陶器市、美山。
陶器市なんや。
陶器市ってものかな?わかんない。
あ、そうね、陶器市美山というところですね。
クラフトマンビリッジ。
おー、美山。
え、ちがう?
うん。
そうそう、あってるあってる。
なんかまず、前にその言った、旅先。
なんか、お母、私のお母さんと夫が、まずめっちゃ料理好きなんよな。
うんうん。
料理をすごいすると。
で、えっと、陶器市。
有馬、有馬であってる?有馬、佐賀県とか長崎の。
有田かな?
有田。
有田の。
有田焼き。
うんうん。
有田焼きと、あともう一個あれやん、近所に。
いまり焼き、かしら。
え?
え、ちがう?
ほんま?
え、それ佐賀の話じゃなくて?
え、佐賀の話、佐賀の話。
え、有田焼きといまり焼き。
あ、あ、じゃあそれや。
はい。
有田陶器市って多分でっかいのが、あれじゃないですか。
ありますな。
あれに、コロナ前やったんかな?
お母さんと夫が行きたいって言って、
ほうほう。
で、まあ家族旅行っていうか、まあその3人で行ったんよ。
うん。
で、有田陶器市もめちゃくちゃすごいでっかい陶器市行った後、
ちょっとバスとかで足を伸ばして、そのいまりの。
え、なんかさ、北欧食器みたいって言われてるのって、いまり焼き?
え、どっちだろう。
あ、わかった、ちがうわ。
はさみ焼き。
あー、それ長崎だっけ、はさみ焼きって。あれ?
え、そう考えると九州ってめっちゃ焼物あるんやな。
あ、そうねそうね、長崎だ、はさみ焼き。
そうなのよ。
わー。
九州はあれじゃない?たぶんさ、山がいっぱいあるからさ、
あの土が、いい土がいっぱい取れるんじゃない、この辺は。
あー、ユッケさんは佐賀やん。
イエス、出身佐賀ですね。
つまり、有田焼き?
そう、有田といまりは、でもね、私が住んでる、私の地元とはどっちもそんなに近くなくて、
だから、そんな私、有田の遠き位置も、いまりも、なんかちゃんと行ったことない気がするんだけど、
でも、なんか普通にやっぱ食卓には、有田焼きのお皿とかいっぱい並んでた。
わー、すごい、そうなんや。
うわー。
でも、それを別に特別なことだと思わず、生活してた。
から、こっちに東京出てきて、そう有田焼きとかいまり焼きとか、食器好きな人って、なんかみんな言うじゃん、やっぱり。
それで、そんな何もないと思っていた我が国に、
おしゃれ暮らし系インスタグラマーが、食器を求めに行っているっていうので、
いやー、そうね。
びっくりした記憶がありますね。
かんちゃん、宮間地区行くなんて、クロートみたいな雰囲気をさっき一周ね、ユッケさん出したけど、
私は基本、お母さんと夫についていってるだけ。
やばい。
今日、かんのお母さんゲストに呼んだほうがよかったかもしれない。
ほんまに。知恵な。
知恵。名前だし。
いいよ、別に。
みんな大好き、知恵。
そうそう。
いや、そうなんよ。だから、
なるほどね。
でも、かんは断片的には、ちょっとずつ、
いや、知識ついてるとは言い難い。
でもね、ほんとに、全然知らないなりに、
楽しめるってことがわかったってことを、今日は伝えたかった。
いいじゃないですか。
それこそ、これ聞いてる人で、食器ちょっと興味あるけど、
わかんないみたいな人は、別にこの知識で楽しめるということを、今から。
そうそうそう。
同レベル。
なので、触れ合っていくうちに知識がつくみたいな話ではないのよ。
別に、私、めちゃめちゃ触れ合ってるけど、ほんとに知識ついてないから、
安心して聞いてほしいな。
そうだね、初心者向けで。
でも、どうなの?鹿児島は行ってみて楽しかったんですか?
うん、楽しかった。
何をしたの?
お買い物をしたの。
そうそう。それで、つまり、夫とお母さんは、すごい食器が好きだと。
料理する人って、食器好きなのかな?やっぱり。
うん、そうね。
ユッケはさ、ユッケ料理しないじゃん。
はい。
で、私もしないじゃん。
はい。
はい。
だからこう、だから。
そうね。
なに?
