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2024-07-25 11:45

036 公然収録ごみらじお。

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実験的な取り組み/チャンスオペレーション/偶然から生まれるもの/公然収録/アートだと思ってやっております/舞台も、人の声も、環境音も/場とコンテンツの融合/ごみらじお。は等倍速で/


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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。
完全招待制の晩餐会を開催したり、公演にレジャーシートを敷くなど、存在としての公演をコンセプトに様々な活動をしています。
現象のラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
昨日に引き続きですね、今週から配信が開始される新しいポッドキャスト番組のご紹介をしていきたいと思います。
昨日のおさらいになりますけども、現在ですね、休止中のポッドキャストを含めると9番組やっていて、今週から新たに2つ番組が誕生すると。
合計11番組になるということで、ポッドキャストをね、ポッドキャスターと言っても過言ではないっていうね、ぐらいポッドキャストを配信しておりますが、
そのうちの1つの番組、メインメインという番組をですね、昨日ご紹介させていただきました。
今日はゴミラジオという番組ですね、ご紹介したいと思います。
ゴミラジオについてはですね、6月かなぐらいに1回軽くですね、ご紹介しているんですけれども、
改めてですね、収録も終えて少し具体的にというか、より番組の雰囲気がつかめてきたので改めてご説明したいなと思ってるんですけども、
ゴミ拾いをしながら録音するっていう、そういうやつですね。
だから、なんかポッドキャストをしようと思うと普通テーマがあって、そのテーマについて喋るとかいう感じになると思うんですけども、
テーマとかはないですね。日程を決めて、その日に公開収録。
第1回の中でですね、公開収録じゃなくて、公然収録なんじゃないですかみたいなツッコミが入ったんで、公然収録と言いますけども、
公然の場でですね、ゴミを拾いながらマイクでですね、録音していくと、それを配信するっていうね、やつです。
なので、無言でゴミ拾ってる場面とかもですね、収録されてて、っていうすごいナチュラルなコミュニケーションがここに収録されていくと。
じゃあ、無音なんですかっていうと、外でもちろん録ってますから、ゴミを拾う音とか、風の音、蝉の声、車の音とか、通りすがりの人の声とか、
今回第1回目いきなりね、ありましたけども、話しかけられるとかですね、そういうことがあって、
そういう偶然の中で生まれていく環境音も含めたポッドキャストであるという、かなりね、繰り返しますけども実験的な取り組みだなと思ってやってます。
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僕の中ではですね、これはね、アート活動だと思ってやってますね。
この番組はですね、もともと一人でやろうと思っていたんですけれども、浄水公園っていうですね、公園でレジャーシートを敷いてただいるっていう活動の中で、
そこで出会ったですね、Qさんっていう方がいて、そのQさんとですね、この活動、ゴミラジオのことをね、アイデアを話していたら、
Qさんはたまたま散歩が趣味で、手持ち不足だし何かしようと思ってて、ちょうどゴミ拾いしようと思ってトング買ったとこだったんですよって言ってたんで、
そんなことあるかよって思ったんですけども、そんなことがあったんで、じゃあ一緒に拾えませんかってことで、
このゴミラジオはQさんと一緒にやる番組になりますね。
なんで僕とQさんがゴミを拾いながら無言になったり喋ったりしてるというポッドキャストになります。
第1話が7月28日かな、日曜日ですね。
日曜日の夜6時半、夕方6時半に公開されます。
これもですね、毎週更新の予定でいるんですけども、どうしてもゴミ拾いがですね、雨とか降ると厳しいんで、
雨の時は中止と。中止になると、収録も中止になりますんで、その時は収録が飛んじゃうって感じで、
毎週日曜日配信なんだけども、ゴミ拾いが中止になった場合は、
普通に配信も飛んでしまうというような感じで、ある種定期配信と不定期配信の間という感じですかね。
収録できる限りにおいてですね、日曜日毎週配信していくという感じ。
取れ高がなければ日曜日配信されないという感じになります。
第1回目の収録の中でQさんが言ってたのが、すごいよく言語化してくださっているなと思ったんですけども、
減少の活動って、すごい偶然性の中で作られていく、まさに減少ですよねと。
Qさんから見るに、ジョン・ケージという音楽家、前衛的な音楽を作られていた方なんですが、
チャンスオペレーションという考え方にすごく近いよねと。
これは偶然を取り入れた音楽ということで、ジョン・ケージといえばですね、僕でも知っている、
ジョン・ケージさんについて詳しく知りませんけども、ジョン・ケージさんの中でも4分33秒という作品はすごく有名で、
4分33秒間全く演奏しないという作品なんですよね。無音というか、演奏しないっていう。
