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2021-03-03 05:44

#293 エンタメが苦手な理由

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ここで泣いてください。ここで笑ってください。どうして、私に介入してくるのか。お節介だ。迷惑である。直球のエンタメ、いわゆるエンタメが私はとても苦手なのだ。//うえみずゆうきが毎日書いているエッセイ【脳内議事録】もよかったらぜひご購読ください!  https://note.com/y_uemizu/m/md0e3af51acf5  マガジン購読者限定の特典として「サイコパスの裏ラジオ(音声)」を毎月プレゼント!

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みなさんこんばんは、上水優輝でございます。 サイコパスのラジオ、ぜひ最後までお付き合いください。
今日は、エンタメが苦手な理由についてお話ししたいと思っています。
先日、西野明宏さんについてどう思いますか?という質問を、いきなり投げかけられまして
どう思いますか?って言われても、というところでちょっと考えてお答えしたことがあります。
それは、僕がですね、エンタメが苦手だっていうことなんですね。
西野さんについては、どうもこうも思わないというか、僕がどう思うのは、割と目的と手段が一致していないことについて、とても嫌だなと思うんですね。
例えば、このポッドキャスでもなんだかんだコピー機の営業のお話とかを入れることがあるんですが、
飛び込み営業とかですね、その手段自体は否定しないけども、相手が嫌がっている飛び込み営業とかっていうのは、
いわゆる本当はその商品を売って喜んでほしいのに、結果として嫌がらせになってしまっているみたいな、その目的と手段の不一致みたいなものに対してすごく意気通りを感じるんですが、
手法そのものにどうこう思うことはないと。だから西野さんがやられているオンラインサロンについて、否定的とか肯定的とかいうことはないと。
目的も、何かやられていることに対して一致してそうだなと思いますので、別に良いとも悪いとも思わない。
一致しているね、すごいなと思う。どちらかというと、それをやられててすごいなと思うという感じかもしれないです。
それを良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかってことは全くないなという感じですね。
それよりもその問いによって自己理解をしたのは、僕がエンタメが苦手だっていうことなんですね。
エンターテイメントとはって考えるときに、自称的には人を楽しませるものとか、楽しむためのものとか、娯楽とかというふうに出てくるんですけども、
広い意味でのエンターテイメント、いわゆる娯楽が嫌いだって言ってるわけではないんですけども、競技のインターネット、商売化されたエンターテイメントみたいなものがですね、
結構僕は苦手ですね。なんで苦手かっていうと、商業化されたエンターテイメント、ここでは直球のエンターテイメントというふうに僕は言いますけども、直球のエンターテイメントは解釈の余白が少ないなというふうに感じるんですよ。
ここで笑うんです。ここで泣くんですってことが、かなり設計されていて、ここを笑わせたいんだねとか、ここを泣かせたいんだねっていうのが、すごく痛いほどわかるので、その矯正されている感じに行き通りを感じるというか、だんだんムカついてくるっていうところで、エンターテイメントが本来楽しませるものとかいう意味があるのに、楽しませるところからこっちは行き通りを感じているというところで、エンターテイメントが苦手だっていうお話です。
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その時に、映画とか小説とか苦手なんですかって言われて、そうですねって軽く答えちゃったんですが、映画もエンタメ感が薄い映画があるじゃないですか、ちょっとアートっぽいというか、すごくどう捉えてもいいようになっている映画とかね、あと何が言いたいかわからない、解釈が結構無限にありそうな映画とか、そういう映画は好きですね。
ただ、エンタメ寄りの映画っていうかね、さっき言ったみたいにすごくここで笑うんですよ、ここで泣くんですよっていうのが、あざとい感じの映画みたいなのは結構苦手ですね、苦手です。小説もですね、なんだろう、小説に関しては、それこそサイコパスのラジオ、かなり前半でお話ししたんですが、浄土を中心に描かれている、人間の心思いを中心に描かれているっていう意味で、別の意味で苦手ですね。
エンタメだからというよりは、心の描写が多すぎて、サイコパスなので、あんまり気持ちの動きばかり描かれても、ちょっと面倒くせえよってなってしまって苦手っていうのがありますね。
っていう感じで、エンタメに限らずですが、解釈の余白が少ない、なんか解釈を押し付けられている状態というのは、僕はすごく苦手です。何かを押し付けられるということがとても苦手で、その代表格としてエンタメが苦手だなというふうに思っています。
この感覚って伝わるでしょうかね。ちょっと何か分からないですけど、僕はエンタメが苦手だっていうと、結構エンタメが好きな方が多いから、すごい攻撃しているように思われちゃうと良くないなと思っているんですけども、あくまで解釈を制限されている感じ、限定されている感じにつまらなさを感じるというか、息苦しさを感じてしまう。
なので僕は山の中で自然を感じる、海辺で自然を感じるとか、あとは美術館で絵を見るとか、解釈を自由にやっていい感じですね。そういうものにすごく惹かれる、自分で解釈したいという欲求が強くある人間なんだなということを西野明弘さんにどう思いますかという質問から、自分はエンタメが苦手で、なぜエンタメが苦手かというと解釈が狭められている感じがして嫌で、
実は自分はそういう解釈が自由にできるということが好きなんだ、みたいなこの一連の流れをですね、考えることができたのでとてもありがたい問いだったなというふうに思っています。私はエンタメがとても苦手です。皆さんはエンタメについてどう思うでしょうか。それが好きな方は好き、嫌いな方は嫌いでいいと思うんですが、ぜひね、なぜ自分がそう思うのかということを深く考えてみられるといいんじゃないかなというふうに思います。本日は以上です。またお会いしましょう。さようなら。
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