いや、だからさ、でも、料理しないけど、なんか料理の写真とか見るのは好きなのよ。食べるのは好きだからさ。
あー、わかるわかるわかる。
わかる?
で、思った時にさ、その料理の写真ってやっぱ器込みじゃない?
器とテーブルクロスとか、テーブルの色込みだからさ。
うん。
ね。だから、同じカレーでもさ、ちょっとなんか、あの白い真っ白な、こう無印みたいなのにお皿に入ってるカレーとさ、ちょっとなんか深い青みたいな感じでさ、入ってるカレーだとさ、ちょっと違うじゃん、なんか見え方が。
深い青、わかる。
わかるでしょ?カレーってなんかさ、深い青に入れたくなるよね。
で、茶色の木のスプーンでね。
そうそうそうそう。だから食器の大事さはわかりますよ。やっぱりなんかその美味しそうの雰囲気が違うし。
あとさっきユッケさんとさ、始まる前にちょっと雑談してた時に、ユッケさんはその料理をしないから、皿はそんなに集める必要性を感じないけど、
うん。
まあ、在宅ワークとかも多くて、コーヒーとか紅茶をめっちゃ飲むから、マグカップは集めがちみたいな話したやん。
うんうんうん。
今、それでふと思い出したんやけど、確かに私めっちゃコップ集めたがりかも。私も。
え、そうだよね。
うん。やっぱ皿よりコップにモチベあるかも。
いや、めっちゃわかる。そうなんよ。なんかさ、やっぱり料理する人はさ、豆皿とか集めだしたりするじゃん。
あとね、レモン皿とか。
そう、レモン皿。なんかさ、専用皿をさ、集めたりするじゃん。
うん。
でも私、だめなんだよね。なんかそれこそ、東京のみの市って年に2回ぐらいあるじゃないですか。
うんうんうん。
のみの市に行った時に、私もその、のみの市でかわいいお皿を買ったら、自炊をするかもしれないと思って、お皿を買い求めに行ったんだけど、
で、そこで結局お皿、お皿は細長い、メインディッシュじゃなくて、ちょっと切ったお野菜とか、ちょっとおつまみとか乗せる系の細長いかわいいお皿を1個買って、
あとマグカップを2つそこで買って、持って帰ってきたんだけど、やっぱ細長いお皿の方に全然愛がなかったから、普通に割ったもん、私それ。
え、ちょっと待って。え、意図的じゃないやん。
いや、意図的じゃない。そんなクレヨンせんちゃんのねねちゃんみたいな感じじゃないけど、普通に洗い物、それを1、2回使ったのよ、普通にね、自分の部屋で。
で、使って、洗い物しようと思って、それを洗ってったら、手がつるっと滑ってパリーンってなって、ああって。
まあでも、そこまで傷つかず。
いや、そう。それでさ、別にお皿に全然こだわりがないから、実家から上京してくるときに持ってきた、山崎春のパン祭りでお母さんが集めてくれた、ミッフィーちゃんのお皿とかも、いまだにあるわけ。
ほんと15年先週ぐらいで。
やばいね。
山崎春のパン祭りは、やっぱすごいよね。15年どんなに雑に扱っても、絶対に割れないのよ、あのお皿。
丈夫なんだ。
丈夫なのよ。だから、結局それになんか、たまに自炊、自炊というほどでもないけど、たまになんか卵とか焼いて食べるかみたいになると、それにのせて食べてる。結局山崎春のパン祭りで食べてる。
なるほどね。でも、そのときのみの市で買ったマグカップとかは、結構使う?
そうなんです。それがさっき収録する前に、かんとも話してたんだけど、いったらのマグカップをのみの市で買ったの。
そうなんよ。
そう。
マリメッココラボのやつも?
そうなんです。私なんかね、限定のマリメッコいったらコラボ。
激レアっぽくない?
