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  2. #379 強者と弱者
2021-05-31 09:46

#379 強者と弱者

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あなたは何の軸における強者でありたいのか。これは勝ち負けの話ではない。選択肢を多く持っておきたい軸は何か。一度ゆっくり考えてみる価値はあるのではないかと思う。/シソフレ(思想フレンド)募集中!【秘密結社S.A.B】の活動はこちら https://bit.ly/2P3pujF /うえみずゆうきの活動を応援していただける方は、ぜひnoteマガジン【脳内議事録】をご購読いただけると嬉しいです! https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。
サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、強者と弱者というお話をしたいと思っています。
世の中にはですね、何とか弱者っていう人たちがいると思うんですね。
そしてその何とか弱者の反対には、その何とか強者がいると思うんですね。
めちゃめちゃわかりやすい例でいくと、経済的な強者っていますよね、お金をたくさん持っている人。
その反対に経済的な弱者がいる、貧しい人たちがいると。
世の中は、この経済的な強者と弱者のことを、強者と弱者と言ったり、勝ち組負け組って言ったりしがちだなというもんですね。
確かに、お金があるとたくさん選択肢がある。
この市場で取引されているものに関しては、お金があることによって選択肢が増える。
お金がないことによって選択肢が少ないということが起こりますよね。
そういった意味でですね、経済的な強者、経済的な弱者っていうのがまかり通っているわけですけども、
それがまかり通るのはなぜかというと、経済システムとか社会のシステムっていうものが、ある意味その中に、その社会のシステムの檻の中に人々が押し込められているからだと思うんですね。
その中に押し込められているから、お金という基準で上位にいるか下位にいるかっていうことがある程度測れてしまう。
そのシステムの中での話ではという話ですね。
ただ、それは今言ったようにシステムの中の話なんですよね。
社会システムで語れる範囲の中では、確かにお金を持っている方がいろいろと得だよね。
お金を持っていないといろいろと損だよねっていうことがあるから、強者と弱者みたいな構図になりやすいですよね。
一方で、その強者と弱者の軸っていうのは、お金だけではないですよね。
僕の知人にですね、すごく資本主義社会、資本主義のゲームから見ると非合理なことをやっている人がいるんですけども、
その非合理なからにですね、とても思いを持ってブレずにやっている方がいまして、
それは何でなんだろうっていう話をその方としてたら、自分には美しいという、何か人間として美しいっていう基準があるんだと。
人間として美しい美を探求するという。
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だからある意味、さっき社会システムというピラミッドの上で強者と弱者がいるっていうことがあったんですけども、
その方からすると、美という観点で強者と弱者がいるんだと。
美に関する強者でありたいと自分は、自分の美を貫いて美しく生き、そして死にたいというふうに言ってるんですね。
だから生きることが目的になってるんじゃなくて、単純にね、ただ生き延びることが目的になってるんじゃなくて、
美しく生きるということにとても重きを置いているんだということですね。
だからそこには、もちろん社会のシステムの中で生きていきますから、お金が必要になったりもしますから、お金を無視しているわけではないんだと。
でも、お金を持っていることが強くて、お金を持っていないことが弱いという基準ではない。
美しいか美しくないかという基準なんだということを言ってました。
それ僕はね、すごく賛同しますね。
お金じゃない軸を持ち出した途端、じゃあお金はどうでもいいのかみたいなことを言い出す人ってすごい多いんですけども、
いやいや社会のこのね、まさにこれだけお金が力を持った社会のシステムの中にいる以上は、お金を無視は別にしませんよと。
ただ、自分が大事にしている一番の軸はお金ではないだという話であって、
そのお金軸で生きている人が多すぎて、ていうかその軸に偏りすぎている人がいて、
なかなかね、お金じゃない軸みたいなものが理解されづらいですね。
いわゆる社会システムではなくて、個人が思う世界観なので、なかなかやっぱり理解されづらいものがあるんだろうなと思いますね。
で、美を軸に生きているってことだったので、例えばそれでいくと美学みたいなものを持っている人、
そしてそれに対してどれだけ貫けているかっていう基準が貫けていれば強者だし、
そのものを持ってさえいないみたいな人たちというのは美学の弱者であるみたいな感じで、
その人からすると位置づけられるんだろうなと思います。
