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2024-07-30 10:47

039 「今じゃない」と思う

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人間関係はバランス/ヒエラルキーの話ではない/不釣り合いなら釣り合うところまで距離を取る/今じゃなかっただけ/


▼現象

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上水優輝のXは⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

00:06
皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、放映にレジャーシートを敷くなど、存在としての公演をコンセプトに様々な活動をしています。
現象のラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
ちょっと昨日の続きみたいな話になるのかなと思います。
昨日はですね、コミュニケーションがヤバい人とは向き合ってもそんなに、覚悟があれば別ですけれども、向き合ってもそんなにどうにかなる可能性が低いから、距離を取った方がいいですよと。
適切に距離が取れないんだったら、もう逃げるぐらいのつもりで、もう縁を切るというようなつもりで、やった方がいいですよという話をしました。
でもそれはなんだろうな、コミュニケーションがヤバい人というのを話を聞けない人、話を理解しない人、こちらの話を踏まえて話をしてくれない人ですね、発言を踏まえて発言をしない人、この3つの要素が全部ヤバい人というのがたまにいて、これはちょっと手に負えないぐらいヤバい人ですよって話をしました。
特に話を踏まえて、発言を踏まえて発言できない、しかも天然でというのが最も立ち悪くて、なぜならば、何か共有しなければならないときに、こちらの思いとか意見は共有されないけど、向こうの意見や思いは永遠と共有してくるという形で、
結果として相手の意見を受け入れるか、諦めて関係を終わりにするかという究極の二択を迫られるコミュニケーション。
こちらの意見というのを言っても言っても全く響かない、相手が聞かない、理解しない、発言を踏まえないということで、一つも伝わらない感覚、無力感に襲われるという地獄みたいなコミュニケーションを繰り広げられるので、多くの場合、コミュニケーションをするよりは距離を取る方で考えていくのがいいよという話をしました。
でも、やっぱり罪悪感があるという方がいるのかなと。相手はそうやって一生懸命、話を聞かないなりに、理解しないなりに、発言を踏まえないなりに、なりにというか、それでも一生懸命伝えようとしてきているみたいな状況のときに、目の前で一生懸命伝えようとしてきている人を相手に逃げるとか無視するっていうのはなかなか、僕みたいなずれてる人はさておき、一般的には心苦しいものがあるんだろうというふうに思うんですね。
03:06
そこでですね、ご提案したいのが今日の話ですね。今じゃないかもって思うっていうやつです。もう少しちゃんと説明しますね。人間関係の重要なことって、ちょっと抽象的ですけど、バランスだと思うんですよ。
コミュニケーションっていう意味でおいては、釣り合っているのかっていうのがとても重要。それは話す目的でも変わってくるけれども、その話をするにあたって釣り合っているのか、そのテーマの話をその目的でやるにあたって釣り合っているのかってことはとても重要だと。
それは決してヒエラルキーの話とかではなくて、本当に目的とか話す内容によるかなというふうに思います。それによってですね、目的とか話すテーマにおいて釣り合っている、釣り合うためには必ずしもその、何ていうのかな、先ほどヒエラルキーの話ではないと言いましたけれども、能力とか社会的地位とかだけじゃなくて
価値観であるとか、生活の置かれている状況とか、その日の体調だとか気分だとか、コミュニケーションしている環境、その場所とか、いろんな要素で成り立っているので、総合的に見てですね、今そのコミュニケーションが釣り合っているのかっていうことを考えなければいけないと。
その上で、その目的で、そのテーマを話すにあたって、その話の強度で適切なのか、またはその話をできる関係性なのかみたいなことを考えていかないといけないと思うんですよね。
釣り合ってないなって思ったら、多分何話しても無駄っていうか、偶然、偶然というか、すごい確率で対話が成立する。
スライドしていくような、前の話を踏まえずに言葉をラリーするみたいなのはちょっと別ですけども、何かを共有して合意を形成するとか、お互いの違いを受け止め合うとか、そういった理解ありきのコミュニケーションっていうのは、今言ったみたいな奇跡的なバランスっていうのが保たれて初めて成立するものだと思うんですよね。
だから、バランス悪いな、釣り合ってないなって思ったら、正直話してもあんまり良いことはないかなと思うんで、その時深掘りするのは諦めるっていうのは良いかなと思います。
06:01
ありがちなのは、もうこの人と話をしても無駄だみたいな感じで、この人みたいなものを評価してしまうというか、もうずっと無理みたいな評価の仕方をしてしまう。もう無理だったからずっと一生会いたくないみたいな感じで考えてしまいがちかなと思うんですよね。
そういうふうに考えるからこそ、最初の話に戻りますけど、この人コミュニケーションやばいなと思った時に、関係集結するとか距離を取るみたいなことをしてしまうと、もう一生終わりかもって思ってしまって、一生の決断を迫られる感じになって、そこも罪悪感とは別に、決断しなきゃいけない感じとかがハードルになってるのかなと思ったりするんですよね。
今じゃないだけって思えばいいかなって思います。
あ、今話してもこれきっとうまくいかないな、ちょっと今終わらせようとか、ちょっとしばらく距離取ろうとか、そういう感覚で1週間寝かせてみるとか、1ヶ月寝かせてみる、1年、3年、10年みたいな感じで時間を置いてみる、距離を置いてみることで、1年後会ってみたら意外となんか変化があってスムーズにいくこととかもあったりするし。
時間がかけてすることってのもあったりするんですよね。
だから、向き合って対話することがすごくいいことみたいに言われてますけども、話を聞く、話を理解する、その話を踏まえて意見する、これがお互いにできなかった場合、ほぼ対話する意味ないんですよね。
どんどん状況が悪くなっていく、すれ違って状況が悪くなっていくか、もしくは一方が全然踏まえない、そして一方が踏まえるみたいなことが起こり、連続するか去るかどっちかだみたいな究極の選択を責められる、誠に支配的な暴力的なコミュニケーションみたいなものが、彼と私も対話という名のもとにですね。
とても恐ろしいことだなと思うんで、昨日からの繰り返しになりますけども、コミュニケーションやばいと思ったら、話をこの人聞かないなとか、全然ちょっと理解してくれない人だなとか、全然自分の発言を踏まえて発言しない人だなということが分かったら、そういうものを共有しなくても成立するぐらいの距離を取るということをですね、意識してもらえたらいいんじゃないかなと思います。
それは別に永遠の別れではないし、その人の絶対的な評価ではなくて、今この瞬間の評価ということで、また時間を置いてですね、再評価すればもうちょっと距離を詰められるかもしれないし、それはですね、時間とともにまた環境とともにですね、変わっていくところかなというふうに思いますから、今じゃなかっただけだというふうに思ってですね、軽やかに距離を取っていただければいいかなと思います。
09:01
泥沼化してからではですね、もう遅いというか、もう周りも助けようがないですし、自分自身も抜け出そうと思ったときに、かなりの負荷がかかるみたいなことが起こると思いますので、泥沼化する前にちょっとこれやばいなというときにですね、よく考えて、この人、話を聞く人なのか、理解する人なのか、話を踏まえて発言してくれる人なのか、そしてお互いにそのコミュニケーションが釣り合っているのかということを考えてですね、
他者との距離感というのは適切に取っていくというのはとても大事なことかなというふうに思いますので、なんか対話することがいいことだって、対話すること自体は素晴らしいことだと思うけれども、それは対話が成立して初めて素晴らしいのであって、成立しない対話ほどちょっと恐ろしいものはないなと最近思っているのでですね、
そこのところね、しっかりと見極めるというところをやってもらったら、健やかな生活が送れるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。本日は以上です。
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