2026-03-05 18:49

#018 掃除が続く組織と続かない組織、その差はどこにある?

「掃除や整理整頓が、何度言っても続かない」そんな悩みをテーマに、スタッフが自然と動きたくなる「環境づくり」の考え方について話します。行動をルールで縛る前に、まず見直すべきはどこなのか。経営者の関わり方、職場を大事にする空気のつくり方、そして従業員のファン化が顧客のファン化につながっていく流れまでお届けします。


▼トピック一覧

・整理整頓が続かない職場で、最初に見直すべき視点

・「仕組み化」より先に整えるべきこと

・経営者の関わり方が、行動基準をつくる理由

・職場を大事にする感覚を育てるヒント

・従業員のファン化が、顧客のファン化につながる流れ

・ルールや当番制に頼りすぎない整え方


▼ホスト

高橋翔太(デンタルフィットネス代表・ストック型歯科専門コンサルタント)

山本ひろし


▼番組に対するご感想・お問い合わせ

https://forms.gle/RH5DPaewxhHqU6A19


▼デンタルフィットネス(ストック型予防歯科経営法)

https://dental-fitness.co.jp/


▼制作

PitPa(株式会社オトバンク)

https://pitpa.jp/

サマリー

本エピソードでは、職場の掃除や整理整頓が続かないという悩みに焦点を当て、その根本原因と解決策を探ります。スタッフが自然と行動したくなるような環境づくりの重要性を説き、経営者自らが率先して職場を大切にする姿勢を示すことで、従業員の意識改革と会社へのロイヤリティ向上につながることを解説します。最終的には、従業員のファン化が顧客のファン化へと波及していく流れを明らかにします。

