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  2. #481 意思とリスク
2022-09-03 08:13

#481 意思とリスク

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リスクを負ってまでやりたいことなんかない!だったら、リスクを下げれば良い。意思が足りないのならリスクを下げれば良い。


上水優輝

プロフィール

Twitter @y_uemizu

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、意思とリスクという話をしたいと思っています。
先日ですね、友人と話してて、多くの人は社会や周囲の期待ですね、社会とかから期待されることに応えようとしすぎて、
自分みたいなものを見失って疲弊してるよね、みたいな話をしていて、
社会から期待されること、周りの人から期待されることにばかり応えようとしすぎると、だんだん自分が自分に対して何を期待せるのかというか、
自分が本当にやりたかったこととか、自分は何が好きなのかみたいなことが、分かんなくなっちゃうよね、みたいな話をしてて、
それに対してですね、友人は、社会からの期待なんか無視して、自分がやりたいようにやればいいんだよ、みたいなことを言ってたんですね。
よく資本主義社会の強者みたいな人たちっていうのは、そういう社会からの期待なんか無視して、自分がやりたいようにやればいいんだよ、みたいなことを言い勝てたなと思うんですが、
確かにその通りってその通りなんだけど、話はそんなに単純じゃないよなというふうに僕は思うんですね。
社会からの期待に応える応えない問題だけじゃなくて、もうちょっと広い意味でですね、行動に移せるか移せないかみたいなところで、
今日お話ししていきたいなと思ってるんですけども、これを考えるためには、意思とリスクっていう2つのパラメータをベースに考えてみると、
すごく分かりやすいのかなというふうに、整理しやすいのかなというふうに思っています。
ここで言う意思っていうのは、行動の話なので、それをやりたい、もしくはやりたくないと思うことですね。
リスクについてはですね、一般的に危険みたいな話になると思うんですが、危険だけじゃなくて金融用語のリスクとしてもありますけども、
不確実性みたいなね、確実性がない状態ですね。どれぐらいの不確実さがあるかっていうところをリスクと言いましょうと。
もちろん危険も含めていいと思ってますけども、危険、そして不確実性みたいなことをここでリスクと言いたいと。
やりたい、やりたくないという意思と危険、不確実性というリスク、この2つのパラメータで考えていくと分かりやすい。
結論を先に言うと、意思がそのリスクを上回ると行動というのは起こせるよねということなんですけども、
例えば学校の授業がつまらないから、もう学校に行きたくないと思うとすると、これだから意思は学校に行きたくないという意思がありますよね。
でも行かないことによって、例えば先生から何を言われるか、クラスメイトからどう思われるか、家族から何を言われるか、社会からどういう目で見られるか、将来どうなるのかみたいなリスクがあると。
このリスクと意思を天秤にかけて、意思が勝てば学校に行かなくなるんじゃないかみたいな話ですね。
北朝鮮に行ってみたいと思っても、不確実性とか危険が結構大きそうなので、それを上回るような意思がないと行動に移せない。
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離婚したいと思っても、子供のこととかどうなるんだろう、収入どうなるんだろう、買ったばかりの家はどうなるんだろう、みたいな考えるとリスクがいろいろと大きいので、
それを上回るような意思でないと離婚もできない。仕事を辞めたい、転職したい、みたいなこともそうかもしれません。
いずれにしても、意思がリスクを超えたときに行動につながっていくというふうに僕は思っています。
これは別にそんなに直感に反した話じゃないというか、直感でわかるような話かなと思うんですけども、
ここからが大事なんですね。
意思がリスクを超えるってなると、ありがちなのはですね、強い意思を持てば行動できる、みたいな根性論に走るか、
本当にやりたいことをやっていないから、本当にやりたいことじゃないからやれないんだ、みたいなことを言う人がいるんですけども、
