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2021-02-27 07:14

#289 分かるときには分かる

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「すべき」という考えにとらわれて苦しんでいる人をよく見かける。それに対し「すべき」ではなく「やりたい」で考えたらいいよと伝える人をよく見かける。その結果、相手が「やりたい」で考えるようになった例を、私はまだ見たことがない。人は、分かるときには分かるし、分からないときには分からないものだ。/うえみずゆうきが毎日書いているエッセイ【脳内議事録】もよかったらぜひご購読ください! 
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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、分かるときには分かる、という話をしたいと思っています。 世の中のですね、悩み事の大半って
あるべき、みたいなね、何々すべき、何々しなければならない、みたいな 嫉妬とかね、ハフトゥーとかね、そういう感覚に囚われている
ゆえに、どうしよう、ってなっていると。いわゆるその、べきっていう気持ちと、そうしたくない自分、本当はこうしたい自分と、
っていう葛藤の中で、悩みとか迷いっていうのは生まれるんだと思うんですけども、結構突き抜けて生きている人たち、
まあ好循環に入って生きている人たちっていうのは、そのべき、みたいな思考をなるべく持たずにですね、自分のやりたいっていうね、
WANT TOでね、物事を選んでいくと。で、したいって言って選んでいるから、 いくらでも調整効くと、したくなくなったらせずに、よりしたいことの方に行く、
みたいな感じで、いい循環に入ってですね、成果を出していく人たちっているんですけども、悩んでいる人が悩んでいる人に相談することってあんまなくて、
だから悩んでいる人って、悩んでいない人に相談しがちなんですよね。そうなると、悪循環に入っている人が好循環に入っている人に相談するみたいな構図になりやすいと。
で、そうすると、だいたい出てくる悩みっていうのは、こうすべきだと自分は思うんだけども、そうしたいと思えないのです、どうすればいいでしょうか、みたいな悩みがあって、
で、だいたい答える人は、すべきという思考ではなくて、やりたいっていうふうに考えたらいいよっていうふうに回答するんですね。
もちろん僕もそう思います。自分が思うようにやれば、それがすべきなので、べきとか、そんなものはこの世に一つもなくて、したいようにしたらいいじゃんって思うんだけども、
そういうふうに考えられないから、べきって考えているのであって、べきって考えなくていいよって言われても、べきって考えてしまう人が考えて悩んでいるんだから、
その人にべきって考えなくていいよって言っても、あんまり意味ないんじゃないかなっていうのが最近思うところですね。
何々すべきでしょうか、みたいな考えの人に、アンサーでね、すべきではなく、やりたいであったらいいと思いますよっていう答えを出して、
その結果、じゃあ相手が、あ、そっか、すべきではない、やりたいで考えればいいんだってなった試しをね、あんまり見たことがないんですよね。
結局人っていうのは、分かる時には自然に分かるし、分からない時には何やっても分からないんだろうなと思うんです。
分かる時には、ちょっと散歩に行ってる途中に、カッとひらめてね、分かってしまうことがあるくらいだし、
分かんない時は、どんな偉い人に何回言われても、どなられても、分からない。多分ね、分からない時には分かんないんですよね。
僕は、結構そういう考え方です。これは、決してね、分かる人には分かる、分からない人には分からない、みたいな、人論ではないんですよね。
どっちかというと、時ですね。同じ人でも、分かるようになったら分かるし、分かんない時は分かんないって感じで、時の話をしています。
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人そのものを諦めるんじゃなくて、今は分からない。今のこの人は分からないっていうことで、もし分かる時が来れば分かるという、そういう考え方なので、
思いっきりね、切り捨ててる風に見える、見られることはあるんですが、結構大きな目で見て、切り捨てていないっていうのもあります。
だから今話す価値がないなと思う人と僕は話さないんですけども、10年後もしかしたらその人と仲良くなっているかもしれないっていう気持ちは持っていたりするので、
一生この人とは関わらないとかって決めつけているわけではない。そこはね、結構重要なポイントかなと思います。
分かる時には分かるし、分からない時には分からない時なんだと僕は思っています。
なので、結構悩み相談とかを受けることがあって、どうすればいいでしょうかとか言われると、僕は僕が思っていることをあまり言わないですね。
相手が受け止める準備ができていると、僕から見て思えることしか伝えないようにしています。
やっぱり分かる時には分かるし、分からない時には分からないんだとすると、分からない時に正論を言っても、
僕自身時間の無駄になってしまいますし、下手すると相手はそれで嫌な気持ちになって傷ついたり、もしくは怒り出したりするってこともあるので、
相手の準備ができていることだけを伝えるようにですね、気をつけています。
伝えるっていう時に何を伝えるのか、どのように伝えるのかってことばかり考えてしまいがちなんだけども、
いつ伝えるかってことがとっても大事だなと思います。いつ伝えるかを間違えなければ、多少伝え方が下手でも伝わるんじゃないかなと思ったりもします。
それは明日言った方がいいか、来週言った方がいいか、昼言った方がいいか、夜言った方がいいかみたいな時間軸じゃなくて、
もしかすると30年後言った方がいいこともあるかもしれないし、70年後に言った方がいいこともあるかもしれないですよね。
それぐらいのタイムスパンで見て、いつ伝えるべきかってことを考えてみる。
今言わなくていいなとかってことが見えてくることもあるんじゃないかなというふうに思います。
そんなふうに考えていくとですね、相手がちょうど分かるタイミングで相手に会って伝えられるっていうふうには限らないですよね。
今分かんないだろうなって言って添えになって30年後に伝えるタイミングが来るかって言ったら分かりませんよね。
じゃあ諦めるしかないのか、それとも毎日毎日言いながらガミガミ言い続けるしかないのか、
そんなことはないと僕は思うんですね。 この時代ですからどっかに残しておけばいいっていうふうに僕は思っています。
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僕に限って言えばですね、毎日ノートにエッセイを書いて、このサイコパスのラジオで毎日喋っています。
これを誰かが必要な時に必要な言葉だけ拾って感化されればそれでいいんじゃないかなというふうに思っています。
もちろん僕が喋っていることとか、僕という人間が会う会わないってあると思うので別に僕の言葉じゃなくても良くて、こんな風に僕がやってるみたいなことを何万人何十万人何百万人っていう人がやってると思うので、
その何百万とかっていう選択肢の中から自分に合う人、自分に合う言葉、自分に合う価値観、自分に合う考え方みたいなのをね、
その時々によってですね、選んでいくっていうことがとっても自然なんじゃないかなというふうに思います。
人は分かる時には分かるし、分からない時には分からない。
その人を諦める必要はないけれども、その時っていうのは諦めた方がいいんじゃないかなと僕は思っています。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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