これ結構すごくて、すごくてっていうか、なんかどんくらいすごいのかわかんないけど、なんかそののみの市の食器屋さんをいろいろ見て回ってるときに、マグカップ欲しいなと思って、いろいろ見てた中で、
そのお店の人が、このいったらのこのマリメッココラボのやつは、もうラスト1個しかないんですみたいな、しかもこのお店でしかもう多分、今こののみの市で取り扱ってないんですみたいな、超セールストークにのせられて、
限定だったら欲しいと思って、買ったのね。
でも実際家に持って帰ってきて、いろいろ調べてたら、やっぱりなんか普通に、その中古ショップとかさ、それこそメルカリとかヤフオクとかでも売られてたりするから、市場には全然出回ってるんだけど、
やっぱり結構いい値段がついていて、私が買ったもの2倍ぐらいの金額でメルカリとかで取引されてたりするから、じゃあお得な買い物だったのかもって思った。
ほんとだね。いったらは、いったらもうマリメッコも北欧のブランドで、どっちもめっちゃ人気あるもんね。
そうね、結構日本人ってやっぱ北欧のデザイン好きというか、なんかね、使いやすいよね。
私もでも東京のみの市に初期買いに行ってるわ。
ほんと?じゃあすれ違ってるかもしれないね、昭和記念公園で。
全く暑いよな、あれ。
しかもさ、全然話変わるんだけどさ、みの市行くとさ、小学校と中学校の授業でしか使わなかったさ、縦に長い、こういうピアノみたいなやつ。
アコーディオン。
アコーディオンを弾きながら周りにさ、シャボン玉をいっぱい飛ばしてるさ。
わかるわ。
そういうおしゃれ大道芸みたいな人が、いつも出入り口で大道芸をしていて、すごい、すごいって思う。
ほんとにこれ、無印のBGMでかかってる曲を弾いてるみたいな。
手紙社みたいな会社のイベントやってるの。
そうなんだ、会社名は知らんかったわ。
大変そうやなと思って、あの希望館のイベントやるの。
めちゃくちゃでかい。
そう、のみの市、知らない人はね、ぜひ一回行ってみてほしい。
なんか、けっこうなカルチャーがあそこにあるよね。
ね、東京のみの市。
なんか、鮭で、あ、ごめん、食器とか以外にもさ、海外の子供のおもちゃとか、お花とか古着とか、なんか豊かな生活ができるグッズが野外にたくさん売られている場所です。
私ね、いつもすっごい一個だけ気になってるものがあって、海外の古い図鑑をバラバラにしたやつ売ってるやん。
売ってる?
売ってる。
本をバラバラにして売るっていうのが、やっぱ本好きとしては微妙に胸が痛む。
あれなんでなんだろうね。
あれはたぶん額に入れて飾るんやね、たぶん。
あ、そういうことか、ポスターみたいな役割ってことか。
そうそうそう、なんかちょっと大きめの図鑑をバラバラに1枚ずつ売って、なんかお花の絵とかが、何だっけ、植物図鑑なんかな?
なるほどね。
いやー、これはいい商売だろうなぁと思いつつ、
確かにね。
本はバラバラに切り刻まれたのかと思って、いつも見るたびに落ち込む、あれを。
やばい、すごい本好きの気持ちが。
そう、でも東京のみの市でも、私もユッケさんと同じように、いつもコップ欲しくなって、マグカップ欲しくなるんだよ。
分かる分かる。飾りたくなる可愛さがある。
分かる。見せて、ユッケの好きなマグカップ。
かわいい。何でもいいよ。
もう一個見せて。
でもさっき見せたこのマグカップじゃないんだけど、透明のグラスがあって、
これバイカラーで上が青で下がピンクみたいになってるのと、
上が緑で下が黄色みたいになってるやつがあるんですよ。
かわいい。
これはさっき調べた、これも私お気に入りで、これお水とか飲むときに使ってるんですけど、
さっき調べたら、アマブロっていう会社の2トーンスタッキングカップ。
いいね、アマブロ。
日本?