掃除が続かない根本原因:職場を「大事だ」と思っていない可能性
ファン化経営実践ラジオ~リピートは最高の集客方法
こんにちは、ストック型資格専門コンサルタントの高橋翔太です。
こんにちは、山本宏です。この番組は、顧客のファン化をベースに選ばれ続ける仕組みと関係づくりを、舞台例と実践アイデアでお伝えします。
今回は、よくある経営の悩みをもとに、高橋さんに実践的なアドバイスを伺っていきます。
相談はこちら。
掃除や整理・整頓が行き届かず、何度言っても続かない状況があります。
スタッフが自然と続けたくなるような仕組みや考え方は、どのように整えていけばよいのでしょうか?
これね、僕もよく聞くんですけどね。掃除してくんないとか、今しかいいんだったら受付が汚いとかね。
僕らもたまにクリニックを訪問したりするんで、わりと正直見てるんですよ。掃除できてるかどうか。
でもね、結論から言うとこれ、多分1億%掃除してくんないスタッフさんがいるとか、どうしたらいいんですかって言ってるその経営者のミスですよね。
なるほど。そこで改善できるってことですね。
だってね、これちょっと変な話ですけど、掃除しなくて平気な人間の方が少ないでしょ。
そうですね。人間であれば、野生動物じゃないんですよね。
野生動物でもちょっと整理しますよね。
そうですね。巣の周りとかね。
巣の周りとかね。わりと快適空間にするじゃないですか。
だから、たとえば鹿の場合だったら受付にね、1人か2人立ったり座ったりしてますけど、その子たちの自宅に行って、ゴミ屋敷なんだったら僕はしょうがないと思う。
マジですよ。
なるほど。
それは本当に不適任者だと思うんですよ。だけどだいたいみんな自分の家とか車とか部屋とか持ち物とかきれいにするじゃないですか。
します。大事にしてるものは絶対きれいにします。
今いいこと言った。だから大事だと思ってないんですよ。そこが。
確かに。なるほど。
そうよ。野生動物も自分の巣の周りをきれいにするから、なんでやれんじゃん。そこが大事だと思ってるからやれよ。
確かにゴルフをやってる方とか釣りをやってる人とかでも、大事にしてる道具は拭いたりメンテ入れたりちゃんとしますけど、大事にしてなかったらそのままですもんね。
でしょ。だから道具見たらわかるってそういうことですよ。
なるほど。
だから僕がクリニック訪問して見てるのは、大事にされてるかどうかっていうかなり原理的なところを見てますよね。
なるほど。逆に言うと掃除とか整理整頓ができてないところっていうのは、従業員がその職場を大事だと思ってなかったりとか。
その通り。
それは悲しいですね。経営者からすると。
そうなんですよ。だから掃除が続くとか続くとかそんな話はどっちでもなくて、まずやらなくちゃいけないことが結構あるよっていう話かなって思うんですよね。
なるほど。
だって例えばですけど、僕も自分のオフィスがあるんですね。何か所かありますけど、やっぱり汚かったら僕率先して自分で掃除しますもん。
特に大事ですからね。高橋さんにとってはそこが大事だから。
その通り。で、うちのクリニックの方だったらね、うちの父親がついこの間まで自分で雑巾かけとかしてましたわ。それ大事やから。
はい。
でもこの大事っていうのはいろんな考え方があると思ってて、さっきのね、釣りやらゴルフやら道具の話の場合、僕はカメラ好きやからカメラのレンズとか吹きまくってるんですけど、そういうのっていうのは単純に個人的な何て言ったらいいのかな、自己満足ってあれやけど、自己満足の延長上でやってるじゃないですか。
好きでやってる感じですよね。レンズを触りたいから掃除してる。
俺らが例えばお好み焼き屋さんを経営してて、お店ですと。今日も昼からお店開けると。夜までやってると。お店さん来てくれたら嬉しいなと思ってる。そういう時に、もちろん俺らお店のオーナーやから、お店大事じゃないですか。拭いてます。鉄板もきれいにします。椅子もきれいにします。
はい。
この時の持ってる感情って、3分の1ぐらいは自分の場所やから大事にしたいって言ってもあるけど、3分の2はお客さんのためにとか。
まさにそうだと思います。
そこで働く従業員のためにって気持ちでやってません?
はいはい。
僕もオフィスや何や掃除する時も、やっぱり働いてくれてるスタッフのためにって部分を考えたりしてますよ。
なるほどなるほど。それも従業員が大事だからから来てるってことですね。
そうそうそうそう。
なるほど。
だからこの質問書の方に僕逆に問いたいのが、掃除してくれませんとか言ってますけど、掃除でどないしとんって感じなんですよ。
ボケーって見てるだけなのか。
はい。してくれないなーって思いながら見てるだけ。
うん。それかなんかこう多席志向じゃないけど、お前らのせいでずっとトイレが汚いやんけ。なんだあいつ掃除せんねんとか。
そんな感じで責任の忘れつけみたいにしてるのか、スタッフがしてくれないのはちょっと腹立つけど、さっきの話、お客さんとかあるいはスタッフのために俺がやるかっていうのでやってるのか。でもだいぶ違うと思うね。
なるほどなるほど。
経営者の姿勢が従業員の意識を変える:率先垂範と「大事にされている」感覚
だから人って大事にされてると思ったら大事にしたくなるじゃないですか。
返したくなりますからね、恩を。
そう。この文脈で言うと、僕やったらですよ。掃除をさせるための整理整頓するためのフレームワークがどう残るのか言う前に、自分でやりますわ。
なるほど。
