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2021-01-28 07:44

#259 プロセスが好きなんだよ

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1年前主張していたことが1年後の今では180度変わっているかもしれない。点で見れば「矛盾したことを言っている人だね」で終了。しかし、線で見れば真逆の主張にたどり着くまでのプロセスがよく見える。思索の旅の記録だからこそ、どこを経由してどこに向かいどこに至ったのかが分かる。一部を切り取って売るのは邪道だと思った。とはいえ、顧客の声を聞かないのは、ビジネスとしては邪道だろう。どこからみるかで邪道はそこら中にあふれている。世の中ほとんどすべてが邪道である。日々更新し続けられる「プロセス」という考え方がどうしても好きなんだよ。完成することほどつまらないものはないから。/サイコパスのラジオは、サイコパスうえみずゆうきがサイコパスな視点で語るラジオです。斜め上の視点に触れたり、サイコパスについての理解を深めるきっかけとなることを目的としています。うえみずゆうきが、ほぼ毎日更新中のnoteマガジン【脳内議事録】もぜひご購読ください! https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5 マガジン購読者限定の特典として「サイコパスの裏ラジオ(音声)」を毎月プレゼント!

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皆さんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、プロセスが好きなんだよ、というお話をしたいと思っています。 先日、秘密結社サブ発足というお話をしましたけれども、
ノートね、脳内疑似録というマガジンの方にもですね、その記事を書いたんですが、その記事を書くときに自分が書いた過去の記事を参照しながら書いたんですね。
そうすると、自分がいつそのコミュニティを作りたいと思ったのかとか、読書家を開いたのかとか、そのとき何を思ったのかということが結構記録として残っているので、時系列を追いながらですね、書けたんですね。
そういう、それはやっぱり毎日毎日自分が考えたことを書いたおかげでですね、それを参照して書けるということで、自分が生きてきたとか歩いてきた道のりがすごく見えて、
良かったなと。初めてその自分の書いた文章を、文章を書くときに活用するという感じで書いた記事でした。
なので、何かね、毎日その自分が考えたこととかが文字になってどんどん蓄積されていくと、歩いてきた道のりとしてですね、残っていって、それって何かすごい良いなぁって改めて感じた出来事でした。
そんな感じでですね、僕はそもそもこのポッドキャストもそうですし、野永二六もそうなんですが、自分が日々ね、考えたことをただただ書いたり喋ったりしていると、それ何のためにやっているかというと、文章の方はですね、本音に対して敏感になっていくと、自分が何を考えているのか、出来事をね、ただ流れてしまった出来事をちゃんと解釈して言語化するということで、本音に対して敏感になるという、ある種の鍛錬みたいなところもあるし、
それをただ記録として残していった、生きては証として残すみたいな趣味みたいなところもあるし、ってことでやっています。それをここで喋っているので、サイコパスのラジオは実際、ただそれを音声で喋っている、僕が喋る練習をしている、ちょっと温度感まで伝えられたらいいな、みたいなプラスアルファでやっているという感じで、基本的にはですね、自己満足でやっていますね。
はい。そしたらですね、この間、僕のその記事を読んでくださっている方が、どうしても読みたい記事がたまにあると、一本ね。だから単体でも買えるようにしてください、してくれませんかと、したらどうかということをアドバイスいただきました。僕のマガジンというのは、月額で買うようなものを販売にしているので、一本単体で買えないんですよね。月額でマガジン全体を講読するか、途中までしか読めないか、みたいな感じになっているので、
一本だけ記事を見たときがあるんだということを言ってくれてですね、いろいろ考えたんですが、単体でやっぱり販売しないという結論に至りました。というのもですね、僕自身、そのマガジンを見たときに、考えたときに、一本、例えば昨日の記事、今日の記事、明日の記事って一本ずつありますけれども、その昨日の記事、単体に価値があるわけではないと僕は考えているんですね。
昨日と今日の差異、今日と明日の差異とか、去年と今日の思想に至るまでのこの微妙な変化みたいなところのね、点と点の差異の部分にですね、価値があると思っていて、まさにそのプロセスですよね。去年から今の自分に至るまでの時間軸をしっかり時系列を追ってですね、