日本かな、たぶん日本。
待って、ユッケ聞いて。
はい。
ここ知恵もご用達です。
マジ?知恵も見染めたアマブロ。
お母さん買ってた、ここの。
そうなんだ。
かわいいね。
かわいいよね。
でも私ブランド名とかは何も知らなくて、普通に雑貨屋さんでかわいいと思って買ったんですけど、
やっぱかわいいのよ、かわいいの、もうデザインが。
これもさ、机に並べとくだけでかわいいじゃん。
何も別に入れなくてもね。
だからちょっと花瓶とかに近いのかもしれない。
そうかも、そうかも。
花入れても別にいいもんね、実際。
確かに。コーヒーじゃなくて花入れてもね。
かんもさ、さっき見せたけど、このいったらの。
それかわいい。
かわいいよね。
かんのいったらまめちの話して。
いったらは、昨年クリエイティブディレクター、アートディレクターが変わって。
まじで知らんかった、それ。
クラシックないったらの雰囲気のシリーズももちろんあるけど、ちょっとポップな、めちゃめちゃ今時なデザインのシリーズも出すようになって。
なんていうシリーズだっけな、それがめっちゃかわいい。
それこそこれも2色だね、バイカラー。
確かに。
なんかしかもさ、結構なんていうんだろう、ポップな色味。
なんか紫と。
オリーブ色。
本体が紫で、取っ手がオリーブ色みたいな。
そうそうそう。なんか取っ手も丸くてさ。
あ、このこれはいったらプレイっていうコレクションらしいですよ。
カラフルで。
さださだプレイ。
さぶ心あふれるいったらプレイ。
かわいい。
なんかクリエイティブディレクターの女性もさ、結構強めのミレニアル世代みたいな雰囲気の。
確かにね、なんか結構若々しい感じの。
アーシャの。
腕を組んだかっこいいアーシャ。
え、すごくない?しかもなんかジバンシーとかザ・ローとかで経験を積んで。
あ、そうなの?その人めっちゃザ・ローっぽくない?
うん、めっちゃザ・ローっぽい。
ザ・ローってあれね、ザ・ローね。
あの、めっちゃシンプルなでかいトートバッグが50万円ぐらいするブランド。
クソ高いね。
クソ高いバッグのブランド。
へー、そういうとこから来た人なんだね。
そう、やっぱ北欧の人なのかね、なんないけど。
ね、なんかでも名前が北欧っぽい。
あ、ほんま?あ、じゃあそうなんや。
フィンランド、フィンランド出身だそうですよ。
おー、じゃあアメリカでゴリゴリアメリカブランドで修行積んで。
すごいね。
うん。
えー、でもこれかわいい。行ったらプレイ、私も欲しい。
いいでしょ。てかさ、そのうねうねの花瓶かわいくない?うねうねの。
あー、これね。えー、かわいい。えー、かわいいね。
うん、どうぞ。ご購入ください。
はい、かしこまりました。では、後ほど。
いや、でさ、鹿児島に、鹿児島の話に全然たどり着かなくて、ほんとに恐縮なんですけど。
言われてたわ、鹿児島の話始まりだったこと。
そうそう。だから、もうここまで話せば話が早いと思うのが、宮町区に行きたいって言ったのは、決して私ではないのよ。結論。
うん。
あの、なんか、夫が、なんだったっけな、どっかの単館系の映画館で、
うん、うん。
その、いや待って、話長くなるし、めっちゃ話下手やわ、私。
もうどうしよう。
あきらめんな。あきらめんなよ。
あきらめてきた。陶芸家、陶芸家の映画を見たらしい、ドキュメンタリーの。
へー。
一人でね。
うん、うん、うん。
で、その中に、その宮町区の鎌本が出てきたらしいよ。
へー。
そう。で、そこに行きたいってなって、
あ、聖地巡礼したいってことだったね。
そうなのよ、そうなの、そうなの。
その鎌本に行きたい、っていうところから鹿児島旅行が始まって、
へー。
そうそうそう。
まあせっかく行くからさ、せっかく行くから、一応厚姫とかもさ、見てさ、予習していたい。
予習する量多くね?厚姫。
聞いて。あのさ、ゴールデンウィーク、ゴールデンウィークにその鹿児島旅行行くから、
4月後半から厚姫見始めてんか、
真面目だな。
うん。
いや、で、1日1話が限界やん、そういうのって。
まあ確かにね。
確かにね。
そう、で、今だ、やっと38話まで来た、さっき38話見た。
まだ見てるんだ。
まだ待ってる。
へー。
え、あのさ、天文館行った?天文館。
行った行った。
鹿児島といえば。
行った、え、ユッケさん行ったことあんねや、鹿児島。
あ、でもそれこそ、厚姫がリアルタイムで放送されてた時に、
あれ、その時私まだ佐賀にいたのかな?
なんか家族旅行で行ったの、その厚姫ぐらいのタイミングで。
あ、それはとんでもなく盛り上がってたんじゃない?
うん、なんか街中にね、厚姫の看板がいっぱいあった。
厚姫っていうか、宮崎葵さんの?
