1. 黙れ!ヤドロク!!
  2. S2 #100 お題19 「やめなき..
2025-10-27 15:09

S2 #100 お題19 「やめなきゃよかったこと」

お!

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毎度、黙れヤドロクです。お疲れさんです。お元気ですか?と言うとおりますが、お題でございます。
キャッシーパイセン。やめなきゃよかったこと。前の1個前に引き続き、やめてよかったことから、やめなきゃよかったこと。
まあ、私の人生の中で後悔はそんなにないんですけどね。
1つ、仕方のない状況でやめるというようなこと。やめなきゃよかったなと思うようなこと。
いうのはやっぱりあるわけですよね。
楽器屋をやっている時なんですけどね。
ギターの工房に、ギターを製作作るのを習いに行っていた時期があるんですよ。
習いに行っている途中に、社長が亡くなったりとか、いろんなことがあったんですけど、
最終的には、店を僕が抜ける形に辞めることになったんですけどね。
その時に、やっぱりそこへ通うのもね、本当に安いお金で通わせていただいていたんやけど、
辞めてしまうということで通えなくなるというようなことがありましてね。
ちょうどね、ボディの製作が途中まで終わってて、ネックと言うてね、ギターのこの押さえるとこですね。
家族の製作に入ったとこぐらいで辞めてるんですよ。
だから本当はギター一本作るとこまでやりたかったなというような。
でも辞めるしかなかったんですけどね。
これはもう自分が自分の意思で辞めたって言って辞めたわけじゃないんで。
後悔とかはないんですけども、辞めあんとちょっと何か努力して、
それだけは生かしてもらえませんかと言うて頼むことはできたのかも分かりませんが、
そうなるとね、楽器屋との付き合いということじゃなくなるのでね、
結構お金かかるというか、場所も結構遠かったんですよ。
だから私その時車乗ってなかったんでね、車で行かないのはもう無理な場所だったんですよね。
だからそういうのもあったりとかで、これもうどうしようもないなというようなことで、
途中で、だからボディは今でも持ってるんですよ。
ネックは加工の途中だったんで置いてきたんですけど、
それも誰か引き続きで使ったりとか後で聞きましたけど、
ボディだけはね、持って歩いてるというか、今でも持ってるんやと思います。
徳島に持ってきたかどうか忘れましたけど、持ってますわ。
面白い形にしようとか、いろんなことやろうとか、ちょっと実験的なことをやろうとしてて、
エレキギターですよ、もちろんね。アコースティックギターとか用作りませんから、
エレキギターなんですけど、それができてたらもっとギター上手になってたんちゃうかな、
そういうのはありますね。どうしようもなく辞めるしかないというか、
諦めるしかないということは多々あるわけでございます。人生ね。
辞めなきゃよかったと思うけど、辞めるしかなかったというようなことはあるんやないかなと思いますね。
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だから後悔まではやっぱりいかないんですけど、結局それをやったことで、
ギターの整備というんですか、ギターの構造、エレキギター、エレキベースの構造がよくわかったことで、
後のギターの調整やったりベースの調整に関しては一日の長があるというか、
人よりは、今よく触ってるギタリストとかベーシストやったら全然できることなんですけど、
それよりもちょっと構造がよりよくわかってるというような部分があって、調整ができて、
結構その後もギターの調整だけでお仕事もらったりとかね、あったんですよ。
調整と掃除とかね、ギターをきれいにするのを預かる、メンテナンスですな、いわゆる。
あとネックの調整ね。トランスロッドという鉄の棒が中に入ってて、
ネジを締めるとこれがギューッと反るんですよ。
それによってギターは木ですから、木がぐっと反ってくるんですよな、ほっとくと。
テンションのかかった鉄の弦が張ってあるわけでしょ。
そっちに向かって順反りと言ってね。
引っ張られてる方や引っ張られてる方へ木がちょっとずつ曲がってくる。
そしたら最初に調整してた弦高よりも弦高が高くなってしまう。
抑えづらいですわね。
だからフラットに戻すためにトランスロッドという鉄の棒が中に入っとるんです。
ネックの中に大概ね。
入ってないギターもありますよ。
アコースティックギターの中で入ってないものもあるんですけど、
だいたいエレキギターは入っとるんですよ。
それを六角レンチみたいなのをグッと挿すとこがあって、挿して
時計回りに回すとグーッと反ってくる。
これがね難い、ギターのねややこしいとこで。
湿気のあるとこに置いとくのと乾燥したとこに置いとくのと
そんなんでも変わってきますし。
もちろん家でエアコンかけるとかいうのもありますよ。