僕はこれはですね、一部本当だけど、ほとんど嘘と言っても過言ではない、一部の人にしか当てはまらない話なんじゃないかなというふうに思っているんですね。
そもそもこのような、本当にやりたいことをやりたいから行動できないんだよ、みたいな意思が足りないっていう路線とか根性が足りないみたいな感じで、
意思が足りない系のアドバイスをされている時点で大した意思を持ち合わせていないのだから、
大した意思を持ち合わせていない人に対して、意思を持てというアドバイスは無駄だなと僕は思ったりします。
僕なんかも実際そうでですね、やりたくもない、嫌だ、みたいなですね、こうネガティブ方向の意思ですね。
たくないという方の意思はとても強い方だと思うんですが、やりたくないとかこれ嫌だみたいなことを取り除いた時に、
いわゆるゼロみたいなところですね、ニュートラルのところに来た時に、もっとこれがしたいとかいうそのポジティブ方向ですね、
プラス方向の意思みたいなものが本当に貧弱であると、あんまりやりたいことってないんですよね。
でも、僕は比較的行動している方かなというふうに思ったりもします。自分自身でですね。
それはどうしてなんだろうって思ったら、意思を高めているわけではなくて、リスクの方を下げているんですね。
リスクを下げるっていうのは、じゃあどうしたらいいかっていう話になるんですけども、
大きく2種類あるかなと思っていて、その対象を詳しく調べるっていうこと一つはですね。
もう一つは対象を全く調べないっていうこと。このどちらかをやることによってリスクっていうのを下げられると思うんですね。
後者の方はリスクを下げられるというよりは、リスクを見ないことによってリスクがないと判断するっていうとても危険な方法。
ある意味めちゃくちゃリスクな方法なんだけども、そのリスクを把握せないということでリスクが存在しない。
結果、意思が勝つみたいな話ですね。
前者の方はですね、対象をよく調べてみると不確実性みたいなのが下がっていきますよね。
確実性の方が高まっていくことによってリスクが小さくなる。
もしくはそれなりに危険なんだけども、これぐらいの危険は取れるよねということで確実性があるから危険なんだが取れるリスクみたいなことが分かってくるみたいな感じで。
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そうですね。よく調べることによってリスクが下がるし、全く見ないことによってリスクが存在しなくなるということで結果意思が上回るというリスクを下げることによって意思が勝つみたいなやり方です。
リスクを全く見ないことで行動の方が勝つっていうと起業するみたいなやつはですね、そうかなと思いますね。
よくわかって起業される方は本当にすごい意思だなと思うんですが、
そうじゃなくて起業する方っていうのは大体リスクが大して見えてなくて意思の方が勢いで起業して後々ですね、大変な目に遭うというかすごいリスクを背負っていることにですね、
吐きそうになっているみたいな人もよく見かけますけれども、そういうリスクに気づかないことによって意思が勝っているみたいな構図っていうのはあったりするかなと思いますね。
よく調べる方でいくと何かあるかな。
投資なんかそうかもしれないですね。投資とか怖いみたいな思ってる人なんかもよく勉強すると別にこのようにすればリスクってリスクの取れる範囲みたいなことをちゃんと考えてできるなみたいな感じで、
別にそれはリスクじゃないというか大した危険性はないよねっていう感じで判断ができるみたいな感じですね。
よく調べることによってリスクが下がって意思の方が勝つみたいなことが起こると。
という感じで今日話した話っていうのは、よくね、やりたいことをやればいいみたいな話で意思を高める方向というか意思が爆発する方向で何かやれよっていうアドバイスに対するある意味、
アンチテッドまでは言わないけれども、それが当てはまらない人に向けのですね、アドバイスというかその視点としてご提供させていただきました。
意思が弱いと自分の思っている人はですね、意思を高める方向とか自分の意思が弱いことを否定するのではなくてリスクの方を下げていくという方向で何か意思が上回り、何らかの行動が取れるというのはいいんじゃないかなと思っていますので、
よかったらですね参考にしていただけると嬉しいです。
本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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