宮崎葵さんの。
宮崎葵さんの。
それ、それとあと、天文館の白クマがおいしかった記憶しか正直ないんですけど。
あー、おいしかった、食べた。
ね、いいよね、鹿児島。
そうそうそう。
だからその鹿児島市内とか、鶴丸城とか厚姫周辺だけでもすごい楽しいんやけど、
何で行ったんやけどな、結構電車とか乗り継ぐ感じで、
あの、その宮町区まで行ったんよ。
そうだよね、結構山の中にあるってことだもんね、山のふもととか。
そうそう、1時間ぐらいかけてね。
へー。
で、夫的には映画で見た釜本だーって言って、売店とかあるから、めちゃめちゃ買ったんやけど、
なんかその、待って悲しい話から言うな。
え?
買って帰ってきたやつ1個割れてたの。
悲しいよー。
いやでも確かに九州から東京まで持って帰って、
素人のね、梱包で持って帰るのはなかなかね。
ちょっと待って、素人の梱包ちゃうから、釜本の人が梱包を売れる。
そうだね。
すみません、悪気はなかったんです。
いややっぱね、飛行機の中とかでさ、ちょっと丁寧に扱われず割れちゃったりするじゃん。
すごいね、今フラッシュバックしてんのが、
レジで、お姉さんが、これとこれは重ねて箱に入りそうなので、これとこれだけ1つの箱に重ねて入れちゃいますねって言ってくれたんよ。
ほうほうほう。
で、ぜひぜひって言ったら、その中に入れた子だけ割れてたから、やっぱり重ねるべきではなかったんやって。
やばーい。
それさ、金継ぎみたいな感じとかじゃないけどさ、なんか修復して使えないのかな?
いやいやいや、そうそう、まさにまさにその話したくて、金継ぎ習得するべきか。
どうしよう。
あの、だから、もったいなくて捨てられへんから。
そうよね、そうよね。
今一応ナーシン、ムーシン来るんで取ってあがんねんか。
割れた、でもさ、ユッケさんさっき、事前にちょっと話、事前にじゃないわ。
飲みの市で買った皿の話って本編でしたっけ?
本編で、私がすぐ割った皿の話は本編でしております。
しましたっけ?
事前の、私たちの会話、喉を温めるための事前の雑談ではなく、本編でしております。
その皿、金継ぎしようって思う?
いや、それはさ、やっぱりちょっと、その皿に私がちょっと愛情がなさすぎたから。
そうやな。
そう、捨てちゃったんだよね、そのまま。
スパークルジョイがね。
うん。
やっぱ、金継ぎ高いんよな、調べたところ。
いや、そうだよね。なんか、よっぽど思い出の品とかでさ、これはもう絶対に手放したくないみたいなのじゃないと、ちょっとなかなかね。
だってさ、金漆の仕上げ4万って言われたんよ。見積もりとったんよ。
高っ!そんなにするんや。
でも、金だしね、そうだね。
もう1回熊本行って、買って帰ってこれる説。
いや、確かに。めっちゃ安い時の飛行機。
熊本ちゃうわ。
カゴシマシマ。
めっちゃ安い平日の飛行機とかの往復の方が安いかもね、LCCとかで行けば。
プラス皿代でな。
うん。
そうなんだな。で、なんか、金色の漆やったら4万円。
で、黒い漆やったら1万円って言われた。
へー、違うんだ、そんなに値段が。
違うらしい、そうそうそう。
まあ、こんな黒にするか、1万円か、みたいな感じやな。
なんか、ミルクボーイの漫才みたいな。
そう、ミルクボーイ、ミルクボーイ真似した。
なるほどね、せつない話があったと。
でもなんか、旅行に行くたびに、その現地の特色がよく出たお皿を数枚買ってきて、
お土産というか、思い出の品にしながら、日常でも使っていくっていうのは、すごいいいなって思うわけ。
いいね、それ確かに素敵。
めっちゃよくない?