ギターの保管、エレキギターの保管って
エレキギターなんかあんな単純なもんお前保管もクソもあるかいな
っていうようなことも言われる方もおられますけども
いやそんなことないんですよと。
世界で一番単純な電子回路と言われている
いわゆる電磁石コイルですよね。
あれを使ったものがエレキギターでございます。
それの弦の振動を拾った磁石が電気信号に変えて
アンプからiオートが鳴るということですからね。
ものすごい簡単な回路なんですよ。
電磁石二つぐらいあるとこからずっと
音量とトーンというポッドのところに行って
もうジャックに刺さるみたいなことぐらい単純なんですよ。
中にちょっとした抵抗があるんですね。
抵抗をつけてコンデンサーというやつですね。
これを古い昔のコンデンサーに変えて
ヴィンテージサウンディアとかいろいろ
そういうのもあるんですけどね。
あといわゆるシングルコイルと言われるものですね。
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テレキャスターとかストラトキャスター
デフェンダーのギターについているものですが
これは言ったら一個の電磁石一本ですね。
一個糸巻きがあるというのがシングルコイル。
これはね案外ノイズを拾うんですよ。
これを二個にしたのがハムバッカーと言われるやつなんですね。
こうなると途端ノイズが減るんですよ。
ノイズ減ろうがええやないか。
これもまた違うんですよね。
音色の好みというのがありますからね。
そういうのがあっていろんなことが組み合わせて
あれも単純なようで難しい。
しかもそこは電気なのに
気の振動が大事だったりするわけですよ。
ギターとして弾くときに
アコースティックギターみたいに中空いてるわけではないんやけど
この気の鳴りというものが必要になってきます。
ジャパンビンデージーなんて言いますと
70年代の終わりから80年代の頭
ちょうどアメリカで木材が枯渇した頃に
日本のエレキギターの出来がすごく良くなっていく頃の
日本製のギターというのは
結構安いものでもいい鳴りがする。
その頃作られたものすごい安いアコースティックギターとかでも
ちょうど今から10年ほど前が一番鳴りが良かった時期
みたいなことやったりとか
エレキギターもだんだん錆びてきて劣化してくるんですけど
その劣化の音がヴィンテージサウンドやという人もいるんですよ。
絶縁体というものがね、剥がれ具合というのがあって
こういうのがいわゆる枯れた音になったりとか
っていう風に言われますね。
でも私もエレキギター1本だけまだ最後の最後
安いやつですよ。
サウンドハウスでコーター6千円
キズモノで6千円やったエレキギターを
未だに使ってます。
ライブに持って行って弾いてましたし
もういろんなことやりすぎてぐちゃぐちゃになってますけども
それを未だに家でもアンプには繋ぎませんよ。
そうやけど家でチャラチャラ弾きますね。
弾けないんですよ僕ギター。
そうやけど知ってるコードだけ
チャラチャラ弾くというようなことはありますね。
やっぱり自分が手入れたギターとかね
改造したギターっていうのは愛着が湧くもんですね。
だからうまく弾くとか弾けんとかじゃないんですよ。
モノとして大事にするというようなことではあると思います。
僕はギタリストではないですからねもちろんね。
ギターもそんなよう弾きませんけども
ライブの映像の中でもちょこっとだけ弾いてるとか
そんなレベルのもんですけどね。
だからやめなきゃよかったっていうのはやっぱり楽器関係。
演奏もそうですね。
ドラムも中途半端。
最初に体系からしてドラマーやろうって言って
ドラムやってみたらもう一つも手足バラバラに動かへん。
今でもドラム叩きますそれでも。
いいか悪いか別としてやめなきゃよかった。
ドラムもねいろんな先輩に教えてもらって
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途中まで一生懸命やってたんですよ。
だけどお前無理ちゃうか言われて。
やっぱりそう言うて。
そもそも音楽そのやつ好きじゃなかったからね。
向いてるわけないんやる気あるわけないんやからね。
なんとなく体系でドラムちゃうか言ってやってみただけやから。
違うかったという話ですけど。
それでも今でもじゃあドラム嫌いかみたいなドラム好きなんですよ。
楽器として好きなんですよ。
このドラムも中にこうキーでねできてて
これがランプライっていうでこう重ねてあるんですキーをね。
そういうののランプライで重さが変わったりとか
この材質で鳴りが違うとかミュートはどうやってやるとか
そういうのはよくわかってるんですよ好きなんですよ。
だけど演奏はもう全然できへん。
だからそれやったら作る方とか
もっと整備ももうちょっときっちりできるような方向とか
まあ大概整備ぐらいはできるんですけど
今は道具があればネックアイロンに打て
反りすぎたネックっていうのはもうトランスロットではどうにもならんのですよね。