見せる、その姿を。それによって今の僕が言ったこと、つまりその行為は僕がこの組織というか、この空間を自分の所有物として大事にしてるっていう考え方としても捉えてくれると思うし、もう一つはそこに出入りするお客様であるとか、スタッフ様のことを大事にしてるんだってことで目に映るじゃないですか。
それで、そうなんだ、この職場ってすごいこの人って社長ってめちゃくちゃなんか大事に思ってるんだな、だったら私たちも何か協力できないかなみたいなところから巻き込んでいった方がいいと思うね。
なるほど。それはボスが掃除してるから申し訳ないっていう気持ちじゃなくて、先ほどおっしゃったような、ボスが大事にしてるんやったら私たちも大事にしたいっていう気持ちに変わっていくってことですね。
そう、もっと言ったらボスに大事にされてるって思うはずです、ちゃんとやってると。
なるほど、なるほど。
それで思わへん奴はもういなくなってくれた方がいい。マジで。
はいはいはい。なるほど。
たまに言いますよ。お前が何か経営者なんですかみたいな。逆転してるケース。
なんでボスがスタッフにご機嫌伺いしながら、もしよろしければ受付のテーブルを掃除していただけませんでしょうかみたいな、そういう関係地になってるところ結構あったりしますからね。
なるほど。
それはでもやっぱりはっきり言った方がいいですよね。勘違いすんなよと。
だからやっぱり掃除ってよく考えたらね、掃除ってお金さえ払えば、いわゆる業者さんに入ってもらってやることもできるし。
あるいは最近、僕のクライアントさんでも結構やってますけど、営業時間が終わった後にパート3とかに入ってもらって掃除やるとかね、ということで。
綺麗にするってところをゴールにするだけだったら、いくらでも選択肢あると思うんですよね。
確かに。ビルの中にオフィスが入ってるところとかだと、もう掃除の方が雇われてますから。時間が来たらやりますよね。
やってみてますよね。
でもあれ気まずいんですよね。
はいはいはい。
俺20代ぐらいの時に働いてた当時証券会社なんですけど、東京の東京駅近くのね、結構ちゃんとしたビルのところで働いてたんですよ。
丸の内と言われる。
そうそうそうそうそう。こうやってパソコンばーっと集中してやってるときに、突然5時ぐらいになったら、なんか普通のおばちゃんが入ってくるんですよね、掃除機持って。
はいはいはい。
僕もめっちゃ集中して、足元とか掃除機のなんていうの、ヘッドがこうドゥドゥドゥくるし。
はいはいはい。そうですね。
あとなんかゴミ箱とかの中身とかも全部取っていってくれるんですけど、ゴミ箱になんか変なものでないですよ。
個人的なものがいっぱい一本一本捨ててるじゃないですか。それを回収していっているおばちゃんを見ると申し訳ない気分になるし。
まあ余談ですけどね。そういう綺麗にするっていう予見だけだったら、害虫できるんですよ。
はいはいはい。
でもそのおばちゃんは今掃除をしに来てるだけなんで、いわゆる今僕が前半でお話したようなマインドセットでは動いてないですよね。
そうですね。
だからやっぱね、昔からよく言われてるけど、トイレを掃除するといいとかよく言うじゃないですか。
はいはいはい。
僕は超バカにしてたんですけど、あれマジですね。
なるほどなるほど。
いやほんまに。2年くらい前から僕東京にマンション型のオフィスみたいなものを契約してるんですけど、なんか知らんけど便器がすごい汚れるんですよ。
ほうほうほう。
後で調べたら、これも風評被害になったらいかんから言わないですけど、とあるメーカーの便器ってめっちゃ汚れがつくんですよ。
なるほどなるほど。
僕たまたま自分の家も高松のオフィスも高松のそれからクリニックもそこのメーカーの便器使ってないんですよ。
はいはいはい。
初めてなんですよその。
なるほどなるほど。
うん。ほんまに汚れが取れんのですよ。
はい。
で、僕が定期的にお客さん来るときにめっちゃ本気で磨くんですよそれを。
はいはいはい。
最初なんで折らせなあかんねんと思ってましたよ。
うん。
なんかこうそうだよなってお客さん来るときってこういうことすらいかんよなっていうなんていうのを今まで省略してたところがもう一回こう戻ってくるというか。
うーん。
なんかねうまく言えないんですけど。
はい。
そう、あのトイレは経営者が磨いた方がやっぱりいいと思う。
うん。
うん。
従業員のファン化が顧客のファン化へ繋がるメカニズム
まあけどお客さんが来る前にトイレをきれいにしておくっていうのはやっぱお客さんのことを考えてですもんね。
ああそうなんすよそうなんすよ。
うん。
僕もトイレなんてアホちゃうかみたいなこと思ってましたけど。
はい。
自分もやり始めたら結構ちゃうなって思いますね。
うん。
今回の話で経営者自ら動いてトイレを掃除する姿とかをその従業員とかに見せると従業員が僕らが大事にされてるんだなって思うので。
うん。
従業員の会社に対するファン化っていうか。
ああそうそうそう。
ロイヤリティの高まりっていうのがありますね。
あるある。いやだからそれもファン化について一つですよ。
ほうほう。
やっぱあの従業員がファン化してないような会社およびそのサービスって。
はい。
顧客なんてファン化できるはずないですよ。
うん。なるほど。
だって自分がええと思ってないもの売ってるわけでしょ。
うんうん。
そんな熱量でクライアントをファン化できるはずがない。
確かに。はいはいはい。
このうちの会社のサービス、商品の一番のファンは僕ですって従業員が言ってくれるぐらいに仕上げていかない。
確かに。なるほど。なるほど。
そうなった時にもうなんかその掃除やってくんない?あいつらドラやねんとか言ってる経営者かもあかんね。