うん、めっちゃいい。
そう、コップでもいいよ。
うん、ありがとう。
じゃあ、私が旅行するときはコップにするわ。
うん、だからその、例えば有田陶器市とかに行くっていうのは、そもそもお皿を買いに行くことが目的で行ってるけど、
なんかそうじゃなくても、私、ウズベキスタンとかも行ってたよ。
あー、そうね。
ウズベキスタンとかロンドンとか旅行行ったときも、別にお皿目当てで行ったわけじゃないけど、
なんかその、現地のメーカーのお皿を買って帰って、頑張って持って帰ってくるみたいなのをやって、
そうするとなんか、使うたびに思い出すし、
いいね。
いいよね、いらぬ置物が増えない。
確かに確かに、使うしね、ちゃんとね、朝飾ったりするだけじゃなくて。
そう、でまぁ、場合によっては割れるし。
そのなんか、
まぁまぁまぁ。
そうそう。
いやなんか、なので割れることを想定して、数枚買っておくというのは絶対に必須ですけど。
ちゃんとリスクヘッジをして。
リスクヘッジもして。
そうなの。
だから、これはあの時に買ったなーとか思い出すやん。
めっちゃいい、それ。
めっちゃいいよね。
うん。なんかちゃんと旅行のさ、記憶を無駄にしてない感じがするわ。
やばい。
全てに効率意味を見出そうとする現代人の愚かさ。
コスパ、タイパ。
コスパ。
サラパ。
スペパ。
スペパ。
え、スペパって知ってる?
スペパ。
スペパって。
昨日か一昨日ニュースで見たんやけど。
うん、スペース。
スペース、そう、スペースパフォーマンス、なんかその。
えー、無駄なくみたいな?
そうそう、冷蔵庫とか。
ほんまかよって思った。
シンデレラフィットさせろということ?
そうそうそう、ほんまかよって思ったのに、今使っちゃった。
じゃあ、スペパも大事に。
だから、食器棚をさ、無駄なくこう、世界各国の食器で埋めるっていう。
そうね。
うん。
楽しみになってきたなー。
それで言うとさ、私さ、陶芸やりたいんだよね。
自分でさ、サラパとか作りたいんすよ。
はい。あ、聞いてください。
はい。
宮町区でやりました。
えー、いいなー。今、かんちゃんを今度一緒に行こうよって誘おうとしたのに。
えー、行こう行こう。てか、東京でできんのかな?
東京、わかんないけど、あのね、なんか関東だとさ、埼玉、なんだっけ、長トロとか、なんか、埼玉とかの方にあるんじゃないかな。
いや、でも都内にもきっとあると思うけど。
あ、これって長トロって読むんや。
あ、そう。あの、長い短いの長に、三随に、なんか、すごく格数の多い。
静かみたいな字ね。
そうそうそう。
長静やと思ってたわ。
長トロなんや。
うん。
いや、その、陶芸体験したんよ。
いいなー。
その、夫が行きたかった鎌本は、まあ、そういうのはやってなくて。
うんうん。
やってんのかな?やってんのかわからんけど、ややく取れんかった。
で、なんかその、別のその、なんか地域のコミュニティセンターみたいなとこが主催してるやつに、飛び込みで行った。
え、すご。
予約してなくて、そうそうそう。
いや、やりたいです!とか言って。
へー、え、それでできたの?
うん、できた。
え、すご、ええやん。
なんか、本間は手びねり、手びねりってなんか、自分で造形までやるやつ?
うんうんうん。
手びねりでシナモロールとか作ろうかと思ったんやけど、なんか、手びねりやと3時間待たなあかんかって、開催まで。
へー、うんうんうん。
それはしんどいなと思って、今すぐできるやつやったら、なんかその形決められたやつやったらできますよって言われてやったんやけど、
うん。
めちゃくちゃ下手やった。
ちょっと。
何作ったの?
