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2024年2月10日、藤原ヒロです。 進捗報告、声日記です。
枠線と吹き出しの作業
今週の漫画作業内容は枠線と吹き出しを書いてました。
今はデジタルなので、枠線と吹き出しまではパソコンでやってます。
今からの作業は ipad に移行する感じなんですけど、
アナログ時代、パソコンとかじゃなくて紙にペンで書いてた時代は、
その枠線と吹き出しを書くっていうだけでも、 がっつり時間が取れたとしても2日ぐらいはかかってたんじゃないかな。
ちょっと結構前なんで忘れちゃったんですけど、 意外と時間がかかる作業です。
使う道具がロットリングっていう製図用のペンを私は使ってました。
これはラピッドグラフとかイソグラフとかちょっと種類があるペンなんですけど、
多分全部イソグラフで途中からは統一したと思うんですけど、
枠線が0.6、吹き出しが0.3、モノローグ枠が0.2で、
多分書いてました。
このペンが結構高くて、本体とペン先の替えのペン先みたいなスペアニブっていうやつもあるんですけど、
本体もそのペン先も2000円台ぐらい、今調べたらしてます。
多分当時も同じような値段だったと思うんですけど、
この結構ペンが詰まるというか、インクが出なくなるっていうことがある繊細なペンなので、
2000円のスペアニブを結構買い溜めるっていう、高いなぁと思いながら買ってた画材でした。
ロットリングを使う理由っていうのは、綺麗なんですよね。
色が濃くて均一で、消しゴムをかけても薄くならないっていう、そういう性質があるので、クオリティーが上がる感じがするんですよね。
もっと上がるのはカラス口だと思うんですけど、私はちょっとカラス口は使ったことがないし、
カラス口を使われている生原稿に触ったことがないので、どれぐらいの差なのかっていうのは実際、実はあまり知らないんですけども、
インクが一番綺麗に紙に乗るっていうのがカラス口っていうことはなんか聞いたことがあります。
すごい扱いに難しいし、インクを乾かす時間がいるというか、すぐに擦っちゃうとインクがビッて伸びちゃう、そういうものだと認識してます。
作家によっては、枠線とかそういうもののペン入れっていうのが、作画後半の作業になる人もいるんですよね。
枠の外に遠慮なく線をはみ出しながら書いて、後で修正液で消すとか、そういうやり方をする人もいるし、
なんかね、中には原稿用紙をもうコマごとにカットしてしまって、そのコマ、一コマ一コマをアシスタントさんに作業で回すみたいな感じでしている人もいるらしいっていうのは、
何かで紹介されているのを見たりとか、そういうので知ってはいるんですけど、私の周りでそれをしている人はなかなかいなかったですね。
私は後で修正っていう方法じゃなくて、枠を先に綺麗に書いてから、枠内に線を納めながら書くスタイルで書いてました。
あまり修正をしたくないっていうのがありますね。修正液は効果として使うっていうのはすごい楽しく使ったりするんですけど、
本当に修正のためにホワイトを使うっていうのは、できるだけしないで済むようにしたいというわけで、
枠線の外っていうのは基本綺麗な状態で、インクが乗らないようにっていう感じで、
なので艶ベタをする時とかマスキングテープを貼ったりとかはしてました。 この辺は多分、
同じようにアナログでコマを割った漫画を書いたことがあるっていう人は、ちょっとわかるわかるってなってくれるかもしれないです。
今はデジタル、100%デジタルで書いてるので、全く方法が違ってて、
ペイントソフトの中に機能として、コマ枠フォルダーっていうものを作成するとか、コマ枠カットとかコマフォルダー分割っていう、
そういうものを選択して作業していくみたいな感じなんですけど、
コマ枠についてはそういう作業になって、 吹き出しはデジタルの素材として無料なものから有料なものまで、
吹き出しという素材もあるんですけども、 それは普通の丸、楕円形みたいな吹き出しあったりとか、
雲みたいなワクワクした、なんかテンションが高い時によく見かけるそういう形だったりとか、
叫んでる時とかのトゲトゲしたようなものだったりとか、 いろんな素材があるので、それをダウンロードしたり、それを自分で作ったり、
あらかじめしておいたら、時間をかけずにそれをペッて貼り付けるだけで、 そこに吹き出しを書くことができるっていう感じですね。