いくらお金を持っていようと、全く美意識みたいなものとか美学みたいなものが自分の中にないと、
それはね、生きることに対する美意識ですよ。
美しく着飾ろうみたいな話じゃなくて、自分がどう生きていくか、人間としてどうあるべきかみたいな自分の中の美ですよね。
そういうものがない人っていうのはお金をいくら持っていても、美の観点からいくと弱者だよねみたいな、
そういう話をしました。
そこが時に自分は、僕はどういう軸を大事にしているんだろうか、
どういう軸の強者であることを自分の中で前頭しているのかっていうことを考えた時に、
認識の解像度ですよね。
僕は結構認識の解像度を上げるっていうのを人生理念の中にぶら下げている、いくつかのトピックの一つとして、
認識の解像度を上げるっていうことを掲げているんですけども、
認識強者でありたいという意思表明でもあると思うんですよね、それは。
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なんで認識強者で、
あ、そうですね、強者とか弱者とかずっと言い続けているけれども、
何を持って強者としているのか、何を持って弱者としているのかっていうことを説明し忘れていました。
僕が言う強者弱者っていうのは選択肢の多さですね。
経済的なところにもう一回話を戻しますけども、
お金をたくさん持っていると、この社会システムの中で、お金が価値を占めている社会システムの中では選択肢が多いですよね。
お金を持っていない人っていうのは選択肢が少ないですよね。
選択肢の多い強者という意味で経済的な強者がいて、選択肢が少ないという意味で経済的な弱者がいると。
美にしても同じです。美学みたいなものを持っているからこそ、その美に照らし合わせた選択肢っていうのが導き出せるんだけども、
美学みたいなものを持っていない人、自分の中の美みたいなものが認識できていない人っていうのは、そもそも美と照らし合わせることはできないので選択肢さえ出てこないよね。
選択肢持ってないよねってことになると。
といった意味で僕はその強者と弱者を分けています。
僕は認識強者でありたいと。だからいろんなものごとを捉える認識がたくさんあるという強者でありたい。
そうすればですね、いろんなコミュニケーション、人生の選択、あらゆるものに変な負荷をかけずにというか、自然体で振る舞える、水のごとく振る舞えるというふうに思っているんですね。
逆に認識弱者という人たちは、認識が一つしかない、もしくは二つしかないとかで、かなり認識が少ないパターンですね。いわゆる思い込みですよね。
絶対こうであるべきだと思っている人たちというのが認識弱者ですね。結構自分の気持ちが動く領域というのはそうなりがちだと思います。
例えば子育てとか、仕事もすごくこだわっている人とか、その仕事専門分野においてとかということで、かなり自分の学説とは違う学説をすごく否定的に捉えてしまったりとか、子育ても自分とは違う子育てとか、
自分が考える子育てと違う子育てをしている人たちに対してすごく権を考えたりとか、というのは認識が少ないということだと僕は思うんですよね。
たくさんの認識を持てれば、自分はそれを大事にするけれども、その人はそういうやり方を大事にしているんだなぐらいに思えるので、ある種真の相対主義ではないけれども、認識強者になれば全ての選択が尊いというふうに言えるんじゃないか。
個人レベルで言われますよ。社会レベルではまた別の話になるので、また別の機会に話しますけれども、個人レベルの選択としては、その人が取った選択というか、その人がそう思うということは尊いですよね、というふうに思うんですね。
それはやっぱり認識をたくさん持つことができれば、いろんな認識を尊重することができるということにもつながると思っているので、ある種、世間一般でいう思いやりであるとか、相手の立場に立つとか、そういったところっていうのは認識のなせる技かなというふうに思いますよね。
別に僕は思いやりのある人間になりたいわけでもないんですけども、水のごとく振る舞いたいということで、認識強者でありたいなというふうに思っています。
強者と弱者、何かを軸にしたときの選択肢の多さ、少なさの強弱の話をしています。
ぜひ皆さん、自分が大事にしたい軸って何だろうと、お金なんとかかんとかっていろいろあっていいんだけども、やっぱり1本ね、この軸だけは絶対大事にしたいんだっていう、1本じゃなくてもいいよ、なるべく少ない軸ね。
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120本の軸で言い出すとがんじがらめになっちゃうので、1本2本、多くても3本ぐらいの軸で、そこの強者でありたい、選択肢を多く持っておきたいということは、
結構ね、明確に認識しておいた方がですね、生きていく上での選択みたいなものが、それこそ広がっていくんじゃないかなというふうに思います。
自分は何強者でありたいでしょうか。改めて考えてみてください。本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
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