え、何作ったんやろ。なんかね、そのゴールデンウィークにやって、2ヶ月後に行くんのよ。
あー、そっかそっか。ちゃんとその釜で焼いてね、きれいにして。
焼いてもらって、そう、乾かして、ねー、その色をつけてもらって送られてくんねんけど、だから送られてくんの7月とかなんよ。
へー、あ、じゃあまだ手元にはないわけですね。
そうそうそう、手元にないし、この3週間の間にもう何作ったか忘れてしまった。
ちょっとね、シナモロールを作ろうとしてたことは覚えてるのに、結果何を作ったのか覚えてない。
なんかそのセンターの入り口に、過去の受講生たちが作って、今焼き待ち?焼く順番待ちをしてる手びねりの作品がずらーって並んでて、
へー。
その中に、明らか子供が黒身の皿を作ってたんよ。
へー、かわいい。
かわいいよね。
うん。なんか、かわもシナモ作りたいなーって思ったことをめちゃくちゃよく覚えてるんやけど、実際何作ったか忘れました。
じゃあ、7月に来たときに新鮮な気持ちで楽しめるね。
うそー、コスパええな。
出た?また。歯が、歯を重視する。
はい、歯を重視。そうなのよ。だからさ、陶芸体験は私はちょっともうやったわけ。
へー、いいな、じゃあ私一人で行ってくる。
なんでよ。
いや、そこはいいやん。
だって今もう、もうやったってなんかちょっとマウント取り始めたから。
取ってよ。
じゃあ、陶芸体験をした先人からメリット・デメリット、感じたメリット・デメリット述べるな。
お願いします。
メリットは、めっちゃ土気持ちいい。
へー。
なんかやっぱ泥団子とか好きやったから。
あー、なるほどね。はいはいはい。
そう、泥団子とか電脱遊びとか好きやった人はもう気持ちよくてしょうがないと思うし、
なんか大人でも泥団子遊びできるようにしたほうがいいと思った。
してもいいんだよ。
家の隣の公園でしてもいいんだよ。
正直、都内で公園で大人がやっとったら通報されると思うんだよな、今。
確かに、しかもなんかちょっと都内の公園の砂とかあんま触りたくない気もしてきたんだ、そう言われると。
怖い、怖いからあんま聞きたくない。
いや、ちょっとやめと、ごめんごめん、これやめよう、この話はちょっとよくない。
わかった。で、あともう一個よかったことは、
結局土触る話になるけど、めっちゃ手すべすべだった。
へー。
なにそれ。
でもなんかクレーパックとかあるからそういうことかも。
そうそうそう、たぶんそうやと思う。
え、すごい、めっちゃいいじゃん。
そうそうそう、それがよかったことですね。
え、じゃあ陶芸家の手ってすべすべなの?
いや、説あるよな。
ね。
それがメリットで。
で、メリットは、
マジでパニックに落ちる。
嘘?
だから陶芸のさ、足で踏んでろくろ回すのやけど、
もうアンコントローラブルで、
いや、コントローラブルなんやろうけど、
私の力ではアンコントローラブルで、
一度回りだしたら止まらない。
確かに確かに。
暴走列車みたいな。
うわーってなって。
で、私一人だけのために先生いるわけじゃないから、
3、4人見てるわけやんか。
あー、そっか。
で、そう、他のこれまでね、一生懸命育ててきた皿が、
いい感じになってきたと思ったら、
ふと知った瞬間に、
しくって、
崩れて、
でも暴走したろくろが止められなくて、
先生は他の生徒に今かかりきりで、
もう私は崩れていく皿とただ向き合い、
崩れていく暴走したろくろと向き合い、
パニックになるやろ。
どうしたの?それ最終的に。
いやもうほんま、手あげて待ってるしかない。
無力、無力な体験者。
今なんか、その缶の姿を想像しようとしたら、
ちい川のビジュアルで、
ちい川のフォルムで出てきた缶が。
手あげてる缶の目の前に、
もう後からもない崩れた粘土が、
ぐるぐるぐるぐるって。
やば、おもろ。
パニックになんねん。
確かにね。
確かに、でもなんかその、
なんて言うんだろう。
パニックになると思う。
今なんか想像の限りを尽くして、
そう思った、私も。
せやろ。だから、
パニックになると思っていったほうがいい。
なるほど、なるほど、確かに。
全然うまくできへん。
確かにね。
意外と簡単なものだと思っていくと、
そんなことないってなって、
パニックになっちゃうから、
ちい川になること前提でいけば、
意外と8割ぐらいで作れるかも。
まだ喋れるレベルで。
でもなんかね、
私たぶんほんまにセンスなくて、
結構ね、いや違うね、
ほとんど出来かけた状態まで
先生が仕上げてくれんけど、
あとはほんとにこれだけやってください、
みたいな、
これまでやってない、
何回もぐちゃぐちゃにしてしまって、
それを3回ぐらい繰り返した結果、
先生が、
ちょっともう、もう、みたいな、
もうちょっと、みたいになって、
もうこれでいいですね、みたいになって、
先生に切り上げられて、
ごめんなさいって、
これでいいです。
なんて情けない。
情けないでしょ。
いや、でもいいよ、
それも思い出だよね。
うん。
なんかそのくせ、
先生が、
もうほぼ9割キューブ、
先生が作った皿の前で、
私が作りました、
みたいな写真撮らされて、
めちゃめちゃ恥ずかしかった。
めっちゃ悪い、それ。