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心境の変局化とかね、こういう出来事があったみたいなことを全部記録していることによってですね、そのプロセス全体を販売していると。それによってですね、去年と言ってること全然違うじゃんってことが起こったとしても、ただ矛盾してるじゃなくて、その矛盾に至るまでの経緯ね、こういう道を経てここに至ったんだと。だから結果、相反するところにたどり着いたんだってことが見える。そのプロセスに面白さがあるんじゃないかなと思っているので、
1年前の記事と今日の記事、1年後の今日の記事を読んで矛盾してるね、で終わってもらっても困るなというのが僕の中であって、あくまでプロセスを販売しているという感覚が強いなということに気づけたんですね。なので単体の記事では売らないと。あくまでプロセスで、プロセスに値段をつけているんだということでございます。
まあね、そんなこと言ってもですね、その本人は1本の記事に価値を感じて買ってもいいって言ってるわけだから、昨日とか今日に単体に価値を感じる人もいるかもしれないですよね。けれども僕は販売主としてですね、僕が定義する価値はここですということで値段をつけているということで、1本の記事は販売しないということで結論しました。
で、なんでこんなプロセスにこだわるんだろうと。1本の完成成果物として売ってほしいって言ってる人がいるんだから売ったら儲かるわけだから売ったらいいじゃんっていう考え方もできるんですけども、僕はですね、完成物みたいなものをすごく嫌う傾向がある。嫌う?苦手ですね。
例えば、ファイナルファンタジー7とかね、ロマンシングサガ3とかですね、小学校かな、小学校か中学校か忘れたけどやってたんですよね。RPGのゲームなんですけど、すごい好きでめっちゃやってたんですけども、全クリしてないんですよね。よく考えると。めっちゃやってたのに全クリしてないんですよ。
あとね、タクティクスオーガっていうね、すごい僕が人生で影響を受けたゲームがあるんですけども、それもね、全クリしてないんですよね。不思議なことで。だからエンディング見たことないんですよ。それって本当にそのゲーム好きなのかと思われちゃうと思うんですけども、クリアすると終わるじゃないですか。完成するんですよね、ストーリーが。
完成してしまうともうすごい虚無感、もう無理だと思うから、ゴールしないことによって永遠にそのロマンシングサガ3の一緒に戦ってるキャラクターたちとともにその世界観に浸れるし、ファイナルファンタジー7もそうですね、みんなと一緒にクラウドとかね、いろんなキャラクターたちと一緒にその世界の中に入れるということで、終わらないことに価値を見出しがちですね、昔から。
なんか終わってしまった瞬間、なんか味気ないなっていう感じになってしまうと。漫画とかも完結した漫画、ちゃんと終わりましたっていうところで全部まとめ読みしたいって人もいると思うんですけども、なんか終わってない漫画とかの方がロマンを感じるというか、それはね、あえて終わらせてないとかじゃちょっとダメですね。
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なんかこう、たまたま終わってなくてまだ続きがあるかもないかもわからないみたいな、なんかそういう終わらない感覚っていうのが僕はすごく好きなので、自分自身もそういう活動をしているという感じなのかなということをですね、記事単体で販売しないんですかっていう声に対してですね、そういった自己理解が進んだ次第でございます。
僕はですね、やっぱりプロセス大好き人間なんだろうなというふうに思ったので、これからの人生もですね、個人の活動だけに限らず完成しないということにですね、こだわりながらいろんな活動をしていきたいなと思います。なんか完成する活動ってつまんないな、やってる人はつまんないわけじゃなくて、僕自身はあまり楽しいと思えないので、自分自身は何かを完成させるみたいなことには従事しない。
完成しないようなことを完成に向かってただただ歩き続けるということが楽しいなと思うので、壮大すぎて完成しないものなのか、完成というものがそもそもないようなものなのかわからないですけども、そういう活動を中心にやっていきたいと思います。
例えばこのサイコパスのラジオとか毎日のブログというのは完成というのが多分ないんですよね。書き終わったという状態がない。飽きてしまってやめることがあっても、書き終わったこれがゴールですみたいなことはないかなというふうに思いますので、ゴールのない活動もしくはとって人生ね、生きている時間の中で達成することが難しいだろうぐらい果てしないゴールに向かってプロセスの中に生きていくみたいなことを僕はしていきたいんだろうなということを思っている次第でございます。
この感覚って伝わりますかね。共感してくれる方がいたら嬉しいなと思います。本日は以上です。またお会いしましょう。さよなら。
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