うんうん。
ファン化しようとしてへんやなって。
はいはいはい。そうですね。これも肩にはめようとしてますね。
そうそうそうそう。
ルールや当番制に頼らない:空間のエネルギーとインテリアの力
だから掃除のフレームワーク作って、当番票作って、月曜日は君だ!火曜日は君だ!って無理矢理やってもファン化なんて進まない。
うん。そんなんやったら三角頭巾かぶったおばちゃんを雇ったほうが絶対いいと思う。
うん。なるほど。なるほど。
綺麗になるっていうところはたぶん絶対プロがやるんでね。
はいはいはい。
たぶん担保されますからね。
だから大事なことは何事においてもそうですけど、何のためにこれをやってるのか。掃除は表面的な話であって、整理整頓も表面的な話であって、これは大事にする場所、大事にしたい場所だからやってるんだとか、お客さんのためにやってるんだっていうふうに僕は定義付けるわけですけど、
なるほど。
他の解釈があってもいいと思いますけど、意味付け意義付けっていうのがそこにちゃんとなされてないと、ただの作業になっちゃうんでね。
なるほどなるほど。はいはい。
はいはい。その経営者が自ら動いてて、それに協力してくれない方は。
なるほど。100人ぐらいスタッフがおってさ、そこの社長みたいな人が一生懸命一人でトイレ磨いてて、他の人たちが無視してるとか、そのトイレ磨いてる社長を冷ややかな目で見てるっていう組織は俺全然健全じゃないと思うよ。
確かにそうですね。そして掃除が行き届くとお客さんも気持ちいいですから。
いやそうよ。
で、逆に高橋さんはおっしゃってましたけど、僕は見てるよと。見てる方もいらっしゃいますよね。
いやいや、明示的に見てるって言ってなくてもみんな気づいてますよ、そりゃだって。
はいはいはいはい。
だってそれはもう残念ながら、そろそろフレームワークですよ。何が言いたいかって言ったら、いい感じのお店とか、イケてる会社ってきれいじゃないですか。
そうです。
これ別にマナのうちにあるからピカピカしてかっこいいんじゃなくて、別に高知の山奥にあってもピカピカしてかっこよくしようと思ったら掃除すりゃいいんですよ。
確かに。
整理整装すりゃいいんですよ。
はいはいはい。
でもみんな何を勘違いしてるのかわかんないんですけど、整理整装したらピカピカになる、あるいは机振ったらピカピカになるってわかってるのに、そこじゃないところでイケてる会社感を出そうとするんですよね。
なるほどなるほど。
その段ボールとかしまったらええんちゃうとかね。
うんうんうん。
インテリアとかマジでどうでもよかったんですよ。
はいはいはい。
でもね、最近ちょっと意図的にお金かけるようにしてるんですよ。
はいはいはい。
なんでったらちょっと僕インテリアとか勉強してます。
うんうんうん。
家具とかね。
なるほどなるほど。
だからパッと見たらこれドコドコブランドのなんとかっていう名前の有名家具だねとかわかるようになってきてますよ。
うんうんうん。
道具っていいものってやっぱり大事にしたくなるじゃないですか普通に。
うんうんうん。
ね。
丁寧に扱うでしょ。
はい。
やっぱその物自体が持つオーラっていうのもあるので。
うん。
だから従業員とかも雑に扱わなくなるんですよ。
なるほど。
だけどなんか。
はいはいはい。
集合でこういうときには適当なオフィスのテーブルと椅子みたいなのだったら。
うん。
まあ割りっかして汚いですよね。
だから公民館とかってめっちゃ椅子とか机汚いじゃないですか。
ははは。なるほど。片付けるときも皆さん大事そうには片付けてないですよね。
もうボコボコじゃないですか。
はいはいはい。
学校の机とか冴えてる例でしょ。
はいはいはいはい。なるほど。
ね。なんかコンポスで穴開けたりとかしてますよね。
はいはいはい。
だけど丸の内にある綺麗なオフィスビルの机とかをボコボコにするとやばい。
そうですね。はい確かに確かに。
これって同じ人間なのに何の差なのかって言ったらやっぱり空間が持つエネルギーって僕デカいと思ってて。
なるほど。
そう。だから逆に掃除とか整理整頓させたいなって思ってる経営者がいるんだったら家具とか重機とかインテリア小物とかちょっとだけお金かけてみてもいいんじゃないかな。
なるほど。そうすることでみんなが綺麗にしたいっていう気持ちになってくるってことですね。
そうそうそう。なんかわかりやすいですよね。高そうな椅子だから大事にしないといけないっていうところから職場においても大事にしなくちゃいけないっていう感覚が芽生えるんだねってことを日付かせてあげて。
実はその先に椅子とか机とかってその個別の話じゃなくてその空間そのものを大事にすることが会社を大事にしているスタッフを大事にしているお客さんを大事にしているっていうそういうとこ繋がるんだよっていうこのストーリーの呼び水というかね。
はいはいはい。
導きになる気がするんで。
なるほど。
ちょっとなんか家具とか見てもええんちゃうかなって気がしますけどね。
はいはいはい。
まとめと番組へのメッセージ
というわけで今回のトピックは以上となります。本編の内容が日々の経営に少しでも役立てば幸いです。番組の感想や質問はポッドキャスト番組概要欄にあるメッセージフォームからお送りください。皆様からのメッセージをお待ちしております。
はい本日の内容は以上です。ファンが経営実践ラジオ番組パーソナリティーの高橋翔太でした。
山本博史でした。さよなら。
さよなら。
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