だから熱とスチーム当ててこうアイロンみたいなのが存在する。
そういう機械があったりフレットの打ち替えですね。
フレットって金属でこう分かれてるからこの
わかりますかね抑えるところに鉄の棒いっぱいビューンと並んでるやつ。
あれフレットって言うんですけど。
あれを打ち替える方法とか方法は知ってるんですけど
やっぱりやったことないとダメなんですよねあれもね。
ナットを削るとかもそうですし
ナットっていうのは上の弦をバラバラに挟んだところですね。
それ以外のことは結構やっぱりできます。
掃除とかもねきれいにやったりとかいうのもありますし
もちろんね中には整備の中で何百万もするギターを
調整してくれとかっていう依頼なんかもあった時期もありましたしね。
神経使うの一晩かかるんですよ合わせるのに。
あとエレキギターより難しいのが僕はベースやと思ってます。
エレキベース。
なぜか言うと弦がものすごい太いわけですよ。
ものすごいテンションがかかるわけですよね。
ネックはやっぱり反り気味になるわけでしょ。
それをまっすぐに保ってかつ
弾きやすい言うたら弦があんまり高かったら弾きにくいわけですよね。
低いほうがいい。
弾いてバランス取れるというようなところで調整するのに
一晩かかったことあります。
うまい人だともっと早いかもわかりませんけど
なかなかこれが気難しいベースっていうのが思われる。
これ楽器によってこれキーですからね。
そこそこ手間かかるというような楽器があって
そこそこ手間かかる楽器はかわいらしい。
そういうふうに感じるようなことありますから
やめなきゃよかったというふうに言われますと
やっぱり最後作れるとこまで行っときさえすれば
もうちょっといろんなことができたんじゃないかなとか
いうふうに思いますね。
まさか工房を開くまではそこまでマメな男やないんですけども
せめて1本ベースギター1本ずつ作るとこぐらいまでは
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やったらよかったなというふうに
今なんて思うわけですよ。
今からやろうかと思ったら大変なんですよ。
それはもうあの当時は20代ですから
もちろん20代の時にやっとくべきことやなというふうに思います。
独自に独学でやらはる方はもちろんおられるんですけど
やっぱり僕の師匠というんですかその時の
ものすごいいいギター作らはる人で
そんな人の出来上がったものを見てると
なかなか独学でやろうという気にはならんのですよね。
これが難しいとこですな。
今でも工房は伊賀のほうにあると思いますけども
なかなか難しいことでございまして
やめなきゃよかったなという
人生変わってたかもわかりませんね。
そういうふうに思います。
なかなかやっぱり真面目に職人のほうに行くとか
というのは向いてないんやなと思う時ありますね。
向きを向きっていうのはありますからね。
でもせめてここまでやっとけばよかったというのは
いっぱいあるな。
そんなんで言い出したら
ソロバンとかもそうですよ。
6級の時にソロバン塾の中で大会があったんですね。
アンザンやったりソロバンの大会があって
準優勝したんですよ。
たまたま。
もうわかったソロバン言うてやめたんですよね。
わかってへん一個も。
もうちょっとやらんなん。
乱暴なんでもって。
そう思うんです。
習字。
親戚のお姉ちゃんが習字の先生でね。
ちゃんとした先生ですよ。
他に生徒もとってた。
習ってたけど。
もういいよって。
親戚のお姉ちゃんは美術の大学出てて。
絵も教えてた。
絵も習ってた。
もうわかった。
何にも長続きしまえんね。
幸せな世界に今になってこうやって宿るんだろう。
だから一個のことでも二個のことでも結構だ。
長く続けれるものっていうのが
いかに僕が憧れてるかということでしょうね。
辞めなきゃよかったこと。
考えてみたら陽気ありますな。
何もやり始めてないのに
関わらず辞めなきゃよかったことも陽気あるというのは
これは面白いですね。
人の勧めやったりとか
親の勧めやったりで始めたことですけど
後々考えたら辞めなきゃよかったなというようなことは
やっぱりありますね。
自分からこれをやってみようとやり始めたことって
少ないかもわかりまえんな。
そうか思ったら人に勧められてやってみたけど
今になって辞めて今になって
ああ、あれ続けてたらもしかしたら
面白かったかもわからんなという風なことになるわけでございますね。
今、親やったり友達の勧めでやり始めてること
もうもうないわ。
青みたいやわと思っててもね
歳とってから
うわーあれもうちょっと続けておいたらよかった
という風になるんじゃないですか。
さけどまあそれでずっと音楽やり続けて失敗した例も
また同時に私の中に存在するんですな。
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