で、その演奏しない間、環境音みたいなね、咳払いするとか、誰かがね、咳払いするとか、ちょっと動いた音がするとか、
そういう環境音が演奏、音楽なんだとして届ける、すごく実験的な作品なんですけれども、
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要はそういうことをやってますよねと。公園にレジャーシートを敷いて、例えば誰も来ないのであれば、
誰も来なかったなりの形になるし、誰か1人来ればその1人来たなりの、5人来れば5人来たなりの形になるし、
そしてそれが誰が来るかとか、その時どういう天気なのか、どういう気候なのかとかにも左右されるし、
まあ気候だけじゃなくて、それがね、基本的には天神中央公園でやってますけども、
全然違うエリアでやるとどうなるのかとかいう、その時々の所要の条件で現れる現象としてその場があるみたいなことですよね。
なので浄水公園っていうのはまさにそれ自体が、浄水公園限らずですけども、晩餐会とかもそうかもしれませんね。
その時の住人だからこそできた偶然の中での料理みたいな感じで、かなりチャンスオペレーション的な考え方をしていると。
この人とこの人とこの人と話せばこうなるよねみたいな感じで、あらかじめ想定される結果じゃなくて、
何が起こるかわからない、予期せぬ結果を生み出す可能性みたいな、ある種の偶然の中のクリエイティビティみたいなことをやっているつもりですし、
あとは音楽とかやっているとですね、手癖っていうのがあるんですよね。
自分の好きな音楽っていうので、かなり表現は固定化されてしまうということで、
自分が何かを表現するとするとそういう狭くなっちゃうんだけども、環境との相互作用で自分自身も変容していくよねっていう、
まさに自分がもう現象だよねみたいな、自分の表現も現象だよねみたいなところで、
その環境との相互作用から生まれるみたいなことも意識して実はやっています。
なので、Qさんがね、ジョン・ケイジさんに言われるのはちょっと苦重いところがありますが、
実際チャンスオペレーション的な考え方でやっているなと思ったんで、
このチャンスオペレーションという概念で説明できるっていうのは、すごいありがたいなと思いました。
そういうことをやってます。
ゴミ拾いという活動にポッドキャストを掛け合わせることで、
偶然の産物としての場みたいなものとポッドキャストというコンテンツっていうのが掛け合わさっているので、
場とコンテンツが掛け合わさるというか、そういうかなり実験的なアートとしてやってますんで、
ぜひね、ゴミ拾いを録音して何なんだよって思うかもしれませんけども、
今の説明で多少しっくりきた方いらっしゃればですね、
僕がやっている番組の中ではですね、
最も何が起こるかわからないし、何も起こらないかもしれない上に、
尺としても1時間ちょっとということで長いんで、
聞くのどうかなと思うところもあるんですが、
エンタメとしてというよりはアートとしてですね、
連れていただけると嬉しいなと思います。
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で、サムネイルをですね、作っていただくためにですね、
これ、ひとしおさんという方に、いつも僕デザイン頼んでるんですけども、
ポッドキャストのサムネイルとかですね、
このゴミラジオもひとしおさんにデザインをお願いして、
デザインをお願いするにあたってですね、
ゴミラジオの収録したものを聞いてもらって、
まだ公開されてないんですけども、
その録音したやつを聞いてもらってたんですが、
感想としてですね、作業用のポッドキャストというか、
作業用BGM的側面がありますということをね、
おっしゃってました。
環境音とかもね、かなり聞こえてくるんで、
なんかね、普通のポッドキャストよりも、
さらに環境音的なニュアンスというか、
作業しながらでも聞けるものになってるという風に
おっしゃっていただいたんで、
そんな感じでね、
聞くというよりは流すようなイメージで
聞いてもらえると嬉しいですし、
そういう意味ではですね、
倍速とかすると変な感じになっちゃうんで、
このポッドキャストだけはですね、
他のポッドキャストはね、
全然お好きにどうぞって感じなんですけども、
このポッドキャストは、
等倍で聞かないと、
たぶん全くわけがわからない、
音楽を2倍速で聞いているみなさんと一緒の
現象が起こっちゃうと思いますんで、
ぜひね、
もしこのゴミラジオを聞いていただけるという方が
いらっしゃれば、
等倍速で聞いていただければと思います。
ちょっとごちゃごちゃ言ってしまいましたけども、
第1回目の中でですね、
さっき言ったチャンスオペレーションの話とかね、
好前収録の話とかね、
あとは、
偶然人に話しかけられたりとかしてですね、
初回からゲストいるんかいみたいな、
結構面白い展開になってますんで、
聞いていただければと思います。
日曜日、
初回7月28日日曜日の夕方6時半から、
配信されますんで、
よかったらお願いします。
本日は以上です。
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それではまたお会いしましょう。
さようなら。
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