAIを使って
人の動きから骨の動きを推定するっていうのもあり、
このあたりはAIを使っています。
日々いろんなところにアンテナ張って
どんな技術が自分の研究に使えるのかっていうのが
見るのがすごい楽しみでやっています。
スピーカー 2
今の話を伺っただけでも
いろいろ想像膨らむんですけど
今回の共同研究についてはもうちょっと後にお聞きしたいと思いますが、
石崎さんから伺ってみたいこととかありますか?
スピーカー 3
僕も一テニスファンとして
テニスをずっとやってきて
中田先生のそういった研究が進歩して
選手生命が長くなったりですとか
本当に今までだったら治らなかった怪我が治って
選手としてもう一回できるとか
いろんなことにつながっているんだなっていうところが
先生はじめ、みなさんのおかげなんだなと思いながら聞いてました。
スピーカー 2
先生がお医者さんであると同時に、この研究に関わられてきて
この四半世紀とか
もっというと、この10年とかで
今の選手生命も含めて
やっぱりかなり長くなってきているのでしょうか?
スピーカー 1
そう感じますね。
私は関西にいるので
プロ野球の選手なんかで
15年20年前だったら
30前半で引退しているぐらいが普通だったと思うんですよね。
それが今も30代半ばとかやったら
もうガンガン活躍していますし
40代ぐらいでもいますよね。
Jリーガーでもそうですよね。
選手寿命というか伸びてきて
それは選手自身が自己管理だとか
体をしっかり作ってっていうところと、
故障はつきものなので、
昔はもう体にメス入れたら
もうおしまいって言われる時代もあったんですけど。
今はもうサッカーも野球もそうですし
あとウィンタースポーツでは
スキー選手の手術とリハビリの進歩
スピーカー 1
スキーの選手の
本当に膝の靭帯がすごく多いんですよ。
以前はスキー連盟での維持になってたんですけど
世界のトップ選手のうちトップ10人が
みんなスキーで靭帯を切って
手術して復帰した人が
トップ10人とかいう時代がありましたからね。
そういう意味ではリハビリも含めて
治療で復帰していくというのは
スピーカー 2
随分進歩したと思いますね。
まさに先生が先頭で走っていらっしゃる
お一人だと思うんですけど、
先ほどのスポーツ医学教室
スポーツ医学というところとも関わると思うんですけど
そもそも今回のGODAIさんとの共同研究に至る
前段として
テニスと健康の研究
スピーカー 2
テニスと健康に関わられるようになったきっかけや
どんな研究をされてきたのか、というのは
スピーカー 1
どんな感じなんでしょうか?
いろんなスポーツありますよね。
例えばジョギングとか
親しみやすくて広い年代でできるスポーツ
例えば高齢者でゴルフも多いですよね。
私はテニス協会で仕事しているのもあって
私自身も学生時代テニスをしてたんですけども、
テニスをふっと見てみたら
ベテランの試合って60歳当たり前で、
今5歳ごとのカテゴリーで
63歳の選手が
先生これ2年かかってもいいから
膝治療して試合出たいと。
2年ってどうかなと思ったら
私65歳で次優勝したいんですということでした。
65歳以上の人のカテゴリーでは
一番若くて元気だから
その人がまた友達連れてきて
先生この人70歳の試合に次出たいって言ってますと。
85歳以上のカテゴリーまであるぐらいで
やっぱり日本人が世界一長寿って言われてますよね。
その中で試合もできるし
もちろんリクレーショナルなテニスやってる人たくさんいるので
これすごいなということと
もう一つはいくつか研究が出たんです。
2017年18年に
イギリスとかアメリカから
いろんな地方で
イギリスだったら例えば
ランニングだとか
サイクリングだとか
エアロビクスとか
スイミング。
ポピュラーなスポーツを6種類ぐらい調べたら
ラケットスポーツ
これはバドミントンとかスカッシュで
テニスも入っているのですが、
これが一番心臓欠陥とか
死亡リスクを減らす
健康にいいっていうデータ出ました。
これ8万人ぐらいの大規模な調査なんですけど
アメリカでも出て
やっぱり日本でそういうエビデンス出したいなと。
日本が出せば
世界のトップのデータ出ると思うんですよね。
日本が一番長生きするので。
なのでテニス協会で仕事してたっていうこともあるし
そういう研究に接したということで
若い人から高齢者までできるし
それが比較的ポピュラーで
幅広い人口の人ができるということに
魅力を感じましたね。
スピーカー 2
さあエンディングのお時間ですが
いきなり石崎さんに振りましょうか。
スピーカー 3
エンディング
スピーカー 2
なぜ僕がいきなり振るかというと
やっぱり僕は結構喋りすぎなんで。
石崎ファンからですね
社内外の石崎ファンから。
スピーカー 3
喋りすぎではなくてお仕事で
スピーカー 2
喋ってもらってますから。
もうちょい石崎推ししないとということで
勝手にいきなり振ってしまったんですけど。
スピーカー 3
僕、最近ずっと意識しているのが
その健康のテーマでいうと
睡眠あるあるなんですけど
皆さんにも聞きたいんですけど
寝ようと思ってちゃんと寝れてますかっていうことです。
早川さんは寝ようと思って
布団ベッドに入って
どれぐらいで眠れますか?
5分
スピーカー 2
即寝です。
令和ののび太って
言われてます。
スピーカー 3
わかんないけど
即寝ダメですか?
僕が即寝できる時って、これはいけないんですけど
やっぱりどこかで気絶してるんじゃないかなと。
スピーカー 2
それはちょっと大丈夫ですか?
スピーカー 3
っていうのは本を読んだ時に
皆さんこれ多分ご存知の人もいると思うんですけど
アルコール飲んで
それでそのまま気持ちよくなって
寝てるっていう人、
寝る前にアルコールっていうのあるじゃないですか。
あれは睡眠ではないっていうことが
どこかの本に書いてあって。
それが気絶だと
言った時に
ちょっと待ってよ
これは僕だけじゃなくて
世の中気絶してる人多いんじゃないかなと思って。
それはもう睡眠ではない。
スピーカー 2
しかも途中で
睡眠自体が浅くて
目が覚めたりとかもしたりする。
そういう意味では熟眠した感じはあるんですか?
スピーカー 3
してる感じはあるけど
やっぱりどこかで
ちゃんとできてないことってあるんじゃないかなと思ってます。
最近は睡眠を
スピーカー 2
測る
スピーカー 3
いろいろ
スピーカー 2
リングとかウォッチもあるし
スピーカー 3
そういうので
自分の睡眠を可視化して
調べてみた方がいいのかな
とか思っている
スピーカー 2
今日この頃なんです。
そうなんですね。
令和ののび太的には、
スピーカー 3
令和ののび太、半端ないですね。
スピーカー 2
寝れてる上に
先月の血糖おじさんじゃないですけど
血糖おじさんがスパイクしてると
夜中起きたり目が覚めたり
睡眠にも影響を及ぼすって言ってたので。
それも改善しつつ
また石崎さんにも
睡眠の話、機会があれば
伺いたいと思っています。
ということで
今週もご視聴いただいてありがとうございました
また来週お目にお目にかかりましょう。
スピーカー 3
それでは
スピーカー 2
この番組は
スピーカー 3
提供GODAIグループ
プロデュース
キクタスでお届けいたしました。
13:22

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