そういう素材を貼り付けたり、そうじゃなくても吹き出しペンっていうツールもあるので、 それでフリーハンドで書いたりとか、そういうことをする作業になります、吹き出しは。
これは時間さえがっつり確保できたら、朝から晩まで1日で終わる作業っていう感じではあります。
アナログの時に比べると、もう圧倒的な時短ができるようになりましたね。
デジタル化による時短効果
アナログの時は本当に定規で丁寧にインクが均一に乗るようにゆっくりペンを走らせて、
インクが乾くのをちゃんと確かめてから、次の線を筆記に入るみたいな感じになるので、
本当に一つの線にちゃんと時間がかかるっていう作業なんですけど、
このデジタルになってからはパソコンがスムーズに動くのであれば、パッパパッパ進む作業になります。
今からは人物や背景の作画に入る前の資料を集めという作業になってきます。
街並みとか小道具的なものとか、今回に関しては少し服装とか髪型とかも資料が必要な設定なので、
作画に必要な分だけひとしきり集まったら、いよいよちゃんと作画に入るっていう感じですね。
今週は月曜に配信した広難、藤原博のなんなんやろっていう番組が3周年記念会だったので、
それに合わせてすずりでオリジナルグッズを作ってストアオープンをさせつつ、
そのオープンした後もちまちまグッズを追加したりとかを地味にしてたので、ちょっとそっちに時間を取られるっていう感じもありました。
ちょうどリッスンのイベントの追加情報が解禁されて、
ポッドキャスタートークで登壇することをSNSでお知らせしたり、そういうこともしてました。
一応ここでも改めてお知らせをしておきますと、3月2日の16時から京都でリッスン主催の、この番組配信しているこのリッスンっていうサービスですね。
リッスン主催のあなたのおしゃべりが誰かの毎日を楽しくする、ポッドキャストでつながる音声コミュニケーションっていうイベントが開催されます。
このイベントはまだやったことがないけど、ポッドキャストに興味があったり、始めてみようかなーって、でもちょっとわかんないなーって思ってる感じの人に参加してもらいたいものらしいです。
近藤さん曰く、イベント後半に実際自分の番組を作って配信してみましょうっていうワークショップもあるので、この辺がねちょっとハードル高く感じるかもしれないんですけど、
案外勢いに乗ってやってみて損はないと思える体験になるんじゃないかなーって思うので、軽く興味ある方はぜひちょっと勇気を出してみてもらっていいんじゃないかと思います。
京都なので関西でお近くの方もちょっと遠いなーっていう感じの遠方の方でも、あんのん京都に宿泊の手配も言ったらしてくれそうな感じっぽいので、泊まりで京都に観光がてらっていう感じでもいいんじゃないかと思います。
二次会で夕飯一緒にワイワイ食べるみたいな感じをするらしいんで、かなりフラットな友達作りができるイベントじゃないかなと思います。
実際私は恋日記とかリッスン関係の人たちのオフ会みたいなの、なんか誘ってもらうことがあったので、新しい知人友人の輪ができて楽しいなぁと思ってます。
そのオフ会で知り合った中の一人のクリスさん、私の推しおっさんのクリスさんなんですけど、まさかのクリスさんとのセットでそのイベントのトーク登壇選ばれるとはというね。
人生で推し勝つ初心者なんですけど、そんな上手く推しトークができるって思ってないんですけど、リッスニュースで紹介されているのを聞く限り、聞いてたテーマ、なんか一応、一応なんか昼間の顔を持ちながらここでは自由におしゃべりを繰り広げるポッドキャスターたちっていう、
社長と漫画家の素顔みたいな感じのテーマを用意されているはずなんですけど、なんかどうもあの推しトークを期待されているんじゃないかっていうのを感じてます。
勝手に期待を感じているだけなんで、全然あのちゃんとそういうテーマで喋ってよっていう話なのかもしれないんですけど、私は基本的にクリスさんが自由に楽しそうにしている様子をニコニコ最前列で見ている客っていう気持ちで推してるんで、いざ隣にステージ上に上がって、
さあおしゃべりどうぞって言われても、ちょっとあわあわあってなるに決まっているので、しかも10分しかないので、ちょっとめっちゃしっかり内容を考えて冷静さを保ちながら頑張るつもりではあります。
実はこのイベントは私が今書いている漫画の原稿の締め切りの結構直前な日程なんですよね。なので早めに原稿を進めておかないと、寝不足で焦りながら参加することになるので、2月中にしっかり頑張っておきたいと思います。
ではでは今週もお疲れ様でした。